2022年1月に起こった本庄市5歳児・柿本歩夢くん遺体遺棄事件の犯人である石井陽子とその周辺は人間関係が複雑で不気味です。
石井陽子の生い立ちや実家と家族、経歴と結婚歴、自殺した競輪選手の旦那など周辺の人の末路、子供の情報、共犯の丹羽洋樹・柿本知香との関係、事件の動機などをまとめました。
この記事の目次
石井陽子は本庄市5歳男児・柿本歩夢くん遺棄事件の犯人
石井陽子は、本庄市5歳男児遺棄事件の犯人です。
本庄市5歳男児遺棄事件は5歳の柿本歩夢くんが死亡し、家の床下に遺棄された事件です。石井陽子は、この柿本歩夢くんと血縁関係はありませんが、同居していて、犯行に関与していました。
この石井陽子の生い立ちや経歴・結婚歴などを見ると、石井陽子の周辺はいろいろと怪しい出来事が次々に起こっているようなんです。
石井陽子が関与した本庄市5歳男児遺棄事件とは
本庄市5歳男児遺棄事件とは、2022年1月18日ごろに埼玉県本庄市の住宅で、5歳の柿本歩夢くんが暴行を受けて殺害され、住宅の床下に埋められた事件です。
この事件で、柿本歩夢くんの母親の柿本知香と、同居していた石井陽子、その内縁の夫である丹羽洋樹が傷害致死と遺体遺棄の疑いで逮捕されています。
2021年1月頃から柿本歩夢くんの母親の柿本知香は、石井陽子と丹羽洋樹と同居し始めます。
2021年9月頃から虐待の疑いがあり、行政が指導に入っていました。最初に虐待が発覚したのは、飲食店からの通報で、店内で丹羽洋樹が柿本歩夢くんを正座させて、延々と説教し、その様子を母屋の柿本知香がスマートフォンで撮影していたというものです。
市の担当者が保育園に行って事情を聞いたり、母親と面談をする、さらに児童相談所と連携をしての対応をしていました。
しかし、2022年1月12日を最後に柿本歩夢くんは保育園を退園し、その8日後の1月20日には母親が退園の手続きをするために市役所を訪れます。市の担当者は歩夢くんのことを聞きますが、その時は母親の柿本知香は「大阪の実家にいる」と答えました。
担当者から歩夢くんの安否を聞かれると「大阪の実家で元気にすごしている」と話したということです。
しかし、市の職員が大阪の行政に問い合わせたところ、そのような事実はなく、市から警察に通報が入り、事件が発覚しました。
警察が石井陽子らが住む家を調べると、床下から柿本歩夢くんの遺体が見つかり、事情を聴いたところ、1月18日に石井陽子、丹羽洋樹、柿本知香らが歩夢君を投げ飛ばして、後頭部を強く打つなどして死亡したことがわかりました。
石井陽子、丹羽洋樹、柿本知香の3人は2022年3月5日に死体遺棄の疑いで逮捕され、3月26日に傷害致死の疑いで再逮捕されました。
石井陽子の生い立ちや実家と家族(父親・母親)
石井陽子の生い立ちや家族について調べました。石井陽子の父親は競艇の埼玉県支部所属でしたから、埼玉県で生まれ育った可能性が高いです。競艇場がある川口市やその周辺に実家があったと思われます。
父親は競艇
石井陽子の父親は競艇選手だったようです。
Cさんは自らを元競艇選手だと名乗っていた。
「ホントかどうかわからないけど、“1億円稼いで、女に全部使っちまった”と自慢していました。
引用:(2ページ目)【本庄・5歳児遺棄事件】中心に“死を招く女”が 父と義母が行方不明、競艇選手の夫は自殺 | デイリー新潮
石井陽子の父親は、1億円稼げる競艇選手だったようですね。デイリー新潮の調査によると、この石井陽子の父親の名前の競艇選手は実在したとのことです。
ただ、「1億円稼いで、女に全部使っちまった」とのことですので、家庭を大切にするタイプの父親ではなかったと思われます。
母親はスナック
石井陽子の母親はスナックを経営していました。これは、1990年代後半ごろの情報です。石井陽子の母親は、川口市内でスナックを経営していましたが、あまり経営状況は良くなかったようです。
石井陽子の再婚相手の母親が、石井陽子の母親のスナックのために、金策に走り回るということもあったようです。
“嫁の親の商売で借金を背負い大変なの。10万円でもいいから”と狼狽していました
引用:(3ページ目)【本庄・5歳児遺棄事件】中心に“死を招く女”が 父と義母が行方不明、競艇選手の夫は自殺 | デイリー新潮
