数々のアイドルグループを生み出し、日本の男性アイドル界を代表するジャニーズ事務所。
1962年に創業してから現在まで、60年以上にわたり芸能界の第一線に君臨しています。
芸能界の重鎮であるジャニーズ事務所から現在までにデビューしたグループ全28組を、デビュー順にまとめました。
この記事の目次
ジャニーズのデビュー順【1964年〜1983年】ジャニーズ黎明期
1964年「ジャニーズ」
出典:https://middle-edge.jp/
レーベル:ビクターレコード、ワーナー・ブラザース
メンバー:真家ひろみ、飯野おさみ、中谷良、あおい輝彦
ジャニーズ事務所は、元々はジャニー喜多川が結成した野球チームでした。野球チームの少年達が映画「ウエストサイドストーリー」を見て憧れを持ち、ジャニー社長はエンターテイメントの世界へと進出しました。
野球チームのメンバー4人で「ジャニーズ」を結成し、1964年12月に「若い涙」でレコードデビュー。日本のアイドル界を席巻するジャニーズ事務所初のグループとして礎を築きました。
1968年「フォーリーブス」
出典:https://twitter.com/
レーベル:CBS・ソニー
メンバー:北公次、青山孝史、江木俊夫、おりも政夫
初期ジャニーズ事務所を代表するヒットと人気を博していたのが「フォーリーブス」です。
4人組グループとして1968年9月5日にシングル「オリビアの調べ」でレコードデビューしました。
1970年のブロマイド売上で男性歌手部門1位に輝き、トップアイドルとして多くのファンに支持されました。
1978年8月31日に解散しましたが、24年後の2002年に再結成して話題になりました。
1975年「JOHNNYS’ ジュニア・スペシャル」
出典:https://www.hmv.co.jp/
レーベル:CBS・ソニー
メンバー:板野俊雄、林正明、畠山昌久
1975年2月21日、JOHNNYS’ ジュニア・スペシャルが「ベルサイユのばら」でレコードデビューしました。1978年に解散し、その後「VIP」として再デビューしています。
1975年「リトル・ギャング」
出典:http://karenruby007.seesaa.net/
レーベル:RCAビクター
メンバー:松原秀樹、曽我泰久
フォーリーブスの弟グループとして結成された「リトルリーブス」のメンバー松原秀樹・曽我泰久で結成され、「リトル・ギャング」としての2名が、1975年7月25日に「アイ・ラブ・ユー」でレコードデビューしました。
シングル2枚とアルバム1枚をリリースした後、1976年に解散しました。
1978年「VIP」
出典:https://janishowa.wordpress.com/
レーベル:キングレコード
メンバー :板野俊雄、河村信子
脱退メンバー :林正明、畠山昌久、吉本和子
「JOHNNYS’ ジュニア・スペシャル」解散後、女性二人を加えて新たに結成され、1978年に「南十字星」でレコードデビューしました。
ジャニーズの歴史上、女性が参加したグループは珍しく、話題になったものの翌1979年に解散しました。
1982年「シブがき隊」
出典:https://www.amazon.co.jp/
レーベル:CBS・ソニー
メンバー:布川敏和、本木雅弘、薬丸裕英
1982年5月に「NAI・NAI 16」でレコードデビューし、レコード大賞最優秀新人賞を獲得しました。
「スシ食いねェ!」「Zokkon命」などポップなアイドルソングで人気を博しトップアイドルの仲間入りを果たしましたが、1988年11月2日に解散しました。
1983年「イーグルス」
出典:https://middle-edge.jp/
レーベル:アルファ・ムーン・レコード
メンバー:中村成幸、宇治正高、内海光司、大沢樹生
1983年3月25日、「走れ!ゴーインBOY/イーグルサムのマーチ」でレコードデビュー。
平均年齢14.4歳の若さでジャニーズ事務所の秘蔵っ子としてデビューし、デビュー曲はアニメ「イーグルサム」の主題歌に起用されました。
1983年「THE GOOD-BYE」
出典:https://ikezawa86.exblog.jp/
レーベル:ビクター音楽産業
メンバー:野村義男、曾我泰久、加賀八郎、衛藤浩一
