「SIAM SHADE」は「3/1の純情な感情」が大ヒットしたロックバンドですが、ひっそりと解散しており理由が気になりますよね。
今回はSIAM SHADEのメンバープロフィール、ヒット曲や解散理由、現在を紹介します。
この記事の目次
SIAM SHADEとは
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SIAM SHADEは、1995年にメジャーデビューを果たした5人組のロックバンドです。
2002年に解散するも、その後も一時的ではあるものの再結成しライブなどを行っています。
メジャーデビューの時はロックバンドでしたが、インディーズの時はヴュジュアル系バンドでした。
「LUNA SEA」に憧れているメンバーも数人おり、中でも栄喜さんはLUNA SEAのボーカルである河村隆一さんを尊敬しているそうです。
また、同じくメンバーである淳士さんも、LUNA SEAのドラマー・真矢さんに憧れてドラムを始めたそうです。
シングル
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1995年10月21日 RAIN
1997年11月27日 3/1の純情な感情
2000年4月19日 せつなさよりも遠くへ
2013年10月27日 Still We GO 他
SIAM SHADEのメンバー5人のプロフィール
SIAM SHADEは5人組のバンドです。1人1人のメンバーのプロフィールをまとめてみました。
ボーカリスト・栄喜(ヒデキ)
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生年月日:1972年1月29日
出身地:東京戸世田谷区
身長:182cm
体重:72kg
血液型:O型
中学生の時からパンクやロック・ハードロックに興味を持っていた栄喜さん。
ベーシストのNATCHINさん、ギタリストのDAITAさんとは中学の同級生です。
栄喜さんは、両腕にタトゥーが入っていることも知られています。
左の二の腕には亡くなった愛犬のチワワのタトゥー、右の腕には「努力」「根性」「気合」「信念」と入れています。
ボーカル&ギター KAZUMA(カズマ)
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生年月日:1972年2月26日
出身地:東京都北区王子
血液型:B型
中学生の頃に友人と結成したバンドが「HOT WAVE」という大会に静岡県代表として出場します。この時の予選会で栄喜さんとNATCHINさんに出会いました。
KAZUMAさんは、栄喜さんがバンドを抜けることになってボーカルとして加入しましたが、栄喜さんが脱退をしなかったので、ツインボーカルとして活動します。
ギター DAITA(ダイタ)
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生年月日:1971年6月19日
出身地:東京都世田谷区
血液型:A型
DAITAさんは、中学生の時から栄喜さんやNATCINさんと知り合いでした。
中学生の時にハードロックを聴いており、ギターに興味を持ったDAITAさんは高校生の時には数多くのコンテストに出場しています。
そして1993年7月、SIAM SHADEに参加しています。
DAITAさんのギターの腕について、人気歌手の氷室京介さんは「めちゃくちゃ上手くてかっこいいよね」と絶賛しています。
ベースギター NATCHIN(ナッチン)
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本名:中川 泰
生年月日:1971年10月15日
出身:東京都
血液型:B型
1991年に栄喜さんとバンド「POWER」を結成し、1993年に「SIAM SHADE」とバンド名を改名し、1995年にメジャーデビューを果たします。
NATCHINさんは、SIAM SHADEのリーダーをされていました。
元々、大学受験を目指していたようですが、栄喜さんの「武道館でライブを演っている夢を見た」と言われたことで、大学受験を止めてミュージシャンを志すことになりました。
1999年には、ファンだった女優の伊藤かずえさんと結婚し、2001年には女の子が産まれています。
ドラム 淳士(ジュンジ)
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本名:佐久間 淳二
生年月日:1973年3月30日
出身地:神奈川県秦野市
血液型:B型
淳士さんは、LUNA SEAの真矢さんの地方公演のマネージャーや裏方をしていたことがあるそうです。そのため真矢さんと淳士さんは師弟関係なんだとか。
元々、ヴュジュアル系ロックバンド「NERVE」で活動していましたが、1994年にSIAM SHADEに加入しました。
SIAM SHADEがメジャーデビューする1週間前にバイク事故に遭い、瀕死の状態だったにもかかわらず、2週間後に退院するという驚異の復活を遂げ、メンバーは非常に驚いたそうです。
このため、メジャー1stツアータイトルは「不死身のJUNJI、奇跡の復活猪突猛進バッファローアタック」になりました。
元々は本名の「淳二」で活動していた淳士さん。
しかし、SIAM SHADEメンバー全員で姓名判断したところ、淳士さんだけ鑑定結果が悪く「画数を一画増やすといい」とのアドバイスがあったそうで、「淳士」に改名しました。
SIAM SHADE最大のヒット曲「3/1の純情な感情」とは
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SIAM SHADEは短い活動期間ではありましたが、名曲を残したと言われているグループです。
その中でも最大のヒット曲はやはり「3/1の純情な感情」ではないでしょうか。
メロディーが良くてヒットしたのは当たり前ですが、サビの歌詞が早口のように歌っていたことでも話題になりました。
今でも頭の中ですぐサビのメロディーが流れてくるほど、インパクトのある曲です。
「3/1の純情な感情」は、1997年11月27日にsony Music Recordsから発売され、フジテレビ系アニメ「るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー」のエンディングテーマに起用されました。
この曲は、SIAM SHADE以外の外部からプロデューサーを招いて作成した曲で、100曲以上のお蔵入りのデモテープの中から明石昌夫さんが曲を選び、テンポを上げるなど大きくアレンジ。
しかし、このアレンジにメンバーは納得せず一度断ったこともあるそうです。
しかし初登場7位になり、リリースの2か月後には3位を記録するなど、バンド最大のヒット曲になりました。
この曲のヒットのおかげで、音楽バラエティ番組「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」に初出演も果たしました。
さらに、2019年3月1日、ソニー・ミュージックエンタテインメントアニメソング人気投票キャンペーンで、平成アニソン大賞のユーザー投票賞に選出されました。
SIAM SHADEの解散理由とは?