多額の借金を背負い、旦那の親にまで金策に走らせる状況であることを考えると、石井陽子の家族・生い立ちはあまり良いものではなかったと言えるでしょう。
石井陽子の経歴や結婚歴と離婚歴…歴代の旦那は3人【競艇選手の夫は自殺】
石井陽子の経歴や結婚歴を見ていきましょう。
19歳で1回目の結婚
石井陽子は19歳で1回目の結婚をしています。お相手は競艇選手だった父親の弟子のような存在だったボートレーサーです。
石井陽子の旦那となる男性は静岡県生まれで、静岡県内の高校を卒業後に埼玉県所沢市に引っ越してきて、スイミングスクールの先生をしてから、ボートレーサーになりました。そこで、石井陽子の父親に弟子入りし、石井陽子とも知り合ったようです。
そして、石井陽子が19歳の時に結婚しました。旦那は9歳年上ですので28歳ですね。
この石井陽子の旦那は、ボートレーサーとしては優秀な選手だったようです。
Dさんは同期の中でも出世頭でした。当時の最上位であるA級に昇格し、年収も1500万円以上あったはずです。おとなしくて真面目な性格で、ぐいぐい頭角を現し、私生活では2人の娘にも恵まれました
引用:(2ページ目)【本庄・5歳児遺棄事件】中心に“死を招く女”が 父と義母が行方不明、競艇選手の夫は自殺 | デイリー新潮
しかし、1990年代になると、この旦那はゴルフ場の木で首をつって自殺してしまいました。
原因は借金のようです。旦那は競艇選手としてそれなりの稼ぎがありましたが、夜中に土木作業員のバイトをしていたこともありました。
当時、Dの金を使い込んでいたという話もあった。Dは金で首が回らなくなって自殺したんです。
引用:(3ページ目)【本庄・5歳児遺棄事件】中心に“死を招く女”が 父と義母が行方不明、競艇選手の夫は自殺 | デイリー新潮
旦那の葬式では旦那側の親族と、石井陽子側の親族が対立することもあったようです。
同級生と再婚
競艇選手だった旦那が自殺した後、石井陽子は同級生の男性と結婚します。同窓会で再会し、意気投合して、再婚に至ったそうです。
この同級生の男性は大手企業のエリートサラリーマン夫婦の養子でした。石井陽子は再婚相手と一緒に、この養父の一軒家に転がり込みます。その後、再婚相手の父親はすぐに急死してしまうのです。
再婚相手が遺産を相続したようですが、石井陽子が借金を作ったために、その実家を売却して、夜逃げ同様に引っ越すことになりました。
「新しい嫁(石井容疑者)が、詐欺だか株だかに手を出して大損したともいわれています。そして、Aさんはお父さんから自宅を相続してわずか9カ月後、自宅を売却し、一家そろって行き先も告げず、夜逃げするように引っ越してしまったのです」
引用:(3ページ目)【本庄・5歳児遺棄事件】中心に“死を招く女”が 父と義母が行方不明、競艇選手の夫は自殺 | デイリー新潮
本庄に引っ越してくる
夜逃げ同然で引っ越した石井陽子とその再婚相手の家族。石井陽子一家が、事件があった本庄市の家に引っ越してきたのは2010年のことでした。
最初は、石井陽子の再婚相手とその母親が入居し、その後に石井陽子の父親が入居しました。そして、石井陽子の再婚相手が急死した後に、石井陽子が引っ越してきて、その後に内縁の夫である丹羽洋樹が入居するようになったのです。
丹羽洋樹の入居後2人が行方不明に
出典:iza.ne.jp
本庄市の自宅には、次の4人が同居するという奇妙な状況が出来上がりました。
・丹羽洋樹
・石井陽子の父親
・再婚相手の母親
しかし、近所の人の証言によると、いつのまにか石井陽子の父親と再婚相手の母親はいなくなってしまったとのことです。
Bさんはこの数年で姿を見なくなり、飼っていたミニチュアダックスフントと元気に散歩をしていたCさんも、4年ほど前からいなくなってしまった。その後、この家に住んだのが柿本さんだったのです
引用:(4ページ目)【本庄・5歳児遺棄事件】中心に“死を招く女”が 父と義母が行方不明、競艇選手の夫は自殺 | デイリー新潮
その後、2021年1月頃から、柿本知香・柿本歩夢親子が同居するようになり、そして2022年1月に事件が起こるのです。
石井陽子の年齢は?
