大阪の不良界隈の大物半グレ・山根真一ですが、安倍元首相主催の桜を見る会への出席が話題です。
今回は半グレ・山根真一の出身地や結婚歴・家族、石垣島での店経営やコロナ関係の会社設立など経歴、逮捕歴と現在をまとめました。
この記事の目次
山根真一は関西圏で有名な半グレ 【出身地も紹介】
山根真一は長らく関西圏で幅を利かせてきた古参の半グレで、大阪で不良を名乗る者にとっては知らない人はいないと言われるほどの有名人です。
ネイティブの関西弁のため出身地は大阪またはその近郊だと思われますが、詳しい出身地は明かされておらず、正確な生年月日などのプロフィールも不明のままとなっています。
報道では2020年の時点で50歳と報じられていたため、1969年か1970年の生まれだと見られています。
以下、 メディアで報じられた内容ですが、沖縄県石垣島から大阪に帰るという話からも大阪出身で間違いないと思われます。
「山根真一被告は大阪に帰ると聞いています。実際に今は大阪府内で新型コロナウィルスの除染作業などをしていますが、それもブームに乗っただけでしょう。彼自身が“半グレ”として非常に有名で、彼を慕って石垣島に行った人間もいます。そういう人たちの生活はどうなるのでしょうね。すでに新たな事業を手掛けているという噂も聞いていますけど」(在阪スポーツ紙記者)
山根真一(半グレ)の結婚歴や家族について
山根真一は結婚しているのか、現在までにネット上でも確認されていないようです。
そのほか、出身地や実家の家族などの情報も割れていません。
なお、 5ちゃんねるには「結婚に憧れる山根〇一」というスレッドがありましたが、ほとんどがディスっている内容で、結婚歴に結びつくような情報はないようです。
4名無番長2020/08/26(水) 20:46:21.960
卒アルモンチッチじゃない本物の不良の山根スレか
5名無番長2020/08/26(水) 21:05:33.490
>>1
結婚に憧れてる奴は間違いなくその半グレの方じゃなくて横浜のウンコ漏らしの方だろーが!おいコラーwwwwwwwwww
クッソワロッタwwwwwwwwwwww
9名無番長2020/08/28(金) 22:15:17.750
デリヘル嬢を婚約者と呼ぶ馬鹿w
引用:結婚に憧れる山根〇一
山根真一(半グレ)の経歴① 地下格闘技団体「強者」の代表
山根真一の最も代表する経歴として知られているのは、地下格闘技団体「強者」を2007年に立ち上げたメンバーの1人だということでしょう。
「強者」とは、在籍者に半グレなど曰く付きのならず者が多いアンダーグラウンド地下格闘技団体ですが、山根真一はメディア等でその代表だと紹介されていました。
以下のニュースメディアで報じられた内容からすると、「強者」はもともと6代目山口組の傘下組織が運営に関与していたようで、それを引き継ぐ形で山根真一が代表になったと思われます。
「はじめの頃の『強者』は六代目山口組の三次組織の幹部がケツ持ちしてた。でも、アメ村あたりでのメンバーの悪ふざけの度が過ぎてきて、面倒を見切れなくなって関係は切れた。その後は別の組織の下部団体みたいな感じの扱いになったんだよ。でもすぐに大阪府警の取締りが厳しくなってすぐに解散したけど」
地下格闘技団体と銘打つ「強者」ですが、その実態は腕に覚えがある凶暴な半グレが集まる犯罪組織で、第一の目的は金儲けであり、「西の関東連合」を目指していたようです。
ですが、度重なるメンバーの不祥事により、2013年に解散に追い込まれました。
山根真一(半グレ)の経歴② 「桜を見る会」で昭恵夫人と写真を撮っている
半グレ・山根真一がその知名度を一気に上げることになった出来事として、2019年に安倍晋三元首相が開催した「桜を見る会」があります。
山根真一は安倍昭恵夫人とツーショット写真を撮影しており、相手の詳しい素性に気づかなかったこととはいえ、夫人の軽率な行動にネット上で批判の声も挙がっていました。
山根真一が写真を撮った目的は、首相夫人と話ができる立場というイメージを利用した詐欺商法のためであり、実際にこの写真を権威的に用いてあくどい詐欺を働いていたと言われています。
拠点を移した沖縄でコンサルタントを名乗り、安倍昭恵夫人とのツーショットを印籠代わりに使っていたようです。
