WANDSの初代ボーカルとして人気だった上杉昇さんは惜しまれつつもWANDSを脱退しましたが、現在の姿が衝撃的だと話題です。
今回は上杉昇さんのWANDS時代の活躍、脱退理由、結婚や最新音楽活動など現在をまとめました。
この記事の目次
元WANDS・上杉昇のプロフィール
名前:上杉昇(うえすぎ しょう)
生年月日:1972年5月24日
出身地:埼玉県川越市
身長:172cm
血液型:A型
1991年に結成されたロックバンド「WANDS」の初代ボーカルとして知られる上杉昇さん。
WANDSはリリースするシングルやアルバムが次々とミリオンセラーを記録し、今では「伝説のロックバンド」と語り継がれるほどの人気を博していました。
しかし、上杉昇さんは1997年にWANDSを脱退しています。
ここではまず、そんな上杉昇さんのプロフィールを見ていきたいと思います。
高校生時代にバンドを結成
上杉昇の出身校:逗子開成中学校・高等学校
上杉昇さんは埼玉県川越市で生まれ、11歳の時に神奈川県横須賀市に移住。中学生の時にGUNS N’ ROSESのビデオを見たことがきっかけで、ミュージシャンを志したそうです。
高校時代にはバンドを結成し、ボーカルを担当していました。
ライブなどを行い、高校を卒業しても続けたいと思っていたそうですが、他のメンバーが活動を続けられず、上杉昇さん1人になってしまったため活動を続けられなかったということです。
ちなみに、上村昇さんの出身校は、神奈川県逗子市にある中高一貫私立男子校・逗子開成高校です。
逗子開成高校はX-JAPANのhideさんの出身校でもあり、後輩である上村昇さんらにとってhideさんは憧れの存在だったそうですよ。
ビーイングの音楽スクールを経て、WANDSを結成
高校卒業後、それまでのバンドを続けられなくなったため、1人でレッスンを受けたりしていた上杉昇さん。
憧れのバンド「LOUDNESS」が所属していたビーイングの音楽スクールに入り、オーディションで上位の成績を収めます。
また、ここで大島康介さん、柴崎浩さんと出会ってWANDSを結成しました。
WANDSのボーカルとしてミリオンセラー続出
1991年12月、WANDSとして1stシングル「寂しさは秋の色」をリリース。
1992年10月には、当時人気絶頂だった女優・中山美穂さんとコラボし、中山美穂&WAND名義で「世界中の誰よりきっと」をリリースし、これがミリオンセラーの大ヒットとなりました。
名前:中山美穂(なかやま みほ)
生年月日:1970年3月1日
出身地:東京都小金井市
身長:158cm
血液型:O型
WANDSの3rdシングル「もっと強く抱きしめたなら」は、発売当初オリコン47位でした。
しかし、中山美穂さんとのコラボでWANDSに注目が集まると、オリコンチャート登場29週目で1位となり、こちらもミリオンセラーを記録。
8枚目のシングル「世界が終わるまでは…」は、大ヒットアニメ『SLAM DUNK』第2期のエンディングテーマに採用されてロングヒットし、TOP10に9週間連続ランクインしました。
元WANDS・上杉昇が脱退した理由とは?
大成功を収めたWANDSでしたが、上杉昇さんはイケメンボーカルとして多くのファンを獲得していたにもかかわらず、1997年にWANDSを脱退してしまいます。
上杉昇さんとともにギターの柴崎浩さんも脱退し、2人で新たなバンドai.ni.coを結成。
上杉昇さんと柴崎浩さんが去った結果、残りのメンバーがキーボードの木村真也さんだけになってしまったため、WANDSは一時活動休止しました。
ギター・柴崎浩
キーボード・木村真也
その後、WANDSは上杉昇さんらの代わりとなる新たなメンバーを迎えて再始動しています。
では、一体なぜ上杉昇さんはWANDを脱退してしまったのでしょうか。
上杉昇がWANDSを脱退した理由
上杉昇さんはあるインタビューで、WANDSのメンバーだった当時のことを振り返って、ずっと「やらされてる感」があったと明かしています。
当時は、中身はどこにでもいる19歳や20歳の子供でしたしね(苦笑)。でも調子に乗っていたかというと、そうでもなくて。もう“時効”だから言いますけど、自分の中でWANDSは“やらされてる感”がすごくありましたから。
上杉昇さんは洋楽は「GUNS N’ ROSES」、邦楽は「LOUDNESS」に憧れていて、デビュー前は鼻と耳をつなぐチェーンピアスをしていたのだとか。
https://twitter.com/kororon3secret/status/1116254744807272453
しかし、WANDSとしてデビューするにあたって、自分のしたいこととはかけ離れたことを求められたそうです。
で、オーディションに受かって、プロデューサーからは「ロックバンドでデビューさせてやる」って言われてたから、自分のロッカーとしての道が開けた…と思って飛びついたんですけど、フタを開けてみたら、ロックはロックでもデジタル系のポップ路線で…。
9thシングル『Secret Night〜It’s My Treat』から、少しずつ自分がやりたい音楽をできるようになっていったものの、プロデューサーが再び元のポップ路線の曲を持ってきたそう。
そのため、もうWANDSにはいられないと思って脱退を決意したということですよ。
元WANDS・上杉昇の現在① 結婚している?
