チャドマレーンのプロフィール

チャドマレーンはお笑い番組で日本語をマスターした

今や、オーストラリア出身なのに大阪弁がペラペラなため“大阪ラリア人”などと呼ばれているチャドマレーンさん。

ですが、実は、高校1年生の時に兵庫県に交換留学生として初来日した当時は、日本には何の興味もなかったのだとか。

しかし、学校へ行くと同級生たちは揃ってダウンタウンなどの話をしていたことがきっかけで、自然に漫才に興味を持つようになったチャドマレーンさん。

その後、吉本新喜劇や千原兄弟がMCを務めていた「すんげー!Best10」などのお笑い番組を何度も何度も見返していたそうです。

こうしてお笑い番組で日本語を勉強していたチャドマレーンさんは、半年もたつと漫才の内容もわかるようになっていたのだとか。

幼少期からアメリカの喜劇人、ジェリー・ルイスに憧れ、コメディアンになることを夢見ていたそうで、高校卒業の頃には「日本のお笑いが世界一」と思えるまでになっていたと言います。

お笑いコンビ「チャド・マレーン」誕生秘話

高校卒業後、NSCに入学したチャドマレーンさんは、「Manzaiに国境はない！」をキャッチフレーズに、相方・加藤貴博さんと漫才コンビ「ジパング上陸作戦」を結成しました。

出典：http://www.pstar.jp.net/

しかし、コンビ名が長かったためにピンでの仕事にコンビ名がつかない、それに何より戦争経験のある高齢者への印象が悪かったようです。

そのため、2009年9月、現在のコンビ名「チャド・マレーン」に改名しています。

チャドマレーンの映画の字幕翻訳家としての活躍

一方、オーストラリア出身のチャドマレーンさんは、母国語が英語ということで、所属する吉本興業の作品を海外上映向けに英語に翻訳し、字幕を付ける仕事も担当するようになりました。

ちなみに、同社所属の松本人志さんが監督したこれまでの4作品の翻訳は、全てチャドマレーンさんが手掛けています。

そのため、実はチャドマレーンさんこそが海外での松本作品の評価の高さを支えているとも言われているようです。

チャドマレーンさんは、以前に受けたインタビューの中で、字幕翻訳という仕事においてこだわっているポイントややり甲斐について、次のように語っています。

ポイントは、セリフの2フレーム前に字幕を表示させること。その理由について、チャドは「観客はまず画を見て、その後に字幕を見ます。文字として認識するのと同時に音が入るようにしなければならないんです」と説明する。

 

最も意識しているのは、言葉と言葉の”間”。「ちょっとしたずれで、ウケるかウケへんかのポイントが変わる。僕はそこをめっちゃこだわってやっています。日本語とは文法的に違うので、文法的にはめちゃくちゃでも笑うタイミングは同じにしなければならないんです」と説明し、やりがいについては「3～4つのギャグがあって、尺的にどれかを捨てなければいけない場面できちんと笑いがとれるとうれしい」など、自身の笑いのセンスも試される仕事内容のようだ。

 

