三鷹ストーカー殺人事件の犯人・池永チャールストーマスの現在!生い立ちや家族・被害者の女子高校生・判決も総まとめ

2013年の「三鷹ストーカー殺人事件」の犯人・池永チャールストーマスは、残忍な犯行と共に過酷な生い立ちや家族も話題です。

 

今回は三鷹ストーカー殺人事件の概要、犯人の生い立ちと家族、被害者の女子高校生、現在を解説します。

三鷹ストーカー殺人事件とは

 

出典:https://twitter.com/

 

池永チャールストーマスが起こした「三鷹ストーカー殺人事件」とは、2013年10月8日に東京都三鷹市で発生した殺人事件です。

 

池永チャールストーマスは、元交際相手の女子高校生に執拗に付きまとい、ストーカー行為を繰り返した後、女子高校生をペティナイフで刺し殺すという犯行におよびました。

 

また、被害者の女子高校生の性的なプライベート写真をインターネット上に流出し、本事件がきっかけとなってリベンジポルノの関連法案が成立したことでも知られています。

 

凄惨な犯行で世間の注目を集めたこの事件について、犯人の池永チャールストーマスの生い立ちや家族、性的な画像を流出させられた被害者の女子高校生、そして事件の現在を解説します。

 

 

三鷹ストーカー殺人事件の概要

 

出典:https://blog.goo.ne.jp/

 

三鷹ストーカー殺人事件は、犯人が元交際相手に執拗にストーカー行為を繰り返したのちに殺害におよんだ事件です。


犯人の池永チャールストーマスと被害者の女子高校生は、2011年10月頃に実名制SNSを通じて知り合い、同年12月から遠距離恋愛で交際が始まりました。

 

池永チャールストーマスはフィリピン人と日本人のハーフで、高校卒業後はフリーターになり、当時はトラック運転手をしていました。


しかし、交際相手の女子高校生には「南米ハーフで関西有名私大の学生」と偽って交際していたようです。

 

2人交際は約1年間続きましたが、女子高校生が2012年秋頃に外国へ留学するようになり、別れ話が出たといいます。


その後の2013年春に女子高校生は留学を終えて帰国したものの、池永チャールストーマスは彼女に執拗に復縁を求め、付きまとうようになりました。

 

当初は彼からの連絡をしぶしぶ取っていた被害者ですが、2013年6月頃から携帯電話を着信拒否し、連絡を絶つようになりました。

 

 

連絡がつかなくなったことで復縁の可能性が低いと悟った池永チャールストーマスは、2013年夏から彼女の殺害計画を練りはじめたといいます。

 

そして、当時勤務していたトラック運送会社を無断欠勤して行方をくらまし、住んでいた関西から高速バスに乗って女子高校生が住む東京へとやってきた池永チャールストーマス。

 

この時、友人には「4、5年ほどアメリカに行く。その前に彼女と話がしたい」と話していたといいます。

 

 

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東京に来た池永チャールストーマスは、武蔵野市吉祥寺の雑貨チェーン店で、凶器となる刃渡り13cmのペティナイフを購入し、女子高校生の自宅そばまで向かいました。

 

女子高校生は池永チャールストーマスが三鷹市の自宅付近まで来ていることを知り、在籍していた高校の担任教諭らにストーカー被害を相談。学校側が警察に電話しました。

 

2013年10月8日午前、女子高校生は両親と共に三鷹警察署を訪れ、「待ち伏せされている」とストーカー被害について相談します。

 

三鷹署の警察官は、ストーカー規制法に基づいて女子高校生が把握していた池永チャールストーマスの携帯電話に3回電話をかけたようです。


しかし、池永チャールストーマスが電話に出なかったため、留守番電話に警察に連絡するように伝言を残しました。

 

女子高校生は警察署を後にすると、1人で高校に登校。授業が終わり帰宅した際、両親は仕事などで外出しており、自宅には女子高校生1人だけでした。

 

その自宅に、池永チャールストーマスが潜伏していたのです。

 

