2022年10月に札幌市で発生した死体遺棄事件の被害者の瀬川結菜さんが話題です。
この記事では瀬川結菜さんの生い立ちや両親などの家族、一部週刊誌に書かれた過酷な家庭環境、高校や大学、事件の内容と犯人の小野勇との関係、現在の事件捜査の状況などについてまとめました。
この記事の目次
- 瀬川結菜さんは札幌の女子大学生死体遺棄事件の被害者
- 瀬川結菜さんの生い立ち
- 瀬川結菜さんの家族① 両親(父親・母親)
- 瀬川結菜さんの家族② 妹を名乗る人物が事件後Twitter開設で弟の存在も
- 瀬川結菜さんの家庭環境…ヤングケアラーだった事を文春が報道
- 瀬川結菜さんの出身高校は「北海道小樽桜陽高等学校」
- 瀬川結菜さんの大学は「日本医療大学」の保健医療学部リハビリテーション学科
- 瀬川結菜さんが殺害された札幌の女子大学生死体遺棄事件の内容
- 瀬川結菜さんと犯人・小野勇との関係はTwitterで知り合ったばかり
- 瀬川結菜さんを殺害した犯人・小野勇の生い立ちや経歴
- 瀬川結菜さんを殺害した犯人・小野勇の家族① 両親や兄弟
- 瀬川結菜さんを殺害した犯人・小野勇の家族② 離婚した元嫁と娘
- 瀬川結菜さんが殺害された札幌女子大学生死体遺棄事件の現在
- まとめ
瀬川結菜さんは札幌の女子大学生死体遺棄事件の被害者
瀬川結菜(せがわ・ゆいな)さんは、2022年10月8日に北海道札幌市で発覚した女子大学生死体遺棄事件の被害者です。
瀬川結菜さんは小樽市に住む事件当時22歳の女子大学生で、10月3日に家族と住んでいた自宅を出たまま行方不明になり、10月8日に自宅からおよそ30km離れた札幌市東区の小野勇容疑者(事件当時53歳)の自宅アパート内で遺体で見つかりました。
瀬川結菜さんの死因は首を圧迫された事による窒息死で、小野勇容疑者は死体遺棄容疑で逮捕されました。(その後殺人容疑でも再逮捕)
その後、瀬川結菜さんと小野勇容疑者がTwitterなどを通じて連絡を取り合っていた事や、瀬川結菜さんが周囲に自殺を仄めかしていた事、小野勇容疑者がTwitterで自殺したい人を手助けしているのを匂わせていた事などが判明し、社会の注目を集めています。
ここでは事件の被害者の瀬川結菜さんの生い立ちや高校大学などの経歴、両親や兄弟などの家族、犯人の小野勇容疑者との関係などを中心にこれまでに判明している内容をまとめていきます。
瀬川結菜さんの生い立ち
瀬川結菜さんの生い立ちについては、北海道小樽市で1999年か2000年に生まれ、地元の小学校、中学校、高校を卒業した事がわかっています。周囲からは仲の良い家族で知られていたという事です。
瀬川さんは風光明媚な小樽市で生まれ育ち、地元の小・中・高校を卒業。地元では仲の良い家族として知られていたようだ。
引用:《札幌・女子大生死体遺棄》「本人の希望通りに亡くなった… #死にたい人と繋がりたい」小野勇(53)容疑者がツイートしていた犯行声明《第2の座間事件か?》
子供時代の瀬川結菜さんについては、瀬川結菜さんの家族の知人女性が、社交的な性格ではなく1人で遊ぶ事が多い子供だった事、友達が朝迎えに行ってもそれを無視して1人で早歩きで登校するようば事があった事など、その生い立ちを語っています。
頭はいい子でしたが、社交的というわけではなく少人数で遊ぶ子でした。友達が朝迎えにいって一緒に登校することもありましたが、それを無視して、1人で早歩きで登校していく姿も見たことがあります
引用:「今日も生きてる?」「なんでしんどいの?」“自殺願望の若い女性”を次々引き寄せた「札幌女子大生死体遺棄」容疑者(53)の“怪しい魔力”「私もタトゥーを入れてほしかった…」
瀬川結菜さんは子供時代から繊細なところがあったのかも知れません。
瀬川結菜さんの家族① 両親(父親・母親)
瀬川結菜さんの家族については、両親についてはほとんど情報がないのですが、父親がタクシー運転手をしている事を近隣住民が明かしています。また、やはり、家族仲は良い様子だったという事です。
お父さんはタクシー運転手をされていて、たまに家族皆で外食に出かける姿も見かけることがありましたね。
