世界的テニスプレイヤーであるノバク・ジョコビッチ選手は、グルテンフリーの食事で体調が改善したことを明かし話題です。
今回はジョコビッチのプロフィール、性格エピソード、年収、結婚した嫁や子供、グルテンフリーの食事法をまとめます。
この記事の目次
ジョコビッチのプロフィール
出典:https://www.thetennisdaily.jp/
名前:ノバク・ジョコビッチ
生年月日:1987年5月22日
国籍:セルビア
出身地:ユーゴスラビア・ベオグラード
身長:188cm
体重:77kg
ヨーロッパのバルカン半島に位置する、セルビア共和国の男子プロテニス選手、ノバク・ジョコビッチ。
天才テニスプレイヤーとして世界的に活躍し、男子プロテニス選手の四天王を指す「BIG4」に名を連ねています。
APT(男子プロテニス協会)ランキングの自己最高順位はシングルス1位、獲得賞金でも世界1位を獲得したことのある、名実共に世界のトッププレイヤーです。
そんなジョコビッチは、4歳の時からテニスを始め、16歳でプロ入りしました。
2003年のプロデビュー直後からめきめきと頭角を現し、勝利を重ねてツアー初優勝を飾ると、その後も圧倒的な強さを誇り、2007年には全米準優勝、世界3位と大躍進を果たします。
2008年には、20歳8ヶ月という若さでグランドスラム初優勝を達成しました。
セルビアのテニス選手が4大大会で優勝するのは史上初の快挙となり、国の歴史にも名を残します。
北京五輪では男子シングルスの代表となり、銅メダルを獲得してメダリストとしても名を広めました。
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高い守備力を誇るジョコビッチは、保守的で着実なプレーで勝利を重ね、2011年には7大会連続の優勝を飾ります。
全豪・ウィンブルドン・全米の3冠を達成し、ついに自身初の世界ランキング1位へと躍進を遂げました。
その後も圧倒的な強さを見せ、2016年にはキャリア・グランドスラムを達成。
さらに、グランドスラム4大会連続優勝でノン・カレンダー・イヤー・グランドスラムも達成し、通算獲得賞金が史上初の1億ドル超えとなる快挙を成し遂げました。
一時は故障などに悩まされスランプに陥った時期もありますが、現在も数々の大会で優勝を飾り、世界のトッププレイヤーとしてテニス界に君臨し続ける名選手・ジョコビッチ。
今も第一線で活躍するジョコビッチがどんな人物なのか、そしてジョコビッチがきっかけで広く知られるようになったグルテンフリーの食事法についてもまとめました。
ジョコビッチの性格エピソードまとめ
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ジョコビッチはテニスファンの間で、テニス界随一の面白い性格として有名です。
ユーモアに溢れた性格で、試合以外の時には他の有名テニスプレイヤーのモノマネを披露し、ジョークを飛ばして人を笑わせるなど、お笑い系の性格の持ち主であることが知られています。
試合の時にも人を楽しませるパフォーマンスを行い、特にウィンブルドンで優勝した際には芝を食べるのがお決まりとなっています。
ファンも大きな歓声で喜ぶほど恒例となっていて、海外スポーツメデイアでも「今年も芝を食べた」と報じられるなど、ジョコビッチのユーモアな性格が表れているエピソードです。
また、ジョコビッチは大のサッカー好きであり、母国セルビアのサッカークラブ「レッドスター・ベオグラード」の熱狂的なサポーターであることが知られています。
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2018年の「UEFAチャンピオンズリーグ」において、レッドスターがイングランドの名門・リバプールに勝利した際には、「歴史的勝利だ!」とコメントしました。
ジョコビッチは、自身のインスタグラムでもレッドスターの赤いユニフォームを着用し、応援のためにスタジアムに訪れる様子を公開しています。
ジョコビッチは慈善事業にも積極的に取り組む性格で、ジョコビッチ自身もサッカーを嗜むことから、サッカーのチャリティーイベントを開いたことも。
そのチャリティーは、2011年3月11日に日本で発生した東日本大震災の義援金を募るためのもので、日本への愛と支援に日本のファンも感動に包まれました。