解散理由その① 喧嘩?
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SIAM SHADEの解散理由を調べると、喧嘩で解散したということが沢山出てきます。
そしてその中でも目に留まったのが、ミュージックステーション出演の際に喧嘩したという情報もありました。しかし、そのような事実はないようです。
また、SIAM SHADEのメンバーの1人からは「仲悪いから。夫婦の喧嘩のようなものだ」という話があったそうです。
さらに、解散理由についてボーカルの栄喜さんは、「僕がヤンチャだったから」と明かしています。
もしかしたら、栄喜さんのわがままを発端にメンバーが衝突し、喧嘩別れしてしまったのかもしれませんね。
解散理由その② ソロ活動
メンバーの1人が、「ソロで活動したい」と言ったことも解散雄理由の1つのようです。
そのメンバーはKAZUMAさんではないかという話もあります。
KAZUMAさんがSIAM SHADEに加入する際、メインボーカルとして迎えられるはずでしたが、栄喜さんが残ったため、KAZUMAさんは不満だった、と噂されていることが理由のようです。
SIAM SHADEの現在 【グループは度々再結成されている】
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2002年に解散したSIAM SHADEですが、解散後も限定で再結成したり、アルバムの発売など、グループとして活動をしています。
2007年、元チーフマネージャーが死去したため、追悼の意味を込めて一夜限りの再結成を行い武道館ライブを行っています。
2010年には、メジャーデビュー15周年記念としてトリビュートアルバム発売。
2011年には、チャリティーライブ「wpzepp Sendai」で開催し、さらに、さいたまスーパーアリーナで震災復興支援のライブも行っています。
2013年に再々結成を発表し、12年ぶりにツアーを行いましたが、2016年に日本武道館の公演で、SIAM SHADEとしての活動を完結しました。
SIAM SHADEメンバー5人の現在
栄喜
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解散後、メンバーの中で一番早くソロ活動を開始した栄喜さん。
栄喜さんはよく改名をされていて、在籍中にCHACK、1996年にはHIDEKIになっています。
また、1998年に発売されたアルバム『SIAM SHADEV』で栄喜へと改名をしましたが、解散後に未来 (HIDEKI)と改名をしています。そして、2013年「栄喜」と再び改めています。
河村隆一さんのソロライブにゲスト参加されたり、「アウト×デラックス」に出演されたりしています。
KAZUMA(カズマ)
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現在は、本名である「遠藤一馬」という名前で活動されています。
2003年、ビビアン・スーさんと「Vivian or Kazuma」結成し、シングル「moment」をリリースしています。
この曲は、アニメ「機動戦士ガンダムSEED」のオープニングテーマに起用され、ヒットしました。
さらに、土屋アンナさんやDAMIJAWさんなどのサポートギターとしてライブに出演されたり、「Fifty50/50Fifty」を結成しています。
DAITA(ダイタ)
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解散した後は、ソロ活動をしているDAITAさん。
2003年から氷室京介さんのツアーギタリストを務めています。その他にも、「ももいろクローバーZ」や「仮面女子」などのサポートギタリストもされています。
また、ギタリストだけではなく、体操選手の村上茉愛さんに楽曲を提供するなど幅広く活動されています。
2013年には、自身のバンド「BREAKING ARROWS」が1stシングル「TEARS FALLING HEAVY」をリリースし、全米デビューを果たしました。
NATCHIN(ナッチン)
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解散後、ソロ活動を開始し「NATIN」から「NATCHIN」に表記を変更しました。
なぜ表記を変えたかというと、英詩を手伝ってくれた外国人に「NATIN」だと「ネイティン」としか読めないとアドバイスされたためだそうです。
吉川晃司さんや相川七瀬さんのバックバンドとして参加しています。
2008年、Anchangさん(「SEX Machineguns」メンバー)とANNIEさん(「THE YELLOW MONKEY」メンバー)らと共にバンド「BIG BITES」を結成します。
2014年に「21g」を結成するも、2019年に解散しています。
淳士(ジュンジ)
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解散後ソロ活動し、「T.M.Revolution」のバックバンドやGACKTさんのツアーやレコーディングの参加、HYDEさんのソロライブへの参加など、様々なアーティストのライブなどに参加。
2013年には、「Linked Horizonhp」の「自由への進撃」に参加し、第64回NHK紅白歌合戦にメンバーとして出演されています。
まとめ
今回は、SIAM SHADEのヒット曲から解散理由、さらに解散後メンバーの現在についてまとめて紹介しましたがいかがでしたか?
現在は、メンバー全員ソロで活躍されています。
これからもメンバー全員の活躍を期待するとともに、SIAM SHADEとしての姿もまた見たいものですね。