グレート義太夫さんは「たけし軍団」の一員で体を張った芸で人気を集めていましたが、糖尿病を患った理由や現在が話題です。
今回はグレート義太夫さんの糖尿病について、これまでの豪華な食生活、人工透析治療、現在をまとめました。
この記事の目次
グレート義太夫のプロフィール&経歴
グレート義太夫(ぐれーとぎだゆう)
グレート義太夫さんは、1983年にビートたけしさんに弟子入りし「たけし軍団」に加入すると、体を張った芸風でお茶の間の人気を得てきたお笑い芸人です。
そして、ビートたけしさんの冠番組として有名な「オレたちひょうきん族」「足立区のたけし、世界の北野」「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」などにも出演し活躍していました。
しかし、たけし軍団に加入後に毎日豪華な食事をするうち、いつの間にかグレート義太夫さんは30代の頃に糖尿病を発症。マックス120㎏だった体重も、67㎏まで減少してしまいました。
グレート義太夫の芸能界での活躍
グレート義太夫さんは、亜細亜大学に進学し、音楽サークルでドラマーを担当していました。
それをきっかけに本格的にプロのミュージシャンを目指すようになり、ロックバンド「雷神」を結成し、メジャーデビューを目指していました。
「オレたちひょうきん族」
グレート義太夫さんは、元々ミュージシャン志望だったため、強めのカールに大柄な体格という、ロックバンドのドラマーらしいルックスでした。
ですが、ビートたけしさんにはプロレスラーのように見えたようで、日本のレスラーである「ザ・グレート・カブキ」さんの名前から、「グレート義太夫」と名付けたのです。
昭和のお笑い界の代表
当時たけし軍団は8人でしたが、10人編成に増やすことになり、グレート義太夫さんは井手らっきょさんとともに正式にたけし軍団に加入しました。
グレート義太夫さんは、持ち前のユニークなキャラクターをビートたけしさんに買われていて、たけし軍団加入以前から「オレたちひょうきん族」などに出演し、人気を獲得していました。
いよっ
— alfe (@alfe_kchann) 2017年8月20日
雷雨の似合う男!
グレート義太夫が雷神様の恰好をしたのを
想像してしまいましたよ🎉
グレート義太夫はミュージシャンとしても活躍していた!
グレート義太夫さんは、体を張った芸人というイメージでしたが、実はミュージシャンとしても活躍していました。
ミュージシャンとして活躍していた過去も…
グレート義太夫さんは、ビートたけしさんのバックバンドである「シークレット・ポリス」時代には、楽曲「浅草キッド」の制作時にアドバイザーとして参加していました。
また、1985年発売のアルバム「野戦病院〜ビートたけし&たけし軍団ライブ」の中の収録曲「バラード」の作詞作曲を手掛けています。
そして1992年には、ビートたけしさんが宮沢りえさんと共演したエースコック「スーパーカップ」のCMソングをグレート義太夫さんが作詞作曲しています。
グレート義太夫の都市伝説~「麻原彰晃の兄弟」という噂
グレート義太夫さんは、故麻原彰晃死刑囚と容姿や風貌が似ていたことから、「麻原彰晃の兄弟」という噂が流れました。
現在のようにインターネットが普及していなかった時代にも関わらず、日本中に広まり、都市伝説となりました。
麻原彰晃
グレート義太夫
ちなみに、グレート義太夫さんがテレビで大活躍していた1980年~1990年代に、凶悪な事件を数々起こしていたオウム真理教は、現在もなお「アレフ」と名前を変えていま継続しています。
地下鉄サリン事件の首謀者の麻原彰晃死刑囚は、2018年7月6日に死刑執行されています。
また、当然のことではありますが、グレート義太夫さんは麻原彰晃とは兄弟ではなく、一切関係はありませんでした。