 

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昼過ぎに女子高校生の自宅2階の窓から侵入し、1階の部屋のクローゼットに隠れて殺害の機会をうかがっていたのです。

 

池永チャールストーマスはクローゼットに隠れながら、通信アプリを通じて友人と連絡を取り合っていたことが分かっています。


友人に、女子高校生の自宅の電話番号を伝えて、室内に誰かいないか確認する電話をかけるよう依頼していたのです。

 

また、「踏ん切りがつかないからストーカーじみたことをしてる」「そんなつもりはなかったけど今押入れの中。出たいけど出られない」「無事に帰りたい」「詰みだ」とメッセージを多数送信していたようです。

 

女子高校生は夕方に帰宅すると、三鷹署の署員と電話で話して無事帰宅したことを伝えました。しかし、その電話を切った直後に事件が起きました。


池永チャールストーマスは潜んでいたクローゼットから出て、ペティナイフで彼女に襲い掛かったのです。

 

 

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女子高校生は家を飛び出して外の道路まで逃げましたが、追ってきた池永チャールストーマスに捕まり、首や腹などに11箇所の刺し傷を負わされました。

 

致命傷となった傷は3箇所もあり、路上で倒れている女子高校生が発見されて110番通報されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

 

池永チャールストーマスは犯行後、ズボンに血痕があったことから警察官から職務質問され、殺人未遂罪で緊急逮捕されました。

 

職質を受けるまでの間、池永チャールストーマスは友人や母親に電話を掛け、殺害を実行したことを告げていたそうです。


その後、警察の取り調べにより、路上に捨てられた凶器のペティナイフも発見されています。

 

 

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この三鷹ストーカー殺人事件は、2012年の「逗子ストーカー殺人事件」を教訓に対策が強化された「ストーカー規制法」が改正された矢先に起きたストーカー殺人として注目を集めました。

 

また、元交際相手の性的なプライベート画像をインターネット上に流出させたリベンジポルノの案件としても話題になりました。

 

池永チャールストーマスは、2013年7月頃に米国のアダルト動画・静止画共有サービスサイト「XVideos」に、女子高校生のニックネームにちなんだハンドルネームでアカウントを作成。

 

殺害直前の10月2日から10月6日にかけて、交際中に撮影して保存していた被害者の女子高校生の性的なプライベート画像や動画をアップロードして公開していました。

 

 

さらに、殺害直後から逮捕されるまでに、インターネット上の掲示板の復讐を扱うスレッドや、三鷹市関連のスレッドなどで、殺人を示唆する書き込みを残していました。

 

書き込まれたコメントには、女子高校生との関連を示唆し、自分でアップロードした「XVideos」のアダルド動画・静止画に繋がるURLも投稿していました。

 

 

そのため、三鷹ストーカー殺人事件が大きく報道されるにつれてインターネットに詳しい者達がその投稿に気付き、ネット上で被害者の性的な画像や動画が拡散される事態となったのです。

 

未成年の女子高校生の性的な画像や動画ということもあり、当初大手メディアは画像や動画が拡散されていることについては報道を控えていたようです。

 

しかし、徐々にこの件がリベンジポルノとして注目を集めるようになると、大手メディアも事件に関連するリベンジポルノとして報道するようになりました。

 

その結果、リベンジポルノが社会問題として広く知られるようになり、果ては国会でもリベンジポルノについての議論がされるまでになりました。

 

三鷹ストーカー殺人事件がきっかけとなり多くの人に認識されたことで、2014年11月19日にリベンジポルノ被害防止法が成立することとなったのです。

 

 

三鷹ストーカー殺人事件の犯人・池永チャールストーマスの生い立ちと家族

 

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三鷹ストーカー殺人事件という、凄惨な殺人事件を起こした池永チャールストーマス。


フィリピン人とのハーフで、事件当時は運送会社でアルバイトのトラック運転手でしたが、このような事件を起こすに至るこれまでの生活が気になる方も多いのではないでしょうか。

 

