2000年代のヒップホップシーンを牽引した「nobodyknows+」の再ブレイクが話題です。
この記事ではnobodyknows+の「ココロオドル」などのヒット曲、メンバー達のプロフィール、g-tonさん脱退の理由、死亡説や消えた説、現在などについてまとめました。
この記事の目次
- nobodyknows+は2000年代にブレイクした日本のヒップホップグループ
- nobodyknows+のヒット曲① ココロオドル
- nobodyknows+のヒット曲② シアワセナラテヲタタコウ
- nobodyknows+のヒット曲③ エル・ミラドール~展望台の唄~
- nobodyknows+のヒット曲④ どうよ?
- nobodyknows+メンバーのプロフィール① ホクロマン半ライス!!!
- nobodyknows+メンバーのプロフィール② crystal boy
- nobodyknows+メンバーのプロフィール③ ヤス一番?
- nobodyknows+メンバーのプロフィール④ ノリ・ダ・ファンキーシビレサス
- nobodyknows+メンバーのプロフィール⑤ DJ MITSU
- nobodyknows+メンバーのプロフィール⑥ g-ton(脱退)
- nobodyknows+の元メンバー・g-tonの脱退理由
- nobodyknows+のメンバー死亡説や消えた説はデマ
- nobodyknows+の現在① 「THE FIRST TAKE」出演で再ブレイク
- nobodyknows+の現在② ライブ活動を再開しベストアルバムも発売
- nobodyknows+の現在③ ホクロマン半ライス!!!は飲食店オーナー
- nobodyknows+の現在④ ヤス一番?は居酒屋「わかば屋」のオーナー
- nobodyknows+の現在⑤ ノリ・ダ・ファンキーシビレサスは農家に
- nobodyknows+の現在⑥ 中日ドラゴンズ関連でも活躍
- まとめ
nobodyknows+は2000年代にブレイクした日本のヒップホップグループ
「nobodyknows+」(ノーバディーノウズ)は、2000年代に「ココロオドル」などの大ヒット曲でブレイクした愛知県名古屋市を拠点とするヒップホップグループです。
nobodyknows+は、1999年に愛知県名古屋市で、g-tonさん、DJ MITSUさん、crystal boyさんの3人によって結成されました。(当時の名称はnobody knows)
2000年8月、DJ MITSUが主催するインディーズレーベル「$TAX Records」から、初のミニアルバム「nobody knows」をリリース。2001年5月には2枚目のミニアルバム「nodody knows2」をリリースし、地元名古屋を中心に人気を上昇させ、オリコンインディーズチャート19位にランクインし全国的にも注目されました。
2002年に大手メジャーレーベルである「ソニーミュージックエンターテイメント」と契約し、2003年2月にミニアルバム「nobody knows3」でメジャーデビューを果たしています。
2003年6月には、HIDDEN FISH(現在のホクロマン半ライス!!!)さん、ヤス一番?さん、ノリ・ダ・ファンキーシビレサスさんの3人がメンバーに加わりグループ名を現在の「nobodyknows+」としています。
そして、2004年5月にリリースした3rdシングル「ココロオドル」が大ヒットを記録。6月リリースの1stフルアルバム「Do You Know?」はオリコンチャート2週連続1位、70万枚以上の大ヒットとなり、その年のNHK紅白歌合戦にも出場。
その後も国内を代表するヒップホップグループの1つとして活躍し、2007年に初期メンバーの1人g-tonさんが脱退して5人体制となりました。
2010年にソニーミュージックとの契約を完了し、以降はDJ MITSUさん主催のインディーズレーベル「$TAX Records(ドルタックスレコーズ)」にて現在まで活躍を続けています。
nobodyknows+のヒット曲① ココロオドル
出典:https://www.sonymusic.co.jp/
「nobodyknows+」のヒット曲を何曲か紹介していきます。
nobodyknows+のヒット曲として真っ先に名前が上がるのが3枚目のシングル「ココロオドル」です。
2004年5月26日にリリースされた「ココロオドル」は、オリコンチャート最高順位は5位でしたが、登場回数46回とロングヒットを記録しており、nobodyknows+の最大のヒット曲となっています。
