ショパン国際ピアノコンクールで2位に輝いた日本を代表するピアニストの反田恭平さんは、ピアニストの小林愛実さんとの結婚を発表した直後、結婚歴があったことが発覚しました。
反田恭平さんのプロフィールや経歴、ロシア人・サーシャとの結婚歴や元嫁の写真、離婚原因、小林愛実との再婚や子供などをまとめました。
この記事の目次
反田恭平はショパンコンクール2位のピアニスト
出典:mainichi.jp
反田恭平
生年月日:1994年9月1日
出身:東京都
身長:170cm
所属:株式会社NEXUS
職業:ピアニスト・指揮者・実業家
反田恭平さんは「最もチケットが取れないピアニスト」と言われる日本を代表するピアニストです。
2021年10月には第18回ショパン国際ピアノコンクールで2位に入賞し、大きな注目を集めました。さらに、中心になって創設したジャパン・ナショナル・オーケストラを日本初の管弦楽団の株式会社化を実現させ、指揮者・実業家としての才能も発揮しています。
2022年にはショパン国際ピアノコンクールで4位に入賞した小林愛実さんと結婚したことで祝福されました。
反田恭平の経歴
幼少期
反田恭平さんは1994年9月1日に北海道札幌市に生まれました。生まれた時は逆子で、心肺停止状態だったとそうです。
父親はサラリーマン、母親は音楽好きな主婦というごく一般的な家庭で育ちました。ピアニストの家庭はセレブというイメージがありますが、反田恭平さんの場合は、ごく一般的な家庭だったんですね。
なので、子供の頃から両親にピアノの指導はもちろん、楽典やソルフェージュ(聴音)、和声の手ほどきを受ける環境とは無縁でしたね。ごく普通の家庭で育った男の子でした。
引用:反田恭平 / Kyohei Sorita | 若き天才ピアニストの爆発的な熱情と圧倒的な技巧に、佐渡裕も指揮をしながら涙。ロシア留学後、新たな高みに挑む反田恭平の視線
ただ、母親はエレクトーンが趣味で、4歳の時に母親が「ミッキーマウス」を弾いてくれたのを聞いて、「簡単そう」と思ってみようみまねで弾くことができたとのこと。それに驚いた母親が、「絶対音感があるかもしれない。音楽教室に入れよう」ということで、名古屋のヤマハ音楽教室に通うようになりました。
その半年後に、東京に引っ越して、一音会ミュージックスクールに入り、ピアノを習っていました。
そんな反田さんが子どもの頃にピアノ以上に熱心に取り組んでいたのがサッカーです。反田さんは赤ちゃんの頃から活動的で動き回るので、心配した母親がサッカーチームに入れたそうです。
とにかくじっとしていられない子供でした。ハイハイができるようになると、猫のような予測不能な動きをしては、母をよく困らせていたようです。熱い魚焼き器に手を触れて水ぶくれになったり、2歳かそこらで包丁を投げてしまったり。
引用:反田恭平 / Kyohei Sorita | 若き天才ピアニストの爆発的な熱情と圧倒的な技巧に、佐渡裕も指揮をしながら涙。ロシア留学後、新たな高みに挑む反田恭平の視線
反田恭平さんは左利きだったこともあり、ポジションにもつきやすく、ほぼ毎試合フル出場でした。しかし、11歳で右手首を骨折したことで、サッカー選手の夢を諦めています。接骨する時の痛みがトラウマになってしまったとのことです。
音楽に本格的に取り組む
11歳で手首を骨折したことでサッカーを諦めた反田恭平さんでしたが、そのころから本気で音楽に取り組み始めます。
11歳から桐朋学園の音楽教室に通い、そこで指揮者のワークショップに参加しました。最初はいやいや参加したのですが最後にオーケストラの指揮ができるチャンスがあり、そこで音楽に本格的に目覚めました。
その子どもが手を振り下ろすと、ものすごい音楽がドーンと鳴り出すわけです。その瞬間でしたね、それまで一番大切だったものが“サッカー”から“音楽”へと変わったのは。
翌年には『題名のない音楽会』の企画の「振ってみまSHOW」で指揮をするチャンスがあり、11歳・12歳の多感な時期に、2回もオーケストラの指揮を振る機会を得たことで、音楽に本格的にのめり込んでいくことになります。
