フードファイターとして有名だったジャイアント白田さんですが、最近はメディア露出が減り、巨人症などの病気や食べない理由などが話題です。
今回はジャイアント白田さんが食べない理由、巨人症などの病気説、現在をまとめました。
この記事の目次
ジャイアント白田のプロフィール
生年月日:1979年4月20日
出身地:栃木県真岡市
身長:195cm
職業:タレント、実業家
「ジャイアント白田」は愛称で、本名は白田 信幸(しろた のぶゆき)さんです。
愛称の名付け親は日本のお笑いタレント、コメディアン、俳優、司会者で新劇、パントマイム、コメディアン経験者でもある中村有志(中村 ゆうじ)さんです。
2000年代後半頃からはこの名称で活動することが多かったので、愛称の方が有名ですね。
ジャイアント白田さんは、早食い・大食いを競技として捉えた、フードファイターとしての活躍が知られています。
寿司20皿(40貫)を36.14秒、ネイサンズのホットドッグ12分で38個、カレーライス20杯(10kg)を18分56秒、ショートケーキ68個を16分52秒、シュークリーム5分で64個、牛丼60分で22杯などの大食い記録を保持しています。
2007年には、フードファイターを引退。現在、バラエティ番組、イベントなどで活躍中で、タレント業も行っています。
芸能事務所の所属は無くフリーランスであるため、”大食いタレント”としての起用が大半です。
本人は、『大食いタレントなのか素人なのか微妙な立場である』と、公式ブログに告白しています。
また、ゲームソフトにキャラクターとして登場したこともあります。
ジャイアント白田のフードファイターとしての経歴
出典:http://image.space.rakuten.co.jp/
「TVチャンピオン 全国大食い選手権〜恐るべし!九州縦断ニューフェイス決戦」に出演し、脚光を浴びたジャイアント白田さん。
以降、同年9月の「TVチャンピオン 全国大食い選手権〜スーパースター頂上決戦〜」で優勝するなど、数々の大食いイベントに参加し、上位入賞、優勝を重ねて知名度が上がりました。
一方、2002年に調理師免許取得のため、辻調理師専門学校に入学しています。
国際的には、2004年7月に「ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」に日本代表として初出場、12分間にホットドッグを38本完食し、53.5本を食べた小林尊に次ぐ2位となっています。
2006年12月には、一般女性と結婚、2007年「元祖!大食い王決定戦 爆食頂上決戦〜バリ島編」の出場を最後に引退を表明、大会は2連覇で最後の有終の美を飾っています。
ジャイアント白田は現在食べない?フードファイター引退後とは
2008年4月、大阪・道頓堀にて、自らプロデュースを行ったうどん専門店「しろたや」を期間限定で約1年開業したジャイアント白田さん。
店は「並」でうどん16玉分、「大盛り」は32玉分という大食い向けの店として話題になりました。
その後、2009年7月に同じ大阪・道頓堀に自らプロデュース兼経営を行った、串カツ専門店「串カツしろたや」をオープンさせています。
その後、店は東京に進出、東京・大井町にフランチャイズ第1号の「串カツ しろたや 大井町店」をオープンさせています。
フードファイター引退後もタレントとして、しばらくメディアに登場していたジャイアント白田さん。
ですが、2008年1月20日放送のテレビ東京系企画番組『田舎に泊まろう!』にも出演した際、同番組がやらせだとブログで暴露したことで、メディア出演は以後ほぼなくなります。
2016年のTBS系列で放送されているトークバラエティ番組『マツコの知らない世界』が、最後の出演となっています。
ジャイアント白田が食べない理由とは
大食いブームの下火
全盛期の胃の容量は13kgで、全盛期の年収は賞金が主で2,000万円~3,000万円ほどあったジャイアント白田さん。
フードファイトを正式に競技化しようと『Fighter Association(FFA)』を設立したこともありました。
しかし、大食いがメディアで大きく取り上げられ、中学生が真似をして死亡事故が発生したことでブームは一気に下火になってしまいました。