事件の背景に生い立ちや家族が関係しているのか、どんな幼少期を過ごしてきたのかなど、池永チャールストーマスが育ってきた生い立ち、両親などの家族にスポットをあてて紹介します。

 

本名: 池永チャールストーマス
通名: 池永 仁(いけなが じん)
その他別名: 池永チャールス仁、池永チャールストーマス仁、池永トム(Facebook)
国籍: 日本(父・日本人、母・フィリピン人のハーフ)
職業: 無職(元トラック運転手)
年齢(事件当時): 21歳
住所(事件当時): 京都府京都市右京区
身長: 175 cm
体重: 不明(推定70 kg)

 

池永チャールストーマスは、日本人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれたハーフで、フィリピンのマニラ市出身です。フィリピン人の母親とともに1歳の時に来日しました。

 

両親には婚姻関係がありましたが、来日後は母親は家に度々別の交際相手を招いていたようで、本当の父親とは離婚したか別居していたものと思われます。

 

日本では貧困生活を送っていたようで、家族で狭い家に住んでいました。


母親はその狭い家に交際相手の男を招き、隣の部屋で性行為をしていたようで、池永チャールストーマスは幼少期から母親のあえぎ声を聞かされて育ったといいます。

 

それどころか、母親の交際相手から日常的に過酷な虐待を受けたことも判明しています。


また、母親が交際相手と出かけて何日も家に帰ってこないことは日常茶飯事だったようです。

 

何日も母親が家にいないことが続けば、まだ小さな子供は当然食べる物にも困ります。池永チャールストーマスは、近所のコンビニで消費期限の切れた弁当を無心する生活を送っていました。

 

 

このような生い立ちがあり、池永チャールストーマスは幼少期から家族によるネグレクト、母親の交際相手による児童虐待やDVなどに苦しめられてきました。

 

これらの生い立ちが、池永チャールストーマスの人格形成に大きく影響したことは間違いありません。

 

この不幸な生い立ちによって、交際相手をストーカーし、その末に殺害におよんでしまったと見る声は多数挙がっています。

 

ただ、過酷な生い立ちに同情の声もあるものの、殺人事件というあってはならないことをしてしまったのは事実です。


被害者の家族は、池永チャールストーマスに極刑を求める声をあげました。

 

 

三鷹ストーカー殺人事件の被害者・女子高校生とその家族

 

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三鷹ストーカー殺人事件で被害者となったのは、まだ高校に通う女子生徒でした。

 

本名: 鈴木沙彩(すずき さあや)
カジュアルネーム: Sammy Suzuki(サミー すずき)
生年月日: 1995年06月22日(享年18歳)

血液型: A型

身長: 161 cm
体重: 45 kg
出身地: 東京都
住所: 東京都三鷹市井の頭1丁目
職業: 女優・タレント
学歴: 文化女子大学附属 杉並高等学校 3年生
性格: 素直、丁寧、明るい、真面目、社交的、きれい好き

趣味: ピアノ・ヒップホップ・ランニング

特技: 英語・絵


被害者の女子高校生は、学校内での成績も優秀で、海外留学に行くほど英語の成績も良く、学校ではトップクラスの英語の成績だったようです。

 

高校3年生だった被害者は当時、都内の大学の推薦入試を受ける予定でした。夢半ば、未来ある若者の命が凄惨な事件により奪われることとなったのです。

 

被害者の女子高校生は家柄も良く、親戚には有名な脚本家や著名な現代美術家がいました。家族では母親が画家として活動しており、個展を開いたりもしていたようです。

 

 

そんな芸術一家に生まれた女子高校生は、小学5年生の時にスカウトされて芸能事務所に所属し、子役タレントとして活動していた過去があります。

 

映画や民放ドラマにも出演していたようで、事件発生後のメディアの報道では被害者の女子高校生を〝芸能活動をしていた〟という形で紹介されていました。

 

成績優秀、大学への推薦入試を目前に控えた被害者の女子高校生。英語力も高く海外留学を経験していたため、大学進学後の活躍も期待されていた存在です。

 

