法の華三法行は教祖・福永法源が始めたカルト宗教で、1000億円近い巨額詐欺事件で解散となりました。
法の華三法行の概要や勧誘手順と最高ですかのマインドコントロール、詐欺事件と教祖の福永法源の逮捕、関係があった芸能人4人、現在をまとめました。
この記事の目次
法の華三法行とは詐欺事件で解散したカルト宗教
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法の華三法行(超宗・法の華三法行)とは、福永法源を教祖とする新興宗教団体です。『南無天法地源如来行』を本尊とする仏教系のカルト宗教で、最盛期には公称信者数10万人、宗教のイベントでは東京ドームを満員にするほどの栄華を誇りました。
しかし、1999年から強制捜査が入り、2000年には教祖の福永法源が逮捕され、2001年には宗教法人として解散宣告を受けています。
法の華三法行の概要
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1980年1月6日に福永法源によって創設された宗教団体です。福永法源は、『億万長者養成道場』『右脳塾院』『人間社長塾』などの自己啓発セミナーを行って、信者を増やしていきました。
1984年には静岡県富士市に法の華三法行の拠点を置いて布教活動を行うようになり、1987年には静岡県知事から宗教法人の認可を受け、正式に宗教団体となりました。仏教系の宗教団体で、法人登記には次のように記載されています。
「『南無天法地源如来行』を本尊とし、『法の華三法行』の教義(『南無天法地源如来行』を通じて、尊師に啓示される『天声』を崇敬し、その『天声』に従って、三法行を行じ、家系を正し、さらに天行力を源かして自己の身心安定と錬磨に努め、以て完全円満なる人格をめざし、幸せな家庭及び平和な社会を形成する。)をひろめ、儀式行事を行い、信徒を教化育成することを目的とし、その目的を達成するために必要な業務を行う。」
引用:LINC/法の華とは?
上記の「尊師」とは福原法源を指しています。オウム真理教の事件があった後は、尊師ではなく「法師」と呼ばせるようにしていました。
その後、法の華三法行は富士市厚原字大石に本部を移転し、「富士天声村」という本部研修場を建設しました。この本部には、次のような施設を建設しています。
・「天地堂」
・「天行堂」
・「寄宿舎」
・「社務所」
・「温行館」
富士市内だけでも、法の華の施設は21,000平方メートル(約6400坪)にもなり、さらに渋谷区の超高級住宅街である松濤にも立派な施設を建設していました。
法の華三法行は、1990年代に入ると、「宗教を超えるもの」として「超宗」を自称するようになります。さらに、テレビやラジオなどの放送枠を買い取って、法の華三法行関係の番組を流したり、首都高速や東海道新幹線沿いに法の華三法行の看板を出したりしています。さらに、四大新聞に福永法源の著書の広告を出すなど、宣伝にはかなり力を入れ、信者を増やしていきました。
1995年には東京ドームで「天行力大祭」を挙行し、東京ドームが法の華三法行の信者で埋め尽くされ、交渉信徒数は10万人に達しています。
その後も、富士市の天声村では「天声村ユートピア完成計画」が練られていて、天声大門が作られて、毎晩ライトアップされていました。
しかし、1996年ごろから詐欺で訴えられるようになり、1999年からは警察の本格的な捜査が始まって、2000年に教祖・福永法源の逮捕、2001年に解散処分を受けて、宗教団体としては解散に追い込まれることになりました。
法の華三法行の勧誘方法
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法の華三法行は、カルト宗教です。その勧誘方法はあくどいもので、弱っている人を狙い、マインドコントロールをして、高額なものを購入させるものでした。
勧誘手順①:弱っている人に本を配る
法の華三法行は、まずは教祖の福永法源の著書に触れさせることが勧誘の第一歩としていました。
書店などの目立つ場所に、本を平積みさせて、さも人気があるように見せかけたり、電車の中づり広告などで宣伝をしていましたが、初期に行っていたのは、病院の前で本を配ったことです。
