人気VTuberだった牡丹きぃは事務所トラブルや妊娠疑惑などの炎上騒動で引退していて、中の人の現在の活動も話題です。
今回は牡丹きぃの顔や年齢、中の人や前世情報、これまでの炎上騒動の経緯、引退と復活など現在をまとめました。
この記事の目次
牡丹きぃは前代未聞の炎上VTuber
出典:https://twitter.com/
VTuberの牡丹きぃ
牡丹きぃとは、近年人気のVTuberであり、圧倒的な炎上で話題になった人物でもあります。
まずは、今更聞けない「VTuber」とは何なのかという基礎知識を確認していきましょう。
ところでVTuberって?
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VTuberは「バーチャルYouTuber」の略称で、キャラクターやアバターなど仮想の体を使って動画配信を行います。
2016年12月から活動を開始している「キズナアイ」が、YouTube活動を行う時に自身を称した言葉として初めて使って以降、次々にVTuberがデビュー。
2017年には、後に四天王と呼ばれる「シロ」、「ミライアカリ」、「バーチャルのじゃロリ狐娘YouTubeおじさん」、「輝夜月」がこの年に活動を開始しています。
キズナアイと2017年の初期デビュー組4人は「5人揃って四天王」と呼ばれており、キズナアイをチャンピオン、それ以外の4人を四天王と呼ぶ人もいるようです。
そんなVTuberは、2017年から2018年にかけて一気に市場が伸び、2021年10月時点で1万6000人以上のVTuberが活動を行っていると言われています。
YouTubeにおけるトップ10のVTuber累計チャンネル登録者数は、2000万人を超えています。
また、VTuberの活動場所はYouTubeだけではありません。
2019年1月には「NHKバーチャルのど自慢」の放送が開始されたり、イギリスのBBCで取り上げられたりと、様々なメディアに登場しています。
企業もVtuberを広報として利用
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VTuberの躍進を受けて企業も反応を見せています。
まず、SNSやゲームで知られるグリーは2018年4月、VTuberに100億円規模の投資を行うことを発表。
サンリオや花王は、ブランドのコミュニケーションツールとしてVTuberを利用しています。
そして、VTuber専門のマネージメント事務所も設立されており、事業としての期待の高さがうかがえます。
牡丹きぃの顔や年齢
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さて、牡丹きぃの情報について見ていきましょう。
牡丹きぃは2018年7月にVTuberとしての活動を開始。
仮想空間における顔立ちは、緑がかった青い目に金色の髪の毛をツインテールにしています。
画像検索をすると多数の画像がヒットしますので、興味のある方は画像検索してみてくださいね。
年齢は永遠の13歳。全年齢に提供しているゲームしかできないという設定で、語尾に「~のだ」、「~なのだ」を付ける話し方が特徴的です。
ファンは「きぃくらぶ」と呼ばれ、挨拶をする際には牡丹きぃもファンも「こんきぃずー(こんにちは)」、「おつきぃずー」と、語尾に「きぃず」を付けるのが暗黙の了解のようです。
どんなチャンネル?
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牡丹きぃは、YouTubeにアニメやゲーム系の情報チャンネルを開設していたのですが、この動画を全て非公開にして、2018年8月から「牡丹きぃ」としてリメイクしていたようです。
牡丹きぃがアップする動画はゲームの週間ランキングやアニメについて深堀する内容のものが多く、他には「歌ってみた踊ってみた」、「ASMR」など時代の流行を取り入れていました。
その後サブチャンネルも開設し、「牡丹きぃGames」においては、モンストやPUBGなどの人気ゲームからマイナーゲームまで幅広いタイトルを扱い、配信も頻繁に行っていました。
なお、これらのチャンネルは、2019年に牡丹きぃが引退した時点でアカウントの削除と共に消滅しています。
牡丹きぃの前世(中の人)とは
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牡丹きぃは、3Dや2Dのモデルを使い分けていましたが、やはり気になるのは「前世」ですよね。
一般的には「前世」と表現される、中の人(演者)の人物像を調査しました。
前世とは?