「ココロオドル」は、2004年放送のテレビアニメ「SDガンダムフォース」のエンディングテーマにも起用され、nobodyknows+は「ココロオドル」で2004年末のNHK紅白歌合戦への出場を果たしました。
「ココロオドル」は、nobodyknows+のメジャー1stフルアルバム「Do You Know?」にも収録されており、同アルバムはオリコンチャート1位を2週連続で獲得し、短期間で70万枚を売り上げました。
2019年には「ココロオドル REMIX」を、2022年には完全限定生産でアナログ版をリリースするなど、長きにわたってnobodyknows+の代表曲として愛され続けています。
また、「ココロオドル」は、現在までに多数の若手のヒップホップグループやアニソン系のグループにカバーされ、度々話題になっています。
2022年9月にはガチャピンとムックも「ココロオドル」をカバーしていました。
nobodyknows+のヒット曲② シアワセナラテヲタタコウ
出典:https://www.sonymusic.co.jp/
2005年1月リリースの4thシングル「シアワセナラテヲタタコウ」もオリコンチャート最高3位を記録したnobodyknows+のヒット曲の1つです。
映画「カンフーハッスル」の日本語版のテーマソングにも起用されています。
nobodyknows+のヒット曲③ エル・ミラドール~展望台の唄~
出典:https://www.sonymusic.co.jp/
2005年7月リリースの6thシングル「エル・ミラドール〜展望台の唄〜」もオリコン最高6位を記録したnobodyknows+のヒット曲です。
専門学校「モード学園」のテレビCMソングに起用されています。
nobodyknows+のヒット曲④ どうよ?
出典:https://m.media-amazon.com/
2005年10月にリリースの7thシングル「どうよ?」もオリコンチャート最高10位を記録したnobodyknows+のヒット曲です。
この曲はテレビ東京系の音楽番組「JAPAN COUNTDOWN」の2006年10月のテーマソングでした。
nobodyknows+メンバーのプロフィール① ホクロマン半ライス!!!
ホクロマン半ライス!!!のプロフィール
本名 :坂梨博樹
生年月日:1979年7月21日
出身地 :岐阜県
血液型 :A型
身長 :164cm
ホクロマン半ライス!!!さんは、岐阜県立土岐商業高校在学中の17歳の時にヒップホップをはじめ「THA NOISE」というグループのセンターMCを務めていました。
高校時代は野球部にも所属し岐阜県大会で活躍しています。小柄な体格ながら運動神経抜群で、ボウリングの腕前がプロ級な事でも知られています。
2002年にDJ MITSUさんがプロデュースしたマスクマンユニット「わかば塾」に参加し、2004年から「nobodyknows+」のメンバーに加入しました。
最初は「HIDDEN FISH(ヒッデンフィッシュ)」、2012年からは「漫☆画次郎(まんがじろう)」、2013年からは「ちびまるお」、2015年12月からは「魚太郎☆サラダ味(うおたろうさらだあじ)」、2017年から現在の「ホクロマン半ライス!!!(ほくろマンはんライス)」とネタ的に度々芸名を変えています。
ただ何度も芸名を変えているためあまり定着しておらず、結局本名の「坂梨博樹」からとって「ナシくん」という愛称でファンからは親しまれています。
nobodyknows+メンバーのプロフィール② crystal boy
- crystal boyのプロフィール
- 本名 :加藤正道
- 生年月日:1977年7月4日
- 出身地 :岐阜県多治見市
- 血液型 :O型
crystal boy(クリスタルボーイ)さんは、nobodyknows結成当時からのメンバーで、「クリさん」の愛称で親しまれています。元々は、岐阜で絶大な人気を誇ったHIP HOP CREW「A.R.C.」の看板MCでした。
ホクロマン半ライス!!!さんと同じ岐阜県立土岐商業高校の2年先輩で、高校時代はバスケ部に所属していました。
2010年からはソロでも活躍しミニアルバム「クリスタルボーイ」、「VERY SPECIAL」をリリースしています。
ファッションセレクトショップ「BPM」を運営し名古屋栄で店舗も経営されていましたが、現在は閉店しておりショップ自体も休止状態になっているようです。
結婚もしていて、2022年には息子の「楽々(らら)」くんが誕生しています。
nobodyknows+メンバーのプロフィール③ ヤス一番?