病気に苦しんでいる人たちは、藁をもつかみたい心境の人たちがたくさんいます。その人たちに「研修(セミナー)に参加したら病気が治った」などと書かれた本・冊子を配り、法の華三法行のセミナーに勧誘するのです。
勧誘手順②:セミナーで足裏診断
福永法源の著書を読んだ人立場、藁にもすがる思いでセミナーに参加します。そこで、福永法源は足裏診断を行います。
法の華三法行は 「天の気は頭から入って足から抜ける」として、足の裏を見ればその人の健康状態から仕事の悩み・家庭の悩みなど全てが判ると説き、この足裏診断をもとに霊感商法・詐欺を働いたとされています。
事実、足裏診断の手法やセミナー参加者(相談者)への勧誘・説得方法を丁寧に記載した「足裏診断マニュアル」が存在していて、このマニュアルを用いて教団関係者に足裏診断のノウハウを指導し、徹底させていました。
福永法源や教団関係者は、この足裏診断で最初に次のようなことをセミナー参加者に宣告して、驚かせます。
・「あなたはこのままだとガンになるよ!」
・「汚い足裏ですね!」
・「相当血液を汚してきたね!」
そして、最終的に次のようなことを告げます。
・「後二ヶ月で倒産するよ」
・「ノイローゼになる」
・「前世の悪い因縁を放っておくとガンになる」
・「このままでは2001年に人類は滅亡する」
このように、セミナー参加者の恐怖をあおり脅して、「研修に参加すれば大丈夫」と促して、研修にさせるようにしたんです。
勧誘手順③:間髪おかずに研修費用の支払い請求
足裏診断で脅した後は、法の華三法行は間髪おかずに研修費用の支払いをします。
足裏診断を受けて、「研修に参加してみようかな」と少しでも思った人たちに、冷静に考える時間を与えずに、研修費用の支払いを要求するのです。
福原法源たちは「すぐに支払わなければ効果がない」と脅して、通常郵便局から電信為替居宅払いで送金させました。
研修費用は4泊5日で225万円という超高額なものでした。
どうしても支払えない人には125万円や100万円にも減額することもあったそうです。また、サラ金から借りさせて、研修費用を支払わせたこともありました。
勧誘手順④:研修で心身ともに追い込む
研修費用を払わせたら、次は研修に参加させます。
研修は静岡県富士市にある法の華三法行の本部「天声村」で行われました。この研修は法の華三法行では「超人間完成修業」と言われています。
研修内容は、次のようなものです。
・渋谷などの繁華街で大声を出したり、写経を通行人に配布する
ちなみに、七観行とは次の7つです。
一、健康にあふれた楽しい毎日です。
二、家族全員がゆたかで明るい毎日です。
三、希望にみちあふれた繁栄一筋の毎日です。
四、よろこびがいっぱいの毎日です。
五、感謝にみちた幸せな毎日です。
六、いつも楽しく三法行をやらせていただく毎日です。
七、親切あふれた生かしあいゆるしあう毎日です。
この4泊5日の研修中は睡眠時間はほとんど与えられず、さらに食事も与えてもらえないこともありました。
この4泊5日の研修で参加者は心身ともに追い込まれ、睡眠不足・空腹でフラフラの状態になります。
勧誘手順⑤:研修終了で高額購入
4泊5日の研修が終了すると、教祖の福永法源が「天声」が出たと伝えられ、高額なものを購入するように強要されます。
・掛け軸:333万円
・福永法源の手形の入った額縁:1000万円
・仏舎利塔:2000万円
・人間救済師としての認定:3000万円
これらを購入・支払わないと、あなたの悩みは解決しないと脅されて、購入を強要されます。
有名人との写真も勧誘に使われた
法の華三法行では、教祖の福永法源と有名人が一緒に写った写真を用いて、信者の勧誘を行っていました。
・クリントンアメリカ大統領
・ゴルバチョフ元ソ連大統領
・故マザー・テレサ
・ヨハネ・パウロ2世ローマ法王
・サイババ
・吉村作治
これらの人物と会った写真を用いることで、教祖の福永法源は自分を偉大な人物に見せ、法の華三法行の威厳を高めることに成功しています。
ただ、これらの人物に会ったことは確かですが、海外に人脈を持つ貿易ブローカーにお金をつぎ込んで、アポイントを取ることができたということが福永法源の逮捕後の裁判で明らかになっています。
法の華三法行は「最高ですか」でマインドコントロール
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法の華三法行と言えば、「最高ですか」というスローガンが有名です。
