お茶目で愛嬌溢れるキャラが人気の長原成樹さんですが、若い頃の武勇伝や「探偵ナイトスクープ」での活躍が話題です。
今回は長原成樹さんの暴走族「生野連合」だった若い頃、「探偵ナイトスクープ」の降板理由、現在をまとめました。
この記事の目次
長原成樹のプロフィール
プロフィール
・名前: 長原 成樹
・本名: 張 成熙(チャン・ソンヒ)
・生年月日: 1964年4月18日
・出身地: 大阪府大阪市生野区
・血液型: B型
・身長: 180cm
・職業: 元漫才師、お笑いタレント
・活動時期: 1984年 –
・所属事務所: 吉本興業
長原成樹の若い頃① 大阪最強の暴走族「生野連合」に所属していた?
自分が在日コリアンであることを隠したことはないという長原成樹さん。出身は、大阪の中でも特に在日コリアンが多く住む“コリアンタウン”生野区なんですよね。
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子供の頃からバリバリのワルだった長原成樹さんは、生野区を拠点に活動している、大阪最強とも謳われている暴走族グループ「生野連合」に所属していたそうです。
もっともこの点については、本人が公言しているわけでもなさそうです。
ただ、少なくとも18歳の時に強盗事件を起こして少年院に入ったことがある…なんてことが、自身の生い立ちなどを告白した著書「本職未満」の中に綴られています。
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現在の、お茶目で愛嬌溢れる長原成樹さんからは、ちょっと想像もできませんが、今も時折見せる“巻き舌”が、若い頃のワルの名残なのかも知れませんね。
長原成樹の若い頃② お笑いコンビとして活躍したことも
あまりの柄の悪さからNSCの面接すら受けさせてもらえなかった長原成樹
ただ、若い頃の長原成樹さんは、現在よりも“柄の悪さ”が全身から滲み出ていたようです。
小学校時代の同級生だった相方・村上龍也さんに誘われて、吉本興業のお笑い芸人養成所「NSC」の面接を受けに行くも…
柄が悪過ぎやから帰れ!
と、NSCの校長に言われたのだとか(笑)
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納得がいかなかった長原成樹さんは、うめだ花月にいた明石家さんまさんの楽屋に押しかけて直談判に出たそうです。
すると、さんまさんはネタの手直しをしてくれたそうで、それを必死で練習して再度面接を受けたところ、吉本の舞台に立つことを許されたのだとか。
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当初、「生野ブラザーズ」として吉本の舞台に立っていた長原成樹さんですが、それを見ていた漫才作家の香川登志緒さんの推薦を得られ、めでたく吉本に横入りが成功したそうです。
漫才コンビ「ヤンキース」として活躍するものの相方の不祥事で解散
その後、なんば花月では「生野ヤンキース」、次の京都花月からは「ヤンキース」とコンビ名を変更し、以降はヤンキース“セイキ”とヤンキース“タツヤ”として、毎日舞台に立ったそうです。
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やがて受賞歴もある実力派の漫才コンビとして活躍していた「ヤンキース」でしたが、1990年に相方・村上龍也さんの不祥事が発覚し、あえなくコンビは解散に…。
村上龍也さんはそのまま芸能界を引退。
長原成樹さんも「セイキ」から本名の「長原成樹」に改名して、以降はソロのお笑いタレントとして活動するかたわら、俳優としても様々な映画やドラマに出演していくことになります。
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2011年には自伝小説「犬の首輪とコロッケと」が映画化!監督デビューを果たす
そんな長原成樹さんは、2008年に自伝小説「犬の首輪とコロッケと – セキとズイホウの30年」を出版、2012年には長原成樹さん自身が監督を務める形で映画化もされています。
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「本が出た数カ月後に、所属事務所の社長から電話があったんですよ。『読んだ、おもろい、映画にしよ』って」と映画化のきっかけを明かす長原。当初は、作品の要となる父親役として出演することも検討していたという。しかし悩んだ末、自らは監督に徹することを決意。後輩芸人であり、役者としてもキャリアのある山口智充に父親役を託すことにした。
引用:長原成樹、自らを描く「犬の首輪とコロッケと」に込めた熱き思い https://eiga.com/
長原成樹の代表作は「探偵ナイトスクープ」
沖縄専門のリゾート探偵と呼ばれていた長原成樹
また、長原成樹さんの代表作と言えば、なんと言っても長寿番組「探偵ナイトスクープ」での探偵だと言えますね。
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特に、長原成樹さんは沖縄に関する依頼をことごとく担当していたことから、いつしか「リゾート探偵」と呼ばれるようになっていました。
実際、沖縄が大好きで実に楽しそうに依頼を解決していた長原成樹さん。
ですが、依頼だけ済ませてとんぼ返り…なんてことも珍しくなかったようで、実は結構大変だったのかも知れません。
長原成樹の人気シリーズ① 「取り立て屋成樹」
前述したように、若い頃はかなりやんちゃをしていた長原成樹さん。その華麗な経歴を活かして人気だったシリーズが「取り立て屋成樹」なんですよね。
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「友達に○○を貸したのに一向に返してもらえません。むしろ借りたことすら忘れている様子です。成樹さん、私の代わりに厳しく取り立ててください。」
という単純な依頼内容ですが、借りたことをすっかり忘れて、自分が買ったと言い張る人がいたりと、人間の記憶がいかにあやふやかが再確認できる、なかなかに奧が深いシリーズでした。
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長原成樹の人気シリーズ② 「“ガオ~さん”が来るぞ!」
そんな長原成樹さんの「探偵ナイトスクープ」での最大の人気キャラと言えば…コイツだぁ~!
