MURVSAKIの名義でHIPHOPのトラックメーカーとして活動していた村上恭平が娘へのわいせつ行為で逮捕されました。
この記事では村上恭平の本名や経歴、発言が批判されている父親などの家族、結婚や嫁、子供、娘へのわいせつで逮捕や現在などについてまとめました。
この記事の目次
村上恭平(MURVSAKI)のプロフィール
村上恭平のプロフィール
活動名義:MURVSAKI(ムラサキ)
生年 :1989年
出身地 :大阪府
村上恭平は「MURVSAKI(ムラサキ)」の芸名で活動していた、ヒップホップ・ミュージックのトラックメーカー兼プロデューサーです。
村上恭平(MURVSAKI)は日本のHIPHOP界では知られた人物でしたが、2020年に事実婚関係にあった交際相手の未成年の娘に対するわいせつ行為(監護者わいせつ罪)の容疑で逮捕起訴されました。
その後、村上恭平は別の少女に対する「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の違反などでも追起訴され、裁判で懲役2年の実刑判決を受けています。
村上恭平(MURVSAKI)は逮捕で本名を公開
村上恭平は「MURVSAKI」の名義で活動しており、本名は公開していませんでしたが、2020年の逮捕を報じた週刊文春によって本名の「村上恭平」が公表されています。
村上恭平(MURVSAKI)の経歴
出典:https://jhiphop-search.com/
村上恭平の経歴は2008年頃からビート制作などの活動を本格的に始め、「KOHH」、「BAD HOP」、「Tohji」などの人気アーティストとのコラボでも話題になりました。
2013年には「KOHH」の代表曲「FUCK SWAG」にて「夢幻SQUAD」のチームとして名前が知られるようになり、それを機に「MURVSAKI」名義での活動をスタートさせています。
電子エレキ系の攻撃的なビートとアクセントにエフェクト音を入れるサウンドで、トラップ系ビートの代表格とも呼ばれました。
2017年からは人気ヒップホップグループ「Mall Boyz」への楽曲提供、2020年にはABEMAのラッパーオーディション番組「ラップスタア誕生!」へのトラック提供など活躍の幅を広げ人気を広げていました。
なお、今回のMURVSAKIこと村上恭平の逮捕を受けて「Mall Boyz」は、「今後MURVSAKと音楽活動を行うことはない」と表明しています。
村上恭平(MURVSAKI)の家族① 父親は常軌を逸した発言を連発
村上恭平の家族は、父親と母親、妹が1人いる事がわかっています。
村上恭平の父親は週刊文春の取材に応じていますが、逮捕された息子をかばい、その息子がわいせつ行為をした被害者である娘やその母親を批判するような、常軌を逸したコメントを連発して批判の声が多く上がっています。
文春オンラインに掲載されたMURVSAKI(村上恭平)のロリコン犯罪記事読んだけど村上本人は頭おかしいのは確定してるけど村上の父親も相当アホでやべえ☺️#MURVSAKI#村上恭平#ビートメイカー#HIPHOP#監護者わいせつ罪#実刑2年服役中
— ちぃと (@ci_i_t) September 8, 2021
#波物語
— なみお (@namioimanamio) August 29, 2021
村上恭平とかいうクソ犯罪者とその父親の胸糞記事の後に、音楽業界の努力医療従事者の献身飲食店の我慢を全てぶちこわすクソイベント見かけてしまい、HIPHOP全体へのイメージがすごく悪い。
村上恭平(MURVSAKI)の父親の発言① アメリカで音楽を続けるよう提案
村上恭平の父親は文春の取材に対して、村上恭平の音楽の才能を絶賛し、出所後はアメリカへ行って音楽活動をしろと勧めている事を臆面もなく言い放っています。
もうアメリカ行けやって言ったんですよ。あいつはよくシカゴに行っとって、シカゴにも友達いるからそっちで活動したらいいんじゃないのって。何も日本だけが土俵じゃない。なにせ才能ありますから。周りもあれは絶対に才能だと言ってくれます。その才能があるならつぶす必要もないし、どんどんやればいい
引用:「母親が男を娘に取られて、嫉妬に狂ったのよ」人気HIPHOP作曲家わいせつ事件 加害者の父親が直撃に答えた言葉「犬や猫じゃないんだから…」
とはいえ、アメリカの社会は子供に対する性犯罪者に対しては極めて厳しいので、村上恭平がアメリカでヒップホップ・アーティストとして成功する事はとても難しいと思われます。
