「うたのおにいさん」とは、NHKの教育テレビで放送している「おかあさんといっしょ」の司会進行を務める役割をしているお兄さんさんの愛称です。
今回は、歴代のうたのお兄さんを人気順にランキング形式でご紹介していきましょう!また、逮捕されたうたのお兄さんについてもご紹介していきます。
この記事の目次
NHKうたのおにいさんについて~歴代のお兄さんも一覧で紹介
「おかあさんといっしょ」の司会進行役!
「うたのおにいさん」は、NHKの子供向け番組「おかあさんといっしょ」の司会進行役を務めている方のことを指します。また、一見華やかそうに見えて、実は厳しい規則やルールがあることでも有名です。また、競争率も非常に高く、オーディションでは数多くの応募者が殺到しているようです。
うたのおにいさんとうたのおねえさんは、一緒に子供をあやすだけでなく、番組の企画を進行するという非常に重要な役柄としても重宝されています。
最新のうたのおにいさんは12代目の花田ゆういちろうさんが務められています。
「うたのおにいさん」という役柄は、1971年からスタートし、2019年で38周年を迎えます!
12代目まで続いた歴史ある、「歴代うたのおにいさんの人気ランキング」をご覧くださいませ!
歴代の「うたのおにいさん」は以下のようになります。
・2代目うたのおにいさん(1976年4月12日~1979年3月17日):水木一郎
・3代目うたのおにいさん(1977年4月11日~1979年3月17日):たいらいさお
・4代目うたのおにいさん(1979年4月2日~1981年4月3日):宮内良
・5代目うたのおにいさん(1981年4月6日~1983年4月2日):かしわ哲
・6代目うたのおにいさん(1981年4月6日~1985年3月30日):林アキラ
・7代目うたのおにいさん(1985年4月1日~1993年4月5日):坂田おさむ
・8代目うたのおにいさん(1993年4月5日~1999年4月3日):速水けんたろう
・9代目うたのおにいさん(1999年4月5日~2003年4月5日):杉田あきひろ
・10代目うたのおにいさん(2003年4月7日~2008年3月28日):今井ゆうぞう
・11代目うたのおにいさん(2008年3月31日~2017年4月1日):横山だいすけ
・12代目うたのおにいさん(2017年4月3日~現在) :花田ゆういちろう
また、今回のランキングには含めていませんが、BS番組の方のおにいさんも、うたのおにいさんとしてカウントする場合もあるようです。
・にこにこぷんがやってきた!のうたのおにいさん(1997年4月 – 1999年3月17日):中右貴久、関沢圭司、新納慎也
・BSおかあさんといっしょのうたのおにいさん(2002年4月1日 – 2010年3月18日):ひなたおさむ
NHKうたのおにいさん歴代人気ランキング最新版 TOP12-6
12位:杉田あきひろ
杉田あきひろ (すぎた あきひろ)
杉田あきひろさんは、1999年4月5日~2003年4月5日まで、「おかあさんといっしょ」の9代目・うたのおにいさんを務めていました。
同番組卒業後には、ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」でバーチック役で出演し、そのほか子供関連を中心にした舞台やコンサート、TVなどで活躍しました。
おかあさんといっしょの関連イベント「(ぐーチョコランタン→モノランモノラン→ポコポッテイト)がやってきた!」では、おかあさんといっしょに出演中だった2002年から2013年までの11年間に渡って参加していました。
しかし…
2016年4月13日に、東京都内で警視庁によって、「覚せい剤取締法違反」の疑いで現行犯逮捕されてしまいました。
11位:林アキラ
林アキラ(はやし あきら)
本 名:小林 晃(こばやし あきら)
誕生日:1958年8月22日
出身地:静岡県清水市(その後→静岡市)
血液型:A型
林アキラさんは、「おかあさんといっしょ」の5代目うたのおにいさんを務められていました。
かしわ哲さんと同時に番組就任をしましたが、かしわさんの方が林アキラさんより早く番組を卒業したため、林さんは「6代目」扱いになっている場合もあります。
また、番組では歌のみならずピアノやエレクトーンを演奏することも多く、楽器を弾くうたのおにいさんは珍しいと、当時話題になっていました。
10位:花田ゆういちろう
花田ゆういちろう(はなだ ゆういちろう)
本 名:花田雄一郎(はなだ ゆういちろう)
誕生日:1989年12月22日
出身地:東京都
身 長:168㎝
血液型:O型
花田ゆういちろうさんは、2017年4月3日から、「おかあさんといっしょ」の第12代目になる「うたのおにいさん」を、現在に渡り務められています。
