東京大学誕生日研究会レイプ事件と犯人の現在!松見謙佑らのその後も紹介

2016年に発生した東大生による強制わいせつ・暴行事件東京大学誕生日研究会レイプ事件」が話題です。

 

この記事では東京大学誕生日研究会レイプ事件の詳細や被害者、松見謙佑など逮捕された5人の犯人とその後の顛末、現在の様子などについてまとめました。

東京大学誕生日研究会レイプ事件の詳細① 東大生らが「ヤリサー」を設立

 

出典:https://pbs.twimg.com/

 

「東京大学誕生日研究会レイプ事件」は、2018年5月10日に発生した、東京大学の学生と院生だった男5人による、強制わいせつ暴行事件です。

 

まず最初にこの東京大学誕生日研究会レイプ事件の詳細な内容を時系列順に見ていきます。

 

2016年4月、東京大学の学生と院生ら数名が「東京大学誕生日研究会」というインカレサークルを設立しました。このサークル設立の目的はそもそも性行為をする事だったという事で、いわゆる「ヤリサー」でした。

 

松見被告はじめサークルメンバーはみな調書で、このサークルの目的が「女性を酒に酔わせてわいせつな行為をすること」と供述している。

 

引用:【強制わいせつ・暴行】東大“鬼畜”サークルのおぞましい実態

 

 

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件の詳細② 合コンで被害者の女子大生に強引に酒を飲ませわいせつ行為

 

出典:https://livedoor.blogimg.jp/

 

2016年5月10日、「東京大学誕生日研究会」は他大学の女子大学生らと、豊島区のJR池袋駅付近の居酒屋で合コンを開催しました。参加したのは、同会メンバーと被害にあった女子大生を含む女性2名だったという事です。

 

被害者の供述によると、この一次会の途中、当時東大の大学院修士1年生だった松本昂樹と生嶋一生が合流した頃から雰囲気が性的なものに変わり、山手線ゲームなどで負けると焼酎を一気飲みするような雰囲気になったようです。

 

犯人らは、ゲームでわざと被害者がわからないようなお題を出して、罰ゲームと称して無理やりアルコールを飲ませ酔わせるようにしました。

 

被害者は酔って寝たフリをしてその場を逃れようとしたという事ですが、松本昂樹と生嶋一生が胸をつついて起こそうとしたり、過去にこの被害者と肉体関係のあった松本昂樹が「こいつマジで胸デカいから触っていいよ」などと仲間らに言ったという事です。

 

さらに、松本昂樹は後ろに手を回して被害者のブラのホックを外すなどもしています。

 

 

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件の詳細③ マンションに被害者を連れ込み暴行

 

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被害者の女子大生はこうしたわいせつ被害を受けた事から、二次会には行かずにバスで帰宅しようとしたという事ですが、松本昂樹に「お前どこ行くんだよ」と引き止められ、半ば強引に、サークルメンバーの1人の巣鴨の自宅マンション(事件後逮捕された犯人の1人で当時東大4年の河本泰知の自宅)へと連れ込まれました。

 

犯人らは、そこで被害者にさらに酒を飲ませて意識朦朧な状態にした上で服を脱がせて全裸状態にして性的な暴行を加えています。

 

被害者によれば、当時東大4年だった松見謙佑に突然Tシャツを剥かれて、後ろから胸を揉まれれ、ズボンも脱がされて正座姿勢で前屈みの状態にさせられたとの事。

 

松見はこの状態で後ろから被害者の背中を平手で叩くようにし、それに煽られた他の犯人らも背中や尻などを叩いたり蹴ったりしたそうです。

 

犯人らの暴行はさらにエスカレートし、松見は被害者の肛門を割り箸で突いたり、陰部にドライヤーの風を当ててきたりしたとの事。この時被害者は号泣し、「やめて」と拒否しています。

 

合コンに参加したもう1人の女性もこの二次会の場におり、犯人らに対して「これは犯罪では?」と指摘したという事ですが、犯人らは「大丈夫、大丈夫」などと取り合わなかったとの事。この女性はこの時、被害者に「帰る?」と尋ねていますが、酒に酔っていたためか反応がなく、そのままこのマンションから退出したという事です。

 

このもう1人の女性からすれば、その場にいれば次は自分も被害に遭うという可能性もあり、被害者女性を助ける余裕もなく逃げ出したという事だと思います。

 

この女性が帰宅した後、犯人らは被害者を仰向けの状態にすると馬乗りになり、代わる代わる無理やり被害者にキスをし、さらにその状態のままカップラーメンを食べて、わざと熱い麺を被害者の身体の上に落とすようにしたという事です。

 

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件の詳細④ 被害者が逃げ出し110番通報で事件発覚

 

この時点で被害者は大声で泣き叫んでおり、近隣住人による通報を恐れた犯人らが服を渡しています。

 

服を着た被害者は、犯人らの制止を振り切ってマンションから逃亡し、外に出て公衆電話に通報。駆けつけた警察官によって事件が発覚する事になりました。

 