石井陽子は19歳で結婚し、その後に再婚、そして丹羽洋樹と内縁関係になっています。2022年1月の事件時点の年齢は54歳です。内縁相手の丹羽洋樹は34歳ですから、20歳差の年の差夫婦ということになりますね。
・丹羽洋樹:34歳
“孫じゃないんです。この男性と私が夫婦で、あの母親は2人の仲のいい友人”というんですね。父親じゃない男が、あれだけ長い時間、説教するはおかしい。それで、歩夢くんに話しかけて、名前、年齢、通っている保育園を聞き出したんです
引用:《埼玉5歳児死体遺棄》写真入手!逮捕された母親の素顔「DV夫から逃げていた」「細くて優しそう」 | 週刊女性PRIME [シュージョプライム] | YOUのココロ刺激する
石井陽子の子供は2人
石井陽子の子供は2人います。最初に結婚した競艇相手との子供ですね。
私生活では2人の娘にも恵まれました
引用:(2ページ目)【本庄・5歳児遺棄事件】中心に“死を招く女”が 父と義母が行方不明、競艇選手の夫は自殺 | デイリー新潮
石井陽子には娘が2人いるようです。最初の結婚は19歳の時で、旦那は1990年代には自殺で亡くなっていますので、娘さん2人は既に成人しているものと思われます。
石井陽子が結婚した歴代の旦那は不幸になる・・・
出典:htv.jp
石井陽子が結婚した旦那はみんなが不幸になるようです。結婚した旦那だけでなく、周りの人たちも不幸になるようで、デイリー新潮では「死を招く女」と呼んでいました。
まずは、結婚した旦那(内縁を含む)の末路を確認しておきましょう。
・再婚相手→救急車で運ばれて急死(石井陽子と別居中)
・丹羽洋樹→虐待・傷害致死・死体遺棄
みんな不幸になっています。そのほか、石井陽子の周囲の人たちの末路も確認しておきます。
・再婚相手の母親→行方不明で生死不明
・再婚相手の父親→再婚後すぐに急死
・柿本歩夢くん→死亡
不幸なんてものではありません。最悪の末路になっています。
しかも、再婚相手の実家は裕福だったのに、石井陽子が詐欺や株に手を出して多額の借金を作り、実家を売却することになっているのですから、本当に不幸を招く女だったと言えるでしょう。
ちなみに、石井陽子の父親と再婚相手の母親は、本庄市に引っ越してきた時には内縁関係になっていたようです・・・。
当時、70歳ぐらいのAさんという男性と、同い年で内縁関係にあるB子さんという女性が住んでいた。Aさんは“彼女は身体が弱いので誰かが面倒みてあげなきゃいけない。だからオレは一緒に住んでいる”と言っていました。
引用:《埼玉5歳児死体遺棄》警察官が容疑者宅の庭を掘り続ける“不可解”と近隣住民がささやく「消えた老人」 | 週刊女性PRIME
もう、石井陽子の周辺の人間関係がヤバすぎて、何が何だか分からない状態になっていますね。
石井陽子と共犯の丹羽洋樹・柿本知香の関係は?