引用:《札幌・女子大生死体遺棄》「本人の希望通りに亡くなった… #死にたい人と繋がりたい」小野勇(53)容疑者がツイートしていた犯行声明《第2の座間事件か?》
後述の家庭環境についての見出しでも触れていますが、瀬川結菜さんの両親のうち母親については、精神的に不安定なところがあったとの証言もあります。
この瀬川結菜さんの母親についてはこれ以上の詳しい情報は出ていません。
瀬川結菜さんの家族② 妹を名乗る人物が事件後Twitter開設で弟の存在も
瀬川結菜さんは、両親ときょうだい2人の5人家族で暮らしていたようです。
文春オンラインの記事では、近隣住民の証言として瀬川結菜さんには姉と弟がいた事が明かされています。やはりきょうだい仲は良いと見られていたようです。
姉と弟の3人で同じ学校に通っていて、きょうだい仲はとてもよさそうでした。弟がまだ幼い頃には家から学校まで毎日一緒に通っているようでした。
引用:《札幌・女子大生死体遺棄》「本人の希望通りに亡くなった… #死にたい人と繋がりたい」小野勇(53)容疑者がツイートしていた犯行声明《第2の座間事件か?》
瀬川結菜さんが殺害された事件の後、瀬川結菜さんの妹を名乗る方がTwitterアカウントを開設し、瀬川結菜さんや家族についての情報を公開し、ネット上ではこれがちょっとした騒ぎになっていました。この瀬川結菜さんの妹を名乗る人物のTwitterアカウントは既に閉鎖されています。
瀬川結菜さんの妹を名乗るこのTwitterアカウントは、瀬川結菜さんの名前を実名報道したマスコミに対する抗議や、ネットで誹謗中傷を受ける瀬川結菜さんを守る目的でこのTwitterアカウントを開設したようですが、何故かその後、瀬川結菜さんにはかっこいい若い彼氏がいたなどの個人情報などを暴露し始め、ネット上に混乱を巻き起こしました。
出典:https://hanayaka-na-life.com/
瀬川結菜さんの妹を名乗る人物は、Twitterでその瀬川結菜さんの彼氏とのLINEのやり取り画面まで公開しています。
また、瀬川結菜さんが行方不明になった後のLINEでのやりとりなども公開しました。
「パパ怒んないから話だけしようだった」などと書かれているこのLINEの内容などから、瀬川結菜さんが家族と喧嘩などのトラブルがあり、家出をしてその後小野勇に殺害された可能性が浮上しました。
瀬川結菜さんの妹を名乗るTwitterによれば、瀬川結菜さんはこれまでも何度も家出をした過去があったという事です。
瀬川結菜さんの家庭環境…ヤングケアラーだった事を文春が報道
瀬川結菜さんの家庭環境にも注目が集まっています。
瀬川結菜さんの家庭環境については、母親が精神的に不安定だった事と生活が苦しかったといった証言が瀬川結菜さんの家族の知人女性から出ています。
お母さんが精神的に不安定で、生活が苦しく悩んでいる様子でした。幼い頃は子供ながらに家族についてポロポロと不満を漏らすことがありましたね。
引用:「今日も生きてる?」「なんでしんどいの?」“自殺願望の若い女性”を次々引き寄せた「札幌女子大生死体遺棄」容疑者(53)の“怪しい魔力”「私もタトゥーを入れてほしかった…」
2022年10月19日には、「週刊文春」が有料の記事を公開して瀬川結菜さんの過酷な家庭環境について書いています。
それによると、瀬川結菜さんはいわゆる「ヤングケアラー」(本来両親など大人が担うべき、家事や家族の世話を日常的に行なっている子供)だったようです。
瀬川結菜さんは、精神的な不安定な母親や兄弟2人の世話、貧困する家計を支えるために夜の街でアルバイトをしたりといった生活をしていたという事です。
瀬川結菜さんはこうした家庭環境に悩んでおり、今回の事件につながった可能性があるようです。
瀬川結菜さんの出身高校は「北海道小樽桜陽高等学校」
瀬川結菜さんの出身高校は小樽市の公立高校「北海道小樽桜陽高等学校」です。これはネットで公開されている瀬川結菜さんの大学のパンフレットに出身高校として記載されています。
瀬川結菜さんの出身高校である北海道小樽桜陽高校の偏差値は「49」となっています。