ジャニーズのロックバンドで1983年9月1日にシングル「気まぐれ One Way Boy」でデビューしました。浜崎あゆみのコンサートなどで活躍するギタリスト野村義男がいたバンドとして知られています。
シングル15枚、アルバム9枚をリリースし、1990年4月1日に活動休止。その後2003年にライブ活動を再開し、新作アルバム発売と東名阪ツアーを行いました。
ジャニーズのデビュー順【1985年〜1990年】青春アイドル全盛期
1985年「少年隊」
出典:https://www.jehp.jp/shonen/
レーベル:ジャニーズ・エンタテイメント
メンバー:錦織一清、植草克秀、東山紀之
1985年12月12日に「仮面舞踏会」でレコードデビューした3人組アイドルグループ少年隊。
デビューから2年でアイドルブロマイド売上が年間1位となりトップアイドルの地位を確立。3人全員がバク転・バク宙ができるアクロバティックなグループとして知られ、スマートでスタイリッシュな雰囲気で人気を博しました。
ジャニーズで最長の活動歴をほこっていましたが、2020年いっぱいで錦織一清と植草克秀がジャニーズ事務所を退所し、事実上の解散状態となりました。ただ、ジャニーズ所属のグループとして少年隊の名前は存続しています。
1987年「光GENJI」
出典:https://matome.naver.jp/
レーベル:ポニーキャニオン
メンバー:内海光司、大沢樹生、諸星和己、佐藤寛之、山本淳一、赤坂晃、佐藤敦啓
1987年にかけてSTAR LIGHT」でレコードデビューし、トップアイドルの人気を獲得して一世風靡した7人組アイドルグループです。
デビュー翌年には「パラダイス銀河」の大ヒットで日本レコード大賞を受賞することになり、その年のオリコン年間ランキングで1位〜3位のTOP3を独占する快挙を成し遂げました。
ローラースケートを履いて踊るパフォーマンスが斬新で、アクロバットもこなす疾走感のあるイメージが見る者の心を掴み、デビュー直後から高い人気を誇っていました。
日本の経済を動かすほどの人気を獲得し、社会現象にまでなる大ブームを生みましたが、1995年に解散となりました。
1988年「男闘呼組」
出典:https://www.amazon.co.jp/
レーベル:BMGビクター
メンバー:成田昭次、高橋一也、岡本健一、前田耕陽
旧メンバー:遠藤直人、土田一徳、守屋二郎
デビュー前からバンドや音楽番組で活躍し、1988年に「DAYBREAK」でレコードデビューした4人組バンド男闘呼組。
ジャニーズ事務所の歴史でロックバンドとしてデビューしたグループは珍しく、本格派ロックバンドとしてオリコン1位を獲得する人気を博しました。
1993年6月30日付で突然グループが活動休止となり、事実上の解散を迎えました。解散後は成田昭次はシンガーソングライターとなり、他の3人は俳優業を開始。
唯一事務所に残った岡本健一は現在はジャニーズ事務所とエージェント契約を結んでおり、息子である元Hey!Say!JUMPの岡本圭人はジャニーズ事務所で俳優として活動しています。
1990年「忍者」
出典:http://fanblogs.jp/
レーベル:日本コロムビア
メンバー:柳沢超、遠藤直人、正木慎也、高木延秀
旧メンバー:志賀泰伸、古川栄司
1990年8月22日、美空ひばりの「お祭りマンボ」をリメイクした「お祭り忍者」でデビューした忍者。「世界は忍者を待っている」をキャッチフレーズに売り出され、人気漫画家・寺沢武一作の衣装に身を包み、日本の伝統文化を取り入れたアイドルとして人気を博しました。
デビューからわずか4ヶ月でNHK紅白歌合戦への初出場が決定し、当時の史上最短記録を更新。さらにその年の各音楽賞で新人賞を総なめにするなど、名実ともに期待の新星として支持を得ました。
1997年の舞台公演にゲスト出演したのを最後にグループは活動休止。ラストシングルは1995年12月1日発売の「たとえ君が嘘をついても」、ラストアルバムは1996年1月20日発売の「Hi La Ri」となっています。
ジャニーズのデビュー順【1991年〜2002年】国民的アイドル誕生
1991年「SMAP」
出典:http://entamegroove.com/