そんな未来ある女子高校生の人生が、ストーカー化した元交際相手の独りよがりな執着心によって絶たれました。

 

 

女子高校生の父親は、被害者参加制度に従って法廷に出廷しています。

 

そこで、加害者の池永チャールストーマスについて「自己顕示欲が強く、達成感すら感じている。反省の気持ちも感じられない」と糾弾しました。

 

池永チャールストーマスは逮捕後に獄中で取材を受けていたこともあり、それがこの言葉に繋がったようです。

 

また事件当日の朝、被害者の女子高校生が父親に「もしも自分が殺されたらどうする?」と聞いてきたそうで、「どんな方法を使ってでも敵をとる」と父親が答えたことも明かされました。

 

被害者の女子高校生は両親にとって結婚13年目にできた大切な娘で、家族の希望の光だったといいます。


その宝物がある日突然将来を奪われ、家族の希望も失われたこの事件に、父親が強い怒りを露わにしていました。

 

被害者の母親も、池永チャールストーマスに対し「娘の未来、夢、希望、尊厳も全て冒涜した」「二度とこのような事件があってはならない。極刑で償うべきだ」と死刑を求めました

 

 

家族の希望の光が奪われた悲しみ、怒りは到底想像し尽くせるものではありません。


関西から上京し、被害者の自宅のクローゼットに隠れて機会をうかがっていたという計画的な犯行に、世間からも極刑を求める声が多数挙がりました。

 

 

三鷹ストーカー殺人事件と犯人・池永チャールストーマスの現在

 

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三鷹ストーカー殺人事件を起こした池永チャールストーマスは、事件当日の10月8日に職務質問された流れで事件への関与を認め、その日に殺人未遂の容疑で逮捕されました。

 

その後の取り調べで殺人事件への関与が明白となり、殺人罪で起訴されます。

 

三鷹ストーカー殺人事件は、事件当日の犯人逮捕にもかかわらず、裁判での事実関係や法律関係を明らかにするための審理が難航しました。

 

池永チャールストーマスの生い立ちが過酷だったこと、そして当時まだ一般的ではなかったリベンジポルノの被害などの問題が重なっていたためです。

 

ここでは、2013年10月の事件発生から2017年2月に刑が確定するまで、約3年半の裁判の記録を時系列に沿って解説します。

 

 

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事件から約20日後の2013年10月29日、池永チャールストーマスは殺人罪、銃刀法違反、住居侵入罪で起訴されました。

 

その後、2014年7月22日に東京地裁立川支部で裁判員裁判が開かれ、裁判員6人中5人が男性という構成で裁判が行われました。

 

検察側は、池永チャールストーマスが高卒にもかかわらず関西有名私大学生と偽って交際していたこと、被害者の女子高校生とは別に同時期に他の女性とも交際し二股をしていたことを提示。

 

さらに、約1年間の交際を経て女子高校生から別れ話を告げられると、携帯に保存されていた裸の画像を流出させると脅したことも提示しました。

 

そして復縁の可能性がないことを悟って殺害計画を立て、犯行前に体を鍛えて犯行におよんだこと、犯行を示唆するメモを残していたことなど、計画的犯行であることも提示しています。

 

被告人質問では、池永チャールストーマスは「彼女を失った苦痛から逃れるために殺害を考えた」と話しました。

 

また、脅してまで交際を続けるのはおかしいという自覚はあり、彼女を忘れようとしたものの思いに反して気持ちが募っていったことも話しました。

 

殺害については心の整理ができていないと語り、「混乱しているが、後悔している」と後悔を感じさせる言葉も口にしています。

 

その反面、女子高校生の遺族が苦しんでいることは想像できても、共感はできない、謝罪の気持ちは抱いていないという、反省の気持ちがまったく感じられない言葉も出てきました。

 

 

女子高校生の性的なプライベート画像や動画を流出させ拡散させたリベンジポルノについては、彼女との交際の事実を公にしネットに公開することで半永久的に残したかったと語っています。