また、食事マナーや食べ方の汚さがメディアで報じられたり、大食い番組の裏で『実は終わった後吐いているのでは?』という疑惑が出たりして、大食い番組の多くが放送中止となりました。
一時の物珍しさとメディアの過剰な取り上げ方でブームになった”大食い”ですが、これ以降ほぼ日本で話題に上らなくなり、ジャイアント白田さんもその知名度を失っていきました。
体を張っているにもかかわらず低いギャラ
また、ジャイアント白田さんが引退を決意した理由として、ギャラが出ない仕事も相当数あったことも関係しているようです。
フードファイターの先駆けだった新井和響さん、赤阪尊子さんでさえ、「素人か、ちょっとしたタレント扱いか、仕事によってまちまち。テレビ局でも差があった」とのこと。
胃袋を酷使する割には報われなく、さらには、女性大食いタレントに有利になるように番組編成がされていたのも、ジャイアント白田さんがフードファイターを辞めた理由の1つのようです。
他にも、女性元フードファイターに対しては、「太らないは嘘、吐いているだけだ」とブログに投稿しています。
多くの大食いイベントでは、「選手たちが、現場でトイレに駆け込んで食べたものをすべて吐き出していたこと」もリークしたりもしています。
番組などでは、撮影を中断してトイレまで我慢できない人が嘔吐し、その口封じをされたということまで明らかにしており、この衝撃的な告白はネットを通じて話題になっています。
子供の頃からの夢を実現するため
そもそもジャイアント白田さんは、フードファイターからの引退理由は、飲食店開業準備と本人が以前から語っていました。
子供の頃からの夢であった飲食店の開業に向けての準備で時間を割かれ、大食い大会への出場継続が困難になったそうです。
引退発表時には、「タレントをやめるわけじゃない。大食い大会には出ないという意味の引退」と話していることからも、今後もメディア出演を通じて、飲食店の集客を狙っているようです。
まだまだ、タレント活動はまだ諦めてないことがうかがえますね。
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ジャイアント白田の病気説とその真相① 健康を害した
大食いによる健康被害
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2016年3月、テレビ東京「ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞けるマル秘料亭~」に出演したジャイアント白田さん。
ついに業界のタブーである大食い番組の裏側を告白した上、「大食い番組は健康被害がある」と語り、物議を醸しました。
現役時代に、朝8時30分から餃子を2キロ食べ、正午の2回戦ではゆで卵80個を食べて具合が悪くなったこともあったようです。
また、「胃が広がるとほかの臓器が後ろに行く。腸とかが後ろに来て後ろがボコって出るんです」と、腰と背中に手をやりながら、大食い番組での体の深刻な変化を明らかにしています。
フードファイターとして活躍していた頃は、大会の1~2カ月前から食べる量を少しずつ増やすよう、メニューを組み立てていたそう。
そして、通常6kgくらいしか入らない胃袋を、倍以上の13kgも入るように毎日鍛えていたそうです。
そのため、食べまくった後は気力が失せ、胃にもかなりのダメージが残っていた、と明かしています。健康に悪いと知った上での挑戦だったようですね。
病気や急死は完全なデマ
2018年頃にメディア出演が無くなったことから、ネットを中心にジャイアント白田さんの病気説が浮上しています。
露出が減ったことも影響しているかもしれませんが、現在でもバラエティ番組やイベントに出演を続けており、病気や急死は完全なデマです。
そもそも、この噂の発端は、2018年4月放送の「水曜日のダウンタウン」の「駄菓子屋で10万円分の駄菓子を食べる」という企画だったようです。
駄菓子屋で、ジャイアント白田さんの早食いは見られず、ゆっくり食べていたのと、非常に痩せた体型が気になった視聴者が噂を流したようですね。
ちなみに、早食いと大食いは根本的には違うそうですよ。
ジャイアント白田の病気説とその真相② 巨人症
巨人症って?