レーベル:ビクターエンタテインメント
メンバー:中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾
元メンバー:森且行
1991年9月9日、シングル「Can’t Stop!! -LOVING-」でCDデビューしたアイドルグループSMAP。
2016年に解散するまでデビューから25年間「国民的アイドルグループ」として多くの人に愛されました。
デビュー当初は鳴かず飛ばずの売れない時期が続きましたが、「SMAP×SMAP」といったバラエティに進出したことでお茶の間からの人気を獲得。
音楽やコンサートはもちろん、映画やドラマ、テレビ番組の司会やコントもできるグループとして様々なエンターテイメントを作り上げ、10〜20代の若い時期だけ活動するのが定番となっていたアイドル界に革命をもたらし、30歳を超えてもアイドルとして活動できる地盤を固めたニュータイプのアイドルグループです。
平成を代表するブーム・社会現象を巻き起こし、アイドルファンのみならず老若男女幅広い層の人から支持され、いつからか「国民的アイドル」と呼ばれるようになりました。
2016年に解散した際は日本のトップニュースとなり、世間を大きく騒がせ解散を惜しむ声が多発。
現在、木村拓哉のみジャニーズ事務所に残り、稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾は「新しい地図」として活動、中居正広は自らが代表取締役を務める「のんびりなかい」で活動しています。
1994年「TOKIO」
出典:https://ete-log.com/
レーベル:ジェイ・ストーム
メンバー:城島茂、国分太一、松岡昌宏
元メンバー:小島啓、山口達也、長瀬智也
1994年9月21日に「LOVE YOU ONLY」でCDデビューしたTOKIO。デビュー前から安定した人気があり、初シングルはTOKIO最大のヒット記録となっています。
デビュー直後から更に人気が急上昇して、2ヶ月後には日本武道館で単独コンサートを開催し、デビューから3ヶ月という早さでNHK紅白歌合戦初出場を果たしました。
1995年に放送開始された「ザ!鉄腕!DASH!!」はTOKIOの代表的な番組で、ジャニーズのアイドルが農業や漁業を手掛けて村づくりをする斬新な企画がメインとなり、老若男女から愛されて絶大な支持を受ける看板番組となりました。メンバー自身が重機の免許を取得したり、新種の生物を発見するなど、アイドルとは思えない様々な功績を残し「農業アイドル」の異名を持っています。
お茶の間から愛されてきたTOKIOですが、2018年4月25日にメンバーの山口達也が強制わいせつ容疑で書類送検されたことが報道されると、メディアや世間は騒然。5月6日に山口の辞表が受理され、TOKIOからの脱退とジャニーズ事務所退所が発表されました。
その後、2021年3月をもって長瀬智也がTOKIOを脱退しジャニーズ事務所からも退所。城島茂、国分太一、松岡昌宏の3人はジャニーズグループの関連会社「株式会社TOKIO」を設立し、TOKIOとしての活動を継続させています。
1995年「V6」
出典:https://twitter.com/
レーベル:avex trax
メンバー:坂本昌行、長野博、井ノ原快彦、森田剛、三宅健、岡田准一
1995年11月1日に「MUSIC FOR THE PEOPLE」でCDデビューし、バレーボールワールドカップのイメージキャラクターに選ばれたV6。歌とダンスの実力が高く、全員がアラフォー以上になってからも踊れるグループとして根強い人気を獲得していました。
1997年に若者から大人気を得た番組「学校へ行こう!」が放送開始され、「未成年の主張」「B-RAPハイスクール」など数々の大ヒット企画を生み出し、平成を代表するバラエティ番組でありV6の代表的な看板番組となりました。
韓国・香港・台湾でもコンサートを行うなどアジアでも人気があり、パフォーマンス力の高さでファンを魅了してきましたが、2021年11月1日をもって解散しています。
1997年「KinKi Kids」
出典:https://geitopi.com/
レーベル:ジャニーズ・エンタテイメント