なお、裁判では、犯人らがこの事件が起こる以前の2016年4月18日にも、松本昂樹がこの被害女性を使ってAV撮影しようなどと言い出し、事件があったのと同じマンションへと連れ込んで酒に酔わせた上、性行為をしていた事なども判明しています。

 

 

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件の被害者

 

「東京大学誕生日研究会レイプ事件」の被害者となった女子大学生は、2015年10月に、犯人の1人松本昂樹と知り合い、一時は松本に好意を持っていたため肉体関係を持っています。

 

その後、松本昂樹に恋人ができたため、東京大学誕生日研究会レイプ事件の当時は松本とは友人として付き合っていたようです。

 

なお、この被害者の女子大生については、事件当時21歳という情報以外は明かされていません。

 

 

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件の犯人① 松見謙佑

 

出典:https://pbs.twimg.com/

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件の主犯格として逮捕されたのが、当時22歳で東大工学部システム創成学科4年生だった松見謙佑でした。

 

松見は、被害者の服を脱がせて率先して暴行を働いています。この男については主犯という事で週刊誌などで色々と生い立ちなどの情報が暴露されています。

 

それによると、松見は九州の出身で、名門私立の灘高校から東大法学部に進学したという銀行関連会社勤務の父親がおり、両親ともに教育熱心で、子供時代はかなり厳しく勉強をやらされていたという事です。松見は名門私立武蔵高等学校中学校を卒業後、1年の浪人を経て東大工学部へと進学しています。

 

灘高校から東大法学部に進学し、日本興業銀行に入行、みずほ銀行関連会社で働く父の元で育った松見は、自身もまた、開成・麻布と並び「御三家」と称される東京の名門私立・武蔵中学に入学した。

 

引用:「強制わいせつ」東大生に待ち受ける罰〜勘違いエリートの末路

 

中高生時代の松見謙佑を知る同級生の証言によると、当時の松見は6年間帰宅部で、目立つタイプではない、「地味でヘタレな感じ」だったという事でした。別の同級生からは「何の印象もないくらい目立たない存在だった」との証言も出ています。

 

また、自分よりも成績が悪い人間を露骨に見下すところがあり、学校ではかなり嫌われていたとの証言も出ています。

 

地味だったという松見謙佑ですが、その反動からは東大に入学した後は、勉強はろくにせずに女遊びに明け暮れるようになったようです。

 

入学後するにあるテニスサークルに入った松見は、2年生の頃に酒に酔って女性メンバーをトイレに連れ込んで性行為しようとしたのがバレてサークルをクビになったのだそうです。

 

それでも松見は反省せずに3年生になるとすぐに別のテニスサークルに入り、さらに4年になって自ら主導してヤリサー「東京大学誕生日研究会」を立ち上げています。

 

 

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件の犯人② 河本泰知

 

出典:https://img01.ti-da.net/

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件の犯人のうち、現場となったマンションの部屋の住人だったのがこの河本泰知という男です。松見謙佑と同じく当時22歳で東大工学部システム創成学科4年生でした。

 

河本泰知は、一次会の飲み会には参加していませんでしたが、二次会の場として自宅を提供し犯行に共謀したとして逮捕されています。

 

父親は岡山市内で小学校の教員をしている事などが判明しています。

 

この男も大学に入って勉強もせずに女遊びに明け暮れていたようで、2年から3年にあがる際に必修科目を落として留年していた事が判明しています。

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件の犯人③ 松本昂樹

 

犯人3人目は、当時23歳で、東京大学大学院修士1年だった松本昂樹です。

 

上記2人の犯人と同じ工学部システム創成学科を卒業後に同大学院へ進学しています。東大4年生時に被害者の女子大生と知り合い、相手が好意を持っている事を利用して肉体関係を持っています。

 

その後、被害者女子大生について「あいつは尻が軽いからすぐヤれる」などと仲間に言って、合コンに誘い込み、今回の事件を引き起こす発端を作っています。

 

東京学芸大学附属高校の出身で、ずっとハンドボール部に所属し、東大入学後も体育会ハンドボール部に所属していましたが、4年生時に怪我が原因で引退しています。

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件の犯人④ 藤田智之

 

4人目の犯人は藤田智之という男で、当時は24歳で東京大学大学院工学系研究科原子力国際を専攻の修士1年でした。

 

かなり優秀な学生だったようで、事件の少し前には、原子力関連の学会で賞を受賞するなどしています。

 

この藤田智之は、自民党所属の某女性国会議員と親戚関係にあるとの情報もあるようです。

 

「週刊新潮」(新潮社)で「親戚」と伝えられた東大大学院工学系研究科の原子力国際専攻に所属する男は、山谷議員の「従兄弟の子」にあたるという。

 

引用:東大強制わいせつ事件“不起訴”メンバーの親戚・山谷えり子議員が怖すぎる!?「敵に回すと……」

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件の犯人⑤ 生嶋一生

 