なお、山根真一がどのような経緯で「 桜を見る会」に出席できたのかは判明していません。
ただ、この会自体がとてもずさんな管理の上で行われていたことが分かっているため、強引に紛れ込んだ可能性が高いでしょう。
裏ルートで招待状を入手した可能性も指摘されています。
山根真一(半グレ)の経歴③ 沖縄・石垣島で店を複数経営し、治安を悪化させる
山根真一は、関西圏の半グレ界隈でとても有名でしたが、それは既に過去であり、逃げるように沖縄・石垣島に拠点を移してからは、大阪でその名前を耳にすることはなくなりました。
しかし、2015年及び2016年頃に石垣島に拠点を移した山根真一は、元々3つの半グレグループがあった沖縄において、「山根グループ」として加わり、4大グループの一角となります。
山根真一は、石垣島で飲食店やマリンレジャーなど複数の店舗を経営していたようで、そのトラブルメーカーぶりを沖縄でもいかんなく発揮して、地元民からとても煙たがれていたようです。
山根真一のグループが活動していた繁華街の美崎町は、山根真一が来てからというもの治安は悪化の一途をたどり、観光客さえも怖い思いをする悪環境に変わっていったようです。
「山根グループ」解散を表明、沖縄から撤退している
前述の通り、山根真一は2020年11月5日、現地の八重山警察署を訪れて、山根グループの解散と沖縄県石垣市美崎町からの撤退を表明し、裏社会では注目を集めていたようです。
「山根真一被告は八重山警察署の組織犯罪対策課を訪れて解散を表明したことは事実です。メディアの取材にも受け答えしています。美崎町周辺の住民に対して謝罪し、世間を騒がせたことに深く謝罪し、今後は迷惑をかけないで生活をしていく、と答えました」(地元紙記者)
その上で、さらに次のように反省の姿勢を示したという。
「約2年前から自身が築き上げた大阪・ミナミから受け継がれた客引き行為が美崎町であったことを認め、ぼったくりの被害者が続出したことも謝罪し、山根真一被告が経営している4店舗も既に閉店したと語りました」(前出地元紙記者)
ただ、山根真一はこれで改心して堅気になったわけではなく、地元大阪に戻って再び悪行を重ねたようです。
山根真一(半グレ)の経歴⑤ 大阪でコロナ除染の会社を立ち上げる
詳しくは後述しますが、山根真一は沖縄を去る前に賭博開帳図利や暴行傷害、強要などの容疑により何度も逮捕されており、その保釈中に大阪に戻りました。
大阪に戻った山根真一は、大東市内を拠点にして「コロナバスターズ」という名前の会社を立ち上げて除染作業を始めました。
これはもちろん、社会貢献活動がしたいからではなく、新型コロナウイルスへの人々の恐怖心を利用した詐欺ビジネスでした。
ただ、山根真一のみならず、裏社会では一時期こうした詐欺ビジネスで荒稼ぎすることがブームになっていたようです。
「関西だけではなく、関東でも多くの“半グレ”がウイルス除去作業を行っています。すでにピークは過ぎたので減りつつありますが、一時期は資格がいらないとブームとなっていました」(裏社会に詳しい事情通)
山根真一(半グレ)の逮捕歴まとめ
半グレ・山根真一の逮捕歴① 不動産詐欺で逮捕
2010年、山根真一は金融機関から住宅ローンと偽って4,680万円をだまし取った容疑で、指定暴力団山口組・極心連合会組員の杉田健司(当時49際)とともに大阪府警に逮捕されました。
当時、山根真一は不動産会社「大芽」を経営していました。
そして、当時無職だった杉田健司を自社社員と偽り、2009年9月に大阪市阿倍野区にあるSBIモーゲージの支店から杉田の自宅購入の名目で融資を受けていました。
山根真一らは、SBIモーゲージに対して初月の32万円を支払って以降、支払いを一切していなかったと見られています。
半グレ・山根真一の逮捕歴② 傷害容疑で逮捕
山根真一は、2014年に傷害容疑で大阪府警捜査四課に逮捕されていますが、これは2013年3月29日に起こした事件が原因でした。
地下格闘技団体「強者」の元選手だった飲食店経営の李石、強者の運営会社元社長の金城旭という朝鮮籍の男2名が一緒に逮捕されていました。
李石が経営する飲食店でアルバイトをしていた当時25歳の男性に対して、ビールジョッキで頭を殴打し、約1時間半にわたって暴行を加え、頭部に重傷を負わせたと見られています。