メンバー:堂本光一、堂本剛
1997年7月21日、シングル「硝子の少年」とアルバム「A album」の同時発売でCDデビューしたKinKi Kids。ジャニーズ初の関西出身デュオで、グループ名の由来も「近畿」からきています。
デビューシングルとアルバムはどちらもオリコン1位を獲得し、「硝子の少年」は売上枚数178万枚のミリオンセラーを達成。アイドルのデビューシングルの売上記録を更新し、当時の歴代1位に輝きました。
デビュー以降に発売したシングルは全てオリコン初登場1位を記録するという快挙を成し遂げています。
1999年「嵐」
出典:https://geitopi.com/
レーベル:ジェイ・ストーム
メンバー:相葉雅紀、松本潤、二宮和也、大野智、櫻井翔
1999年11月3日に「A・RA・SHI」でCDデビューし、デビュー曲にしてオリコン週間チャート1位を獲得した嵐。
ジャニーズJr.黄金期に第一線で活動したメンバーが集まり、デビュー前から人気が高く、現在ではSMAPに次ぐ「国民的アイドル」と呼ばれているグループです。
嵐は数々の記録を持っていることでも知られており、2018年10月24日に発売されたシングル「君のうた」が1位を獲得したことで、歴代の「週間シングル通算1位獲得作品数」「週間シングル連続TOP10入り」の記録を更新し、全アーティスト歴代1位を塗り替えました。
シングルのみならずDVDでも1位連続獲得の記録を持ち、アーティスト別セールス部門で大賞に輝くなど、数々の輝かしい記録を打ち出す快挙を成し遂げ、名実ともに日本のトップアイドルとして人気を博しています。
日本を代表する国民的アイドルである嵐ですが、2019年1月27日に「翌2020年12月31日をもって活動を休止する」ことを公式ファンクラブサイトを通して発表しました。
メンバー全員で記者会見を開きましたが、活動休止の会見とは思えない和やかムードで進行し、嵐5人の変わらぬ絆を見せつけました。
2002年「タッキー&翼」
出典:https://haru-journal.com/
レーベル:avex trax
メンバー:滝沢秀明、今井翼
2002年9月11日にアルバム「Hatachi」でデビューし、2003年11月12日発売のシングル「夢物語」がオリコン1位に輝くロングヒットとなったタッキー&翼。
ジャニーズJr.黄金期のリーダー格でセンターとして人気を博し、デビュー前にして多くの作品で主演を務め、海外公演も行うほどの存在でした。
滝沢秀明の「滝沢歌舞伎」、今井翼の「PLAYZONE」といったそれぞれの代表的な舞台作品があり、毎年多くの人を魅了して愛されていました。
しかし、CDデビューから16年の2018年9月10日、タッキー&翼を解散して今井がジャニーズ事務所を退所、滝沢も芸能活動を引退してジャニーズ事務所の裏方に回ることが発表されました。
滝沢は現在ジャニーズ事務所の副社長とジャニーズJr.をプロデュースするジャニーズ傘下の「ジャニーズアイランド」の社長を務めており、経営手腕に期待が集まっています。
ジャニーズのデビュー順【2003年〜現在】ジャニーズを背負う若手グループ
2003年「NEWS」
出典:https://www.pinterest.jp/
レーベル:ジャニーズ・エンタテイメント
メンバー:小山慶一郎、加藤シゲアキ、増田貴久
元メンバー:森内貴寛、内博貴、草野博紀、錦戸亮、山下智久、手越祐也
2003年11月7日に「NEWSニッポン」でCDデビューし、バレーボールワールドカップのイメージキャラクターを務めたNEWS。その後2004年5月12日に「希望〜Yell〜」でメジャーデビューしました。
2003年に森内貴寛が学業専念を理由に脱退し、2006年に内博貴と草野博紀が飲酒騒動により脱退。そして2011年にNEWSの人気を牽引していた山下智久、錦戸亮が、さらに2020年には手越祐也までもが脱退したことで3人組グループとなりました。
メンバー脱退やスキャンダル発覚と波乱万丈なグループではありますが、現在も安定した人気を維持しています。
2004年「関ジャニ∞」
出典:https://www.johnnys-net.jp/
レーベル:INFINITY RECORDS
