「君は僕の勇気」で知られるシンガーソングライター・東野純直さんですが、現在はラーメン屋を経営していることを告白し話題です。
今回は東野純直さんの身長や結婚の有無、ヒット曲、引退やラーメン屋経営の噂など現在を紹介します。
この記事の目次
東野純直のプロフィール
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生年月日:1971年8月25日
出身地:鹿児島県鹿児島市
血液型:A型
東野純直さんは、シンガーソングライターで、プロデューサーでもあります。
名前を知らない方でも、「君は僕の勇気」という曲なら知っているという方もいるかもしれませんね。
経歴
東野純直さんは、鹿児島市立鹿児島玉龍高等学校出身と言われています。
この高校は文武両道の高校と言われており、鹿児島県の中の公立高校において4番目に偏差値が高い高校のようです。
東野純直さんは、1992年10月に「第1回MusicQuest’92世界大会」で審査員特別賞を受賞しています。
そして、1993年4月1日、テイチクレコードより「君とピアノと」で歌手デビューしています。
MusicQuest’92世界大会とは
MusicQuest’92世界大会とは、ヤマハ音楽振興会の主催で行われていたポップス、ロック主体のアマチュア・ミュージシャンの音楽コンテストです。
音楽ジャンルや演奏形態にとらわれないアマチュア・ミュージシャンのためのショーケースとして、1992年から1996年まで、日本では全5回開催され、世界大会が3回行われています。
しかし、1994年を最後に世界大会はなくなり、1996年10月10日、この日行われた第5回大会を最後にコンテストとしては終了しています。
なお、このコンテストの第5回日本大会優秀賞を受賞したのが、多数のヒット曲を発表しているaikoさん、ロックバンド・東京事変のボーカリストの椎名林檎さんです。
またコンテストの特徴として、比較的恵まれた家庭環境出身のシンガーソングライターが受賞することが多く、東野純直さんも同様に偏差値が高い高校出身者だったようです。
30万枚のヒットを記録
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東野純直さんは、同年7月の2ndシングル「君は僕の勇気」が30万枚のヒットを記録。
テレビ朝日系『ビートたけしのTVタックル』のエンディングテーマ曲、テレビ東京『アンモナイト』のエンディング曲に起用されるなど、東野純直さん最大のヒット曲に数えられています。
この曲は作曲として東野純直さんがクレジットされており、作詞は佐藤ありすさん、編曲は東野純直さんと安部潤さんでした。
ちなみに、同時収録されている2曲目「少年の瞳」は、作詞作曲ともに東野純直さんとなっています。
その後も1stアルバム「Actor&Actress」をリリース後、学園祭ツアーで全国10ヶ所を回るなど、デビュー直後から人気が沸騰しました。
しかし、シングル5枚アルバム3枚を出した後、東野純直さんは1年ほど音楽活動を休止しています。すっかり人々から忘れされた存在となり、”一発屋”と揶揄されたりもしました。
その後、東野純直さんは、1996年にレコード会社を東芝EMIへ移籍し、同年5月9日移籍第1弾シングル「深呼吸でゆく」をリリースしました。
しかし、この曲は全く売れず、同じアマチュア出身のウルフルズ「バンザイ~好きでよかった~」の大ヒット曲の影に埋もれてしまった格好になりました。
ピアノスタイルトリオとして活動開始
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東野純直さんは、2000年3月31日、デビューから7年間所属していた財団法人ヤマハ音楽振興会を離れ、同年4月1日、有限会社メイ・キッスカンパニーに移籍しています。
さらに、同年8月1日より「AZ YOU LIKE」というピアノ・ベース・ドラムの3ピーススタイルトリオでの活動をスタートさせました。
ちなみに、「AZ」とは東野純直さんを表しているようです。
と言っても、「AZ YOU LIKE」での活動期間はわずか2年未満で、新曲発表やアルバムリリースなど主だった活動も殆どないまま終了してしまったようです。
2002年5月1日、新たに個人事務所「Chest music works」設立し、デビュー10周年記念セルフカバーアルバム「I am.」や、4年半ぶりのフルオリジナルアルバム「Journal」をリリースしました。
ただ、残念ながらこちらも不振だったようです。
その後、転機となったのは、まったく別のジャンルからでした。
東野純直の身長は?結婚している?