高校進学
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高校進学を控え、反田恭平さんは音楽の高校に進学したかったのですが、父親はそれに反対します。中学2年生の時に父親が反田恭平さんに出した条件は、「そんなに音楽高校に行きたいのなら、コンクールで1位を取って、その賞状を俺のところに持って来い」というものでした。
その条件を聞いた反田恭平さんは片っ端からコンクールを探して受け、1つは最高位、それ以外は全部優勝をして、桐朋女子高等学校音楽科(共学)に進学しました。
高校では川島伸達教授に師事します。川島教授は高校在学中に反田さんを日本音楽コンクールで優勝させるという目標を持ったため、そのためにバロック音楽、バッハ、ハイドン、モーツァルト、ベートーベンという古典をみっちり練習させます。
そのおかげか、反田恭平さんは高校3年生の時に日本で一番権威のある音楽コンクールの1つである日本音楽コンクールで最年少で優勝しました。
実はこの日本音楽コンクールで優勝したのは、反田恭平さんの進路がかかっていたおかげでもあったそうです。大学進学について、再び父親に反対され、父親を説き伏せるためには日本音楽コンクールで優勝するしかないと思い、優勝を勝ち取ったそうです。
ロシア&ポーランド留学
桐朋学園大学に進学した反田恭平さんは、その年の9月にはロシアに留学しました。1年の予備科を経てモスクワ音楽院に首席で入学していますが、このロシアでの留学生活はなかなか厳しいものだったそうです。
・タコ部屋のような狭い学生寮
・お湯が出ないシャワールーム
・便座がないトイレ
・断水もある
・強盗も出没
そのような中で、反田恭平さんは2015年にイタリアで行われた第25回チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクールに参加して第1位に輝き、メジャーデビューも果たします。
その後、モスクワ音楽院を中退し、ショパン国際ピアノコンクールへの出場を見据えて、ポーランドに留学し、ショパン国立音楽大学に入学しました。この時期には、反田さんはすでに「最もチケットが取れないピアニスト」という肩書がつくほど有名になっていました。
ジャパン・ナショナル・オーケストラの設立
出典:hhf.jp
ピアニストとしてロシアやポーランドに留学していた反田恭平さんですが、指揮者・実業家としての活動も開始します。
2018年にはMLMダブル・カルテット(反田恭平+弦楽器8名)を創設し、2019年には弦9名+管7名の計16名となるMLMナショナル管弦楽団へと成長させます。
さらに、2021年にはジャパン・ナショナル・オーケストラに改名し、日本で初めてオーケストラを株式会社化して「Japan National Orchestra株式会社」を立ち上げました。
株式会社設立における目的や理念は、オーケストラメンバー一人ひとりが社員としてコンスタントに給与を得ながら、永続的に活動の場も獲得し、経済的活動を展開できるようにしてゆくというものだ。
引用:ピアニスト反田恭平がオーケストラのための株式会社を設立「演奏家が永続的に活動の場を獲得し、経済的活動を展開できるように」 | SPICE – エンタメ特化型情報メディア スパイス
これは実力も知名度も日本トップクラスの音楽家である反田恭平さんだからこそできたことと言えるでしょう。
ショパン国際ピアノコンクール2位
ショパン国際ピアノコンクールのためにポーランドのショパン国立音楽大学に留学していた反田恭平さん。
ショパン国際ピアノコンクールは5年に1回しか開かれない世界トップのコンクールです。このコンクールで上位入賞することが、世界的なピアニストになるためには必須であり、上位入賞すれば、活躍の場はグンと広がります。
しかし、エントリーする時点で、反田恭平さんは「最もチケットが取れないピアニスト」と言われるほど知名度があったこともあり、このコンクールに参加して、失敗した時のリスクもありました。