引用：松本人志監督作はなぜ海外でウケる? 陰の功労者、チャド･マレーンの翻訳力　https://news.mynavi.jp/

出典：https://www.sekaken.jp/

単に機械的に翻訳するわけではなく、芸人としての経験を踏まえた上で、きちんと笑いのツボや間を押さえた翻訳を心がけているようですね。

芸人を本業とするチャドマレーンさんだからこそできる仕事、と言えるのかも知れません。

今後も「翻訳家・チャドマレーン」への需要は高まっていきそうな気配です。

チャドマレーンの身長が意外に低いと話題に　

日本人以上に日本人の心を持ち、口を開けば大阪弁が飛び出すチャドマレーンさんですが、見た目はバリバリの外国人で、もちろん生粋のオーストラリア人です。

出典：https://www.m-1gp.com/

漫才の舞台で相方の加藤貴博さんと並ぶと、外国人なだけあって随分と大きく見えますよね。

ですが…実は、チャドマレーンさんの身長は、日本人男性の平均身長よりも低い 169cm しかないんですよね。

一応、吉本の公式ホームページ上のプロフィールを確認してみると…

出典：https://profile.yoshimoto.co.jp/

小さくてよく見えないので、プロフィール部分を拡大！

それもそのはず、相方の加藤貴博さんの身長は、実は日本人女性並みの159cmしかなかったというオチでした。169cmのチャドマレーンさんでも高く見えるはずですな。

実際、相方以外の芸能人と並んで写っているチャドマレーンさんは、次の画像のように大抵は小柄に見えることから、その意外性に驚く人も少なくないようです。

出典：https://www.sponichi.co.jp/

チャドマレーンのオンエア自粛になった都市伝説ネタとは？

かつて、チャドマレーンさんがテレビ東京のバラエティ番組「やりすぎコージー」にゲスト出演した際、「ロイヤル地下道」という都市伝説ネタを披露しました。

が、しかし！遂に佳境に入ったかと思った次の瞬間、いきなり次のナレーションとともに放送がカットされてしまったんですよね！

その直後、MCの東野幸治さんが半笑いしながらチャドマレーンさんにこう言いました。

果たしてチャドマレーンさんが披露しようとしていた都市伝説ネタ「ロイヤル地下道（「ちかどう」ではなく、「ちかみち」と読むらしい）」とは果たして…！？

幸い、ヤバすぎてオンエアできなかったという、チャドマレーンさんの都市伝説の動画が現在もYouTubeに残っていたようなので、貼り付けておきましょう。

チャドマレーンの現在①　結婚してる？

チャドマレーンには現在も結婚の情報はなし

そんなチャドマレーンさんは、本業の漫才だけでなく、翻訳家や俳優としても活躍していることから、年収もかなり高いと言われています。

出典：https://www.oricon.co.jp/

年齢的にも2020年5月現在40歳と、結婚していてもおかしくないのですが…現在はもちろんこれまでに結婚していたという情報も一切なく、どうやら未婚を貫いていると思われます。

チャドマレーンの彼女は村上ショージの娘・バターぬりえ？

ただし、結婚はしていないものの、チャドマレーンさんには結婚を前提に交際している彼女がいるとの噂もあるようなんですよね。

そして、その彼女ではないかと言われているのが…この人！

というのも、以前に放送されたテレビ番組の中で、バターぬりえさんがチャドマレーンさんに公開告白をし、OKを貰っているからなのです。

ただし、その場に父親の村上ショージさんもいたことから、日本人以上に日本人の心を持つと言われるチャドマレーンさんですから、先輩芸人に忖度して断るに断れなかったとも…。

実際、チャドマレーンさんは他に彼女がいることを匂わせるような発言をしていたようですしね。ただ、その相手の女性についての情報はありませんでした。

出典：https://twitter.com/

ちなみに、バター・ぬりえさんは以前はお笑い芸人として活動していましたが、現在は女優や芸術家として活動しているようです。

チャドマレーンの現在②　芸人や俳優・翻訳家として活動中

チャドマレーンさんと言えば、今や本業の漫才だけでなく、多方面で活躍しているので、漫才コンビ「チャドマレーン」としてテレビに出演する機会はめっきり少なくなってしまいました。

とは言え、現在もルミネheよしもとのバトルライブ「CHANGE」に出演するなど、コンビの仕事が無くなったわけではないようです。

出典：https://ameblo.jp/

また、バラエティ番組や映画やドラマ、舞台にと俳優としても活躍しているチャドマレーンさん。最近では…

そのかたわら、翻訳家としても活躍している他、さらに最近では英語の能力を活かして、芸人の海外公演のサポート役などの仕事にも力を注いでいるそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

日本人以上に日本人の心を持ち、口を開けば流暢な大阪弁が溢れ出すチャドマレーンさんの意外と低い身長、オンエア自粛になった都市伝説ネタ、結婚や現在の活動をまとめてみました。

今や漫才のみならず、翻訳家や俳優業など幅広い活躍を見せているチャドマレーンさん。

日本のお笑い文化をこよなく愛する外国人として、今後も彼にしかできない仕事を見せてくれることでしょう。