高校時代の瀬川結菜さんについては、同級生の女性が「頭が良かった」、「事件に巻き込まれるような子ではなかった」と証言しています。
同級生高校時代同じクラスだった女性は当時の印象をこう語ります。
瀬川さんの高校時代のクラスメート:「一番最初、びっくりしたクラスで一緒の時は頭がよかったイメージ。
高校時代しか知らないが事件に巻き込まれるような子ではなかったのですごく驚いている」
瀬川結菜さんの大学は「日本医療大学」の保健医療学部リハビリテーション学科
瀬川結菜さんの通っていた大学は「日本医療大学」で、保険医療学部リハビリテーション学科で作業療法学を学んでいたようです。
大学に進学後も作業療法士の資格を取るために勉強に励んでいたようだ。通学していた日本医療大学の2022年版の大学案内にはこうある。
引用:《札幌・女子大生死体遺棄》「本人の希望通りに亡くなった… #死にたい人と繋がりたい」小野勇(53)容疑者がツイートしていた犯行声明《第2の座間事件か?》
瀬川結菜さんは大学で、作業療法士の資格を取るために勉強に励んでおり、過去10年間の模擬試験を何度も解き、今後模擬試験に挑戦するつもりだったようです。
大学時代の知人も、瀬川結菜さんは優等生として知られており、ボランティア活動にも参加するなどかなり真面目な性格だったという事です。
成績も良かったようで、大学からは就職先として良い病院を勧められ、作業療法士の国家試験合格にも自信を持っていたという事でした。
大学時代の知人によると、瀬川さんは大学進学後、1年時から「優等生」として名が通っていた。遅刻などもなく大学のボランティア活動などにも精を出していた。就職にも良い病院を勧められるほどの成績を残した。目指していた作業療法士の国家試験についても「8~9割とって上位で合格する」と周囲に述べるほど熱心に勉強に励んでいたという。
引用:「今日も生きてる?」「なんでしんどいの?」“自殺願望の若い女性”を次々引き寄せた「札幌女子大生死体遺棄」容疑者(53)の“怪しい魔力”「私もタトゥーを入れてほしかった…」
また、大学時代の瀬川結菜さんはその小柄な体格からシルバニアファミリーからとって「シルバニア」というニックネームで呼ばれていたそうです。当時は静かな性格だったそうですが、泊まりに行けるような仲の良い友人もいたとの事です。
友達からは小柄だったからか、シルバニアファミリーからとって『シルバニア』と呼ばれていました。たまに癇癪をおこすことはありましたが、基本的には物静かな優等生で泊まりに行くような友達もいました。
引用:「今日も生きてる?」「なんでしんどいの?」“自殺願望の若い女性”を次々引き寄せた「札幌女子大生死体遺棄」容疑者(53)の“怪しい魔力”「私もタトゥーを入れてほしかった…」
ところが、卒業を間近に控えた頃に、瀬川結菜さんが夜の街で働いている事が友人にバレてしまい、それが原因となっていじめにあった授業にも出られなくなってしまったのだそうです。
ただ卒業を控えた昨秋、夜の街で働いていることが友人にばれてしまって……。
その後、友達にいじめられ、完全に孤立して授業に出られなくなり、留年してしまったんです。それからは疎遠になり、卒業後の飲み会などにも一切来ていません。
引用:「今日も生きてる?」「なんでしんどいの?」“自殺願望の若い女性”を次々引き寄せた「札幌女子大生死体遺棄」容疑者(53)の“怪しい魔力”「私もタトゥーを入れてほしかった…」
この夜の街の仕事については詳しい内容は不明ですが、瀬川結菜さんは過去には小樽のメイド喫茶で働いていた事が明らかにされています。
夜の街の仕事についても地元である小樽で働いていた可能性が高いようです。
大学に通わなくなった後は、地元・小樽で働いていたようだ。
引用:「今日も生きてる?」「なんでしんどいの?」“自殺願望の若い女性”を次々引き寄せた「札幌女子大生死体遺棄」容疑者(53)の“怪しい魔力”「私もタトゥーを入れてほしかった…」
瀬川結菜さんが殺害された札幌の女子大学生死体遺棄事件の内容
出典:https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/
