元ジャニーズJr.でジャニー喜多川からの性被害を告発した岡田幸治さんが話題になっています。
この記事では岡田幸治さんのジャニーズ時代の若い頃の経歴や画像、ジャニー喜多川から受けた性被害の内容、結婚の有無や現在の活動や状況などについてまとめました。
この記事の目次
岡田幸治(元ジャニーズJr.)のプロフィール
岡田幸治のプロフィール
生年月日:1968年7月2日
出身地 :非公開
岡田幸治さんは、16歳だった1984年から1986年末までジャニーズ事務所に所属し、ジャニーズJr.として活動していた方です。
2023年9月、岡田幸治さんはこのジャニーズJr.時代にジャニー喜多川から性被害を受けた事を告発し、週刊文春やYouTubeチャンネル「Arc Times」など、ジャニー喜多川性的加害問題を積極的に扱うメディアに出演されています。
元ジャニーズJr.のメンバーを主体とし、ジャニー喜多川から受けた性被害を告白・告発する任意団体「ジャニーズ性加害問題当事者の会」への参加も表明し話題の人となっています。
ここでは、そんな元ジャニーズJr.の岡田幸治さんについて現在までにわかっている内容をまとめていきます。
岡田幸治(元ジャニーズJr.)の若い頃① 16歳でジャニーズに入所
岡田幸治さんの若い頃、ジャニーズJr.時代の経歴についてみていきます。
岡田幸治さんは、当時ジャニーズ所属の国民的な人気アイドルであった田原俊彦さんに憧れ、15歳の頃からジャニーズ事務所に履歴書を送っていました。
それから約1年後、16歳になり定時制高校に通っていた1984年に、岡田幸治さんの元にジャニーズ事務所から「臨時オーディションのお知らせ」と書かれた手紙が届き、テレビ朝日の会議室でのオーディションに参加。
オーディション会場には、当時のジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川もおり、ダンスや歌のテストはなく面接のみで「立って、1周回って」と言われ「うん、いいね、わかった」とのみ言われて合格になったそうです。
岡田幸治さんと同じ1984年にジャニーズに入所した同期としては、元忍者の志賀泰伸さん、元忍者の高木延秀さん、元男闘呼組の高橋和也さん、元男闘呼組の岡本健一さんがいます。
このうち志賀泰伸さんは「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に参加し、ジャニー喜多川による性被害を訴えられています。
ジャニーズのオーディション合格後、岡田幸治さんは毎週末にダンスレッスンに呼ばれるようになり、2回目のダンスレッスンの後に初めてジャニー喜多川の自宅マンション(通称・合宿所)に足を踏み入れたそうです。
この初回の合宿所を訪れた時点では、岡田幸治さんはまだジャニー喜多川によるジャニーズJr.に対する性的加害について1度も聞いた事がなかったそうです。
岡田幸治さんはこの初めて合宿所に泊まった時には、食事の後に脱衣場でジャニー喜多川に衣服を脱がされ、風呂場で身体を洗われて性器も触られるなどの性被害に逢っています。ただ、この時には就寝後に襲われる事はなかったため、岡田幸治さんははっきりと性被害にあったという意識は持たれなかったようです。
岡田幸治(元ジャニーズJr.)の若い頃② 少年隊ジュニアに参加
岡田幸治さんはジャニーズ入所の翌年の1985年に、ジャニーズJr.の大人数ユニット「少年隊ジュニア」に参加し、同年2月12日放送のフジテレビ「火曜ワイドスペシャル」枠の特別番組「第12回オールスター寒中水泳大会」に出演し、「少年隊」のバックでも踊っています。
岡田幸治さんはこの「少年隊ジュニア」への参加が決まる前に、合宿所に宿泊した際にジャニー喜多川からの性被害を受けています。(岡田幸治さんがジャニーズJr.時代に受けた性被害については後述)
しかしこの「第12回オールスター寒中水泳大会」出演後、岡田幸治さんはコンサートの舞台に立ったり、テレビに出演したりという事は1度もなくなり、ただジャニー喜多川さんに連れ回されて、コンサートやテレビ収録の見学をする事が多くなったそうです。
この当時について、岡田幸治さんは車の中で2人きりになると、ジャニー喜多川から手を握られた事(指を絡ませた俗にいう「恋人つなぎ」のような形で手を握られたとの事)なども明かされています。