上杉昇さんは結婚しているのか、気になっている人は多いようです。
調べてみたところ、上杉昇さんの結婚したという情報はありませんでした。
週刊誌などでも報じられていないということで、上杉昇さんは結婚していない可能性が高いと言えそうです。
元WANDS・上杉昇の現在② 「猫騙」結成・現在の姿が衝撃的だと話題に
上杉昇さんは現在、バンド「猫騙」のボーカル・SHOWとして活動しています。
猫騙(ねこだまし)は、元WANDS・al.ni.co の上杉昇(ボーカル)、TYPHOON24の宮沢昌宏(ベース)を中心に結成された日本のオルタナティヴ・ロックバンド
出典:Wikipedia
猫騙のライブでは、ネイティブ・アメリカンの格好をして登場。WANDS時代のさわやかなイメージとのギャップに驚く人は多いようです。
#WANDS が再始動でタイムラインがざわついていますが、元WANDSのボーカル、上杉昇さんがやってるバンド、猫騙を見てみましょう。 pic.twitter.com/OcKbXJzFwM
— むかいさん (@mukai_sputnik) November 13, 2019
こちらの動画は、猫騙のオフィシャルミュージックビデオです。
元WANDS・上杉昇の現在③ 並行してソロ活動もしている
上杉昇さんはWANDS脱退後、同時にWANDSを抜けた柴崎浩さんと「ai.ni.co」を結成し、シングル4枚とアルバム1枚をリリースした後、2001年にai.ni.coが解散。
その後、ソロで活動していた上杉昇さんでしたが、2007年から猫騙とソロ活動を並行しています。
現在は、年に数回定期的に都内を中心に猫騙と自身のソロライブの活動を中心にしている。ソロライブでは、自身のソロ曲、邦楽と洋楽のカバー曲、al.ni.co時代の曲、WANDS時代の曲を歌唱している。
出典:Wikipedia
今日はこれからコレ。上杉昇ソロライブ〜。 pic.twitter.com/wsZ2wlCLQJ
— 篠田【JEDO】達也 (@shinotatsu_JEDO) November 16, 2014
ソロライブでの上杉昇さんは、猫騙のネイティブ・アメリカンとは違った姿で登場します。
現在でも「WANDS」のイメージが強い
上杉昇さんはWANDSとしては4年間ほどしか活動していませんが、大ヒットを連発したバンドであるため、現在も「WANDSの人」と見られることが多いそう。
WANDSから抜けて、もう20年経ってるけど、それでも猫騙で全国ツアー回ってもいまだに“J-POPのWANDSの人”って見られ方をすることが多いし、対バンなんかしてもいまだに「中山美穂とコラボして売れたやつだろ」ってバカにされて笑われたりすることもあるから。
出典:週プレNEWS
自分がやりたいことをやって売れたわけではないので、余計に複雑な気持ちになるのかもしれません。
#FNS歌謡祭 第1夜
— 2019 FNS歌謡祭【公式】 (@fns_kayousai) December 5, 2018
放送中!!!
まもなく#中山美穂さんが登場!!
お見逃しなく!