また、2007年に「ノバク・ジョコビッチ財団」を設立し、恵まれない子供たちを支援するための活動を始めました。
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ジョコビッチ財団は、子供たちが安全に成長できる環境作りのため、幼児教育の環境整備に貢献しています。
2019年には財団を通じて31万4000ドル(約3400万円)を寄付し、セルビアに幼稚園を建設。150人の子供たちを受け入れて、幼児教育の環境を作るなど、素晴らしい活動をしています。
また、東日本大震災でチャリティーイベントを開催したことからもわかるように、日本に対して親愛の情を持ってくれています。
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自身のインスタグラムで日本の浴衣を着たり、空手の型を披露したり、「I’m a Samurai 」と投稿するなど、日本好きでユーモアのある性格が表れています。
ジョコビッチの性格の良さは周囲からも評判で、日本のプロテニス選手・錦織圭は「一番面白い選手は?」という質問に「ノバク!」と即答しました。
さらに、実際に多くのプロ選手と対面してきたスポーツ記者がスポーツメディアで発表した「テニス選手いい人トップ10」というランキングでは、ジョコビッチが堂々の第1位に輝きました。
試合中、フラストレーションを表現するなど嫌われる要素もあるものの、それでもジョコビッチのコミカルでユーモア溢れる性格は他のどの選手よりも面白く、人気があると評されています。
サービス精神溢れる性格で人々を楽しませ、積極的に慈善活動を行い、社会貢献もするジョコビッチ。
彼の性格や振る舞いに笑顔になるファンは多く、素敵な性格の持ち主として愛されています。
ジョコビッチの年収
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世界トッププレイヤーであるジョコビッチは、年収も世界クラスです。
テニス選手には決まった収入があるわけではなく、獲得賞金やスポンサー収入によって年収・報酬が決まります。
ジョコビッチの収入を年収別に分けると、最近は毎年数十億円を得ていることがわかりました。
2011年には年間獲得賞金額が1260万ドル(約14億円弱)を超え、歴代獲得賞金額のトップとなっています。
2014年の年収はスポンサー収入も含めて3310万ドル(約36億円)、2015年はさらに上昇して4820万ドル(約53億円)と言われており、一生かかっても使いきれない額を稼いでいます。
2020年にアメリカの経済誌「フォーブス」が発表したスポーツ選手の長者番付では、ジョコビッチの最新の年収は4460万ドルとのことで、日本円で約48億円を稼いだことが判明しました。
多くの大会で活躍し、年収も桁違いの額を稼ぎ出すジョコビッチは素晴らしい選手ですね。
ジョコビッチの結婚した嫁はエレナ・リスティッチ
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ジョコビッチは学生時代に出会い、8年以上の交際を経て愛を育んできた美女、エレナ・リスティッチと2014年に結婚しました。
結婚式は美しい海が広がるモンテネグロの教会で行われ、家族と親しい友人に祝福されながら愛を誓い合いました。
ジョコビッチの嫁・エレナは1986年生まれのセルビア人で、ジョコビッチの1歳年上の女性です。
華々しい経歴を持つ美女で、卒業した大学がイタリアの名門「ルイージ・ボッコーニ大学」だとして話題になりました。
ルイージ・ボッコーニ大学はイタリアのミラノに位置し、ヨーロッパのみならず、世界で最も優秀なビジネス大学として有名で、イタリアで初めて経済学部を開始した歴史ある大学です。
嫁のエレナは経済学を専攻し、成績優秀・頭脳明晰で、母国のセルビア語だけでなく、英語やイタリア語など計7ヶ国語を操るマルチリンガルで、大学卒業後は大手石油企業に就職しました。
また、容姿端麗でスタイルも抜群なことから、2013年に高級ランジェリー・水着ブランド「Figleaves」の水着モデルに起用され、サマーコレクションのモデルを務めました。
華々しい経歴の末にジョコビッチと結婚した嫁のエレナですが、結婚後も「ジョコビッチ財団」の設立時に代表取締役を務め、現在も役員として活動を続けています。