逮捕された5人の犯人のうち最後の1人は生嶋一生という男で、事件当時は、東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻の修士1年でした。

 

東京都立国際高校の出身で、中学・高校時代は野球部に所属していたものの肩を壊して引退しています。

 

出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/

 

この生嶋一生は事件の少し前の2016年3月に「考える時間の9割はムダ」というタイトルの自己啓発系の本を出版しています。

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件のその後① 2人は東大自主退学、残る3人も退学処分に

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件では、5人の犯人が2016年5月に強制わいせつ・暴行などの容疑で逮捕されていますが、そのうちの2人、藤田智之と生嶋一生が東京大学を自主退学。

 

残る、松見謙佑、河本泰知、松本昂樹の3人もワンチャン無罪にかけて自主退学を拒否したものの、結局有罪判決を下されて東大を退学処分になっています。

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件のその後② 実刑はなく執行猶予判決

 

起訴された3人の犯人、松見謙佑、河本泰知、松本昂樹ですが、実刑判決は下されず全員に執行猶予判決が下されています。

 

主犯とされた松見謙佑には「懲役2年、執行猶予4年」。

 

現場となったマンションの住人河本泰知には「懲役1年6月、執行猶予3年」。

 

被害者の好意を利用して合コンに誘い出した松本昂樹には「懲役1年10月、執行猶予3年」の判決がそれぞれ下されています。

 

なお、藤田智之と生嶋一生は不起訴となっていますが、これが被害者側からの「東大を自主退学する」という条件を飲んで示談が成立したためでした。

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件の犯人らの現在① 松見謙佑は全く反省なし

 

出典:https://img01.ti-da.net/

 

主犯とみなされて有罪判決が下された松見謙佑ですが、その後も全く反省していない様子である事をウェブメディア「Wezzy」が報じています。

 

この記事によると松見謙佑は、裁判が終わった後に先輩の経営する会社に入社し、名前を変えた上でコンサルとして働いていたようです。

 

当時の同僚の証言によると、松見は周囲を見下す癖があったようで口癖のように周囲の人間を「頭が悪い」などと影で罵っていたという事です。

 

また、自分は女性にモテると言った発言が多く、会社に対して「デートに行く金がキャッシュフローを上回った」などと給料を多く支払うようにたかったり、風俗の話題をした時に「こんなところにお金出さなくても普通に抱ける」などと発言したりしていたそうです。

 

さらに、この同僚男性は自身が経営する会社で松見を働かせていたという事ですが、ある日松見が重大なミスを犯して会社に大きな損害を与えたそうです。この同僚男性が「謝罪すべきではないのか?」と伝えたところ、松見は「俺は商流にいないから、お前が責任を負うべき」などと開き直り、そのままその会社を離れたという事です。

 

また、松見はTwitterで「教養のない人間が嫌い」、「親の顔が見てみたい、育ちが悪すぎる」など、自身がレイプ犯である事を棚に上げて他者を見下すようなツイートを繰り返している事などもこの記事では暴露されています。

 

匿名掲示板などではこの松見のツイッターアカウントも特定されていましたが、現在はすでにアカウントは削除されているようです。

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件の犯人らの現在② 犯人らは大きな影響なく活躍

 

また、東京大学誕生日研究会レイプ事件の松見謙佑以外の犯人らも、この事件の後に大きな影響を受けて人生を棒に振ったという事はなく、普通に元東大生の肩書きを活かして活躍を続けているようです。

 

まず、自主退学を拒否して有罪判決を受けたうちの1人は海外へ飛び、もう1人はエンジニアとして活躍しているという事です。

 

また、不起訴処分となったうちの1人は、某スタートアップ企業のエンジニアとしてインタビューを受けていた事などが暴露されています。

 

公判に付された後、退学処分となった3人のうち、ひとりは海外に飛び、ふたりは東京でエンジニアやコンサルとして活躍してきた。不起訴処分となったうちのひとりは大学院を中退したのち、名前を変え、所属するスタートアップ企業の若きエンジニアとしてインタビューを受けてもいた。中退した理由について語るくだりで、事件のことは一切、出てこなかった。

 

引用:東大生集団わいせつ事件の犯人たち、執行猶予のその後

 

まとめ

 

今回は2016年に発生した東大生による強制わいせつ・暴行事件「東京大学誕生日研究会レイプ事件」についてまとめてみました。

 

東京大学誕生日研究会レイプ事件は、当時東大工学部および同大学院に所属していた犯人らが、他大学の当時21歳の女子大生を合コンに誘い出して大量の酒を飲ませ、メンバーの自宅マンションへと連れ込んで強制わいせつや暴行に及んで逮捕された事件です。

 

逮捕された犯人は松見謙佑、河本泰知、松本昂樹、藤田智之、生嶋一生の5人で、松見と河本と松本の3人が起訴されて執行猶予付きの有罪判決を受けています。

 

その後、犯人らは全員が東大を退学していますが、人生に大きな影響は出ておらず、現在もコンサルやエンジニアとして普通に社会で活躍しているという事です。

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