そしてみなさまも #FNS歌謡祭 のハッシュタグを付けて
ツイートしてね!#中山美穂#FNS歌謡祭#FNS歌謡祭第1夜#2週連続 pic.twitter.com/bTqnLimYJm
ちなみに中山美穂さんも、WANDSの影が今でもついて回っているようです。
「ミポリンはWANDSを引き連れて歌ってくれないと魅力半減」
出典:Asagei plus
中山美穂さんにとっても、現在までWANDSとコラボしていた時の印象が拭い切れていないみたいですね。
元WANDS・上杉昇の現在④ デビュー25周年記念『世界が終わるまでは…』発売
2018年1月10日、上杉昇さんのデビュー25周年記念として、CDとDVD、そして自伝本を含めた SHOW WESUGI 25th ANNIVERSARY BOX『世界が終るまでは…』が発売されました。
2017年25周年記念ワンマン大阪公演からのライブ音源と、同年、台湾桃園国際野球場で行ったスタジアムライブの模様を収めたDVDに、自身初となる自伝本が収められている。
出典:amazon.co.jp
自伝本には上杉昇さんの幼少期から現在までや、ご両親のこと、さらに子供時代の写真も収められているとか。
実際にこのアニバーサリーボックスを購入した人は、満足している人が多いようで、上杉昇さんのファンなら買うべきというレビューが多いです。
元WANDS・上杉昇の現在⑤ 映画『スカブロ』に出演
出典:https://wesugisan.exblog.jp
2017年公開の映画『スカブロ』に、上杉昇さんは俳優として出演しています。
上杉昇さんの地元・横須賀市が舞台で、実の兄弟である窪塚俊介さんとRUEEDさんが兄弟役で主演を務めました。
東京から故郷横須賀に戻った売れない俳優の兄・海野龍助(窪塚俊介)と、地元でストリートミュージシャンをする弟・虎太(RUEED)。兄弟が営む便利屋にはナオミ(AISHA)から人探しの依頼が舞い込み、20年前の失踪事件が浮かび上がる。
出典:Wikipedia
上杉昇さんが演じたのは進藤組の組長で、これが上杉昇さんにとって映画初出演でした。
こちらが映画『スカブロ』の予告動画です。こちらの動画の55秒から上杉昇さんの出演シーンが少し見られます。
WANDSの現在 【新ボーカルを迎えて復活】
2019年11月13日、WANDSが19年8ヶ月ぶりに復活することが公式に発表されました。
上杉昇さん率いるWANDS復活への期待が高まりましたが、ボーカルは別の人が務めることに。
朝からWANDS再始動っていうニュースに驚かされたけど、メンバーの出入りが複雑で分からなくなってきたのでエクセルにまとめてみた。
— dotcom_dotnet (@dotcom_dotnet) November 13, 2019
こういうことかな。#WANDS #再始動 pic.twitter.com/6wSxLXMccU
再始動するWANDS第5期メンバーは、上杉昇さん活動を共にしたギターの柴崎浩さんとキーボードの木村真也さん、そして新たに3代目ボーカルとして上原大史さんが加わっています。
上原大史さんは、子供時代からWANDSのファンだったそうです。
「子供のころから、兄の影響でWANDSが大好きでした。そのWANDSにまさか自分が入り、柴崎さん、木村さんと一緒にバンドをやれることになるとは思っていませんでした。めっちゃびっくりして不安ですが、やると決めたからには、腹をくくって、覚悟を決めてやろうと思います」
出典:M-ON!MUSIC
シングル『真っ赤なLip』が『名探偵コナン』主題歌に起用される
2019年11月17日にはWANDSの復活ライブが行われ、翌年1月29日にシングル『真っ赤なLip』のリリースが決定。
このシングルは、アニメ『名探偵コナン』のオープニングテーマに起用されることが決まりました。
こちらの動画は第5期WANDSのプロモーションムービーで、最後に『真っ赤なLip』の一部が収録されています。
まとめ
人気ロックバンドWANDS全盛期のイケメンボーカリスト・上杉昇さんの現在についてまとめると…
・結婚したという情報はない
・バンド「猫騙」のボーカル&ソロ活動を並行している
・映画『スカブロ』に出演
WANDSが約20年ぶりに再始動しましたが、新たに上原大史さんがボーカルとして迎えられ、上杉昇さんが合流することはありませんでした。
上杉昇さんは猫騙とソロで音楽活動を継続し、2017年にはデビュー25周年を迎えています。
『スカブロ』で映画初出演を果たして話題になるなど、現在でも大きな注目を集める存在であり続けています。