「脳梗塞」とは～症状・原因・前兆

「脳梗塞」とは、脳出血や、くも膜下出血の場合、脳の血管が破れることで血液が漏れてしまい、脳の組織が破壊されてしまう病気です。

その中でも多いのが脳梗塞で、脳卒中の４分の３以上を占めているのです。 そして、脳梗塞が起こってしまうと、右半身か左半身のいずれかに運動麻痺が起き、言葉がうまく話せなくなってしまったり、意識がはっきりしなくなったりしてしまいます。

脳梗塞の症状は？

上記のような症状が1つでも当てはまれば、脳梗塞を疑った方がいいでしょう。このような症状に気付いた際には、まず様子を見ようではなく、直ちに病院に駆けつけることが大切と言われています。

脳梗塞の原因は？

脳梗塞の原因となる大きな要因のひとつに、「動脈硬化」があります。

動脈硬化とは、血管の内側にある壁にコレステロールなどがたまるなどし、血管が厚く硬くなっていき、血液の流れが悪くなってしまう状態のことうを指し、この動脈硬化が促進したことで血管に損傷を与えてしまう病気には、高血圧や脂質異常症（高脂血症）、糖尿病、心房細動といった心臓病などがあります。

そしてこれらの病気の原因となっているものは、喫煙や飲酒、肥満などがあり、日常生活の中に危険因子はひそんでいると言えるのです。

このことからも、「脳梗塞は、生活習慣病である」と言われているのでしょう。

脳梗塞の前兆は？

脳梗塞の前兆は、大体は、右半身か左半身の手足に力が入らなくなるなどの、痺れてしまったりという運動麻痺が起こるのです。

この運動麻痺は、顔面に起きてしまうことも多く、顔の右半分や左半分が下がってしまったり、歪んだ表情になってしまいます。このような麻痺や痺れが身体の半分に起こってしまった時は、脳梗塞の可能性が非常に高いと言えるでしょう。

また、ろれつが回らなくなるなど「構音障がい」や、喋れなくなったり、言葉や文字が理解できなくなるといった「失語症」なども脳梗塞の症状の1つになります。さらには、意識が低下してしまったり、めまいがして体のバランスが取れなくなったり、吐き気を感じる、急に目が見えにくくなる、二重に見えるなどが、脳梗塞の前兆と疑われるでしょう。

脳梗塞経験のある芸能人・有名人ランキング最新版　TOP10-6

10位：星野源

星野源さんは、俳優・シンガソングライター・文筆家などマルチに活躍しています。

2012年（当時31歳）の時に「くも膜下出血」を発症しています。くも膜下出血とは、「脳動脈瘤」の破裂が原因によるもので、翌年2013年にも発症していて、その度に活動休止をしています。

9位：大橋未歩

大橋未歩さんは、テレ東の看板アナウンサーとして大活躍し、テレ東人気にも貢献してきたとも言われていて、現在も活躍しているフリーアナウンサーです。

そんな大橋未歩さんは、2013年（当時34歳）1月に、急に倒れたそうです。

なんでも夜、洗顔クリームに手を伸ばそうとしたところ、掴み損ねたそうで、家族はとっさに救急車を呼んだそうです。その時には既に呂律が回らない状態だった模様です。その後、手術で右の内頸動脈に血管を広げるための金属を入れたので、再発の可能性はほぼゼロだと語られています。

8位：徳永英明

徳永英明さんは、シンガーソングライター・作曲家・俳優として活躍しています。

そんな徳永さんは、3回も脳疾患系の症状によって救急搬送されています。最初は40歳の時で、手足のしびれ・言語障害などの症状が出たため、活動休止しています。

その後、55歳の時には「右手が重くなる」という症状が出て、再発予防のために開頭手術をし、2018年（当時57歳）には「激しい立ちくらみ」を感じ、軽度の脳梗塞だと診断されました。

7位：長嶋茂雄

長嶋茂雄さんは、「読売ジャイアンツ終身名誉監督」で、プロ野球界のレジェンドとしても有名です。

2004年3月（当時68歳）に自宅で倒れ、その際に「心原性脳塞栓症」だと診断されました。長嶋茂雄さんの場合、左側に発症したので、右腕の片麻痺と言語障害の後遺症が残ってしまいました。しかし急死に至らなかった点は、幸運と言えるでしょう。