瀬川結菜さんが殺害された事件についてもわかっている内容を改めて時系列順に紹介していきます。
瀬川結菜さんは2022年10月3日に家族と住む自宅を出たまま行方不明になりました。
その後の警察の捜査で、瀬川結菜さんは3日に「知人と待ち合わせをしている」と家族に伝えて自宅を出た後、午前10時過ぎにJR小樽駅から1人で電車に乗り、札幌市のJR手稲駅で降りて犯人の小野勇と合流した事がわかっています。
その後、瀬川結菜さんと犯人の小野勇は札幌市内の飲食店で食事をした後、スーパーで飲み物などを買っているところが防犯カメラに記録された映像から確認されています。
また、3日午後から4日にかけては、瀬川結菜さんは知人と携帯電話を使って連絡を取り合っていたようです。この事から、警察は瀬川結菜さんが4日に殺害された可能性が高いと見ているようです。
それから3日後の10月7日の15時過ぎ、家族が瀬川結菜さんと連絡が取れない事を心配して小樽市内の交番に通報し、北海道警察小樽署に行方不明届を提出。
事件性を疑った警察が捜査したところ、携帯電話のGPS情報やインターネット上の痕跡などから、札幌市東区に住む小野勇(事件当時53歳)の男の部屋に瀬川結菜さんが監禁されている疑いが浮上しました。
翌日の同年10月8日、小野勇容疑者の自宅アパート前に張り込んでいた警察が、部屋から出てきた小野勇容疑者を職務質問したところ、刃渡り8.7cmの折り畳みナイフを所持していたため、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕されました。
その後警察が小野勇の自宅を家宅捜索し、居室内で遺体となった瀬川結菜さんが発見され、小野ゆうは10月10日に死体遺棄容疑でも逮捕されました。
犯人の小野勇は警察の取り調べに瀬川結菜さんの殺害を認める供述をして10月31日には殺人の容疑でも再逮捕されています。
小野勇は、「お酒や睡眠導入剤を飲んだ後、照れ首を絞めて殺した」、「瀬川結菜さんは酒や睡眠導入剤を飲んだか寝付かず、意識が朦朧とする中殺害した」などと供述しています。また、使用された睡眠導入剤は犯人の小野勇本人が服用しているものだったという事です。
そして、小野勇は「殺害を依頼されて結菜さんを殺した」などと、殺人の容疑については否認し、「承諾殺人」や「嘱託殺人」を主張しているようです。また、小野勇は瀬川結菜さんから殺害にかかる費用として数万円を受け取った事なども供述しています。
ただ、Twitterや携帯電話の解析では、瀬川結菜さんの方から小川勇に自身の殺害を依頼した痕跡などは見つかっていないという事で、警察は慎重に捜査を進めているという事です。
瀬川結菜さんと犯人・小野勇との関係はTwitterで知り合ったばかり
瀬川結菜さんと犯人の小野勇の年齢差は21歳にもなり、その関係性が気になった方も多いようです。
ネット上では当初、瀬川結菜さんと小野勇が恋人関係だったと疑う声や、パパ活をしていたのではないかと疑うような声も見られました。
しかし実際には2人は、事件の少し前にTwitterを通じて知り合ったばかりの関係だったようです。
全く別々の人生を歩んでいた二人を結び付けたのはツイッターである。瀬川さんが投稿した「#殺して」などという書き込みに対し、「いいね」を押した小野容疑者。
瀬川結菜さんと犯人の小野勇は、事件の先月(2022年9月上旬)にTwitterを通じて知り合い、9月27日に初めて顔を合わせて札幌駅南口近くのカラオケ店で数十分ほど話をしていた事がわかっています。
先月上旬、2人はSNSを通じて知り合ったとみられています。
その後、2人は実際に顔を合わせます。
記者「先月27日昼ごろ、札幌駅の改札を出た先で待ち合わせをした2人は、駅の南口を出て、近くのカラオケ店に入りました」
カラオケ店では数十分ほど話をして、解散した2人。
瀬川結菜さんはこの時に小野勇と何らかの事を取り決め、10月3日に再び会い、その後事件が発生したという経緯でした。
瀬川結菜さんを殺害した犯人・小野勇の生い立ちや経歴
瀬川結菜さんを殺害した犯人の小野勇の生い立ちや経歴についても、これまでに判明している内容をまとめていきます。