元アルバイトの男性(25)の頭をビールジョッキで殴るなどし重傷を負わせたとして、大阪府警捜査4課は26日、住所不定、職業不詳、山根真一容疑者(44)ら3人を傷害の疑いで逮捕した。府警によると、山根容疑者は大阪が拠点だった格闘技団体「強者」(解散)の創設者。「現場で暴行を笑って見ていただけ」と容疑を否認している。
半グレ・山根真一の逮捕歴③ 恐喝容疑で逮捕
山根真一は、2014年5月~2015年1月にかけて知人男性から5000万円を脅し取ったとして、恐喝容疑で2017年3月7日に指定暴力団山口組系組長、中畑諭信ら3人とともに逮捕されました。
山根真一が石垣島に移住してすぐの事件であり、別件で逮捕されていた山根真一は、弁護士費用や示談金などが必要なため、会社を経営するこの知人男性を脅したと見られています。
逮捕容疑は、平成26年5月~27年1月、知人の会社社長の男(47)に対し「わしらを敵に回すっちゅうことでええんか」「覚悟できてんのか」などと脅し、現金5千万円を受け取ったとしている。
ちなみに、この知人男性も貸付金名目で中畑諭信の口座に振り込んだことから、会社法違反の疑いで逮捕されています。
半グレ・山根真一の逮捕歴④ 労働基準法違反の容疑で逮捕
山根真一は、2020年6月23日に労働基準法違反の容疑で逮捕されています。
山根真一は、自身が沖縄県美崎町で経営していた飲食店の30代の従業員男性に対し、国が定める最低賃金を下回る賃金で無理やり働かせていました。
2018年秋ごろから今年春頃にかけて、店の売り上げが減ったことを従業員男性のせいにし、山根真一は従業員男性の顔面を殴打するなどの暴力を加えています。
また、この男性が店を辞めたいと申し出たことに腹を立て、暴力を振るい、脅しながら働かせていたようです。
捜査関係者の話によると、山根真一容疑者ら3人は、自身が経営する飲食店の従業員に対して、国が定めた最低賃金以下の時給で労働を強制。2018年秋ごろから今年春頃まで、被害者の30代男性に対し、経営する沖縄県那覇市内の飲食店の売り上げが減少していることに激高し、顔面を殴打するなどの暴行を加えた疑いが持たれている他、脅し文句で労働を強制させた労働基準法違反(強制労働の禁止)などの疑いが持たれているという。
引用:【速報】桜を見る会の超凶悪半グレ・山根真一が4回目の逮捕! 山根グループ以外の”浦添グループ“”那覇グループ“の存続は…!?
半グレ・山根真一の逮捕歴⑤ 賭博開帳図利罪の容疑で逮捕
山根真一は、保釈中だった2020年8月に賭博開帳図利罪の疑いで、沖縄県警に再逮捕されました。
2019年6月25日から2020年3月25日の間、プロ野球や高校野球など計453試合について、無料通信アプリで全国の数十名から1口1万円で賭け金を集め、実に5231万円を集めていました。
山根真一はこの1割を手数料として懐に入れていたようで、1試合で100万円以上の賭け金が集まることもあり、荒稼ぎしていたようです。
山根真一(半グレ)の現在
出典:https://www.dream-stage.jp/
労働基準法違反や傷害罪、賭博開帳図利罪などで繰り返し逮捕された山根真一は、2021年2月12日に、ついに那覇地方裁判所で実刑判決が下りました。
判決は懲役2年6か月で、「反社会的勢力の一員として犯行に及ぶなど、 順法意識が低く、刑事責任は重い」という坂本辰仁裁判官の判断から、山根真一は刑務所に入ることとなりました。
山根真一は過去に何度も逮捕されながら、これまで1度も刑務所暮らしをしたことが無かったようですが、今回ついに獄中での反省を促されることになりました。
収監先は報じられていないようですが、那覇地方裁判所での実刑判決ということは、沖縄刑務所の可能性が高いでしょう。
まとめ
大阪と沖縄を股にかけて好き放題やってきた、有名半グレ・山根真一の現在までの活動についてまとめてきました。
「西の関東連合」を目指していた山根真一ですが、その野望も虚しく、現在は刑務所の中で今後の身の振り方を考えていることでしょう。
ここまで悪行を重ねてきた山根真一が、出所後に更生して真面目に働く可能性は低いかもしれません。
しかし、もし真面目に働き始めるようなことがあれば、半グレやそれを目指す不良たちへの影響力は計り知れないでしょう。ぜひ方向転換を目指してほしいですよね。