芳野友美さんは再現ドラマの女王と呼ばれてプチブレイクしている女優さんで、最近は柴咲コウさんに似てると話題です。
今回は芳野友美さんのプロフィール、出身高校や大学と若い頃の経歴、結婚願望や自宅、現在の活動をまとめました。
この記事の目次
芳野友美のプロフィール
生年月日:1980年7月2日
出身地:福岡県
所属事務所:ハーモニー
芳野友美さんは「再現ドラマの女王」とも称されている女優です。
趣味は読書で、香水に興味を持っているそう。また、特技は水泳・陸上・ブラインドタッチなのだとか。
芳野友美のプロフィール:高校は福岡県立嘉穂東高等学校、大学は非公開
出典:https://www.uoeh-u.ac.jp/University/
福岡県立嘉穂東高等学校を卒業後、大学も卒業していますが、大学名は非公開です。
ネット上では、産業医科大学ではないかという噂もあるようですが、実際のところは分かっていません。
芳野友美の若い頃の経歴① 歌手デビューするも一時引退
芳野友美さんは、1997年に女性向け芸能雑誌「JUNON」が主宰した女性版オーディション「S・Sガールズコンテスト」に応募し、審査員特別賞を受賞。
読者投票で1位を獲得し、13もの芸能プロダクションからオファーをもらったといいます。
その後、S・Sガールズコンテスト内で歌手でタレント・篠原ともえさんのモノマネを披露していたことをきっかけに、篠原ともえさんが所属していた芸能事務所と契約。
2000年に篠原ともえさんプロデュースにより「芳野わかめ」名義で歌手デビューし、シングル「2000☆(にせんぼし・トゥーサウザンドスター)」を発売しました。
- ちなみに「芳野わかめ」という名義は、フジテレビ系列のアニメ「サザエさん」の「磯野ワカメ」が由来となっており、「磯野」と「芳野」が似ているからとの理由で名付けられたそう。
また、芳野友美さんがデビューするきっかけとなった篠原ともえさんのモノマネですが、実は元々得意だったわけではないんだとか。
私は何も特技がなくて、オーディション前に姉に相談したら、当時大人気だった篠原ともえさんのマネをして、「『篠原です。シノラーです』って言っときゃいいじゃん」って言われて。で、やったこともない中途半端なシノラーのモノマネをしたら、その場が凍りついちゃって。
歌手デビューして以降は、篠原ともえさんの学園祭ツアーに同行して歌を披露したり、フジテレビ系列の歌番組「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」にも出演。
緊張しすぎてあまりうまく歌えなかったそうですが、「下手くそなのに必死に歌っててかわいそう」と逆にファンからの支持を得たといいます。
しかし、当の本人は同年代の歌手と自分を比較し、どんどんと自信を無くしていったそう。
そして2001年に学業に専念するため、という理由で芸能界を一時引退してしまいます。
同年代の松浦亜弥ちゃんとか鈴木亜美ちゃんとかが、1人でちゃんと上手に歌っていて、「私にこの力と器はない、無理だ」と。どれだけ自分が凡人なのかを思い知らされたっていうか。今考えると2、3年のことなんですけど、すごく長く感じたんです。結局、全く売れないまま、一度芸能界を離れて、普通の大学生、一般社会人を経験しました。
芳野友美の若い頃の経歴② 芸能界復帰、そして”再現ドラマの女王”に
- 芳野友美さんは大学を卒業後、芸能界へと復帰。2003年頃より本名で役者として活動を開始しました。
未練がすごかったんです。辞めた直後は大学の友達にも顔がスッキリしたと言われたので、自分の中でも重荷だったのかなと思っていたんですけど…何て言うんでしょう。鏡の中の自分が、もともと輝いているとか思ってないですよ!ないんですけど、どんどん普通になっていくというか、落ちぶれ感をすごく感じて焦った。それと、やっぱり“女優をやりたい”という思いがあったんです。
芸能界復帰後は役者として、2004年公開の映画「けっこう仮面・リターンズ」や2004年放送のテレビ朝日系列のドラマ「おとり捜査官北見志穂スペシャル」などの作品に出演。