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VTuberが言う「前世」というのは、中の人がどんな名前でどのような経歴の人物なのかという情報を指します。
やはりVTuberでも楽しいプログラムやトークを繰り広げられないと、視聴回数やチャンネル登録者数は伸びません。
このため、中の人を選ぶ際には、何らかの配信活動をしていた経験者や歌い手のニーズが高くなるのだそうです。
基本的に前世は隠されていることが多く、「あの人の前世は元YouTuberの〇〇さんだ」など前世の情報を動画コメント欄で書いてしまうようなことはマナー違反になります。
転生とは?
VTuberには「転生」という言葉もあります。一般的には、人生をやり直すことを指しますよね。
ネット界隈においては、あるキャラとして活動していた人物が、別のキャラデザインのVTuberとして新たに活動を開始した場合、新しいキャラの方を「転生」といいます。
かつて、にじさんじに所属していた「闇夜乃モルル」が、ホロライブに所属が変わったことをきっかけに「姫森ルーナ」になったというのが有名な転生先として知られています。
牡丹きぃの中の人については不明
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牡丹きぃについては、中の人については明らかにされておらず、元々VTuberとしての前世があったのかも不明な状況です。
前世についても中の人についての情報も、この後で紹介する不名誉な炎上が原因で引退しているので、私が中の人ですと言い出しにくいのかもしれません。
牡丹きぃの炎上騒動① 運営事務所とのトラブル勃発
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ここからは、VTuber界において屈指の炎上と言われている牡丹きぃの炎上騒ぎを時系列で紹介していきます。
発端は、牡丹きぃの愚痴めいたツイートから始まりました。
運営から搾取されていた?
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ことの発端は、牡丹きぃの2019年1月3日に更新されたツイートにあります。その内容は、マネージメント業務を担当する運営会社に対する不満を綴ったものでした。
「運営から牡丹きぃとしての活動を行えなくなるような圧力をかけられている」と不穏そのもの。暴言も吐かれていることに耐え切れなくなったことから、公表を決意したそうです。
さらに、1日あたりの勤務時間は15時間と長時間労働を強いられ、その割にはもらえる固定給が少なく、投げ銭は全て運営が持って行く仕組みだったといいます。
牡丹きぃは、運営に対して感謝をしているものの、契約書らしきものが存在しておらず、将来に対してとても不安を抱えているという状況だったようです。
明確な給与については記載されていないものの、このツイートから、牡丹きぃは運営に搾取されているのでは?とざわめきが起こりました。
ヤラセ企画・同情を引く行為も運営が指示?
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過去にやった仕事には、「フォートナイトでビクトリーロイヤルを取れたらCDデビュー」という企画がありました。
この企画は完全にヤラセであり、牡丹きぃのCDデビューはすでに決まっていたものの、注目を集めるために開催されたものと説明。
それだけではなく、「同情を引くために、ビクトリーロイヤルを取らないように」という指示を運営から細かくされていたと牡丹きぃは訴えています。
牡丹きぃの炎上騒動② 運営からの反論で牡丹きぃが苦境に立たされる
運営側からの釈明① ヤラセはなかった
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牡丹きぃの切実な訴えに対して、それに答える形で運営側は声明を発表しました。
まず、「フォートナイトでビクトリーロイヤルを取る」という企画は牡丹きぃからの提案であったと説明。
さらに、これまでに何回か提案されていたのですが、運営側としては牡丹きぃの時間的な負荷が高くなることを懸念し、断っていたといいます。
しかし、牡丹きぃの演者から、どうしてもやりたいという強い熱意を感じたことで、運営側は承認したと強調しました。
運営からの釈明② 金銭的に譲歩をしている