ヤス一番?(Yas the Number 1?)のプロフィール
本名 :鈴木保幸
生年月日:1978年11月29日
出身地 :岐阜県多治見市滝呂町
血液型 :A型
身長 :172cm
ヤス一番?さんは、16歳の頃からヒップホップMCとして活動を開始し、岐阜を中心に活動していた「Kamaholicks」や「Buzzer Beater」の看板MCとして活躍後、社会人時代も経て、DJ MITSUのプロデュースのマスクマンユニット「わかば塾」のメンバーとして活動。
「nobodyknows+」には2004年から加入し、ムードメーカーとしてライブの中心的存在でファンからは「ヤスくん」の愛称で知られています。
ちなみに中学・高校はホクロマン半ライス!!!と同じて、高校はcrystal boyと同じです。学生時代はバスケ部で活躍されていました。
nobodyknows+メンバーのプロフィール④ ノリ・ダ・ファンキーシビレサス
- ノリ・ダ・ファンキーシビレサスのプロフィール
本名 :岡村典幸
生年月日:1980年8月20日
出身地 :愛知県名古屋市千種区
血液型 :O型
ノリ・ダ・ファンキーシビレサスさんは誰も真似のできない独特のダミ声が印象的な最年少メンバーです。
17歳からマイクを持ちヒップホップMCとして名古屋を中心に活動し「UPPERKUT」の看板MCとして活躍しました。
学生時代にはラグビー部で活躍した立派なガタイを持ち、プロレス愛が高じて2010年から2018年にかけては、地元名古屋のローカル団体でプロレスラーとして活躍しました。
nobodyknows+メンバーのプロフィール⑤ DJ MITSU
- DJ MITSUのプロフィール
- 本名 :山本充洋
- 生年月日:1972年3月12日
- 出身地 :愛知県名古屋市千種区
- 血液型 :A型
DJ MITSUさんは、「nobodyknows」結成当時からのグループのリーダーで、トラックメーカーとしてnobodyknows+のサウンドや世界観を作り上げています。1990年代終わりからの地元名古屋のクラブシーンを盛り上げた立役者としてもリスペクトを集めています。
音楽スタジオ「Sigma Sounds Studio」を経営し、インディーズレーベル「$TAX RECORDS(ドルタックス・レコーズ)」を運営。
地元愛知県名古屋市を代表するアーティストとして、地元のプロ野球球団「中日ドラゴンズ」関連の楽曲や映像制作にも中心人物として長年関わっており、ドラゴンズファンの間でもお馴染みの存在です。
結婚されていて子供は娘さんが1人おり、インタビューなどでよく娘さんの事を話題にされています。
今までで一番うれしかったのは「娘が生まれたこと」です。それまでと比べて大きく変わったのは責任感。この家族を自分が守っていかなければという気持ちが強くなったと思います。
DJ MITSU:娘が中学生なんですけど、友達から「『ココロオドル』(の動画)見たよ」と言われることが結構あったみたいで。
引用:nobodyknows+、ヒップホップを幅広い層に浸透させたこれまでの歩みと、再ブレイクを果たした2022年を振り返り思うこと
nobodyknows+メンバーのプロフィール⑥ g-ton(脱退)
g-tonのプロフィール
本名 :後藤和幸
生年月日:1975年1月22日
出身地 :愛知県
血液型 :B型
g-tonさんは、「nobodyknows」結成当時からのメンバーの1人で、加入前は「サイファーメイズ」というグループで長年活躍していました。学生時代はスキー部で、愛知代表になるほどの実力者でした。
2007年4月にnobodyknows+を脱退しており、現在はアメリカニューヨークを拠点にソロ活動をしていますが、メンバー達とは変わらず仲が良く、2020年8月には「CDTVライブ!ライブ!スペシャル」では、13年ぶりにnobodyknows+に一時的に復帰して「ココロオドル」を歌唱。