メンバー:横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義
元メンバー:渋谷すばる、内博貴、錦戸亮
2004年8月25日に「浪花いろは節」でデビューした関ジャニ∞。
内博貴の脱退で7人組グループとしてバンドや俳優としても活躍し、2018年に渋谷すばるが、2019年に錦戸亮が脱退したことで5人組グループになりました。
2025年に大阪での国際博覧会、通称「大阪万博」が開催されることが決定し、大阪の観光シンボルキャラクターを務める関ジャニ∞の活躍が期待されているなど、SMAPや嵐に続く国民的アイドルグループへの道を歩いています。
2006年「KAT-TUN」
出典:https://www.johnnys-net.jp/
レーベル:ジェイ・ストーム
メンバー:亀梨和也、上田竜也、中丸雄一
元メンバー:赤西仁、田中聖、田口淳之介
2006年3月22日、「Real Face」でCDデビューし、デビュー曲にしてミリオンセラーを記録する異例の大ヒットを成し遂げたKAT-TUN。
デビュー以降発売したシングルとアルバムは全てオリコン週間チャート1位を獲得している大人気グループです。
デビュー前の2006年3月17日に、デビュー前のアーティストとして初めて東京ドーム公演を開催。2009年には東京ドーム8日間連続公演を開催し、史上最多公演記録を更新しました。
2010年に赤西仁、2013年に田中聖、2016年に田口淳之介が脱退。残った3人は充電期間という活動休止期間をおき、1年8ヶ月後の2018年1月1日のジャニーズカウントダウンライブで再始動を発表しました。3人になっても変わらぬ格好良さを見せつけ、人気を維持し続けています。
2007年「Hey!Say!JUMP」
出典:https://www.jmusicitalia.com/
レーベル:ジェイ・ストーム
メンバー:山田涼介、知念侑李、中島裕翔、有岡大貴、髙木雄也、伊野尾慧、八乙女光、薮宏太
元メンバー:森本龍太郎、岡本圭人
2007年11月14日、「Ultra Music Power」でCDデビューし、オリコン週間チャートで初登場1位を記録しました。V6やNEWSに続き、バレーボールワールドカップのスペシャルサポーターを担当しました。
当時平均年齢15歳7ヶ月だったHey!Say!JUMPは、デビュー後初の単独コンサートがいきなり東京ドームで開催され、全アーティスト歴代の史上最年少公演記録を更新しました。
現在は平成時代のエースとの呼び声高い山田涼介を筆頭に、ヒルナンデス!などバラエティ番組のレギュラーや俳優、モデル業をこなすメンバーもいるなど、各々が幅広い活躍を見せています。
2010年「NYC」
出典:http://pyonchiki.pink/
レーベル:ジャニーズ・エンタテイメント
メンバー:中山優馬、山田涼介、知念侑李
2010年4月7日、「勇気100%」でデビューし、「よく遊びよく学べ」「ユメタマゴ」などをリリースしたNYC。
2009年から活動していた期間限定ユニット「NYC boys」のメンバーの中から、山田涼介・知念侑李・中山優馬の3人が選ばれて結成されました。
前身のNYC boysのメンバーにはJr.内ユニット「B.I.Shadow」のメンバーだった中島健人、菊池風磨、松村北斗、髙地優吾がいます。
結成当時、山田と知念は既にHey! Say! JUMPとしてデビューしており、グループを掛け持ちする形で活動を開始。中山優馬は2012年10月31日に「Missing Piece」でゾロデビューを果たしました。その後2013年の夏頃からグループでの活動がなくなり、事実上の解散となりました。
2011年「Kis-My-Ft2」
出典:https://wezz-y.com/
レーベル:avex trax
メンバー:玉森裕太、藤ヶ谷太輔、北山宏光、千賀健永、宮田俊哉、横尾渉、二階堂高嗣
2011年8月10日に「Everybody Go」でCDデビューし、デビューから18日後という史上最速記録で東京ドーム公演を開催しました。
その後も東京ドーム、ナゴヤドーム、京セラドーム、福岡ヤフオクドームといった4大ドームでの公演を行い、デビューから5周年というジャニーズ史上最速記録で観客動員数200万人を突破しました。