福永法源が「最高ですか~?」と信者たちに問いかけ、信者たちがこぶしを振り上げながら「最高でーす!!!」と叫ぶ。これを繰り返すことによって、信者たちをマインドコントロールしていました。
セミナーや研修に参加して、心身ともに疲弊させ、睡眠不足にさせた状態で「最高ですか~?」・「最高でーす!!!」という単純なスローガンを繰り返し連呼させることで、マインドコントロール下に置きやすくなります。
福永氏「みなさん、最高ですか?」
信者たち「最高で~す!」
福永氏「最高ですか~?」
信者たち「最高で~す!」
福永氏「めちゃくちゃ最高ですか~?」
信者たち「最高で~す!」
本紙記者も拳を突き上げ、「最高で~す!」を絶叫しました。
今、この時が一番最高であり、法の華三法行のセミナーに参加し、福永法源に付き従うことが最高であると脳に誤解させる魔法の言葉(悪魔の言葉?)が「最高です」なんです。
法の華三法行の信者ではない「やや日刊カルト新聞」の記者も「理屈抜きでテンションが上がった」と証言しています。
こんな雰囲気の中で執拗に繰り返される「最高ですか!」「最高です!」。これを数百人規模で一斉に全力でやると、実にキモチイイ。本紙記者ですら、理屈抜きでテンションがあがってしまいました。
やや日刊カルト新聞の記者ですら、「理屈抜きでテンションが上がる」と言っているのですから、病気などで心が弱っている人が「最高ですか~?」「最高です!」を繰り返し叫ばされていたら、いつの間にかマインドコントロール下に置かれてしまうのでしょう。
法の華三法行は巨額詐欺事件で解散
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法の華三法行は、巨額詐欺事件で2001年に解散処分になって、2003年に解散しています。
法の華三法行は1996年に修行参加者290名から総額12億8000万円の損害賠償で告発されるようになりました。法の華三法行の実態が明るみに出たことで、教祖の福永法源は、「私のしていることはすべて天声に基づくもので、詐欺ではない」、「詐欺をしろという天声は一度もない」と言い訳をしていました。
しかし、1999年11月29日に栃木県警が信者を摘発、12月1日に強制捜査が行われました。そして、12月7日には被害者5人が教祖である福永法源ら13人を告訴しています。
この詐欺事件は起訴された分だけでも600億円。起訴されていない分も合わせれば1000億円という巨額詐欺事件に発展しました。
福永法源ら、法の華三法行の幹部は、2000年5月に逮捕・起訴されました。逮捕されたのは、次の12名です。
・前責任役員:星山康天
・前責任役員:前沢あけみ
・前責任役員:前川徳行
・元講師:野添築子
・講師:河村和寿
・元講師:平賀茂
・天仕:〇〇〇〇
・天仕:〇〇〇〇
・支部長:市ノ瀬道子
・元天仕:平賀真知子
・講師:金子洋子
・前責任役員:井本房子(福永法源の母)
井本房子は病気を理由に逮捕されず、書類送検のみとなっています。
この1000億円のうち、900億円は信者から集めたもの、100億円は24の関連会社からの収入とされています。
・不動産購入費:250億円
・人件費などの運営費:400億円
・私的な買い物やホテル宿泊費:18億円
私的な買い物やホテル宿泊費で18億円ってかなりヤバいことがわかります。
翌年の2001年3月には法の華三法行は破産宣告を受け、宗教法人として解散処分を受けました。そして、2003年4月には破産手続き終結が決定し、この時点で解散ということになり、法の華三法行は消滅という形になっています。
法の華三法行の教祖・福永法源は逮捕&有罪
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1999年に警察の強制捜査が入り、2000年に教祖の福永法源は1月に代表を辞任して、日本全国行脚の旅に出ます。強制捜査は「足裏診断」を控えていましたが、また、再び行うようになりました。
そして、2000年5月に福永法源だけが聞こえるとされていた「天声」が実は幹部会議で決められていたことが判明し、福永法源は詐欺容疑で逮捕されました。