2006年公開の映画「橘くんのばか」では、主演を務めました。
そして、2007年頃より所属事務所からの勧めもあって、フジテレビ系列のバラエティ番組「わかってちょーだい!」の再現VTRに出演するように。
翌年からは、日本テレビ系列の法律バラエティ「行列のできる法律相談所」の再現VTRにも出演し、同番組で演じたお笑いコンビ・デンジャラスのノッチさんの妻役が視聴者にハマります。
恐妻エピソードで見せるドSな演技が好評を呼び、以降数多くの再現ドラマに出演。いつしか「再現ドラマの女王」と呼ばれるまでになりました。
実は今の事務所に入る前は、正直、再現って嫌だったんです。安っぽいっていうか、王道で女優をやりたいみたいな偏見を持っていたんですよね。でも、事務所の先輩がやっているのを見て、お芝居もうまいし、ちゃんとプロで。今まで女優としての仕事が全くないわけだから、仕事を選んでいる場合じゃない、とりあえずやるだけやって、自分で判断しようって気持ちになって「ぜひやらせてもらいたい」と言いました。
しかし、再現ドラマは通常のドラマと違って役者の負担が大きいのだそう。
1日にメインで何役も演じたり、エキストラにもなったりするほか、衣装も自前のためセレブのような役では用意に苦労するそうです。
また、メイク・ヘアセットも自身で行い、余裕があるときにはADさんの手伝いまで担います。
再現ドラマの役者には、演技力やルックスだけではなく、自分でなんでもこなせる力やコーディネート力なども求められます。
さらに、台本も当日コピーしたての温かい状態で渡された直後に撮影に挑む、ということもあるるそうです。
驚くべきがそのギャラ。再現ドラマとはいえ、ある程度もらえるのだろうと思われがちですが、再現ドラマで得られる収入は、月2~3回ほどの出演で月平均3万~5万円ほどなのだとか。
また、再現ドラマでは「同じ役者を連続で使用しない」というルールがあるため、必然的に出演回数が限られるのだといいます。
たとえば私がある時、姑をいじめているすごい嫌な嫁を演じていて、次の週には優しい子供思いのお母さんを演じたりすると、視聴者は混乱しちゃいますよね。だから同じ人がちょくちょく出るのはよくないとされていて、1回、役を忘れてもらう期間が必要なんです。
芳野友美の若い頃の経歴③ 2017年にマツコの番組でプチブレイク
芳野友美さんは役者として活動しつつ、2018年時点では平行して経理事務のアルバイトもしていたそう。
アルバイトしている以上は「役者」と堂々とい胸を張れないと言い、芸能の仕事だけでコンスタントに20万円を稼ぎ、アルバイトを辞めて役者だけで食べていけることが目標と語りました。
しかし、その後に出演したTBS系列のバラエティ番組「マツコの知らない世界」で状況が一転。
芳野友美さんは同番組の「再現女優の世界」という企画に登場し、再現ドラマの裏側について語ったところ、その企画内容と芳野友美さんの整ったルックスに注目が集まり、プチブレイク。
特に、過去に発売していたグラビア写真集・DVDへの影響は大きく、ランキング入りも果たしています。
芳野が2013年にリリースしたグラビアDVD『Triangle』(イーネット・フロンティア)の注目度が急上昇。発売から4年もたっているのに、Amazonの女性アイドルDVDランキングでトップ3入り「現在、新品で購入できるのは同作だけですが、スレンダーボディとボリューミーなヒップがたまらない作品として評価が高い。
また、20代だった頃に発売した写真集は中古市場でプレミア価格となったほか、近年に発売したデジタル写真集も売り上げが急増したそうです。
芳野友美が柴咲コウに似てると話題に&モノマネ番組にも出演
芳野友美さんは前述の「マツコの知らない世界」に出演した際、役者の柴咲コウさんや松下奈緒さんに似ている!とも話題になりました。
芳野友美さんはその声をもとに、日本テレビ系列のモノマネ番組「ものまねグランプリ」にも過去2回登場しています。