これまでにリリースしたシングル、アルバムが全てオリコンCDチャートの1位に輝いています。音楽はもちろん、バラエティの才能が高く様々な番組でお茶の間に笑顔を届けているグループです。
2011年「Sexy Zone」
出典:https://item.fril.jp/
レーベル:ポニーキャニオン
メンバー:中島健人、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡、マリウス葉
2011年11月16日にシングル「Sexy Zone」でCDデビューし、バレーボールワールドカップのスペシャルサポーターに就任したSexy Zone。
甘いセリフを駆使した完璧アイドルなキャラクターがバラエティで受けた中島健人、顔面国宝で絶対的センターの佐藤勝利、お兄ちゃん気質で仲間意識が高く青春の香りがする菊池風磨、お笑い芸人顔負けの体を張ったギャグと天然なおバカキャラでバラエティの新星となった松島聡、ドイツ生まれのハーフで3ヶ国語を操る天使マリウス葉など、個性的なキャラクターで人気を博しています。
松島聡が2018年11月に突発性パニック障害のため活動を休止することを発表。2020年8月に活動を再開させましたが、同年12月にマリウス葉が体調不良のため活動休止に入りました。
2012年「A.B.C-Z」
出典:https://twitter.com/
レーベル:ポニーキャニオン
メンバー:橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一
2012年2月1日に「Za ABC〜5stars〜」でジャニーズ史上初のDVDデビューを果たしたA.B.C-Z。アクロバットが得意でメンバー全員がバク宙できるグループということで、映像で良さを伝えられるDVDでのデビューとなりました。
DVDはオリコン週間DVDチャートで、全アーティスト史上初となるデビュー作での1位を獲得し、2014年にはシングルCDもリリースされています。
長い下積み時代を過ごし、長年先輩のバックダンサーとして経験を積んだA.B.C-Zの実力はジャニーズの鬼振付師と言われるサンチェ氏も評価するほど。後輩の面倒見もよく、自身のファンのみならず後輩Jr.のファンからも応援されているグループです。
2014年「ジャニーズWEST」
出典:https://twitter.com/
レーベル:ジャニーズ・エンタテイメント
メンバー:重岡大毅、桐山照史、中間淳太、濱田崇裕、神山智洋、藤井流星、小瀧望
2014年4月23日に「ええじゃないか」でCDデビューしたジャニーズWEST。KinKi Kids、関ジャニ∞に次ぐ関西ジャニーズJr.出身の7人組で、楽曲にも関西弁が使用されたり衣装に関西風のモチーフがあしらわれるなど、関西出身を前面に押し出したグループです。
俳優やモデルとして活躍するイケメングループでありながら、バラエティの能力も流石の一言。関西ジャニーズJr.出身のグループは喋りも笑いも得意で知られていますが、ジャニーズWESTも例に漏れず話し上手で笑いに貪欲です。
上品な出で立ちながらボケ6人を華麗にさばくツッコミの中間淳太の手腕や、イケメン史上初の「2.5枚目」として貪欲に笑いを取りに行く美形の小瀧望、コントや物ボケもこなす各メンバーなど笑いのセンスは必見です。
その一方でクールでかっこいい曲をやらせたら若手でも随一の洗練された雰囲気を醸し出すなど、振れ幅が大きくギャップが楽しめるグループでもあります。
2018年「King & Prince」
出典:https://precious-johnnys.com/
レーベル:Johnnys’Universe / ユニバーサルJ
メンバー:平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太
元メンバー:岩橋玄樹
2018年5月23日に「シンデレラガール」でCDデビューし、CDが売れないこのご時世に発売初週で57.7万枚を売り上げる快挙を成し遂げたKing & Prince。
