ラファエル・ナダルのプロフィール

全仏オープンではテニス史上最強の戦績を残すラファエル・ナダル

厳しいトレーニングによって身に付けた、テニス界No.1とも言われる筋肉から繰り出される強烈なスピンとスピードを武器に、瞬く間に頭角を現したラファエル・ナダル。

グランドスラム優勝回数は、王者フェデラーに次ぐ、歴代2位の17回を誇ります。

特に、「赤土の王者」の異名をとるラファエル・ナダルは、クレーコートでは無類の強さを発揮しています。

全仏オープンでの戦績は、なんと93勝2敗、12回の優勝を飾っており、こと全仏オープンに関しては、テニス史上最強と言っても過言ではありません。

一時期は怪我の影響により成績が振るわず、引退も囁かれたラファエル・ナダルですが、2017年にグランドスラムで2度目の優勝を果たすと、その後も快進撃を続けています。

今回はそんなラファエル・ナダルの性格や年収、話題になっている時計や筋肉、そして結婚した嫁や子供など、プライベートな部分にも踏み込んでみたいと思います。

ラファエル・ナダルはプレーも性格も超一流のプレイヤー

幼い頃からコーチの叔父と二人三脚でテニスに取り組んできたラファエル・ナダル

幼い頃からラファエル・ナダルに対して厳しくテニスを教えたのは、叔父のトニー・ナダル氏でした。

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この教えの下、若くして栄光を手にしたラファエル・ナダルは、性格も超一流であると言われています。

イライラして審判に文句をつけたり、ラケットをコートに叩きつけて破壊する選手が少なくない中、ラファエル・ナダルに関してはそういった行為を目にすることはありません。

また、テニスの世界ではランキングが上がるに従い、コーチ契約が見直されるのが普通ですが、ラファエル・ナダルに関しては、一貫して叔父のトニー・ナダル氏をコーチとしています。

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まさに、叔父と甥が二人三脚でテニスに取り組んできたわけです。

現在でも故郷マヨルカ島で家族と暮らしているラファエル・ナダル

プロテニスのトッププレイヤーの収入は、あまたのプロスポーツ選手の中でもトップクラスで、多くのトップ選手はそのセレブな生活ぶりが話題になっています。

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しかし、ラファエル・ナダルはコートを離れると至って普通の青年で、あちこちに自宅を持ったりせず、トッププレイヤーとなった現在も、故郷であるマヨルカ島で大家族で暮らしています。

ライバル・フェデラーとの微笑ましい関係が話題に

ラファエル・ナダルが頭角を現した2005年当時、ランキングのトップに君臨していたのは、ナダルよりも5歳年上で、芝コートでは無類の強さを誇るロジャー・フェデラーでした。

2004年に念願のランキング1位の座を手にしたフェデラーですが、その翌年に現れたのが若きライバル、ラファエル・ナダルだったのです。

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フェデラーのハードコートでの連勝記録をストップしたのがラファエル・ナダル、2008年にフェデラーの世界ランキング1位連続保持最長記録を破ったのもラファエル・ナダルでした。

特に、フェデラーの弱点とも言える土のコートでは、フェデラーの天敵となったラファエル・ナダル。2人は長らく熾烈なライバル関係にあるわけです。

ですが、現在のプロテニス界随一とも言われる人格者の2人は、常にお互いをリスペクトしており、公私ともに仲が良いこと知られています。

そんな2人の微笑ましい関係が、テニスファンの間で度々話題になっています。

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ラファエル・ナダルの2020年の年収はテニス選手としては第3位　

2020年5月29日、米経済誌のForbes（フォーブス）が2020年度版のスポーツ選手長者番付を発表しました。

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昨今の新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、長らくツートップだった、サッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシが大きく年収を減らしました。

そんな中、彼らに比べてスポンサー報酬の割合が多いロジャー・フェデラーが、テニス選手では初の1位に輝いたことで話題になりました。

ちなみにフェデラーの年収は、1億630万ドル（約115億円）とまさに桁違い。

そしてラファエル・ナダルは、23位のノバク・ジョコビッチの4,460万ドル（約48億円）に次ぐ、27位にランクインし、その気になる年収額は4,000万ドル（約43億円）とされています。

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ちなみに女子テニスプレイヤーのトップは、33位にランクインしたセリーナ・ウィリアムズの3,600万ドル（約39億円）でした。

ラファエル・ナダルが試合中も身に付けている超高級時計が話題に　

試合中にも常に時計を身に付けている、ラファエル・ナダル。

ナダルがサーブを打つ前に汗を拭う度、世界中のファンが彼の手首を飾っている時計を目にすることになるのですが…実はその時計が、とてつもなく高価な超高級時計だと話題になりました。

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手元を拡大してみると…

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ラファエル・ナダルは、2010年から高級時計メーカーである「Richard Mille」のブランドアドバイザーに就任しています。

それ以降、同メーカーの高級腕時計を身に付けて試合に臨んでいるのですが、その陰には同社創業者による根気強い説得があったようです。

ナダルは、2008年に初めて同社創業者のRichard Mille氏に会ったが、試合中に腕時計を着けるということに難色を示していた。乗り気でないナダルをMille氏は根気強く説得。

 

2010年にブランドアンバサダーとしての契約にこぎつけて以降、ナダルとの提携のもと、多様な限定モデルの時計を生み出してきた。最新のRM27-03トゥールビヨンには、マナコルの“雄牛”であるナダルを表現するスペイン的な色が使用されている。

 

引用：ナダルが試合中につけている腕時計は約8,000万円　https://www.thetennisdaily.jp/

「本当に前向きな人で、ただ自分の成功を味わうのではなく、時計業界を前進させたいと願っている。だから僕は、彼の目指すものに敬意を抱いている。僕もテニスにおいていつだってもっと向上しようとしているし、そのために努力をしているよ」