オウム事件が華やかなりし頃、日曜の午後にやってたスーパージョッキーというお笑い番組で、たけし軍団がオウム真理教に模したコントがあったけど、グレート義太夫が麻原彰晃に模していて、激似で面白かったなぁ
— ジェイドメタル (@Jademetal) 2010年6月19日
ウキペディアのグレート義太夫さんの項に
— Keiko6407 (@K_ko201248) 2018年1月9日
>一時期、顔が麻原彰晃に似ていたため「麻原彰晃の弟ではないか」と都市伝説になったこともある
とありました。(~ではないかと都市伝説、というのも変な言い回しですよね)https://t.co/oUr5jHYJgh
麻原彰晃(松本智津夫)のモノマネを一時期グレート義太夫さんがやってモザイクかかった事なかったっけ
— てっ : ҉҉҉ ҉҉҉҉҉ ҉҉҉ ҉҉҉ ҉҉҉ ҉҉҉ ༘ؓ ँั๊̨↭̎ॣཻ̢ (@zabakiy) 2015年3月1日
グレート義太夫が糖尿病を告白し話題に
グレート義太夫が自身の壮絶な闘病生活を激白
過去に放送された「解決!ナイナイアンサー」で、グレート義太夫さんが自身の壮絶な闘病生活について語りました。
収録中に倒れた事も…
「デブだけ集まって運動会をする『デブリンピック』という企画でした。当時、僕の体重は公称100キロ。ところが、番組であらためて測ったら、88キロしかなかったんです。
折しも同じころ、家で洋画を観ていたら、字幕が急に読めなくなったり、やたら喉が渇いてトイレが近くなったり、ということが起きました。そのときには、糖尿病が進行していたんでしょうね」
そんなある日、義太夫は突然、自宅で倒れてしまう。救急車で病院へ運ばれ、血液検査の後、医師の説明を受けた。
「すぐに入院をしなければいけないレベルの糖尿病でし た。血糖値が630もあり、病院歴代2位の数値だったそうです。『普通なら昏睡状態ですよ』とまで言われました」
グレート義太夫が糖尿病になった理由は豪華すぎた食生活
グレート義太夫さんは、たけし軍団に加入する前は体重が80kgだったといいます。
しかし、たけし軍団に加入してからというもの、豪華な食事を続ける生活を送るうちに114kgまで太ってしまったのです。
そんな毎日を続けていたところ、体にある異変が起こっていったのです。
高カロリーな食事を食べ続けた結果…
「師匠が飲食店に入っている間、弟子は外で待っているのが芸能界の常識。でも、『殿』(たけしさん)は皆を店の中に連れていってくれました」
しかも、料理を大量に注文する。残すと申し訳ないので、弟子たちが全部平らげた。
「大きなすしおけにウニの軍艦巻きだけが並んでいたことも。芸能界に入って食生活が豊かになりました」
その結果、グレート義太夫さんは糖尿病になってしまったようで、通常110未満の血糖値が、グレート義太夫さんの場合630もあったそう。
この数字を示す状態は、いつ昏睡状態になってもおかしくはない状態だったそうです。
グレート義太夫が糖尿病治療で人工透析生活に
グレート義太夫さんの正式な病名は、糖尿性腎症からくる慢性腎不全でした。
1カ月間入院した後、週に3日、1回5時間を要する透析の日々を送ることになってしまいます。グレート義太夫さんが50歳になったときのことでした。
医療費も高額…
「最初は左腕にシャント(透析の際に使う、動脈と静脈を直接つなぎ合わせた血管)を作ったんですが、血栓が出来て、詰まって潰れてしまいました。それで、いまは利き腕の右腕にシャントを作り、透析を受けています。
ベッドにつながれている5時間は、何もできません。週に15時間ですから、ネタを考えたりする時間にあてています。治療費は透析を含めて1回、2万5000円くらいです」
これ、義太夫さんか配信元がウソついてるのか、分からないけど、人工透析患者は申請すれば身体障害者1級に認定されて、そんなに治療費かからないはず。