この“ガオ~さん”が「探偵ナイトスクープ」に初登場したのは、2007年8月3日のことでした。
「夜に5人の子供を寝かしつけて苦労しているが、最近『ガォ~さんが来るぞ!』の脅しが効かなくなってきたので、ガォ~さんを出してほしい」
そんな1本の依頼から誕生した「ガオ~さん」なのですが、長原成樹探偵が想像を遙かに越えた恐怖のモンスターを創り出してしまったのです。
親の言うことなど一切聞かず、毎晩のように夜遅くまで騒いでいる子供たちを、まさに恐怖のどん底に叩き落とすガオ~さん。
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号泣しながら、ただただ「ごめんなさい」を繰り返す子供もいれば、死んだふりをする子供まで…。
しかし、“ガオ~さん”が現れた家の子供たちは、決まって大人しく布団に入り、やがて静かな寝息を立てるのでした…テッテッテ!
長原成樹が「探偵ナイトスクープ」を降板した理由とは?
1994年から「探偵ナイトスクープ」の探偵を務めていた長原成樹さんですが、2013年9月27日の放送分をもって探偵を卒業し、「探偵ナイトスクープ」を降板しています。
約20年の長きに渡って、人気探偵として番組を盛り上げた長原成樹さん。
なぜ、長原成樹さんが「探偵ナイトスクープ」を降板することになったのでしょうか?
結論から言うと、特に長原成樹さんがどうこうという問題ではなく、単に“番組の若返りを図った”というのが一番の理由のようです。
長寿番組の「探偵ナイトスクープ」では、これまでにも何度か“探偵の卒業”という形で番組のリフレッシュが図られています。
そのたびに、越前屋俵太さんや嘉門達夫さん、北野誠さん、桂小枝さんなど、数々の名探偵が番組を去っているんですよね。
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長原成樹さんの卒業も、番組の25周年という節目に向けて、探偵交代を告げていたとも言われています。
ちなみに…長原成樹さんが最後に受けた依頼は「取り立て屋成樹」だったそうな。
長原成樹の現在
現在はVシネマへの出演が多い長原成樹
そんな長原成樹さんは現在、タレントとしての仕事よりもラジオのパーソナリティや俳優としての仕事をメインにされているようです。
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特に、その独特の風貌と演技力の高さから、最近ではVシネマへの出演が多いようですね。
最近の主な作品を挙げてみると…
・双頭の龍(2017年)
・覇者の掟 第三章 第四章(2019年)
・日本統一36 37(2019年・2020年)
・影と呼ばれた男たち3(2020年)
といった感じです。
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出典:https://www.daily.co.jp/
“こわおもてスイーツ男子”としてスイーツのプロデュースも
実は、“スイーツ番長”を自認する長原成樹さん。
京都・精華町にある人気洋菓子店「ル・フルティエ」とタッグを組んで、新しい抹茶スイーツをプロデュースして話題になっているようです。
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京都宇治産の香り豊かな抹茶とチョコを使用し、パッケージのデザインから食材の厳選まで手掛けているというから本格的です。
「僕のように抹茶が苦手な人でも食べられるようにひと工夫。ほのかに甘くて、幅広い層に受けると思います。酒とも合う」
引用:元ナイトスクープ名探偵が本気すぎるスイーツ監修 多才な芸人のこだわり全開 https://maidonanews.jp/
お酒にも合うスイーツって興味深いですよね~
まとめ
いかがでしたでしょうか。
かつて、大阪最強の暴走族「生野連合」に所属していたという長原成樹さんの若い頃の武勇伝、「探偵ナイトスクープ」での活躍と降板理由、そして現在の活動についてまとめてみました。
出典:https://www.sociviews.com/
ちょっと巻き舌気味のコテコテの大阪弁が妙に懐かしい長原成樹さんですが、確かにVシネマなら今後も需要が尽きそうにありませんね!今後の活躍に注目です。