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さらに、牡丹きぃが不満だと訴えた「投げ銭収入を全て運営側が持っていってしまう」という点に関しては、一部支払いが完全ではなかったものの否定しています。
報酬は完全に折半していて、もし売上の金額が少ない時は3万円を保障していたそうです。
また、牡丹きぃから報酬の最低保証額をアップして欲しいとの申し出を受け、10万円に上げることを約束していたといいます。
それでも足りないと牡丹きぃから言われたとのことで、ボイス系グッズ売上の取り分の多くすることも約束に追加していたとのこと。
さらに、牡丹きぃが過重労働気味であることは把握していたため、改善するためにスタッフを追加したところだった、とも説明しています。
これにより、牡丹きぃが訴えたヤラセ企画への参加、労働時間や報酬の取り分など、運営側は全て何らかの対応・改善策を講じていたことになり、牡丹きぃの言い分とは異なっています。
この声明文に対して、牡丹きぃは「こちら側に何の話もなく勝手に情報を出された」と怒りのツイート。
運営側と牡丹きぃとの関係は、改善するどころか、さらに悪化してしまったようです。
牡丹きぃの炎上騒動③ 虚言癖の疑いが発覚
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牡丹きぃが運営に対して待遇の不満をぶちまけたところ、次々に運営側から反論され、ファンのみならず、牡丹きぃを知らなかった人からもやり取りが注目されるようになりました。
その後も、牡丹きぃと運営側のやり取りについて、途中経過が双方のツイッター上で随時公開。
時間が経過するに従い、牡丹きぃによる明らかな嘘が露見し、牡丹きぃのSNSは大炎上することになります。
ここでは、牡丹きぃの炎上がどのように泥沼化していったのか、紹介します。
荒唐無稽な発言に批判殺到
関係が悪化の一途をたどりつつも、牡丹きぃと運営の話し合いは続き、2019年1月4日には続報がツイッター上で公開されています。
運営側は、牡丹きぃの権利を譲ることは考えておらず、一部支払われていない報酬分は請求書を発行してもらえたら対応すると発表しました。
運営側の対応が報告される中、一方の牡丹きぃは「運営は反社会」、「スマホに監視アプリを入れられていた」と暴言を呟いていきます。
さらに、フォートナイト参戦企画に関しても運営ヤラセ説は嘘であることが判明。
これにより、それまで牡丹きぃのファンだった人たちもSNS上で牡丹きぃを批判をするようになり、結果的に炎上してしまったのです。
お互いに謝罪
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牡丹きぃと運営とのトラブルの行方は注目を集め続け、牡丹きぃの母親も運営との話し合いに参戦するなど、騒動の泥沼化が懸念されていました。
最終的に、牡丹きぃは運営に謝罪し、運営に向けた問題のツイートを削除。
運営側も「牡丹きぃ」の権利は手放さないと頑なでしたが、謝罪の上、「牡丹きぃ」の利権そのものを手放すことでお互いに合意を得ました。
これにより、運営批判から始まった牡丹きぃの炎上騒動は一応解決したようです。
牡丹きぃの炎上騒動④ オフパコ騒動で妊娠疑惑が浮上
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事務所との喧嘩が一段落したものの、牡丹きぃは同時期に別の件でも炎上していました。
それは、姫乃奏との間に起きた「オフパコ」事件と呼ばれるものです。牡丹きぃは妊娠していたとの噂が浮上していますが、本当でしょうか。
姫乃奏とのオフパコをリークされた
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牡丹きぃは、2018年10月に同じVTuberの姫乃奏とのコラボをきっかけに、中の人同士で仲良くなり交際がスタートしたようです。
「姫乃奏」という名前だけを見ると、女性のように感じるかもしれませんが、中の人はれっきとした男性です。
2018年12月1日、牡丹きぃは姫乃奏の家に泊まりに行き、一晩を共に過ごし男女の仲になったものの、振られてしまったといいます。
そしてそれからしばらくした後、牡丹きぃは妊娠に気が付いたようです。
実は、ここまでの流れをリークしたのはVTuberの鳴神裁です。自身の動画で、交際から妊娠の経緯だけではなく、2人のやり取りのスクショも証拠として出しています。
