今や国民的アイドルグループとも言われるTOKIOですが、その幻のメンバー・小島啓のデビュー前の脱退の理由が注目を集めています。
今回は小島啓のプロフィールとTOKIOを脱退した理由、脱退後など現在をまとめてみました。
元TOKIO・小島啓のプロフィール
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ジャニーズ事務所の人気グループ「TOKIO」にかつて在籍していた、幻のメンバー小島啓。
現在のTOKIOのボーカルと言えば長瀬智也ですが、元々は小島啓がボーカルを担当していました。
TOKIOは、今となってはジャニーズを代表するバンドグループです。その始まりは、城島茂リーダーと元メンバーの山口達也がジャニーズJr.時代に組んだバンドでした。
2人で組んだバンドに国分太一・松岡昌弘・長瀬智也が加わって、TOKIOとしてデビューしましたが、結成当初のボーカルを務めていたのが小島啓です。
しかし、TOKIOがデビューする直前に小島啓がグループを脱退、ジャニーズ事務所を退社してしまい、小島啓から長瀬智也にボーカルが交代したのです。
小島啓がTOKIOとして活動した軌跡、TOKIOを脱退した理由、そして現在の様子もまとめて紹介していきます。
まずは小島啓のプロフィールからどうぞ！
小島啓のプロフィール
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名前：小島 啓（こじま ひろむ）
生年月日：1976年10月24日
出身地：千葉県
血液型：AB型
1990年3月26日にジャニーズ事務所に入所するなり、テレビ朝日系バラエティ番組「アイドル共和国」で、SMAPのバックダンサーを務めたジャニーズJr.のユニット「SMAP学園」に加入。
他にも、フジテレビ系「クイズ！年の差なんて」や、テレビ朝日系「桜っ子クラブ」「ツインズ教師」など数々の番組に出演。
舞台にも多く出演し、ジャニーズの伝統である舞台「PLAYZONE」の他、1990年に青山劇場で上演されたミュージカル「ぼくのシンデレラ」に出演しました。
1991年には、SMAP主演で上演されたミュージカル舞台「聖闘士星矢」で黄金聖闘士役を演じるなど、ジャニーズJr.としての経験を積んでいきました。
元TOKIO・小島啓の経歴
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バラエティ番組や舞台で、ジャニーズJr.としての活動を行ってきたTOKIOのメンバー達。
ここでは、前身となるバンドの結成からTOKIOデビュー、そして小島啓のTOKIO時代のエピソードを紹介します。
TOKIOの前身となるバンドが誕生したのは1989年のことでした。
当時ジャニーズJr.だった城島茂と山口達也が、バラエティ番組「アイドル共和国」の企画でバンドを結成します。
当初は「城島茂バンド」というバンド名でしたが、ジャニー喜多川社長によって世界に通用するようにという意味を込めて「TOKIO BAND」と命名されました。
このTOKIO BANDが、現在のTOKIOの前身バンドになります。
1990年4月、「SMAP学園」の選抜メンバーとして「平家派」出身の国分太一、城島茂、松岡昌宏の3人で「TOKIO」が結成され、その後少し遅れて小島啓が加入しました。
「TOKIO BAND」で活動していた山口達也をメンバーに入れるよう、城島茂がジャニー喜多川に交渉したことで山口達也も加入となり、5人組グループ「TOKIO」が結成されました。
城島茂がギター、山口達也がベース、松岡昌宏がドラム、国分太一がキーボード、そしてリズムギターの小島啓がメインボーカルを担当し、本格派バンドグループが完成。
ジャニー喜多川にも認められ、TOKIOオリジナルメンバーとして活動を開始します。
「TOKIO」始動
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小島啓をメインボーカルに据えたTOKIOは、デビューに向けて楽器の練習を重ねて実力を高めながら、ジャニーズJr.として先輩のバックダンサーを務める活動も並行して行いました。
