原田喧太さんは多くの楽曲で活躍するギタリストであり、俳優・原田芳雄さんの息子ですが、親族にも芸能人が大勢います。
今回は原田喧太さんのプロフィールや経歴、家族(父親・母親・兄弟)、結婚した嫁や子供、現在の活動を紹介します。
この記事の目次
原田喧太のプロフィール 【俳優・原田芳雄の息子】
生年月日:1970年3月3日
出身地:東京都
身長::172cm
体重:58kg
所属事務所:株式会社H3
原田喧太さんはミュージシャンで、役者・声優としても活動しています。
小学生の頃の夢を叶え、ギタリストの道へ
原田喧太さんは小学生の時からギタリストを夢見ており、卒業文集でもバンド活動を宣言。
その後、1982年に誕生日プレゼントとして初めてのギターを手にしました。そのギターの贈り主が伝説のロックバンド「キャロル」の元ギタリスト・内海利勝さんだというから驚きです。
内海利勝さんは当時、原田喧太さんの父親である原田芳雄さんのバックバンドでギター担当しており、その縁から過去に使用していたギターを贈ったそう。
原田喧太の若い頃の経歴① スリーピースバンド「Paradise Jam」でメジャーデビュー
- 原田喧太さんは1990年、スリーピースバンド「Paradise Jam」を結成し、レコード会社「イーストウエスト・ジャパン」にてメジャーデビューを果たします。
- 原田喧太さんはギターとコーラスを担当、ほかにはヴォーカルの森薫さん・ドラムスの赤丸剛さんがメンバーでした。
- バンドの結成当初は、ベースとして高橋正治さんも参加していましたが、デビュー前に脱退しており、デビューアルバムのジャケットには映っていません。
ただ、アルバムのレコーディングには参加しているため、高橋正治さんを含む初期メンバー4人による演奏を聴くことができます。
そんな高橋正治さんは、残念ながら2018年7月に他界されていて、原田喧太さんはブログにて次のようにコメントしています。
初代ベーシストの高橋正治ショウちゃん。
辛い時代を一緒に乗り越えて来た大切なメンバー。
引用:Paradise Jam
2019年には北海道で追悼ライブを開催、さらには1992年以降活動休止中だったParadise Jamが一夜限りの再結成を果たしました。
原田喧太の若い頃の経歴② サポートギタリスト・ソロでも活躍
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様々なアーティストのライブ・レコーディングに参加
原田喧太さんは1989年より、フジテレビのバラエティ番組「やまだかつてないテレビ」にバンド「やまだかつてないバンド」のメンバーとして出演していました。
1991年頃からは、ミュージシャン・吉川晃司さんのコンサートツアーにギタリストとして参加。
ほかにも、及川光博さんやデーモン小暮閣下、「Kinki Kids」や「ピンク・レディー」らのコンサートツアーに参加するなど、サポートギタリストとして活躍しています。
また、「黒夢」や江口洋介さん・IZAMさんなどの楽曲のレコーディングなどにもギタリストとして参加しており、多くのアーティストの楽曲に携わっていました。
また、1994年にレコード会社「東芝EMI」よりソロデビューを果たし、アルバム「Glorious Colours」を発売するなど自身がメインの音楽活動も続行しています。
同時期には、フジテレビの音楽バラエティ番組「LOVE LOVE あいしてる」のバックバンド「LOVE LOVE ALL STARS」のメンバーとしても出演。
その後、2005年にロックバンド「SIAM SHADE」の元ギタリスト・NATCHINさんらとバンド「DogsBone」を結成。
2009年には桑名正博さんがヴォーカルを務めたロックバンド「THE TRIPLE X」にも加入しています。
原田喧太の若い頃の経歴③ 役者・声優としても活動