小野勇は北海道の出身で、小学校時代の卒業文集に将来の夢に「海上保安庁」や「自衛隊」を挙げていたそうです。理由はピストルや機関砲などの軍用の武器が使える事と書いています。
小野勇は実際に札幌市内の中学校を経て高校を卒業した後に陸上自衛隊に入隊しています。
小学校の卒業文集では〈将来の夢〉として〈海上保安庁〉や〈自衛隊〉を挙げ、その理由として〈ピストルや、機関砲などの、軍用の武器が使えるから〉と書いている。札幌市内の高校の同級生もこう言う。
「ミリタリーオタクで戦車の話とかが好きで、卒業後は自衛隊に入りました」
小野勇は自衛隊では戦車連隊で通信業務を担当し6年間勤務したようです。周囲の自衛官からの評判はあまり良くなく、すぐにバレる嘘をつくため、虚言癖で知られていた面もあったようです。
小野容疑者は「就職に失敗して自衛隊に入った」と話していたという。陸上自衛隊では戦車連隊の通信業務を担当。6年間、働いた。小柄で、体力はなく事務作業も得意ではなかったという。
引用:「またあいつのホラが始まった…」“札幌女子大生遺体遺棄”容疑者(53)が「自衛隊時代」に積み重ねた“数多のウソと300万の借金”「すすきののソープやキャバクラに入り浸り…」
小野勇は自衛隊を辞めた後の20代後半の2年半、石狩市内で住宅リフォームの会社に勤めて働いていた事が判明しています。
数年で自衛隊を辞めた後、小野容疑者は石狩市内の住宅リフォーム会社で働いていた。時期は20代後半の約2年。
その後については、キャバクラ店長とタクシー運転手をしていたとの情報も関係者証言としてでています。自衛隊後はボスニアで傭兵をしていたとの情報もありますが、これは虚偽の可能性が高いようです。
小野さんは北海道育ちで、若い頃は自衛隊に所属し、その後ボスニアで傭兵をしていたと話してくれました。帰国してからは、住宅販売や、キャバクラの店長をやっていて、その後はタクシーの運転手になったようです。ただ、運転手の時期にうつ病を発症して、運転を禁止され無職になってしまったと。
引用:《札幌・女子大生死体遺棄》「死にたい人を殺すことでしか役に立てない」“死神”小野容疑者が自宅で一夜を過ごした“自殺志願女性”に語った“転落の半生”【部屋にはボロボロのスヌーピー人形】
近隣住民によると、小野勇は当時は爆音の車に乗り、夜勤の仕事をしていると周囲に話していたそうです。この頃は道で合えば会釈をして挨拶をするなど社交的な一面もあったようです。
昔は道であえば軽く会釈して挨拶しましたし、車の前の歩道を雪かきする姿も見ることがありました。愛車のスバル・インプレッサのマフラーを爆音で響かせ、家から外出する様子もありましたね。本人は夜勤の仕事をしていると話していました。
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ただ、この近隣住民によれば、コロナになってからの3年は小野勇を外で見かける事が減り、事件の数ヶ月前に久しぶりに見た時に激痩せしていて驚いたそうです。
ただコロナになってからのここ3年は姿を見ることがめっきり減り、数か月前にたまたま家の前で見た時には、激ヤセしていてびっくりした記憶があります。何か大きな生活上の変化でもあったのかなあと……。
引用:《札幌・女子大生死体遺棄》「本人の希望通りに亡くなった… #死にたい人と繋がりたい」小野勇(53)容疑者がツイートしていた犯行声明《第2の座間事件か?》
瀬川結菜さんを殺害した犯人・小野勇の家族① 両親や兄弟
瀬川結菜さんを殺害した犯人の小野勇の家族についても見ていきます。
小野勇の家族は、両親と兄の4人家族だったとの情報が出ています。
「小野のところは、父親、母親、1歳か2歳上の兄の4人家族だったはずです」
そう話すのは、札幌市内の小、中学校時代の同級生。
小野勇の父親については、元海上保安庁職員か自衛隊員で、辞めた後は運送業をしていたとの情報が出ています。
父親は元々海上保安庁職員か自衛隊員でしたが、辞めた後、運送会社で働いていました。
その父親ですが正確な時期は不明ながら脳梗塞で亡くなっているようです。また、母親は高齢者施設に入所しているとの情報も出ています。