東野純直さんの身長は非公開ですが、ネットの写真を見る限りでは170cm前後のようです。
結婚はしていないようですが、家族構成などプライベートに関する情報はほとんど見当たりませんでした。
東野純直の代表曲となったアニメ「機動戦士ガンダム」
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2004年11月21日、アニメ“機動戦士ガンダム”をジャンルに捕らわれない映像技術で構成している“EVOLVE”シリーズ『GUNDAM EVOLVE』(ガンダム イボルブ)が制作、発売されます。
これまで2Dアニメーションしかなかった時代、この作品はガンダムシリーズの様々なシチュエーションを、最新映像技術を用い、CGを使った表現で話題となりました。
この宣伝用CM映像挿入歌に、東野純直さんの「Black stars」が採用され、この収録されたシングル「GUNDAM EVOLVE MONTHLY THEME October-November」がリリースされます。
これ以降、東野純直さんに楽曲提供やプロデュースといった仕事が続々と舞い込むようになりました。
2005年、所属事務所第1弾アーティストである堀川千尋さんのデビューマキシシングルプロデュースや、1stアルバムに収録されていた「BIG GAME」をAkashiさんに提供。
このように、自身の活動以外にも、プロデューサーとしての活動する機会が増えていきました。
2005年11月16日、11thアルバム「Key stone」をリリースし、同年東名阪ツアーを敢行した東野純直さんでしたが、これ以降は、活動の中心が音楽プロデュースになっていきます。
東野純直さんのヒット&人気曲まとめ 【動画あり】
君とピアノと
リリース日:1993年4月1日
「君とピアノ」は、テレビ朝日「君といつまでも」エンディングソング、ロッテリア『イタリアンホット』CFソングに起用され、現在でも東野さんの人気曲の1つです。
君は僕の勇気
リリース日:1993年7月21日
「君は僕の勇気」は、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」エンディング・テーマ、テレビ東京 「アンモナイト」エンディングソングに採用されました。
東野純直さん最大のヒット曲になり、この曲が印象深い人がやはり多いようですね。
summer-est 〜一番眩しい夏〜
リリース日:1994年4月27日
「summer-est 〜一番眩しい夏〜」は、テレビ朝日「世界とんでもヒストリー」エンディングソング、住通チェーンCMソングに起用されています。
愛し方も分からずに
リリース日:1994年11月2日
「愛し方も分からず」には、テレビ朝日系深夜の大人の情報番組「トゥナイトII」のエンディングソング、九州朝日放送の「ドォーモ」エンディングソングに起用されています。
確かに愛したとき
リリース日:1995年2月22日
「確かに愛したとき」は、朝原雄三監督、高橋由美子主演の松竹映画「時の輝き」の主題歌に起用されています。
深呼吸でゆく
リリース日:1996年5月9日
「深呼吸でゆく」は、1994年4月9日から2016年12月24日まで毎週土曜日に放送されいた、TBS系深夜料理番組・バラエティ番組「チューボーですよ!」エンディング曲に起用されています。
東野純直の現在① 音楽活動は引退している?