1991年に5人で出演したSMAP主演の2.5次元ミュージカル「聖闘士星矢」では、SMAPの強敵となる黄金聖闘士役を演じています。
翌年には、アイドル雑誌にも新ユニットとして掲載されはじめ、当時100万部以上を発行し全盛期を誇っていたアイドル雑誌「明星」「平凡」の表紙を飾る注目のユニットになっていきます。
デビュー前にも関わらずCMやテレビ番組に多数出演し、デビュー確実という空気の中、バンドとしての楽器演奏のみならず歌やダンスで魅せるパフォーマンスもこなしていきます。
そんな中、小島啓は器械体操を習っていた経験があるため、身体能力が高く、ギターやボーカルだけでなくダンスも美しく多くの人を魅了しました。
その一方で、1992年頃からジャニーズJr.の中でも目立つ存在だった長瀬智也がサポートメンバーとしてTOKIOに加入するようになります。
雑誌やラジオなどでは長瀬智也を除く5人編成、テレビやライブでは長瀬智也を入れた6人編成で活動することもありました。
「TOKIO」デビュー決定
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デビュー前から華やかなジャニーズJr.の活動を重ねてきたTOKIOは、1994年、ついにCDデビューが決定しました。
同年7月12日、日本武道館でCDデビューの記者会見が行われます。
その記者会見の場にいたのは、城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、そしてこれまでサポートメンバーとしてテレビやライブの時のみ活動を共にしていた長瀬智也の5人だけでした。
当時15歳、ライブではタンバリンを叩いていたサポートメンバーの長瀬智也が、小島啓に代わってメインボーカルと発表されたのです。
記者会見では、これまでメインボーカルとして活動していた小島啓について触れられることはなく、理由も明かされないまま、メインボーカルを長瀬智也の5人でデビューが発表されました。
もちろん小島啓のファンは騒然となりました。
TOKIOのデビュー決定と同時に突然脱退が判明した小島啓の行方は、ファンの間でも憶測が飛び交う衝撃的な出来事となりました。
メインボーカルとして、TOKIOを背負っていく存在だと期待されていた小島啓の脱退。
歌・ダンス・バンドとキャリアを積んで活動してきた小島啓は、CDデビューを目前にしてTOKIOを脱退し、そのまま芸能界からも引退しました。
それ以降、テレビ番組などでも彼の名前が出ることはなく、ジャニーズJr.のまま引退したことから、知名度は低いため、幻のメンバーと呼ばれるようになりました。
「TOKIO」のその後
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小島啓が脱退し、デビューしたTOKIO。1994年9月21日、「LOVE YOU ONLY」でCDデビューを果たしました。
デビュー当時のキャッチフレーズは「ダテに待たせたワケじゃない」で、デビュー曲「LOVE YOU ONLY」は現在もTOKIO最大のヒット曲となっており、今も後輩達に歌い継がれています。
CDデビューから2か月後の1994年11月2日には、日本武道館でコンサートを開催。
また、デビューした年の年末には、デビューからわずか3ヶ月10日という当時の史上最速記録でNHK紅白歌合戦への初出場を果たしました。
デビューから怒涛の勢いで人気を広げたTOKIOは、1995年11月2日に現在も日本の国民的バラエティ番組として愛されている日本テレビ系「鉄腕!DASH!!」の放送を開始。
TOKIOを代表する看板番組となり、数々のアウトドアゲームを生み出し、農業・漁業・酪農・製造業まで手を広げてアイドルの枠を超え、「農業アイドル」の異名を持つようになりました。
数々の名企画を生み出してきた「鉄腕!DASH!!」の中でも特に人気が高かった「DASH村」の企画は、東日本大震災でDASH村があった福島県が深刻な被害を受けたことで企画は頓挫。
しかし、お世話になった福島県に恩返しするため、東日本大震災以降はTOKIOが同県の農産物のPR広告にノーギャラで出演するなど、福島県との絆は深く結びついています。