うたのお兄さんになる前は、文学座附属演劇研究所に所属していて、演劇やミュージカルなど舞台を中心に活動していたとのことです。
音楽分野に加え、演劇も学ばれていたそうで、幅広い演技力の持ち主でもあります。以前は、ミュージカル作品にも多数出演した経験もあるそうで、歌にダンス、そして表現力を磨いてきたそうです。
9位:かしわ哲
かしわ哲(かしわ てつ)
本 名:柏 哲(読み同じ)
誕生日:1950年6月9日
出身地:東京都
出身校:桐朋学園大学・短期大学部演劇専攻科
かしわ哲さんは、1981年4月から「おかあさんといっしょ」の5代目うたのおにいさんとして活動されていました。
うたのおにいさんの他にも、「すずめがサンバ」「きみのなまえ」「どんなかお」などといった童謡の作曲をされていました。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」の司教役としても知られ、多くの観客の涙を誘いました。また、ミュージカル「マリー・アントワネット」においては、ロアン大司教・レオナールの二役を演じられ、この公演では、出演の他にも歌唱指導も担当していたそうです。
8位:たいらいさお
たいらいさお
本 名:平 伊佐夫(読み同じ)
誕生日:1953年2月11日
出身地:長崎県佐世保市
出身校:長崎県立佐世保南高等学校
たいらいさおさんは、「文学座附属演劇研究所」の15期生を経て、1976年に「ひとりの砂浜」で歌手としてデビューを果たしました。
1977年4月から1979年3月まで、「おかあさんといっしょ」の3代目うたのおにいさんを務められていました。
以降は、数多くのアニメなどの主題歌や童謡を歌われ、1995年に「第25回日本童謡賞特別賞」を受賞され、現在はうたのおにいさんやうたのおねえさんのOBと共に「童謡組」を結成し、童謡のコンサートを開催したり、ロボットアニメ曲のライブ「スーパーロボット魂」に参加するなどし、精力的に活動されています。
最近は、長崎県佐世保市のご当地グルメでも有名な「佐世保バーガー」のテーマソングを歌ったりもしています。
7位:宮内良
宮内良(みやうち りょう)
誕生日:2月6日
出身地:群馬県
身 長:178cm
体 重:68 kg
宮内良さんは、1979年4月から1981年3月まで「おかあさんといっしょ」の4代目うたのおにいさんを務められていました。また、「りょうちゃん」という愛称でも親しまれていました。
その後は、初演である「レ・ミゼラブル」の出演を皮切りに、ミュージカルを中心に活動をはじめられ、主な出演作には、舞台「ジェニーの肖像」「ごんぎつね」「赤毛のアン」「ピンク」「コレット・コラージュ」「ステッピングアウトなどがあります。
また、童謡やアニメソング、シャンソン、ジャズなどとジャンルを問わない歌唱力で全国のファミリーコンサートに多数出演も果たしています。
卒業後も、NHKの「うたって・ゴー」にレギュラー出演し、「あなたのメロディ」などの番組にも出演されていました。
現在は、ミュージカル・童謡・キッズソングCD、シャンソン、ジャズコーラスなどで活躍されていて、ジャンルを問わない歌唱力の高さやタップダンスもさることながら、NHK番組の歌唱指導やダンス振り付け指導などでも活動されています。
6位:田中星児
田中星児(たなか せいじ)
誕生日:1947年8月27日
出身地:奈良県御所市
所 属:AOB&DAVINCI INTERNATIONAL
田中星児さんは、高等在学中からオーディション番組やのど自慢などに参加され、法政大学文学部に在学中のの1966年には、TBS「ナショナル10人抜きのど自慢」で優勝され、1968年にはNHKんも「NHKのど自慢全国大会」で優勝し、シャンソンコンクールで入賞するといった実力を発揮されていました。
そしてその後、その歌唱力が話題となり、「おかあさんといっしょ」の初代・うたのおにいさんに見事抜擢され、同時にその活動と並行して、「オートバイ野郎」という歌謡曲のシングルも発表しました。
現在でも、子ども向けのコンサートや曲作りなどの活動を続け、その一方で健聴者とろうあ者が一緒に楽しめる「歌のバリアフリーコンサート」を吉祥谷友歩さんらと共に行われています。
また、鹿児島県を全国にアピールする意味で作られたマキシシングル「Neo KAGOMAGO(ネオ カゴマーゴ)」を世に広め、「平城遷都1300年祭応援団長」に就任されています。
NHKうたのおにいさん歴代人気ランキング最新版 TOP5-1
5位:坂田おさむ
坂田おさむ(さかた おさむ)
本 名:坂田 榮一(さかた えいいち)
誕生日:1952年12月10日
出身地:北海道旭川市
出身校:明治大学政治経済学部卒業