2005年には懲役13年が求刑され、懲役12年の実刑判決が言い渡されています。福永法源は控訴しましたが、2006年に控訴棄却。上告しましたが2008年に上告棄却となり、詐欺罪で懲役12年が確定となっています。
法の華三法行の教祖・福永法源の生い立ちと経歴
法の華三法行の教祖である福永法源の生い立ちや経歴を見ていきましょう。
教祖の福永法源の生い立ち
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福永法源は1945年4月に山口県で生まれました。父親は戦死していて、生活はかなり苦しく、さらに吃音があったために苦しむことになりました。
1960年ごろに母親と一緒に地元の「自然の泉」や「生長の家」などの教団に入信しています。このころの宗教での経験が、法の華三法行の土台になったとされています。
宇部工業高校を卒業後は、東芝アンペックスに勤務し、法政大学短期大学を卒業しました。1975年に電気関連会社の「東和技研工業」を起業しました。青年実業家として話題を集めたものの、手形詐欺にあって、1979年に倒産し、すべての財産を失うことになります。
手形詐欺にあった翌年の1980年1月6日、「天声」を聞いたとして法の華を設立します。裁判では、母親が「『輝ちゃんに特別な声が聞こえた』ということで活動しよう」と福永法源に持ち掛けたとされています。
法の華三法行を設立
法の華を母親と立ち上げた福永法源は、1984年に「天声の聞く唯一の者」として億万長者養成所セミナーを開催します。同年に静岡県で宗教法人の認可を受け、本格的に新興宗教として活動を始めます。
そして、1991年ごろから、法の華三法行の特徴である「足裏診断」を始め、逮捕されるまで合計で約22,000人から約900億円ものお金を集金しました。単純計算で1人から400万円以上を集金したことになります。
被害者の方のことを考えると、不謹慎な言い方ですが、24歳で起業して詐欺に遭うまでは成功していたこと。さらに、宗教法人を立ち上げて900億円ものお金を巻き上げたなんて、福永法源は能力は高い人物だったのでしょう。その能力をもっと違うところに使えばよかったのでしょうけれど・・・。
逮捕後の経歴
2000年に逮捕されて、2008年に懲役12年の実刑判決を言い渡された福永法源は、未決拘留日数が差し引かれ、さらに前科前歴がなく模範囚だったことから、2014年に出所しました。
そして、2015年4月に福永法源は70歳の誕生日を迎えるのですが、キリスト復活祭に合わせて、福永法源「復活祭」が大々的に行われました。その復活祭で「最高ですか~!」を連発し、福永法源は健在であることをアピールしています。
ちなみに、その時でも詐欺罪を認める気はなく、「弾圧だ」と話していたようです。
15年ぶりに公の場で教団活動への復帰を表明しました。いまも詐欺の罪を認める気はなく、福永氏は、天声(てんせい)が「弾圧は絶対、許さない」と言っているなどと語りました。
逮捕から15年経っても、まだこれだけの信者を集められるなんて、カルト宗教の恐ろしさを感じずにはいられません。
法の華三法行の教祖・福永法源は3回結婚?
福永法源は3人の女性と結婚しているとされています。
・1人目:内縁関係の女性=娘が1人
・2人目:信者の女性=娘が1人
・3人目:真理子夫人=息子1人、娘1人
真理子夫人も信者の女性で、福永法源とできちゃった結婚をしたという情報があります。ちなみに、この真理子夫人は、野辺優香という芸名でヒーリング歌手として活動しています。
ちなみに、真理子夫人と結婚してから、法の華三法行は華やかな感じになっていったそうです。
金で買った著名なミュージシャンをバックにいい気なものです。
子育て、家事は完全に放棄し、贅沢&遊び放題の毎日。
旦那が逮捕されても知らん顔で、2人の子供達とともに連日、方々を
遊び歩いているそうです。
引用:法の華:福永真理子夫人
なんだか、カルト宗教にありがちな展開ですね。福永法源の子供たちは特に教団に関係した仕事をしていないのか、現在は何をしているのかはわかっていません。
法の華三法行に関係していた芸能人4名
法の華三法行に関係していた芸能人を4人ご紹介します。
板東英二さん
板東英二
生年月日:1940年4月5日
出身:満洲国東安省虎林県
身長:170cm
所属:フリーランス
活動:タレント、元プロ野球選手