デビューシングルが50万枚以上売り上げたのは2006年のKAT-TUN以来の記録で、オリコンチャートはもちろん初登場1位。2018年上半期のCDやDVDの総売上は8.7億円にものぼり、「オリコン上半期ランキング2018」でアーティスト別セールス部門の新人ランキング1位に輝きました。
ジャニーズJr.時代からトップクラスの人気を誇っていた6人ですが、ドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」で世間的な知名度を爆上げした平野紫耀は今までジャニーズに興味を持たなかった層も取り込むほどの人気となり、デビュー直後からコンサートのチケットがプレミアとなる絶大な人気を誇っています。
2021年3月に岩橋玄樹がパニック障害を理由に脱退していますが、5人となってからも売上・人気ともに若手グループの中でもトップクラスで、今後SMAPや嵐のように老若男女に愛されるグループになることが期待されており、国民的アイドル枠に王手をかけているグループです。
2020年「SixTONES」
出典:https://www.pinterest.jp/
レーベル:ソニー・ミュージックレーベルズ
メンバー:ジェシー、京本大我、松村北斗、髙地優吾、森本慎太郎、田中樹
2020年1月22日にシングル「Imitation Rain/D.D.」でデビューしたSixTONES。「Imitation Rain」は作詞、作曲、編曲をX JAPANのYOSHIKIが担当したことでも話題となりました。
当初は「シックストーンズ」という読み方だったのが、命名したジャニー喜多川氏により大文字だけを読んだ「ストーンズ」に変更されました。
モデルや俳優、バラエティと幅広く活躍するジェシー、俳優の京本政樹を父に持ち自身も舞台を中心に俳優として活躍する京本大我、国宝級イケメンランキングで1位に輝いたことのある松村北斗など、個性あふれるメンバー6人で構成されています。パフォーマンス力に定評があり、デビュー以降ファンを増やし続けているグループです。
2020年「Snow Man」
出典:https://snowman-info.com/
レーベル:MENT RECORDING
メンバー:岩本照、深澤辰哉、ラウール、渡辺翔太、向井康二、阿部亮平、目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介
2020年1月22日にSixTONESと同時デビューしたSnow Man。SixTONESとの両A面デビューシングル「D.D. / Imitation Rain」は、発売初日に77.3万枚を売り上げました。さらに史上初のデビューシングル初週ミリオン達成という快挙を成し遂げています。
滝沢秀明がプロデュースする初のグループとして2012年に深澤辰哉、佐久間大介、渡辺翔太、宮舘涼太、 岩本照、阿部亮平の6人で結成され、デビューまで長い下積み時代を経験してきました。向井康二、目黒蓮、ラウールの3人は2019年に加入しています。
アクロバティックなパフォーマンスや個性豊かなキャラクター、9人の仲の良さなどが魅力となり、爆発的な人気を獲得しています。
2021年「なにわ男子」
出典:https://kokodaketopics.com/
レーベル:J Storm
メンバー: 西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、高橋恭平、長尾謙杜、藤原丈一郎、大橋和也
2021年11月12日にシングル「初心LOVE(うぶらぶ)」でCDデビューしたなにわ男子。関西ジャニーズJr.のメンバー7名で2018年に結成されました。
メンバーそれぞれがJr.時代から注目を集めており、中でも西畑大吾や道枝駿佑は俳優として数多くの作品に出演していることから、ジャニーズファン以外からも人気を獲得しています。
関西ジャニーズらしいトーク力の高さを発揮しながら、アイドル王道のキラキラ路線も貫いているなにわ男子は、今後のさらなる活躍が期待されています。
まとめ
ジャニーズ事務所歴代のグループをデビュー順に紹介しました。
歴史あるグループから、事務所を支える中堅の人気グループ、若手にして絶大な人気を誇る新進気鋭のグループまで。
その時代を彩るアイドルグループを生み出すジャニーズ事務所からは今後も目が離せませんね!