最終的には、自分の力を試してみたいという気持ちがあり、エントリーの意思を固めました。そして、曲目を練りに練り、さらに肉体改造や髪型などもコンクールに合わせる形にしてコンクールに挑みました。
どうすれば自分の演奏が審査員の心に最も響くのか。審査員が日がな一日座るイスの座り心地と疲労度にまで想像力をめぐらせ、熟慮に熟慮をめぐらせてコンクールのプログラムは構成された。
引用:ピアニスト・反田恭平が選んだ曲に、ショパンコンクールの審査員は「この曲は知らない」と絶句したあとに……《集中連載・反田恭平という人生(1)》(反田 恭平) | 現代ビジネス | 講談社(4/4)
その結果、反田恭平さんはショパン音楽コンクールで2位!これは日本人歴代最高位タイであり、51年ぶり2人目の快挙でした。
このニュースは日本でも大きく報じられ、「反田恭平」の名前はクラシックファン以外にも広く知られるようになり、2023年にはサッポロ生ビール黒ラベルのCMにも出演しています。
反田恭平はロシア人女性と結婚していた
出典:mainichi.jp
反田恭平さんは2023年1月1日にピアニストの小林愛実さんとの結婚を発表しました。しかし、その後すぐの2023年1月11日に発売された週刊文春の中で、反田恭平さんはロシア人女性と結婚歴があることが報じられました。
週刊文春の報道によると、反田恭平さんは2014年から国立モスクワ音楽院に留学していて、その時にインスタグラムで目についた女性にメッセージを送り、その女性と交際・結婚に発展したそうです。
つまり、反田恭平さんはインスタグラムのDMでナンパをしたということだと思います。週刊文春では、このロシア人女性を仮名で「サーシャ」としています。
反田恭平さんとサーシャは2017年に結婚しています。
「サーシャとは17年に籍を入れた。欧州と日本を行ったり来たりの生活だったようですが、彼女は懸命に夫を支えてきました」(同前)
引用:(2ページ目)幼なじみと電撃結婚・妊娠発表 ピアニスト反田恭平は直前に「1歳年上の金髪ロシア女性」と離婚していた | 文春オンライン
ただ、反田恭平さんは両親に結婚を反対されていたこともあり、結婚したことは公にせず、取材などでは「独身」で通していました。
2017年に結婚した反田恭平さんでしたが、2021年秋にサーシャに離婚を申し出て、2022年10月ごろに離婚が成立したとのことです。
反田恭平さんは週刊文春の取材に対し、ロシア人女性と結婚していたことを認めています。
「ロシア人女性との婚姻及び離婚は事実です。その他の質問(結婚と離婚の時期、出会いの経緯など)につきましては、その方のお立場もございますので回答は控えさせていただきます。小林氏と不倫関係にあったとの事実はございません」
引用:(2ページ目)幼なじみと電撃結婚・妊娠発表 ピアニスト反田恭平は直前に「1歳年上の金髪ロシア女性」と離婚していた | 文春オンライン
反田恭平さんがロシア人女性と結婚・離婚していたことは間違いないようです。
反田恭平の元嫁サーシャはこの女性?
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反田恭平さんと結婚していた元嫁のロシア人女性のサーシャは、どんな女性なのでしょうか?週刊文春の報道によると、元嫁のサーシャは「ピアノとは無縁で、可愛らしい感じの女性」とのことです。
インターネット上の噂では、ショパンコンクール入賞者ガラコンサートで反田恭平さんの演奏の前にカメラに抜かれていたこの女性が、元嫁のサーシャではないか?と言われています。
この女性の隣に座っているのは、反田恭平さんの友人でピアニストの務川慧悟さんです。ショパンコンクール入賞者ガラコンサートで、反田恭平さんの演奏前にカメラに抜かれるということは、反田恭平さんが招待した「関係者席」に座っている人物であり、元嫁(当時は嫁)である可能性は高いと言えます。
反田恭平とロシア人元嫁の離婚原因
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反田恭平さんとロシア人の元嫁の離婚原因は何でしょうか?