ジョコビッチと嫁エレナの間に子供は2人
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ジョコビッチと嫁エレナの間には、現在までに2人の子供が誕生しています。
男の子が1人、女の子が1人の一男一女です。
2014年に誕生した長男の名前はステファン・ジョコビッチ、2017年に誕生した長女の名前はタラ・ジョコビッチです。
2人の子供のうち、長男は父親似の優しそうな目元が印象的で、テレビの前で父親の活躍を応援している姿などもインスタグラムで公開されています。
長女のタラも生まれたばかりの頃から両親のインスタグラムに登場し、天使のように愛らしい赤ちゃんの姿から現在の成長した姿までが公開されています。
インスタグラムでは頻繁に子供たちの様子が公開されているので、ジョコビッチ夫妻の子供たちの成長記録をファンも一緒に見ていくことができます。
子供たちがジョコビッチの試合をテレビの前で観戦し、父親の姿に釘付けになっている姿も公開されています。
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大会で優勝した際には家でお祝いする様子なども投稿されており、ジョコビッチと嫁・子供の仲睦まじい姿に心が温まります。
長男のステファンはすでにテニスを始めているようで、幼少期から偉大な父親に鍛えられているとあって、将来はプロのテニスプレイヤーになるのではと期待されています。
DNAに刻まれたテニスの才能を開花させ、父親の後を継ぐ将来の名テニスプレイヤーとなるのか、子供たちの成長も楽しみですね。
ジョコビッチの食事方法「グルテンフリー」が話題に
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世界ランク1位になるほどの才能と実力で、無双とも言える強さを見せるジョコビッチですが、実は病気により試合中の不調に悩まされることが多々ありました。
ジョコビッチは「セリアック病」という病を患っています。
セリアック病とは、麦などに含まれるタンパク質の一種「グルテン」に免疫反応が起こり、小腸を傷付けてしまう自己免疫疾患です。
グルテンを含む食品はパン、パスタ、ラーメン、うどん、クッキー、ケーキなど、人間が主食として食べるものの多くにグルテンが含まれています。
症状は、慢性的な下痢や便秘、腹痛、嘔吐などで、倦怠感、貧血、関節の痛みが出ることもあり、体が資本のスポーツ選手には致命的です。
セリアック病のせいでジョコビッチは試合中に突然体調が悪化することがあり、思うようにプレーができないことに長年苦しめられていました。
しかし、2010年頃から「グルテンフリー」の食事方法を取り入れたことで体調が改善され、その後、大躍進を遂げたのです。
グルテンフリーとは、グルテンを含む食品を食べない食事方法で、ジョコビッチはグルテンを含むもの全てを食べずに過ごしました。
グルテンフリーの食事は欧米では一般的になっており、日本に比べると多くのグルテンフリー食材が販売されています。
グルテンフリーの食事をすることでパフォーマンスが向上する効果もあるようで、多くのスポーツ選手が積極的にグルテンフリーを実践しています。
実際、グルテンフリーで体調改善に至ったジョコビッチは、自身の経験を基に2015年「ジョコビッチの生まれ変わる食事〜あなたの人生を激変させる14日間プログラム〜」を出版
。
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それまで聞き慣れない食事方法だったグルテンフリーですが、ジョコビッチの著書をきっかけに日本でもグルテンフリーが話題となり、欧米以外の国にも広がって一躍有名になりました。
この本では、ジョコビッチのグルテンフリー生活が詳しく記述されており、詳しく知りたい方や実践したい方にはとても参考になる本なので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
世界のテニス選手・ジョコビッチの経歴や性格、年収、結婚した嫁と子供、そしてグルテンフリーの食事について紹介しました。
テニス界のトッププレイヤーとして活躍を続けるジョコビッチ。今後の活躍にも注目です!