坂田おさむさんは、「おかあさんといっしょ」に自身の歌を持ち込んだことを機に、その後選考オーディションの参加をスタッフから勧められたことで参加し、1985年4月より、7代目「うたのおにいさん」を務められ、8年間もの長い間「うたのおにいさん」として活躍してきました。
もともとは、1975年にフォークロックバンドのギタリストとしてデビューを果たし、ソロ活動の他、なぎら健壱さんとのフォークユニットなどでも活動していました。
坂田おさむさんのコンサートはとても好評で、30年前に子供だった世代が、現在はちょうど子育て中の親世代になっていることもあって、当時の「おさむお兄さん」を見ていた親と孫の3世代が楽しめると評判になっています。
現在60代になられてもなお、表舞台でバリバリ現役の坂田おさむさんで、これからもたくさんの名曲を作り続け、いつまでも若々しいままで、素敵な歌声を聞かせ続けて欲しいものです。
ちなみに、現在白鳳女子短期大学の客員教授も務られているそうです。
4位:水木一郎
水木一郎(みずき いちろう)
本 名:早川 俊夫(はやかわ としお)
誕生日:1948年1月7日
出身地:東京都世田谷区
身 長:170cm
血液型:O型
所 属:イエローバード
水木一郎さんは、アニメソング歌手として活躍されています。
1976年4月〜1979年3月の間「おかあさんといっしょ」で2代目・うたのおにいさんを務められてきました。水木一郎さんが、うたのおにいさんを務めた経験があるとは知らなかった人も多いことでしょう。
マジンガーZの主題歌は、もはや彼にとって「名刺代わり」と言えるほどの代表的な曲となりました。
ちなみに、オリジナル版の際には「Z」の部分をそれほど強調していませんでしたが、年月を経るにつれて「ゼェェェェェェット!」とシャウトするようになっていかれ、やがてそれは彼自身の代表的なフレーズとして知られるようになりました。
3位:今井ゆうぞう
今井ゆうぞう(いまい ゆうぞう)
本 名:今井雄三(読み同じ)
誕生日:1977年4月22日
出身地:徳島県三好市
身 長:170cm
血液型:O型
今井ゆうぞうさんは、東京ディズニーランドのパレードダンサー・劇団四季などでの活動を経験されていました。
その後、2003年4月から2008年3月28日まで「おかあさんといっしょ」の10代目・うたのおにいさんとして活躍され、その甘いルックスで子供のみならず主婦にも大人気のうたのおにいさんでした。
また、卒業後は、2009年度から2012年度までの毎年度の後半に、当時共に共演していたうたのおねえさん、はいだしょうこさんと共に全国50か所以上を回られ、「おかあさんといっしょ」の楽曲を中心にした「ファンタジー・コンサート」を開催していました。
2位:速水けんたろう
速水けんたろう(はやみ けんたろう)
本 名:谷本 敦雄(たにもと あつお)
生誕:1962年1月2日
出身地:広島県福山市
身 長:177cm
体 重:65kg
血液型:A型
速水けんたろうさんは、1993年4月に「おかあさんといっしょ」の8代目・うたのおにいさんとして就任されました。このとき同時に、芸名を「速水けんたろう」に改名されています。
番組内での企画で、うたのおねえさん・茂森あゆみと共に「だんご3兄弟」を歌い、番組卒業間近となった1999年3月に発売したシングルCDが爆発的な売れ行きを記録するなどし、一躍ヒット歌手となりました。
なお、この曲は現在も子供たちに変わらぬ人気を誇る曲となっています。
1位:横山だいすけ
横山だいすけ(よこやま だいすけ)
本 名:横山 大介(読み同じ)
誕生日:1983年5月29日
出身地:千葉県千葉市おゆみ野
(現・千葉市緑区おゆみ野)
身 長:171cm
血液型:O型
出身校:国立音楽大学卒業
所 属:株式会社ケン企画
(研音グループ・業務提携)
横山だいすけさんは、うたのおにいさんの前は、劇団四季に所属していて、ライオンキング(レイヨウ役)を務めていた経験があります。
横山だいすけさんは、もともと高校時代の頃から「うたのおにいさん」になることを目指していたそうで、劇団四季に入団したのも、10代目・うたのおにいさんの今井ゆうぞうさんが所属していたからとも言われています。
そして、2008年3月31日から2017年4月1日まで、「おかあさんといっしょ」の第11代目・うたのおにいさんを務められ、その在任期間はなんと9年にも渡り、うたのおにいさん・おねえさんの中で歴代最長記録になります。
卒業後は、バラエティー番組や教育番組で活躍されています。
NHKうたのおにいさん「杉田あきひろ」が覚醒剤使用で逮捕
杉田あきひろさんは、2016年に「覚醒剤使用」の疑いで現行犯逮捕されました。
元・うたのおにいさんのまさかの逮捕に衝撃を受けた方が大勢いたことでしょう。杉田あきひろさんは、さまざまな悩みから覚醒剤に手を染めてしまったと言われています。
元・うたのおにいさんの衝撃の逮捕!