週刊文春では「彼は恋愛において『自由人』と公言するなど、女性を振り回すタイプ」としています。ということは、反田恭平さんが心変わりして、離婚に至ったということでしょうか?
反田恭平さんは小林愛実さんと恋愛関係になり、離婚したのではないか?と推測されています。
・2021年秋に反田恭平さんから離婚を申し出る
・離婚調停に入る
・2022年10月に離婚が成立
・2023年1月1日に小林愛実さんとのデキ婚を発表
小林愛実さんは、反田恭平さんの幼馴染で、2021年10月のショパン国際ピアノコンクールで4位に入賞したピアニストです。このコンクールで反田恭平さんは2位になりましたので、幼馴染同士で2位と4位になったということですね。
もともと小学生のころからの幼馴染だった2人ですが、このコンクールで急接近して、恋愛関係になった可能性があります。そう考えると、反田さんが元嫁サーシャに離婚を申し出た時期に納得することができます。
また、2022年10月に離婚成立→2023年1月1日にデキ婚発表という流れにはなりません・・・。
そもそも、ショパンコンクール後から、2人の距離はかなり近かったことが写真からわかります。
出典:twitter.com
なんだか、とても距離が近い・・・。幼馴染だから近いのか。それとも、お互いにこの時点で恋愛感情を抱いていたから近いのか・・・。
なんとなく気になってしまいます。もし、それが本当だったら、元嫁のサーシャはなんだか不憫ですね。
反田恭平は小林愛実と再婚
出典:asahi.com
反田恭平さんと小林愛実さんは、2023年1月1日に結婚したことを発表しました。小林愛実さんは妊娠しているとのことです。反田恭平さんにとっては再婚になります。
ご報告です。 pic.twitter.com/W0Xu81Ht1J
— 反田恭平 Kyohei Sorita (@kyohei0901) January 1, 2023
反田さんと小林さんは小学校時代からの幼馴染。さらに、ショパン国際ピアノコンクールの2位と4位同士の結婚。なんだか素敵な結婚ですよね。
https://twitter.com/sekkai/status/1609545266063110144
反田恭平さんと小林愛実さんの結婚を「錦織と大坂なおみが結婚するレベル」と例えている人がおり、伝わりやすく流石と思うなど。
— ちえ (@chitose_en) January 1, 2023
2021年12月20日に放送された反田恭平さんのラジオGrowing Sonorityの中で、ゲスト出演していた小林愛実さんに対して、反田恭平さんは「ブレない芯があるところが尊敬できる。なんだかんだ優しい」とほめちぎり、さらに次のように発言しています。
これ、もうプロポーズですよね。
「大好き」「歳をとっても一緒に過ごしていきたい」、これを面と向かって言えるというのは、この時点で完全に反田恭平さんの心は小林愛実さんに向いていたのでしょう。
反田恭平の子どもは1人?
出典:ebravo.jp
反田恭平さんはロシア人の元嫁との間に子供がいるかどうかは不明です。ただ、再婚した小林愛実さんは妊娠していますので、出産後には子供は1人ということになるのでしょう。
反田恭平さんと小林愛実さんの子供。とんでもない音楽の才能を持ち合わせているんだろうなぁと期待してしまいます。生まれる前から世界トップレベルの音楽を聴き続けているはずなので、絶対音感を持っているでしょうし、自然と音楽に触れる生活を送ることになるのでしょう。
とても楽しみですね。
反田恭平のまとめ
反田恭平さんのプロフィールや経歴、ロシア人女性サーシャとの結婚・離婚や小林愛実さんとの再婚と子供などをまとめました。
反田恭平さんはピアノだけでなく、指揮者としても活動しています。これからは指揮者としての活動も増えていくかもしれません。