現在は芸能界を引退している元タレントで、元プロ野球選手の板東英二さんは、法の華三法行の広告塔をしていたとされています。
懲役12年の実刑判決を受けた新宗教団体「法の華三法行」の福永法源元代表が出所したため。それに伴い、かつて同団体の広告塔の役割を担っていた板東の活動実態が明らかになり、その道義的責任が問われる可能性があるからだ。
引用:1,000億円詐欺「法の華」福永法源元代表の出所で“広告塔”板東英二が再びタレント生命の危機に (2015年2月1日) – エキサイトニュース
バブル崩壊後は、偽装牛肉事件の当事者らとの癒着問題や、法の華・福永法源受刑者との関係で名前が出たこともあり、疑惑はいっそう深まるばかりだ。
引用:板東英二脱税騒動、テレビ局編成から「ワイドショーで触れるな」のお達し(2013/01/24 19:00)|サイゾーウーマン
信者ではなく、広告塔として活動していたようです。ただ、これはあくまでも噂ですので、実際に板東英二がどのくらい法の華三法行と関係していたのかは不明です。
関口宏さん
関口宏
生年月日:1943年7月13日
出身:東京都港区
身長:170cm
所属:三桂
血液型:A型
活動:キャスター、タレント
ニュースキャスターやタレントとして活動している関口宏さんも、法の華三法行の広告塔をしていたと報じられました。
にしきのあきら(錦野旦)さん
にしきのあきら
生年月日:1948年12月14日
出身:大分県大分市
所属:にしきのあきら企画
血液型:A型
活動:歌手
にしきのあきらさんも、法の華三法行の広告塔をしていたと報じられています。
島田陽子さん
出典:jisin.jp
島田陽子
生年月日:1953年5月17日
没年月日:2022年7月25日
出身:熊本県熊本市
身長:171cm
所属:エクシード株式会社
血液型:O型
活動:女優
島田陽子さんは、福永法源が出所後に半生を描く映画で、福永法源の母親役を演じました。
その記者会見で、島田陽子さんは次のように語っています。
黒のワンピース姿の島田当人が登壇すると、信者然として意気込みを述べる。
「魂も肉体も本当に喜んでおります! タイトルは『雷雨来たれ』。苦しいなかを喜びながら生きて行こうという意味です。先生(=福永)のお母様を演じるなんて本当におこがましいですが」
ここまで語るなんて、ただ役者として映画に参加するのではなく、福永法源に心酔しているようです。
法の華三法行の本部の跡地
出典:otsubo.info
法の華三法行の本部は、静岡県富士市厚原字大石2255番地2にありました。
現在宗教法人の主たる事務所は、「静岡県富士市厚原字大石2255番地の2」にあり、同所を「天声村」と称して、約4000坪の敷地に信者の修行の場である天地堂や仏舎利を安置する仏舎利殿などの建物を建立するなど大規模な宗教施設を保有しています
引用:LINC/法の華とは?
2003年には本部の天声村は取り壊しが始まっていて、跡地は現在はすでに更地になっています。また、「静岡県富士市厚原字大石2255番地2」は住所から消えてしまっています。この住所を残すと、法の華三法行の本部跡地だったことがわかってしまうからかもしれません。
法の華三法行の現在
法の華三法行は、2003年に解散しています。しかし、その後は信者たちが「よろこび家族の和=天華の救済」として活動をしていました。そして、福永法源が出所した後は、復活祭を行い、2016年10月に「第3救済 慈喜徳会」に改称して活動を行いました。また、福永法源の半生を描く映画「塀の中の神様」に本人役で出演していました。
しかし、2018年には「第3救済 慈喜徳会」から福永法源が抜け、二代目福永法源を名乗る人物が「天喜びの大樹」を設立しています。
「第3救済 慈喜徳会」から福永法源が抜けた後も、「第3救済 慈喜徳会」は福永法源を神格化していますが、福永法源本人が現在どうしているのかはわかっていません。
法の華三法行と教祖・福永法源のまとめ
法の華三法行と福永法源についてまとめました。法の華三法行は短期間で1000億円ものお金をだまし集めたカルト宗教です。そんなカルト宗教が現在でも名前を変えて続いているなんて驚きです。
福永法源は2022年で77歳なので、おそらくまだ亡くなってはいないはずです。亡くなった後、カルト宗教にありがちな分裂騒動は起こるのでしょうか。