お父さんが脳梗塞で亡くなり、お母さんは施設に預けることになり、『自宅をそのうち整理しなきゃな』と疲れたように話していました
引用:《札幌・女子大生死体遺棄》「死にたい人を殺すことでしか役に立てない」“死神”小野容疑者が自宅で一夜を過ごした“自殺志願女性”に語った“転落の半生”【部屋にはボロボロのスヌーピー人形】
小野勇と関係のあった女性の証言では、小野勇は父親の骨壷を自宅に保管しており、父親への執着がとても強い様子だったという事です。
父親の遺骨を壺に入れて部屋で保管していました。母親や兄弟とは疎遠になってしまったようでしたが、父への愛着は相当強かったようです。『《勇》という名前は、お父さんとお祖父さんが新選組の近藤勇が好きだったからつけたんだ』と嬉しそうに話していました。
引用:「今日も生きてる?」「なんでしんどいの?」“自殺願望の若い女性”を次々引き寄せた「札幌女子大生死体遺棄」容疑者(53)の“怪しい魔力”「私もタトゥーを入れてほしかった…」
瀬川結菜さんを殺害した犯人・小野勇の家族② 離婚した元嫁と娘
小野勇は30代半ばで結婚をしており、娘も生まれるなど自分の家族を持っていた過去もあったようです。
しかし結婚わずか2年半で離婚しており、娘とはそれ以来会っていなかったようです。
30代半ばで結婚したものの、2年半で離婚したようで、娘もいましたが『離婚後は会えていない。会いたい』と悲しそうでした。
引用:《札幌・女子大生死体遺棄》「死にたい人を殺すことでしか役に立てない」“死神”小野容疑者が自宅で一夜を過ごした“自殺志願女性”に語った“転落の半生”【部屋にはボロボロのスヌーピー人形】
小野勇は結婚していた頃にタクシー運転手の仕事をしていたようです。当時は周囲からは家族3人仲良く暮らしているように見えていたという事です。
小野容疑者が結婚していた時期に過ごした住宅の近隣住民によると、当時はタクシー運転手をしながら家族3人で仲良く暮らしていたという。
引用:《札幌・女子大生死体遺棄》「死にたい人を殺すことでしか役に立てない」“死神”小野容疑者が自宅で一夜を過ごした“自殺志願女性”に語った“転落の半生”【部屋にはボロボロのスヌーピー人形】
小野勇の離婚理由などは明かされておらず不明です。
特定されている小野勇のインスタグラム(アカウント名はissarally)には、2018年8月18日に、娘の14歳の誕生日を祝う投稿をしています。この頃から小野勇の娘は現在は18歳になっていると思われます。
瀬川結菜さんが殺害された札幌女子大学生死体遺棄事件の現在
瀬川結菜さんが殺害された事件の現在の状況としては、被害者の瀬川結菜さんの葬儀が10月14日に小樽市内で営まれ、親族や家族が参列しています。
また、犯人の小野勇は10月31日に殺人の容疑で再逮捕され、11月2日に検察庁に送られ、現在も取調べが続けられています。
今後の展開としては、嘱託殺人で立件されるか殺人で立件されるかで大きく量刑が変わってくるため、その点に注目が集まっています。
まとめ
今回は、2022年10月に札幌市で発生した女子大生死体遺棄事件の被害者の瀬川結菜さんを中心にまとめてみました。
瀬川結菜さんは小樽市で生まれ育ち、地元の小学校、中学校、北海道小樽桜陽高校を卒業の生い立ちを持ちます。子供時代から大人しい性格だったようです。
事件当時は「日本医療大学」で作業療法学を学び、作業療法士の国家試験合格を目指していたようです。
家族については両親と妹と弟がいた事がわかっています。一部週刊誌によれば、瀬川結菜さんの家庭環境は過酷で、母親が精神的に不安定で家計は貧困しており、瀬川結菜さんはいわゆる「ヤングケアラー」だったという事です。
事件の犯人の小野勇との関係については、Twitterで知り合ったばかりでした。事件は、10月3日に瀬川結菜さんが札幌市の小野勇容疑者の元へと行き、4日までの間に小野勇の自宅で殺害されたという内容です。
犯人の小野勇は瀬川結菜さんに殺害を依頼されて犯行に及んだと主張していますが、警察は慎重に捜査を進めているという事です。
現在も小野勇に対する取り調べが続けられています。