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- 原田喧太さんはミュージシャンとしてだけではなく、役者や声優としても活動していました。
1998年にTBSドラマ「痛快!ロックンロール通り」に出演したほか、映画にも出演。
1997年公開の映画「CAT’S EYE キャッツ・アイ」では、怪盗の女性3人組「キャッツアイ」を追う若手刑事・内海俊夫役を演じています。
なお、同作は同名漫画を実写した作品で、主人公の「キャッツアイ」のメンバーである3姉妹を内田有紀さん・稲森いずみさん・藤原紀香さんという豪華キャストが務めて話題になりました。
2009年には映画「THE CODE/暗号」に探偵569役で出演。
また、2011年放送のテレビアニメ「へうげもの」や「メタルファイト ベイブレード 4D」では声優を務めるなど、幅広く活動しています。
原田喧太の家族:父親は役者の原田芳雄
父親・原田芳雄のプロフィール
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生年月日:1940年2月29日
出身地:東京都
職業:役者・歌手・タレント
所属事務所:ギルドB
- 原田喧太さんの父親は、役者で歌手やタレントとしても活躍した原田芳雄さんです。
原田芳雄さんは、1967年にフジテレビのドラマ「天下の青年」でデビューすると、翌年公開の映画「復讐の歌が聞える」でスクリーンデビュー。
ワイルドなアウトローキャラが人気を博し、1972年放送の日本テレビのドラマ「冬物語」でブレイクを果たします。
その後も、1974年公開の映画「竜馬暗殺」、1997年公開の映画「鬼火」、2000年公開の映画「スリ」などで主演を務め、数多くの映画賞も受賞しています。
2008年に大腸がんが発覚すると、摘出手術を経て、抗がん剤治療を受けながらも役者復帰を果たしました。
その後、2011年に自身が企画した映画「大鹿村騒動記」で主演を務めるも、同作の封切からわずか3日後にこの世を去ってしまいました。
原田喧太さんは、父親の原田芳雄さんが亡くなったことを自身のブログで報告しています。
最後の最後までの役者魂の凄さには本当に頭が下がります。
今回の入院で何度も山を乗り越えて、11日の舞台挨拶は99%無理と言われたのですが、自らの力を振り絞って、見事舞台に上がって皆を驚かせたものです。
担当の医師の方々も見事な闘病生活でしたと言ってくれてます。
引用:感謝
なお、原田芳雄さんは同作で「日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞を受賞。また、それまでの映画界への貢献が認められ、旭日小綬章が授与されています。
父親・原田芳雄の影響で鉄道好きに
原田喧太さんは鉄道が好きで、1982年より放送されているテレビ朝日のバラエティ番組「タモリ倶楽部」内の「タモリ電車クラブ」のシルバー会員でもあります。
原田喧太さんの鉄道好きは、父親である原田芳雄さんから強く影響を受けているそうです。
原田芳雄さんは無類の鉄道好きで、幼少期よりSLのレコードを延々と聞かされるなど鉄道に関する英才教育を受けてるうちに、いつの間にか鉄道好きになっていたそうです。
原田喧太の家族:母親は劇団俳優座の職員だった
原田喧太さんの母親は、原田芳雄さんが過去に所属していた劇団「俳優座」の職員だったそうです。
原田芳雄さんは1968年当時、芝居で狂人の役を演じることが決まっていました。しかし、役作りに没頭しすぎる自身に悩んでいたそうです。
その際、制作部に所属していた原田喧太さんの母親が「(狂ったとしても)いいじゃない」とアドバイスをしたことをきっかけに2人の仲が急接近したといいます。
そして、1970年に原田喧太さんを妊娠したことで結婚する運びとなったそうです。
ちなみに、母親は京都在住で、原田喧太さんのブログにも元気な様子がうかがえるお写真が度々掲載されています。
京都の母、
92歳!
元気で何より!
引用:元気で何より!