また、nobodyknows+再ブレイクのきっかけとなった、2022年6月のYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」への出演にもアメリカから帰国して参加し、同年9月には「ミュージックステーション」でも「ココロオドル」を他のメンバーらとともにパフォーマンスしています。
nobodyknows+の元メンバー・g-tonの脱退理由
出典:https://static.camp-fire.jp/
2007年4月に「nobodyknows+」を脱退したg-tonさんですが、脱退理由については「音楽の方向性に違いが出てきたため」と説明しています。
名古屋発の人気ヒップホップ・ユニット、nobodyknows+よりMCのg-tonが脱退することが発表された。オフィシャルサイトに掲載された声明によると、〈これからのnobodyknows+の進むべき道、そして個々の持つ理想をそれぞれが考えていく中で、先に見えているものが異なってきたということ――それぞれがよりよい形で前に進むべくみんなで考え、話し合った結果、今回の結論となりました。〉とのこと。
脱退が発表された当時は、g-tonさんがnobodyknows+を脱退した理由はメンバーとの確執ではという噂もありましたが、脱退後もnobodyknows+のメンバーとg-tonさんとの関係は良好で、タイミングが合えば一緒に活動したりもしているため、何らかのトラブルが脱退の理由だったわけではないようです。
純粋にg-tonさんがnobodyknows+外で活動したいとの気持ちが強まり、他のメンバーもその気持ちを応援したという経緯だったのでしょう。
nobodyknows+のメンバー死亡説や消えた説はデマ
「nobodyknows+」は、2010年にソニーミュージックとの契約を完了させてからは、地元の名古屋を中心に活動を続け、全国区での大きな活動はほとんどしていませんでした。
そのため、一部からはnobodyknows+は消えた、メンバーが死亡して活動休止状態になったなどの噂が出ていました。
nobodyknows+なんで消えたの
— ぴぃなちゅん (@pk0530) October 15, 2012
そういやnobodyknows+って消えたよね
— コンチャ (@koncha57) January 13, 2011
実際には消えた説もメンバー死亡説もデマ情報で、nobodyknows+は現在も活動を続けており、メンバーそれぞれがグループの活動と個人での活動を両立させて話題になっています。
nobodyknows+の現在の活動については次の見出しから紹介していきます。
nobodyknows+の現在① 「THE FIRST TAKE」出演で再ブレイク
出典:https://image.itmedia.co.jp/
地元名古屋を中心に活動していたため消えた説や死亡説まで出ていた「nobodyknows+」でしたが、2022年6月10日に、人気ミュージシャンが楽曲パフォーマンス映像を1発録りする人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演してヒット曲「ココロオドル」を披露しました。
この「THE FIRST TAKE」でのココロオドルは大きな話題を呼び、公開からわずか1週間で500万再生を突破するほどバズり、これをきっかけにしてnobodyknows+は全国区での再ブレイクしています。
この「THE FIRST TAKE」の「ココロオドル」の動画ですが、2023年3月の時点で3742万回再生と、現在も驚異的なペースで再生数を伸ばしています。
nobodyknows+の現在② ライブ活動を再開しベストアルバムも発売
上で紹介した「THE FIRST TAKE」をきっかけに再ブレイクした「nobodyknows+」は、全国でのライブ活動も活性化させています。