そして10代の終わり頃に岡田幸治さんは突然、ジャニー喜多川に「お付きにならない?トシ(田原俊彦さん)も付き人から始まった」と誘われたそうです。
岡田幸治さんは「年齢的にも先の事を考えなきゃいけない」と感じるようになっていたため、その誘いを断ってジャニー喜多川の下へも行かなくなり、1986年末にジャニーズ事務所を退所されています。
岡田幸治さんのジャニーズ事務所の在籍期間は1984年半ばから1986年末までの約2年半ほどでした。
岡田幸治さんはジャニーズ時代のタレントとしての表だった活動は、上記の「少年隊ジュニア」としての「第12回オールスター寒中水泳大会」への出演のみで、当時の映像なども残されておらず、若い頃の岡田幸治さんの映像や画像などはネット上では確認できません。
岡田幸治(元ジャニーズJr.)がジャニー喜多川からの性被害を告発
岡田幸治さんは、2023年9月11日にYouTubeチャンネル「Arc Times」に出演し、自身がジャニーズJr.時代にジャニー喜多川から受けた性被害を初めて告発しました。
続けて、2023年9月17日に配信の「週刊文春電子版」および「文春オンライン」にも出演しジャニー喜多川からの性被害を告発しています。
また、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」への参加も表明しています。
岡田幸治さんはこれまでのメディア出演で、ジャニーズに所属していた約2年半の間に、合計で15回ほど、ジャニー喜多川からの性被害を受けた事を告白されています。
東山紀之新社長もジャニー喜多川による性被害を知っていたはずだと言及
出典:https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/
岡田幸治さんは、2023年9月5日にジャニーズ事務所の新社長に就任する事が発表された東山紀之さんについても気持ちを表明されています。
岡田幸治さんは、ジャニーズJr.時代にジャニー喜多川から初めて性被害を受ける事になった日、合宿所に入った時に、当時合宿所で暮らしていた東山紀之さん(少年隊)から「今日泊まるの?」と声をかけられ、「はい」と答えると「ふーん」とだけ返された事を明かしました。
そして、性被害を受ける直前までは東山紀之さんや他のジャニーズJr.もその場にいたのに、ジャニー喜多川から「お風呂入りなよ」と言われた直後に、まるであうんの呼吸のようにスッと東山紀之さんらはその部屋から姿を消したそうです。
東山氏に「今日泊まるの?」と聞かれ「はい」と答えると、「ふーん」と言われたという。その夜にリビングで二つの内鍵をかけられて、ジャニー氏から性加害を受けた。直前まで東山氏らも一緒にいたが、ジャニー氏が岡田さんに「お風呂入りなよ」と言った後に姿を消したという。 「あうんの呼吸で皆がスッと出て行った。東山氏は、ジャニー氏が自分を狙うことは分かっていたのだと思う」。
こうした事から、ジャニー喜多川のジャニーズJr.に対する性的加害を東山紀之さんは知っていたはずだとして、性被害に遭う前に「帰った方がいいよ」と警告をして欲しかったとし、「そういう言葉(注意喚起)があれば、誰一人性被害に遭わなかった」と訴えられました。
また、東山紀之さんが2023年9月7日に記者会見を開いた際に、「自分は性被害を受けた事はなく、誰かが性被害を受けている現場に立ち会った事もなく、先輩や後輩から相談された事もない」、「(ジャニー喜多川による性被害を)噂には聞いていたが、知らなかった」との趣旨の発言をした事についても、岡田幸治さんは「作られた台本ではなく東山氏の自身の口で言葉が欲しい」と訴えられています。
また、「週刊文春電子版」の有料記事では、岡田幸治さんは東山紀之さん自身の疑惑についても言及されていますがここでの記載は控えます。
岡田幸治(元ジャニーズJr.)が受けた性被害の内容
2023年9月、岡田幸治さんは、自身がジャニーズJr.だった16歳から17歳当時、ジャニー喜多川から約2年半の間に合計15回ほどの性被害を受けた事を告白されました。
岡田幸治さんは初めて合宿所と呼ばれるジャニー喜多川の自宅マンションを訪れた際に、衣服を脱がされ、風呂場で身体を洗われて性器にも触られ、その翌週に2回目に合宿所に泊まった時に、内鍵で施錠されたリビングでジャニー喜多川から全身のマッサージを受けた後に下着を脱がされ、口淫され射精させられたという内容の性被害を告白されています。