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ヒット曲がないため、引退の噂も出ているようですが、東野純直さんは音楽活動を継続されています。
東野純直さんは、2007年4月1日、デビュー14周年を迎え、同日表参道FABにてワンマンライブを行いました。
2008年には、株式会社アクロスエンタテインメントに所属し、ベストアルバム「GOLDEN☆BEST 東野純直〜アーリーシングルコレクション〜」をリリースしました。
2010年12月1日には、5年ぶりとなる12thアルバム「Loading myself」を発表するなど、自身の音楽活動を徐々に増やしていた東野純直さん。
また、デビュー25周年を迎えた2018年8月22日には、9年ぶりのニューシングル「明日のシルシ」をリリースしています。
さらに、同年8月24日には東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEでデビュー25周年記念ライブ「Mark of tomorrow」を行っています。
そして、「ベトナム日本の交易イベントKIZUNA 2019」に出演したり、クリスマスイベントなども開催したりと、活発に活動されているようです。
東野純直の現在② ラーメン屋を経営していると話題に
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東野純直さんは、2018年3月16日放送TBS系「爆報!THE フライデー」に出演しました。
その際、現在は東京都の昭島市にあるラーメン屋の店主もしていることをカミングアウトし、話題になりました。
番組内で語った内容によれば、東野純直さんは36歳の時から8年間、目黒のラーメン店「かづ屋」で修業し、44歳で昭島で「支那ソバ 玉龍」を開店させたとのことでした。
つまり、泣かず飛ばずで売れなかった1994年以降から2002年までの期間、パッタリと音楽関係の仕事で実績を積むことが出来なかった時に、ラーメン屋で修業していたようです。
東野純直さんは、21歳で大ヒットシンガーソングライターになったことで、印税は年8,000万円もあり、相当に浪費した生活だったようです。
しかし、ヒットが続かず、当然こうした荒れた生活も長続きしませんでした。
さらに番組では、音楽活動から離れた理由について、
『僕は逃げたんでしょう。もうこれ以上は醜態をさらすワケにはいかないって思っちゃったんですよね。』
と語り、ヒットが出ずに苦しかった時期の心境を吐露しています。
若くして一気にブレイクしたからこそ、売れない時期に我慢できず、さらにそれを「醜態」と感じてしまったのでしょう。
もし東野純直さんが下積み期間が長かったら、ヒット曲が出ない時期があっても「波があるのは当然」と思えたかもしれませんね。
音楽活動がうまくいかなくなった東野純直さんは、よく通っていた老舗有名ラーメン店の「かづ屋」に手ぶらで店を訪れたところ、人手不足のため雇ってもらえることになったそうです。
ラーメン屋で修業中だった当時の心境について東野純直さんは、
『なんで10歳も15歳も下の人間にコキつかわれなきゃいけないんだよって。これが社会なんだって痛感しましたね。』
と、社会の厳しさを痛感したんだそうです。
さらに、店があったのは以前所属していた事務所の近くだったこともあり、東野純直さんのあまりの変わりぶりを周囲に鼻で笑われたこともあったそうです。
そしてついに44歳で、当時ラーメン店が50店舗以上ある激戦区に自分の店をオープンさせた東野純直さん。
『音楽制作とラーメン製作ってすごく似ていて麺は歌詞だと思います。スープは音楽、厨房がステージみたいなね。』
と、語るなど、独特の感性でラーメン作りに励んでいるようです。
東野純直さんの経営するラーメン店の評判は上々のようで、2017年の年商は約1,500万円になっています。
一時は音楽活動で心が折れてしまった東野純直さんですが、音楽活動を細々ながら続けつつ、ラーメン屋も成功させるという頑張りに脱帽ですね。
まとめ
「君は僕の勇気」でブレイクした東野純直さんについて、プロフィールや経歴、代表曲、ラーメン店経営など現在をまとめてみました。
若くして人気歌手となったものの、その後ヒット曲に恵まれず、引退したとも囁かれていた東野純直さん。
しかし、驚くべきことに全く音楽とは関係ない、ラーメン店をオープンさせていたことが分かり、多くの人が驚きました。
現在はラーメン店は人気があり、経営は順調のようです。
さらに、ラーメン店の修行で培った諦めない気持ちや頑張りが、これからの音楽活動にきっと反映されていくことでしょう。
これからの東野純直さんの活躍にも期待しましょう。