原田喧太の家族:兄弟は妹の原田麻由(女優)
生年月日:1976年9月1日
出身地:東京都
職業:役者
所属事務所:パパドゥ
原田喧太さんの兄弟は1人いて、原田麻由さんという妹がいます。
原田麻由さんは英語・日舞を得意としており、役者としても活動されていて、2017年公開の映画「彼らが本気で編むときは」や、2018年公開の映画「日日是好日」などに出演。
2011年公開の映画「大鹿村騒動記」にも出演していて、父親の原田芳雄さんとの親子共演が話題となりました。
また、テレビドラマにおいては2017年放送のNHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」にも出演しています。
原田喧太の家族:結婚した嫁は役者・佐藤浩市の義妹
嫁は一般人で、詳細を明らかにしていない
原田喧太さんは結婚されているようですが、ご家族について詳細は不明です。
嫁が一般人のためか、原田喧太さんのブログなどでも嫁や子供に関する投稿はほとんどありません。
ただ、嫁自身は一般人ですが、嫁のお姉さんは元舞台役者の広田亜矢子さんと言われています。
広田亜矢子さんは役者・佐藤浩市さんの妻として知られている女性で、原田喧太さんにとって佐藤浩市さんは義兄にあたります。
さらに、原田喧太さんの義姉・広田亜矢子さんは役者・広田レオナさんと従妹同士だそうです。
そのため、原田喧太さんは血がつながっている家族だけでなく、親族の中にも数多くの芸能人がいるようですね。
義兄・佐藤浩市のプロフィール
生年月日:1960年12月10日
出身地:東京都
職業:役者・歌手
所属事務所:テアトル・ド・ポッシュ
佐藤浩市さんは、19歳の時に役者としてデビュー。
また、父親は役者・三國連太郎さんであり、三國連太郎とは1986年公開の映画「人間の約束」や1996年公開の映画「美味しんぼ」で共演しました。
代表作には、2008年公開の映画「ザ・マジックアワー」、2016年公開の映画「64-ロクヨン-」シリーズなどが挙げられます。
なお、原田喧太さんは、佐藤浩市さんがボーカルを務める音楽ライブ「役者唄」にギタリストとして出演。
佐藤浩市さんのデビューアルバム「役者唄 60 ALIVE」では、サウンドプロデュース・アレンジ・ギタリストとして携わるなど、音楽を通じての交流も盛んなようです。
原田喧太の家族:子供は誕生しているが詳細は非公開
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原田喧太さんご夫妻には、2010年頃に子供が誕生したことがわかっています。
しかし、嫁同様、子供の性別や画像、通っている学校名などは伏せられているようで、情報は見つかりませんでした。
芸能人の親族が多いからこそ、一般人である嫁や子供への影響が大きいと考え、しっかりとプライバシーを守っているのではないでしょうか。
原田喧太の現在
原田喧太さんは、現在もギタリストとして活躍中です。
自身のライブ活動のほか、ミュージシャンの大黒摩季さん・デーモン小暮閣下のライブツアーなどに参加しています。
また、2022年4月にはベーシスト・Ju-kenさんとドラムス・CHARGEEEEEE…さんと結成した音楽ユニット「LMDO」でライブを開催。
同ユニットでは、原田喧太さんはギターだけではなく、ヴォーカルも担当しています。
2015年から2018年にかけては、山形県の東北芸術工科大学でギター講師を務めており、講師最終日となった2018年1月、自身のブログに次のように綴っています。
生徒諸君、短い時間だったけど、とても良い時間を過ごせました。オイラも成長させて貰いましたぜ!またいつか、何処かで再会出来る日を楽しみにしてます。ありがとう!
引用:講師終了。
さらに2022年も、音楽学校「TSM(東京スクールオブミュージック)」にて体験入学者向けの特別講師を担当。
そのほか、前述の通り、サウンドプロデュース・アレンジ、作曲なども手掛けているそうです。
まとめ
原田喧太さんは、スリーピースバンド「Paradise Jam」のギタリストとしてデビュー。ソロデビューも経験し、役者・声優など幅広く活躍してきました。
現在はギタリストとしての活動をはじめ、講師やサウンドアレンジャーとしても活動中です。
また、父親である役者・原田芳雄さんをはじめ、義兄の役者・佐藤浩市さんなど親族に芸能人が多い環境ながら、嫁や子供などのプライバシーをしっかりと守っていらっしゃるようです。
原田喧太さんの今後の音楽活動に期待しましょう。