2019年から2022年前半にかけては新型コロナウイルスの影響もあってライブ活動自体をできるだけ控えていたという事でしたが、ちょうどコロナの感染拡大が沈静化しはじめた事も重なり、現在は精力的なライブ活動を再開しているようです。
ホクロマン半ライス!!!:ライブが増えましたね。コロナで2~3年動けなかったんですけど、『THE FIRST TAKE』に出たことがきっかけになって、全国のイベンターさんが声をかけてくれて。いろんな場所でライブをやれたのもうれしかったですね。コアなお客さんはずっとライブに来てくれてるんですけど、久々に来た人も多かったみたいで。
引用:nobodyknows+、ヒップホップを幅広い層に浸透させたこれまでの歩みと、再ブレイクを果たした2022年を振り返り思うこと
また、この再ブレイクを受けて2022年11月30日には、「ココロオドル」、「Hero’s Come Back!!」などヒット曲14曲を収録したベストアルバム「ALL TIME BEST」を新たにリリースしています。
出典:https://m.media-amazon.com/
このアルバムはロングセールスを続けており、2023年には完全限定生産でLPレコード版での発売が発表されています。
nobodyknows+の現在③ ホクロマン半ライス!!!は飲食店オーナー
出典:http://blog-imgs-65.fc2.com/
「nobodyknows+」のメンバーそれぞれの現在の活動についても紹介していきます。
ホクロマン半ライス!!!さんは、2014年から2019年にかけては愛知県名古屋市中区の繁華街・栄で、「ホルモン酒場 ちから」という飲食店を経営し、現在は名古屋駅近くの居酒屋「まる八大衆酒場 ちゃおまる」を経営されています。
リーズナブルで美味しく、お店の雰囲気も明るく居心地がいいと人気を集めています。
nobodyknows+の現在④ ヤス一番?は居酒屋「わかば屋」のオーナー
出典:https://blog-imgs-35-origin.fc2.com/
ヤス一番?さんも愛知県名古屋市の繁華街・栄で「わかば屋」という居酒屋を経営されています。
ヤス一番?さんはインタビューで自分の店はまずいと謙遜されていますが、実際には鮮度の良いお刺身や魚料理、定番の鶏肉の黒モモ焼きが美味しいと話題になっているかなり評判の良いお店です。
ヤス:ウチの店も、マズくても来てくれるんで、ありがたいですよ(一同笑) 昔の栄光だけで食べてますから。「本当にマズイ」って書いといてください(笑)
ヤス一番!!!さんのお店「わかば屋」は、2023年で14周年を迎える予定で長く地元名古屋で愛され続けています。
nobodyknows+の現在⑤ ノリ・ダ・ファンキーシビレサスは農家に
出典:https://www.nosai-aichi.jp/
ノリ・ダ・ファンキーシビレサスさんは、現在は体験型農園「norida GARDEN &co.」を経営し農家として活躍されています。
ノリ・ダ・ファンキーシビレサスさんは、友人の野菜販売業を手伝ったのをきっかけに農業に興味を持ち、愛知県長久手市の農場「タスクファーム長久手」に弟子入りする形で修行を積み、同農場の農場長に就任。2020年まで務められていました。
僕の友人が農家から野菜を買い取り、販売していたのを手伝ったのがきっかけです。といっても八百屋の店舗ではなく、軽トラに野菜を乗せて、知り合いの駐車場などでゲリラ的に移動販売をしていたんですけどね。その時にタスクファームの社長に声をかけ、僕たちに野菜を販売させてほしいと交渉したのがご縁で、今の職場に勤めることになりました。
その後、独立して愛知県長久手市と岐阜県可児市に「norida GARDEN &co.」を立ち上げ、ハーブを中心とした農業や、家族や農業に興味がある人向けの農業体験サービス、ハーブを使った加工食品、アパレル展開、農地レンタルサービスなど幅広く事業を展開されています。