さらに、妊娠に気が付いた牡丹きぃが子供を堕ろしたという結末もリーク。動画を視聴した2人のファンは大騒ぎになりました。
妊娠はしていなかった
牡丹きぃと姫乃奏がオフパコをしていたことは事実でしたが、妊娠は嘘だったことが後に判明しています。
実は、妊娠していると主張したのは牡丹きぃであり、姫乃奏に振られたことに対する腹いせだったようです。
妊娠を告げられたことをきっかけに姫乃奏と連絡が取れなくなり、鳴神裁のリークで炎上騒ぎになると、牡丹きぃの思惑通り、姫乃奏はVTuberとしての活動も休止しました。
しかし2022年現在、何事もなかったかのように姫乃奏は活動を再開しているので、騒ぎが下火になるのを待っていたと思われます。
牡丹きぃは引退後に復活していた
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牡丹きぃは、事務所との関係の悪化や妊娠騒ぎなどたて続けに炎上騒動を起こし、引退に追い込まれました。
しかし、すぐに転生していたようです。牡丹きぃの引退と復活について紹介します。
2019年4月に引退
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牡丹きぃは、2019年4月12日にツイッターを更新し、引退を発表。
当日のツイートには「きぃは、きぃの魂は、私は、誰よりも牡丹きぃのファンでした。応援してくれたみんな、ありがとう」と感謝の意を伝えて消えていきました。
「バーチャル魂ちゃん」として復活したことも
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牡丹きぃは引退したのですが、VTuberとしての活動を辞めたわけではありませんでした。
2019年6月7日から「バーチャル魂ちゃん」というチャンネルを新設し、復活。
魂ちゃんは、その名の通りで火の玉のキャラクターで「成長できたら人間になれる」というキャッチフレーズを打ち立てたものの、人間になることなく消滅してしまいました。
既にチャンネルも削除されており、牡丹きぃの中の人がアップしたYouTube動画を確認することはできませんが、ニコニコ動画では閲覧可能です。
牡丹きぃの現在:転生して前世を謝罪していた?
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2022年現在の牡丹きぃについて調査しました。
どうやら現在もVTuberとして活動を続けているようです。
転生先は「生返るるる」
現在は、「生返るるる」に転生してVTube活動を継続しています。
動画では前世が牡丹きぃであることを序盤から公表し、色々炎上してしまった過去についても語っています。
さらに「オフパコしたことが事実でも半生することなの?」と、本音のぶっちゃトークを炸裂。某大手掲示板では「牡丹きぃが復活してて草」など、話題を呼んでいます。
2022年現在も順調に仕事をしているようで、前世の牡丹きぃと同様にゲーム配信や歌ってみたなどの動画、ライブ配信など頻繁に更新されています。
まとめ
出典:https://www.nicovideo.jp/
牡丹きぃは、かつて炎上VTuberとして2019年に注目を集めました。中の人や前世については当時から謎に包まれており、現在も詳しいことはわかっていません。
牡丹きぃの動画配信上の顔立ちは、緑がかった大きな目と金髪のツインテールで、自身では永遠の13歳だとしていました。
2018年にチャンネルを開設し、ゲーム配信が人気でしたが、2019年に運営側に待遇面やVTuberの尊厳を求めたツイートが元で炎上。
運営側の釈明から、牡丹きぃの発言に嘘が含まれていることが発覚し、泥沼になりかけました。
また、プライベートでは同じくVTuberの姫乃奏とのオフパコ事件や妊娠疑惑がリークされ、ますます炎上してしまったのです。
妊娠はデマだったものの、運営側は牡丹きぃとの契約を解消し、牡丹きぃも謝罪をした上で引退を表明しました。
しかし、中の人はそのまま引退したわけではなく、「バーチャル魂ちゃん」を経て「生帰るるる」に転生してVTuberとして復活を果たしています。
現在も順調なVTuber活動を続けている元「牡丹きぃ」。今後は炎上せずにファンを楽しませてほしいものですよね。
牡丹きいの転生先の動向も注目です。