 

また、愛が憎しみに変わり「彼女の尊厳を傷付けたかった」という酷い心情も述べました。

 

 

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2014年7月29日に行われた裁判では、検察は池永チャールストーマスの執拗さ、残忍さ、大胆さを挙げ、逃げた被害者を追いかけて複数回刺すといった犯行が極めて悪質だと述べました。

 

また殺害だけでなく、性的なプライベート画像や動画を流出・拡散させたことで被害者を侮辱し、名誉を汚したことも重大な罪であることを述べています。

 

被害者に落ち度はなく、酌量の余地はないとした上で被告人に対し無期懲役を求刑しました。

 

一方、弁護側は最終弁論で殺意が強固ではないこと、幼少期の生い立ちが過酷で虐待を受けていたことなどが心理的負担となっていたことを挙げ、懲役15年を主張しました。

 

 

その後2014年8月1日の裁判で、東京地裁立川支部は池永チャールストーマスに対し、被害者への強固な殺意があり、高い計画性のもと執拗で残忍な犯行を行ったことを認めました。

 

さらにリベンジポルノについても、プライベート画像や動画を流出させ拡散したことは極めて卑劣だとして、被害者に落ち度はないことと犯行動機が一方的で身勝手なことも認めました。

 

そして、生い立ちの影響があるとは言え、反省している様子も見られず被害者や遺族に謝罪の言葉も述べていないことを問題視しました。

 

しかし、それでも若くて更生の余地があるとして無期懲役でも極刑でもなく、有期刑の上限である懲役22年を言い渡したのです。

 

その判決に対し、池永チャールストーマスと弁護側は過酷な生い立ちを盾に「過酷な成育歴が十分に考慮されていない」として控訴しました。

 

 

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その後、2015年8月7日に池永チャールストーマスに対し児童ポルノ禁止法違反(児童ポルノ公然陳列罪)、わいせつ電磁的記録媒体陳列罪で追起訴がされました。

 

当初この罪状で起訴していなかった理由は、被害者の両親が娘の名誉が傷付くことを懸念したためでした。

 

しかし、東京高裁の判決を受けてリベンジポルノ行為が罪に反映されず刑が軽くなる可能性が出たため、同年7月に刑事告訴をし、池永チャールストーマスは追起訴されることになりました。

 

殺人罪などの罪と合わせてリベンジポルノの罪でも審理されることとなり、証拠となる画像67枚が提出されました。

 

2016年3月16日にはリベンジポルノを加味したものの、被告人が謝罪の言葉を述べたことが考慮され、懲役22年の判決が下りました。


その後、差し戻しや控訴などもありましたが、東京高裁が判決を支持して被告人側が控訴しなかったことで、2017年2月8日に懲役22年で刑が確定したのです。

 

懲役22年の判決について被害者の家族は深く失望したようで、「なぜこんなに刑が軽いのか全く理解できない」と述べています。

 

さらに、この判決は殺人罪はもちろんのこと、リベンジポルノの性質や被害の大きさを全く理解していないとして、判決に不服であることがコメントで出されました。

 

母親も「何の落ち度もない娘の命が奪われた犯罪に対し、懲役22年というのは軽すぎる」と苦しい心境を明かしました。

 

 

両親の無念が語られたものの、判決がこれで確定したために現在池永チャールストーマスは獄中で22年の時が経つのを待っている状態です。

 

現在、服役している池永チャールストーマスですが、この残忍な犯行を犯してでも22年で出所してしまうことに不満を覚える方も多いかもしれません。

 

ストーカー殺人、リベンジポルノなど現在も問題となっている事件は多数あります。今後そのような事件で正当な判決が下ることを多くの人が願っています。

 

 

まとめ

 

池永チャールストーマスが起こした三鷹ストーカー殺人事件についてまとめました。


生い立ちや家族に問題があった加害者によって被害者の女子高校生の命が絶たれたこの事件、今後このような犯罪が起きないことを祈るばかりです。

 

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