岡田幸治さんはジャニー喜多川から受けた性被害の内容について、「文春オンライン」では以下のように明かされています。
「ジャニーさんでした。布団の下から潜りこんできた。足からマッサージが始まって……」(岡田氏) その手は岡田氏がはいているブカブカのトランクスの隙間から入って、性器に伸びてきた。「それから脱がされて、すぐに口で。真っ暗だし、何がなんだかわからなかったんです、女性経験もなかったし。でも手じゃないのはわかります、何て言えばいいんだろう、生温かいんで。最後は出ちゃうんです。飲み干して、綺麗に拭かれて、パンツも上げられました。
引用:《ジャニーズ性加害問題》「東山紀之氏(56)はあの日、僕に…」元“少年隊ジュニア”が覚悟の実名・顔出し告白!「生温かいんで。最後は出ちゃうんです」
岡田幸治さんが告白したジャニー喜多川からの性被害の内容は、同じくジャニー喜多川からの性被害を告白した他の元ジャニーズJr.達の証言内容とほぼ同じです。
岡田幸治(元ジャニーズJr.)の結婚
岡田幸治さんのジャニーズ退所後の経歴については何も明かされておらず、結婚されているのかもわかっていません。
結婚の他にも、現在どのような活動をしているのかや職業、家族構成などの個人的な情報は何1つ公開されていません。
岡田幸治(元ジャニーズJr.)の現在① 職業などは非公開
岡田幸治さんの現在は55歳です。
芸能活動はされていないようなので、一般の社会で働いて生活されていると推測されますが職業などの個人的な情報は非公開とされています。
ちなみに、バレエダンサーとして活躍されている同姓同名の方がいますが、元ジャニーズの岡田幸治さんとは何の関係もありません。
岡田幸治(元ジャニーズJr.)の現在② 「Arc Times」ではテレビでのやらせも告発
岡田幸治さんは2023年9月に、自身がジャニーズ事務所に所属していた頃にジャニー喜多川から受けた性被害を告発されました。
その際に出演したYouTubeチャンネル「Act Times」では、性被害についてだけでなく当時のジャニーズ事務所とテレビ局との癒着も暴露し、これも現在大きな話題となっています。
岡田幸治さんはジャニーズ事務所に所属していた当時、ジャニー喜多川の付き人のような事をさせられていたため、車に乗せられて一緒にテレビ局に連れて行かれる事がよくあったそうです。
当時、1985年12月にリリースされた「少年隊」のデビュー曲「仮面舞踏会」が、TBSの「ザ・ベストテン」や日本テレビ「ザ・トップテン」などの当時の音楽番組のランキングで何週も連続で1位を記録していました。
岡田幸治さんは最初、純粋に「すごいな」と思って見ていたそうなのですが、ある時に番組のディレクターがジャニー喜多川に「あとどれくらい1位にしますか?」と尋ね、ジャニー喜多川が「あと2週くらい」と答えているのを聞いてしまったのだそうです。
こうしたやりとりは、TBSの「ザ・ベストテン」と日本テレビ「ザ・トップテン」の両方で行われていたそうです。
これらの番組でのランキングは、表向きはレコードの売り上げ、有線やラジオ放送のリクエスト数、視聴者からのハガキ投稿などをポイント化して集計し決められているとされていましたが、実際にはテレビ局とジャニーズ事務所が癒着して意図的に何週も1位にランキングさせていた事がわかり、岡田幸治さんは強くショックを受けられたのだそうです。
岡田幸治さんがジャニーズ事務所とテレビ局の癒着について語っているのは、下の動画の「22:20」頃からです。
まとめ
今回は1984年から1986年にかけてジャニーズ事務所に所属し、その間に受けたジャニー喜多川からの性被害を告発した岡田幸治さんについてまとめてみました。
岡田幸治さんは若い頃は、田原俊彦さんに憧れてジャニーズ事務所に履歴書を送り、定時制高校に通っていた16歳の時にオーディションに合格して入所し、「少年隊ジュニア」として「第12回オールスター寒中水泳大会」に出演しました。
しかしその後、ジャニー喜多川からの性被害を2年半ほどの間に約15回受けるも、コンサートやテレビ出演はさせてもらえず、1986年末に見切りをつけてジャニーズ事務所を退所されています。
岡田幸治さんのジャニーズ退所後については情報がなく、結婚しているのかや現在の職業などは不明です。
現在、岡田幸治さんは、ジャニーズJr.時代にジャニー喜多川から受けた性被害を告発し、ジャニーズ新社長の東山紀之さんに関する疑惑にも言及して注目されています。