巨人症とは、成長ホルモンが過剰に分泌されて引き起こされる病気です。1964年にアメリカのソトスによって報告されました。
長崎大学の研究チームが原因遺伝子を特定した「脳性巨人症(Cerebral Gigantism)」と、脳の下垂体前葉の成長ホルモン分泌腺細胞が腫瘍化し成長ホルモンの過剰分泌で起こる「先端巨大症」が、巨人症として知られています。
思春期を過ぎ、骨の発育が止まってから発症すると、手足が大きくなり、特有な顔や体型を示すことが多く、身長以外に顔が極端に大きいなどが特徴です。
他にも、顎が長い、額が前に突き出ていることも挙げられます。
下垂体異常による巨人症の有名な人は、ジャイアント馬場さん、アンドレ・ザ・ジャイアントさん、出羽ヶ嶽文治郎さん、大内山平吉さん、岡山恭崇さんなどが知られています。
発症頻度は非常に低く、100万人当たりで40~60人程度、症状そのものに命を脅かす危険はありませんが、脳の異常であるため、寿命が10年前後縮まるとも言われています。
しかしながら、ジャイアント白田さんの場合は、本人の発表や、医療機関の診断結果など確たる根拠が無く、ネットを中心とした単なる風評というのが正しい理解で間違いないでしょう。
ジャイアント白田の現在
現在は飲食店経営で忙しい毎日
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現在は、本名の「白田 信幸」で活動しているジャイアント白田さん。
大の串揚げ好きだったこともあり、前述の通り、大阪道頓堀にある戎橋に近い、中座くいだおれビル3階で「串カツ しろたや」をプロデュースし、現在もほぼ毎日出勤しているそうです。
ジャイアント白田さんが自ら本場大阪の串カツを食べ歩いて研究し、極細パン粉を使ったこだわりの串カツ店として人気です。
ランチは11:00~16:00、ディナーは17:00~23:00まで営業しています。
メニューは、牛串カツや各種野菜・海鮮串揚げが120円からとリーズナブルで、白田さんいわく、「ウチの特徴は、他店の1.5倍以上のボリューム」と魅力を語っています。
特に、特製ソースは、企業秘密にするだけに人気の味として知られ、口コミでも「料理が凝っていておいしい」と評判は良いですね。
小学生の頃の夢が「飲食店経営」だったそうで、調理師免許を所得し、やや回り道はしたものの、大食いイベント出場は自分の店を出店する為の資金集めを兼ねていたようです。
2008年に、11カ月間限定のうどん屋を大阪でプロデュースしたのも、自分の知名度でどれだけ集客できるかをリサーチする目的だったとのこと。
きちんとした戦略の下で経営されている「串カツ しろたや」は、現在ではそれなりの人気店となっています。
タレント業も細々と行っている
また、マネージメント引受会社「株式会社ラプレ イベント・エンターテイメント事業部」に「ジャイアント白田」として登録しているそう。
イベントで呼びたい、パフォーマンス希望、講演に来てほしい等の窓口になっています。従って、芸能事務所ではなく、イベント関連会社を通じてタレント活動を続けているみたいですね。
そのため、「イベント時は白田と弊社マネージャーが1人同行します」としています。住まいも
現在大阪にあるようですね。
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店の営業が忙しいのか、本人のブログは2013年以降、更新がされていませんでした。
お店もジャイアント白田名義で顔も公式ページに記載があり、店舗運営も順調のようです。
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飲食店は早朝から仕込み、深夜まで営業をすることが多いので、現在は串カツ屋を経営することが完全な本業、タレント業には専念していないことがうかがえます。
いずれにせよ、ジャイアント白田さんの近況を知るには、実際、大阪のお店に足を運ぶ以外は無いようですね。
現在は大食いに備えた胃袋の修練はしておらず、ごく普通の一般的な食事を心がけているようで、これからも大食い企画に出演するような機会は恐らく無いと思われます。
まとめ
最近では、「大食いはビジネスだったのでは?」と噂もあるようですが、こうしてみるとジャイアント白田さんは、あくまで自身の夢を必死に叶えようとした努力家なんですね。
串カツは大阪名物ですから、大阪に行った際には、ぜひ白田さんの店に行ってみたいものです。