 

引用：ナダルが試合中につけている腕時計は約8,000万円　https://www.thetennisdaily.jp/

当初は試合中に時計を身に付けることに難色を示していたと言われるラファエル・ナダルですが、今や彼にとってこの時計は、幸運の御守りのような存在だと言われています。

ちなみに、ラファエル・ナダルが2019年の「全米オープン」で披露した「RM27-03」のお値段は、なんと72万5,000ドル（約7,946万円）なのだとか…。

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ラファエル・ナダルの「テニス界No.1の筋肉」に注目

テニス界No.1の筋肉美を持つと言われるラファエル・ナダル。

一般的なトップテニスプレイヤーに比べ、彼の筋肉がズバ抜けて大きく太いことは一目瞭然です。

そして、その筋肉こそがラファエル・ナダルの最大のストロングポイントである、強烈なストロークを可能にしていると言われています。

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もはや、ラケットを持っていなければテニスプレイヤーには見えませんね。

ラファエル・ナダルが結婚した美人嫁とは？

そんなラファエル・ナダルは、2019年10月19日、14年来のガールフレンドであるマリア・フランシスカ・ペレロさんと結婚しました。

結婚式は、ナダルの故郷マヨルカ島にある古城「ラ・フォルタレサ（La Fortaleza）」で、元スペイン国王のフアン・カルロス1世を含む350人の招待客が見守る中で執り行われました。

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ドレスはアールデコ調のフレンチレースを使用したもので、とても細かなビーズ刺繍が施されたもの。スレンダーなシルエットが大人の花嫁にふさわしい、エレガントな一着だ。一方ナダルはグレーで統一したモーニングコートを着用した。

 

引用：テニス選手のラファエル・ナダルが結婚！ ウエディング写真を公開　https://www.elle.com/

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ちなみに、プライベートを大切にすることで知られているラファエル・ナダル。

今回の結婚式でも、ゲストたちにスマホの持ち込みを禁じ、式の関係者にもマスコミに情報を漏らさないよう、守秘義務書類への署名を依頼するほどの徹底ぶりだったそうです。

そんなラファエル・ナダルは、この年の全仏オープンと全米オープンの両方で優勝するという驚異的な活躍で、2人の結婚に華を添えました。

ラファエル・ナダルと嫁・マリアさんは学生時代から交際していた

ラファエル・ナダルの嫁・マリア・フランシスカ・ペレロさんも、実はナダルと同じマヨルカ島出身で、2人はまだ学生だった18歳の頃からの付き合いだったようです。

ラファエル・ナダルのプロテニスプレイヤー人生のほとんどを共に過ごしており、交際をスタートさせた年に初めて全仏オープンを制覇したそうです。

その意味ではラファエル・ナダルにとってマリアさんは、文字通りの“勝利の女神”だと言えそうですね。

2018年5月、ラファエル・ナダルはマリアさんとのローマ旅行中にプロポーズしたそうです。

ラファエル・ナダルの嫁・マリアさんは、メディアにあまり登場したがらないことで知られており、かつては滅多にナダルの試合にも姿を現しませんでした。

そんな控え目なところやその美貌も相まって、地元スペインでは絶大な人気を誇っていると言います。

また、経営学の学位を持つマリアさんは、以前は保険会社で働いており、現在はチャリティー基金を運営するラファエル・ナダル財団のプロジェクトマネージャーを務めているそうです。

最近はナダルの試合でも度々姿を見せているようです。

そんなマリアさんは、コロナ禍にある現在、ラファエル・ナダルとともに地元マヨルカ島の自宅で隔離生活中で、夫婦でトレーニングに励んでいるようです。

「私たちは自宅でトレーニングしているわ。もちろんやれる範囲だけれど。私は1時間ぐらいワークアウトをするの。ゴムバンドを使ったり腕立て伏せをしたりね」

 

「スポーツへの興味？ずっとトレーニングはしているけど、自分のためで、真剣になったことはないの。以前はバレーボールをしていたことがあって、器械体操にも興味があったわ。休暇中は、ラファエルとパドルテニスをするの」

 

引用：ラファエル・ナダルの妻、メディアの報道について「間違いばかりよ」　https://www.excite.co.jp/

ラファエル・ナダルはプロを続けている間は子供を作る予定なし

ラファエル・ナダルは、双子を量産しているロジャー・フェデラーや3人の子供に恵まれたアンディ・マレーらとは違って、プロを続けている間は子供を作る予定はないそうです。

出典：https://spread-sports.jp/

と言うのも、以前にラファエル・ナダルは、トークショーに出演した際、子供について次のように語っています。

ただ、次のようにも…

出典：https://prtimes.jp/

子供は欲しいけど、生まれてくる子供の教育を考えると躊躇してしまう…って感じでしょうか。

もちろんこのコメントは新型コロナウイルスの驚異がまだなかった頃の話なので、現在はまた考えが変わっているのかも知れません。

もっとも、少なくとも現時点では教育どうこう以上に、妊娠・出産のリスクの方が高そうですが…1日も早い新型コロナ騒動の収束を願うばかりです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

クレーコートでは無類の強さを誇り、全仏オープンではテニス史上最強の戦績を残すラファエル・ナダル。

性格や年収、話題になった時計や筋肉、さらに結婚した嫁や子供などプライベートについてもまとめてみました。

現在、新型コロナウイルス感染拡大により、先の見えない状況が続いていますが、1日も早くクレーコート上でラファエル・ナダルの美しい筋肉が躍動する日が来ることを願って止みません。