6位：石原慎太郎

石原慎太郎さんと言えば、政治家として大変有名な方で、その他にも作家や、 参議院議員・環境庁長官・運輸大臣・東京都知事・衆議院議員・日本維新の会代表、共同代表、次世代の党最高顧問を歴任してきました。

2013年（当時76歳）の時には軽度の脳梗塞を発症しています。

その後遺症は数多く残ってしまい、利き手である左手で平仮名も書けないそうで、右側に発症したので、 反対側の左側に後遺症が残ってしまったのです。

また「記憶障害」という、後遺症にもなっているそうです。

脳梗塞経験のある芸能人・有名人ランキング最新版　TOP5-1

5位：ラモス 瑠偉

ラモス瑠偉さんは、生まれはブラジルですが、国際結婚によって日本に帰化されています。現在は、「JFA」の最高位指導者として Jリーグで監督を務められています。

そんなラモス瑠偉さんは、2016年（当時59歳）の時に自宅で倒れましたが、驚異の回復力で約2ヶ月後に退院しました。

しかし、その後遺症で「味覚障害」と「嗅覚障害」を患いました。急死に至らなかったのは不幸中の幸いと言えるでしょう。

4位：磯野貴理子

磯野貴理子さんは、女優・タレントとして幅広いジャンルで活躍し、人気を得ています。

2014年（当時50歳）の時に、仕事に行く際に、普通に立つ事が出来ず、眼の焦点も合わなくなり、呂律が回らないといった異常に、元旦那がいち早く気づき、救急搬送されました。

一命を取り留め、現在も芸能界で元気に活躍されています。

磯野貴理子の別れた旦那さんて、脳梗塞の時にいち早く気づいて病院連れてってくれたんだよね。すっごい年下だけどすっごい愛されてるんだなぁって思った記憶が…しかし離婚理由が辛過ぎる…

— Wako (@meemaw_jp) May 18, 2019

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3位：木村進

木村進さんは、お笑い芸人・喜劇役者で、以前は吉本興業に所属していましたがその後、フリーとなり、「木村進劇団」の代表を務めていました。

様々なボケに、ツッコミも二枚目もできるという、稀有な芸達者ぶりを発揮し、23歳という若さで吉本新喜劇の座長になりました。

しかし、38歳の時に「脳内出血」で倒れ、退団しています。長年、深酒や脂っぽい料理を好んでいたという食生活が原因でした。左半身に重い障害が残ってしまい、歩行不能になります。その後、2019年に腎不全のため68歳で亡くなられました。

木村進

脳梗塞でヨイヨイになっても
タバコやめんかったんよね

— 🇹🇼🇨🇷🐯湯太郎🐯🇨🇷🇹🇼 (@yutarou_2) May 22, 2019

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2位：坂上二郎

坂上二郎さんは、コメディアン・俳優・歌手として活躍してきました。

69歳の時に軽度の脳梗塞で倒れ、 その10年後（76歳）には、自宅の台所で再び転倒してしまい、首から下が麻痺、手足が不自由となってしまいました。

そして同年の2011年3月、再度の脳梗塞を患い、76歳で亡くなってしまいました。

コント５５号の坂上二郎が１０日午前、脳梗塞のため死去。７６歳。１９歳で浅草のストリップ劇場フランス座で共演した萩本欽一と昭和４１年「コント５５号」を結成。飛行機の手振り付きの「飛びます、飛びます」、忘れられない。一発芸やいじり中心の現在のコメディアンと違う昭和の本物だった。合掌。

— 岩田由記夫 (@IWATAYUKIO) March 10, 2011

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1位：西城秀樹

西城秀樹さんは、郷ひろみさん・野口五郎さんと並んで「新御三家」と呼ばれ、70年代のアイドルとして熱狂的なファンを獲得していた歌手でした。

ですが、西城さんが46歳の時、最初の「脳梗塞」、2年後の48歳の時に2度目の脳梗塞を、そして8年後となる56歳の時に3度目となる脳梗塞に倒れ、右半身麻痺と言語障害が残ってしまい、2018年5月16日に、心不全によって63歳で亡くなられました。

これを見ると 涙が溢れます 😭 秀樹は 何度も脳梗塞が発症しても 私たちの前にたち続けました 😢 どんな姿になっても かっこよかった 永遠のスーパースター 西城秀樹 秀樹は 私たち ファンの心中に生き続けます

— ヤマダサキ (@ISUNdXEGJl9PutE) October 14, 2019

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まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回は、脳梗塞の症状・原因・前兆と、脳梗塞を経験した芸能人を10名ご紹介してきました！