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バラエティ番組のみならず、ロックフェスでもロックファンを巻き込んで空前絶後の盛り上がりを呼ぶなど、バンドとしても人気も高いTOKIO。
現在では、老若男女問わず誰からも愛される国民的グループに成長しています。
元TOKIO・小島啓が脱退した3つの理由とは
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ジャニーズ事務所を代表するグループになったTOKIOですが、小島啓はデビューを目前にして脱退してしまいました。
なぜ小島啓がTOKIOを脱退することになったのか、その理由を調査しました。
小島啓の脱退理由は公式的な発表はされていません。デビュー発表の記者会見でも触れられることはなく、知らない間に脱退していた形になっています。
しかし、ジャニーズ事務所所属のタレントがラジオなどで話したり週刊誌などに取り上げられたりと、脱退理由にはいくつかの説が存在しています。
まず1つ目の脱退理由が、親との約束によるもの。
元々ジャニーズとして活動するにあたって、親と「芸能活動は4年間限定以内」という約束をしていたようです。
デビューが決定したものの、直後に約束の4年が経つためグループに迷惑をかけると考えて、デビュー前に脱退したという説があります。
2つ目の脱退理由が、メンバーの松岡昌宏との不仲。
しかし、脱退後の堀越高等学校の卒業式で2人が仲良く写真を撮っていること、活動中も仲の良さが有名だったことから考えても2人の不仲説は信憑性がありません。
3つ目の脱退理由が、メリー喜多川の独断で長瀬智也と交代させられたというもの。
小島啓がTOKIOに加入したのは知名度アップのためで、元々TOKIOとしてデビューさせる予定はなく、長瀬智也と交代することが最初から決められていたという説があります。
このように小島啓の脱退理由には諸説ありますが、最有力とされる4つ目の脱退理由が、パイロットを目指してアメリカへ留学するというものです。
これは当時SMAPの中居正広が自身のラジオ番組で語ったもので、「小島啓はパイロットになるために渡米するから辞めたと聞いた」と話しています。
実際、小島啓は脱退後にアメリカでの目撃情報が相次いでいます。
TOKIOの城島茂と山口達也もラジオ番組で小島啓の脱退理由について触れたことがあり、「別の道に進みたい」と語った小島啓をメンバー全員で温かく送り出したことを報告しました。
現在ジャニーズ側はTOKIOの過去映像を使用する時に小島啓の映像を一切使わず、まるで存在していなかったかのように幻のメンバーとして扱っています。
しかし、苦楽を共にしたTOKIOメンバーとの交流は現在も続いているようです。
元TOKIO・小島啓の現在
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TOKIOを脱退し、ジャニーズ事務所を退社した小島啓。その後は、芸能界に復帰することはありませんでした。
脱退後から高校卒業後数年に渡って、ファンが集う掲示板では多数の目撃情報が書き込まれました。
アメリカ西部にあるシアトル行きの飛行機で見かけたという情報や、シアトルで会ったという、前述の通り、アメリカでの目撃情報が寄せられました。
そのため、上述したSMAP中居正広の言う通り、アメリカに行くためにジャニーズ事務所を退社したという話は信憑性が高いです。
掲示板には他にも、アメリカで板前修業をしている、アメリカで飲食店を経営しているなど、飲食業界にいるような書き込みがあります。
ただ、実際に小島啓が飲食業に就いているかは噂の域を出ていません。
しかし、TOKIOのコンサートを見に来ている小島啓の姿が何度もファンに目撃されています。
TOKIOを脱退してからも、メンバーとの交流を続けているのは、ファンにとっては嬉しいですね。
まとめ
TOKIOの幻のメンバー・小島啓について紹介しました。
現在は一般人として生活していますが、今もTOKIOのメンバーと交流があるのはファンにとっては喜ばしいことですね！
以上、TOKIOとして活動していた時代から脱退した理由、そして現在の様子まで、小島啓がジャニーズだった過去を振り返りました。