はじめに覚醒剤に手を染めてしまったのは学生の頃だったそうです。
うたのおにいさんに就任する前には、既に覚醒剤を使用していたとのことで、まさかそんなに前から手を染めていたとは驚きです。しかし友人が逮捕されたことによって、しばらくは覚醒剤から離れた生活をされていたようです。
そして、うたのおにいさんを卒業すると、仕事のストレスで精神的に弱っていた杉田あきひろさんは、覚醒剤に再度手を染めてしまったようです。NHKのコンサートツアーではずされてしまったことや、もともと批評が多かったことも要因ではないでしょうか。
その後、覚せい剤の怖さについて語られています。
覚せい剤に初めて手を出したのは20代の頃だったという。友人から勧められ、それが違法薬物だという認識がないまま興味本位で使用。「びっくりするくらい気持ちよかった」と、その快感が忘れられなくなったと語った。
「歌のお兄さん」を辞めた後の2005年に訪れたバリ島で売人から声を掛けられると、「一瞬にして脳からヨダレが出る感じ」がしたという。「一度(薬物による快感を)知ってしまった脳っていうのは、普通の方の脳とは全く別のものになっているんです。普通の人に白い粉を見せてもなんとも思わないじゃないですか。僕たち経験者が見ると、脳からヨダレが出て、本当に鳥肌が立って、あの感覚がよみがえるんですよね」
と、このように薬物の依存性について語りました。
BSにこにこぷんと遊ぼうのおにいさん「沢田憲一」も覚醒剤使用で逮捕
1996年から5年間、NHK「にこにこぷんと遊ぼう~うたってワクワク~」に出演していた沢田憲一さんもまた、覚醒剤使用で逮捕されています。
またもや、うたのおにいさんの逮捕…!
逮捕容疑は9月上旬から18日までの間、兵庫県、大阪府、都内のいずれかの場所で覚醒剤を使用した疑い。新宿署によると、「18日午後に新宿区の歌舞伎町にあるサウナで使用した」と、容疑を認めている。
まとめ【うたのおにいさんには厳しいルールがある】
いかがでしたでしょうか?
今回は、歴代のうたのおにいさんを、人気順にランキング形式でご紹介しました!また、覚醒剤を使用した杉田あきひろさん、沢田憲一さんについてもまとめてきました。
2017年5月に放送されたフジテレビ系列昼の情報番組「バイキング」で放送された特集が波紋を呼びました。
それは、あまりにも過酷で厳しい「うたのおにいさん&おねえさん」のルールがあったのでした…
・NHK以外のテレビ出演禁止
・海外旅行禁止
・スキー禁止
・自動車運転禁止
・派手なネイル禁止
・立ち食い禁止
・斜め横断禁止
・新宿歌舞伎町への立ち入り禁止
このような厳しいルールの他に、過酷すぎる労働スケジュールなのに、給料はNHKの契約社員扱いになるため、なんと給料は月収30万円と、サラリーマンと変わらないという実態が明らかになったのでした!
ストレスが溜まるとは言え、覚醒剤使用はもってのほかです。
今後も、現在活躍中のうたのおにいさんはもちろん、卒業したうたのおにいさんの活躍にも期待が高まりますね!
本 名:杉田 光央(読み同じ)
誕生日:1965年5月4日
出身地:福井県小浜市
出身校:慶應義塾大学文学部哲学科
(美学・美術史専攻)卒業
所 属:フリー