ノリ・ダ・ファンキーシビレサスは2018年まではプロレスラーとしても活躍
ノリ・ダ・ファンキーシビレサスさんは、2010年から2018年にかけては、地元名古屋のローカルプロレス団体「今池プロレス」でプロレスラーとして活躍されていました。
2017年9月には、川崎市のプロレス団体「プロレスリングHEAT-UP」主催のリーグ戦「灼熱王バトルリーグ☆2017」に参戦し、見事優勝して初代「灼熱王」の称号に輝いています。
ノリ・ダ・ファンキーシビレサスさんは、2018年10月19日の試合を最後にプロレスラーとしては引退しています。2019年には大々的な引退セレモニーも催されるなど、プロレスラーとしても多くのファンに愛された存在でした。
nobodyknows+の現在⑥ 中日ドラゴンズ関連でも活躍
「nobodyknows+」は、ソニー・ミュージックとの契約を完了した2010年を契機に、活動の拠点を地元愛知県名古屋市に移しました。
それに伴って、名古屋に本拠地を置くプロ野球球団「中日ドラゴンズ」関連の活動を数多く展開しており、ドラゴンズファンの間ではお馴染みの存在となっています。
ドラゴンズのチアリーディングチームである「チア・ドラゴンズ」や、選手の登場曲の提供を始め、現在もナゴヤドーム(バンテリンドームナゴヤ)でのドラゴンズの試合の音楽や映像など演出をDJ MITSUさんが担当されています。
また、2023年3月3日と4日にバンテリンドームナゴヤで開催されたWBCに出場する日本代表メンバー(侍ジャパン)と中日ドラゴンズの練習試合(エキシビションマッチ)では、ホクロマン半ライス!!!さんがスタジアムMCを担当されました。
まとめ
今回は、2000年代のヒップホップシーンを盛り上げた愛知県名古屋発のヒップホップグループ「nobodyknows+」についてまとめてみました。
nobodyknows+は、2004年の大ヒット曲「ココロオドル」がよく知られていますが、他にも「シアワセナラテヲタタコウ」、「エル・ミラドール〜展望台の唄〜」、「どうよ?」などの多数のヒット曲を持ちます。
現在のメンバーは、それぞれ個性的なプロフィールと経歴を持つ、ホクロマン半ライス!!!さん、crystal boyさん、ヤス一番?さん、ノリ・ダ・ファンキーシビレサスさん、DJ MITSUさんの5人で、結成当初は2007年に脱退したg-tonさんのメンバー6人で活動していました。
g-tonさんの脱退理由は、「音楽の方向性に違いが出てきたため」で、他メンバーとの仲違いやトラブルが理由ではありません。g-tonさんは脱退後もnobodyknows+のメンバーと仲が良い様子で、タイミングが合えばライブに参加したり、一緒に音楽活動をしたりもされています。
また、nobodyknows+は2010年にソニー・ミュージックとの契約を完了してインディーズでの活動に戻った後は、地元名古屋を中心に活動し全国的な活動がなかっため、一部で、消えた説や死亡説が囁かれていましたが、これは事実ではありません。
nobodyknows+の現在は、2022年にYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」でヒット曲「ココロオドル」を披露した動画が3700万回を突破する再生数を記録するなど大バズりし、これをきっかけに再ブレイクを果たし、再びライブ活動を活発化させています。
また、メンバーそれぞれの現在の活動も話題で、ホクロマン半ライス!!!さんとヤス一番?さんの2人は名古屋市の繁華街で飲食店を経営して評判を呼んでおり、ノリ・ダ・ファンキーシビレサスさんは2018年まで名古屋のローカル団体でプロレスラーとして活躍、現在は農家として愛知県と岐阜県で体験型農場を経営されています。