— 無属性の独り言 (@domannakano) 2018年7月22日
糖尿病で透析の日々「グレート義太夫」こんなにお金がかかる…(SmartFLASH) – Yahoo!ニュース https://t.co/SwhBu3eA9T @YahooNewsTopics
【ツイッターズ】グレート義太夫の現在!糖尿病と人工透析&最近の活動まとめ – ツイッターズ – https://t.co/KQnFD26cZz pic.twitter.com/bmO0TcyuPE
— ツイッターズ (@twi__tters) 2018年4月4日
グレート義太夫の現在の様子や活動
現在の活動
グレート義太夫さんは糖尿病の治療のかたわら、現在も舞台出演や、ギター漫談、落語、ラジオ出演などにも精力的に活動を行っているようです。
本を発売したり…
グレート義太夫さんは、現在はラジオにゲスト出演したり「落語家のいない落語会」というイベントを開催しながら闘病生活を送りつつ芸能活動も続けていました。
また最近では、ビートたけしさんの独立騒動をめぐって、たけし軍団で事務所を立て直していくための話し合いを頻繁にしていたようです。
そして2009年、グレート義太夫さんは書籍「糖尿だよ、おっ母さん!(幻冬舎)」を出版。
グレート義太夫さんが糖尿病を患った経緯や症状、糖尿病と戦い続けてきた記録や、糖尿病の恐ろしさなどについて書かれています。
グレート義太夫さんからいいね来てびっくりした後めっちゃ笑ってる
— ♂かずき♂ (@kazukazuki0503) 2018年4月12日
夏目亭透析て(笑)
糖尿だよ、おっ母さん!の時も笑ったけどこのセンスはさすが。
現在も治療中
グレート義太夫さんは、現在もなお糖尿病の治療を行っているようです。現在は、「人工透析」という方法を利用した治療で、命をつなぎとめているようです。
人工透析は週3回…
そして今度は、テレビ番組の収録中に倒れてしまった。翌日、病院へ行くと……。
「腎機能の度合いを示す『クレアチニン』の値が、8を超えたら透析だといわれていたんですが、僕は11.3もありました。時すでに遅しです」
「糖尿病の本当の怖さは、痛みやつらさがないこと。自己判断で通院をやめる人が、とても多いんです。自分の努力で、合併症になる時間を先に延ばすことができるのに。
僕もちゃんとお医者さんの言うことを聞いていれば、透析を5年後、10年後に延ばせたかもしれない。僕はダメ患者の見本。もし診断されたら、ちゃんと薬を飲みましょうと、声を大にして言いたいです」
グレート義太夫さんの、1か月の診療報酬点数が1点10円ということで、かなりの治療費が掛かっていることが分かります。
1回2万5000円の透析を週に3回…という生活になってしまった背景には、病気を顧みなかった過去があり、現在も大きな代償を払い続けることになってしまったと言えるでしょう。
まとめ
・グレート義太夫は高カロリーの食事の摂りすぎて糖尿病になった。
・グレート義太夫の現在は糖尿病のために人工透析を週3回行っている。
いかがでしたでしょうか?
グレート義太夫さんは、シロップやはちみつ一気飲み、ビートたけしさんらと毎日のように豪華な食生活が送っていたことが祟ってしまい、30代で糖尿病に掛かってしまいました。
その後腎不全を併発して、現在もなお人工透析生活を続ける生活をしています。
糖尿病になってしまうと、多額な治療費が必要になる上に一生闘病生活になってしまうので、日々の食生活には注意したいものです。
しかし、グレート義太夫さんは病気を感じさせることなく、精力的に活動しています。今後も注目していきましょう。
本 名:鈴木 正之(すずき まさゆき)
誕生日:1958年12月26日
出身地:東京都板橋区
職 業:お笑い芸人
所 属:オフィス北野