確かに、大きく特徴的な目がとても似ていますね。
芳野友美は結婚しておらず結婚願望もあまりない
芳野友美さんは結婚しておらず、結婚願望も薄いといいます。
子供が欲しいという焦りもなく、仕事に情熱を注いでいるため、その他のことに興味が持てないのだとか。
周囲からは結婚して養ってもらえばいいのに、と言われることもあるそうですが、基本的にだらけがちなので結婚すると役者業がただの趣味になってしまうと危惧しているといいます。
また、「自立したい」という思いが強く、もし結婚するとしても自分でお金を生み出せる状況になってからでないと、とも述べています。
芳野友美の自宅がヤバイ?生活感がありすぎて汚部屋との声も
“再現ドラマの女王”芳野友美、天井に穴あく七畳一間で倹約生活#再現ドラマ #セブンルール #芳野友美 https://t.co/TIgiIefa2U
— マイナビニュース (@news_mynavi_jp) February 26, 2019
芳野友美さんは2019年、カンテレのドキュメンタリー番組「セブンルール」に出演。
その際に自宅を公開しており、エレベーターなし・築37年のアパートに住んでいることを明かしました。
家賃は5万1000円で7畳1間に暮らしているそうですが、天井に穴が開いているのだとか。
マツコの番組でプチブレイクを果たした芳野友美さんですが、2019年時点では生活自体はそこまで大きくは変わっていない様子です。
また、番組内で公開された部屋は生活感で溢れており、好感を持つ人もいれば汚部屋なのでは?という人もおり、意見が分かれていました。
芳野友美の現在:再現ドラマだけじゃなくドラマやバラエティにも進出
- 芳野友美さんは「再現ドラマの女王」として再現ドラマに出演し続ける一方、プチブレイクを果たしたことで、ドラマやバラエティ番組などにも出演するように。
2017年放送のTBS系列のドラマ「カンナさーん!」ではレギュラー出演を果たしたほか、2019年放送の日本テレビ系列のドラマ「家売るオンナの逆襲」などの作品に出演。
2021年放送のTBS系列のドラマ「リコカツ」第2話など、近年も話題作に出演しています。
- また、再現ドラマ関連のほかにも、テレビ番組などで語ってきたバイト生活や節約生活が取り上げられることも。
- 2018年放送のTBS系バラエティ番組「有田哲平の夢なら醒めないで」の「バイト生活から抜け出したい芸能人SP」などに出演しています。
- 2020年放送の日本テレビ系列のトーク番組「踊る!さんま御殿!!」では「細かすぎて面倒な人VS大雑把でズボラな人!」の回にスタジオゲストとして出演したほか、再現ドラマにも出演。
- さらに、2018年頃からはプライベートで競馬場にハマり、馬を思って泣いてしまうことがテレビで取り上げられ話題に。
それを機に競馬関連の仕事が増えており、2020年にグリーンチャンネルで放送されている競馬情報番組「競馬場の達人」に出演を果たします。
以降、同年放送のフジテレビ系列の競馬番組「うまハピ」などにも出演しています。
まとめ
芳野友美さんは若い頃に篠原ともえさんプロデュースで歌手としてデビュー。
「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」などにも出演しましたが、同世代の歌手たちと自分の実力を比較して一時芸能界を引退しています。
その後、高校・大学へと進学し、大学を卒業後にかねてからの夢であった役者の道へ。
再現ドラマで、お笑いコンビ・デンジャラスのノッチさんの妻役を演じたことを機に話題を集め、いつしか”再現ドラマの女王”と称されるほどになりました。
そして、TBS系列のバラエティ番組「マツコの知らない世界」で再現ドラマをテーマにした回に出演し、プチブレイク。
以降、再現ドラマ以外のドラマやバラエティにも多数出演しているほか、2018年頃からはプライベートでハマったという競馬関連の仕事も増えているそう。
今後も、活躍する姿を見せてほしいですね。