石井陽子は事件当時、4人で生活していました。
・丹羽洋樹
・柿本知香
・柿本歩夢くん
一体この4人はどのような関係なのか気になりますよね。
石井陽子と丹羽洋樹は内縁の夫婦関係
石井陽子と丹羽洋樹は内縁の夫婦関係になります。石井陽子が20歳年上という年の差夫婦で、石井陽子はぽっちゃり&薄化粧だったのに対し、丹羽洋樹は今時の「チャラ男」っぽいルックスだったようですが、石井陽子は「丹羽洋樹の妻」というプライドは持っていたようです。
「石井さんが動物病院に行くと、親子ほど歳が離れているのに“丹羽です”と彼の名字を名乗っていた。年上の奥さんかな、と周囲に思われていました」(同)
引用:(2ページ目)【本庄・5歳児遺棄事件】中心に“死を招く女”が 父と義母が行方不明、競艇選手の夫は自殺 | デイリー新潮
2人は特に仕事はしていなかったようです。
石井陽子の家に柿本知香が転がりこんできた
柿本知香と柿本歩夢は、2021年1月に石井陽子と丹羽洋樹が住んでいた本庄市の家に引っ越してきました。
柿本親子は夫からDVを受けていて(夫はDVを否定)、歩夢くんをDVから守るために家を出て、知人の女性の家にいましたが、2021年1月頃に丹羽洋樹と知り合い、石井陽子の家に同居するようになったそうです。
石井陽子の家に行ったのは、「生活を立て直すため」だったとのことです。また、柿本知香と柿本歩夢は石井陽子宅に行くまでは仲の良い親子だったようです。
この女性が取材に応じ、「本当に仲の良い親子だった」「歩夢くんをとても可愛がっていたので信じられない」と話した。
引用:「母親は男の子をとても可愛がっていた」5歳児死体遺棄事件の1年前まで同居していた女性が激白 埼玉・本庄市 | 国内 | ABEMA TIMES
柿本親子も石井陽子と丹羽洋樹と会ったことで、運命が大きく変わってまったのかもしれません。
石井陽子の犯行動機は?
出典:kyt-tv.com
石井陽子はなぜ虐待に加わり、傷害致死・死体遺棄の犯行を行ってしまったのでしょうか?石井陽子の動機は明らかになっていませんが、女としての嫉妬・内縁の夫である丹羽洋樹への執着があったのかもしれません。
スーパーの駐車場で、石井容疑者が歩夢君に向かって『このガキ!』と怒鳴っているのを目撃した住民もいました。柿本容疑者は、常に疲れた様子だったとか。
上記の文章だけで、石井陽子は積極的に柿本歩夢くんを虐待していたことが伺えます。また、柿本知香は「疲れた様子」だったことから、すでに洗脳状態に近かったのかもしれません。
また、石井陽子は丹羽洋樹に従順な様子だったことがわかります。
石井容疑者の知人「主導権を握っているのは丹羽容疑者かな。(石井容疑者が)『はいはい』とついていく感じ」
丹羽洋樹には従順で、柿本歩夢くんに虐待していた。石井陽子は柿本知香に嫉妬し、丹羽洋樹に執着していたのではないでしょうか?
20歳年下の内縁の夫である丹羽洋樹と2人で同棲していたのに、そこに柿本親子が転がりこんできた。それだけで、石井陽子は柿本親子を邪魔だと思うはずです。
さらに、4人で外出すれば、丹羽洋樹と柿本知香が夫婦に見られ、自分は祖母に見られる。女としては、柿本知香を憎く思いますし、柿本歩夢くんを邪魔だと思うのではないでしょうか?
自分よりも20歳以上も若い柿本知香がいつも近くにいたら、丹羽洋樹は自分を捨てて、柿本知香と結婚するのでは?と不安になることでしょう。
だから、丹羽洋樹に捨てられないように、丹羽洋樹に従順で、丹羽洋樹に指示されるまま虐待をして、自分も積極的に虐待をしていたのかもしれません。
石井陽子と本庄市5歳男児遺棄事件のまとめ
石井陽子の生い立ちや家族、経歴・結婚歴と旦那や周囲の人の末路、丹羽洋樹・柿本知香との関係や柿本歩夢くんへの虐待・事件の動機などをまとめました。
石井陽子とその周辺の人間関係は本当に不可解で、不気味です。事件の全容が明らかになることを願います。