村上恭平(MURVSAKI)の父親の発言② 被害者である娘に対し素行が悪い
村上恭平の父親は、自身の息子がわいせつな行為をして心身共に傷つけた被害者である娘さんに対して、「あんまり素行がいいという風には聞いてないね」などと、むしろ娘さんの方が村上恭平を誘ったのだとでもいわんばかりの言いがかりをつけています。
こんなこというのもおかしな話かもしれないけど、(絵里さんは)あんまり素行がいいという風には聞いてないね。
引用:「母親が男を娘に取られて、嫉妬に狂ったのよ」人気HIPHOP作曲家わいせつ事件 加害者の父親が直撃に答えた言葉「犬や猫じゃないんだから…」
ちなみに、村上恭平は内縁の嫁とはかなり長い付き合いで、被害にあった娘さんとは4歳の頃から面識があり、内縁の嫁と事実婚状態になってからは、小学校の授業参観や中学校の入学式にも保護者として参加していました。
被害者である娘さんは、子供の頃は村上恭平を実の父親のように慕っていた事もあり、村上恭平からわいせつな行為を要求されても、家族の関係を壊さないようにと応じるしかない心境だったようです。
村上恭平のこの娘さんに対するわいせつ事件の内容については後述します。
村上恭平(MURVSAKI)の父親の発言③ 事件化した原因は嫁の嫉妬だと発言
さらに、村上恭平の父親は、事件化の原因は娘をとられて嫉妬に狂った母親(村上の内縁の嫁)が騒いだ事だとまで言い放っています。
村上恭平の父親は、母親(村上の内縁の嫁)には、娘さんが下着姿で過ごしていることを注意するなどして間違いが起きないようにすべきだったなどと、責任転嫁を行なっています。
母親が男を娘に取られて、嫉妬に狂ったのよ。ただ裁判中から思ってたんは、母親として防ぐ責任があっただろうということ。血のつながってない娘に、パンツ一丁で顔の上をまたがれたら息子だってそうなりますよ。それを母親は察知して、控えさせなきゃいけないんじゃないですか。それを放置してた母親の神経を疑う。普通そうでしょ?
引用:「母親が男を娘に取られて、嫉妬に狂ったのよ」人気HIPHOP作曲家わいせつ事件 加害者の父親が直撃に答えた言葉「犬や猫じゃないんだから…」
村上恭平(MURVSAKI)の父親の発言④ 向こうが加害者でこっちが被害者だよ
当たり前ですが、村上恭平は今回のわいせつ事件での逮捕により、今後は音楽活動を続ける事は難しい状況となっています。
こうした村上恭平の自業自得でしかないこうした状況に対して、村上恭平の父親は信じ難い事に、「ここまでくると向こうが加害者だよ。こっちは被害者なの」と逆ギレしています。
逆に向こうがSNSで騒いだりするもんだから、今は息子の曲も出しようがない状態。ここまで来るともう向こうが加害者だよ。こっちは被害者なの
引用:「母親が男を娘に取られて、嫉妬に狂ったのよ」人気HIPHOP作曲家わいせつ事件 加害者の父親が直撃に答えた言葉「犬や猫じゃないんだから…」
村上恭平(MURVSAKI)の家族② 母親は難病
村上恭平の母親については、難病を患っている事と、被害にあった娘さんとその母親とも交流があり、一緒にハワイへ行ったりUSJに行ったりしていた事などが明かされています。
もともと村上の親族とは交流がありました。実家にも遊びに行っていましたし、一緒に食事をすることもありました。村上と村上の妹や母親、絵里だけでUSJに遊びに行ったこともあります。村上の母親は難病で一度も海外に行ったことがなく、いつか行きたいという話をしていたので、介護の仕事経験がある私が村上の妹と一緒にハワイへ連れていったこともあります。
引用:「母親が男を娘に取られて、嫉妬に狂ったのよ」人気HIPHOP作曲家わいせつ事件 加害者の父親が直撃に答えた言葉「犬や猫じゃないんだから…」
村上恭平(MURVSAKI)の家族③ 妹は逆ギレ
村上恭平の妹は、最初に被害者の娘さんの母親からこの件を相談された時には「自分の兄貴だけどほんまに恥ずかしい申し訳ない」と謝罪していたという事ですが、裁判沙汰に発展した後は、すれ違った際に睨みつけるなどの逆ギレのような態度をとってきたそうです。
2021年の裁判最中に、被害にあった娘さんの母親宛に村上恭平の妹から示談を求める手紙が届いたという事ですが、その内容は謝罪どころか、娘さんや母親を責めるような内容だったそうです。
内容を見て驚きました。てっきり謝罪が書かれているのかと思ったら、『(村上を)選んだのは誰でもなくお母さんなんだよ』『私の知り合いで似たような状況になった子はリストカットをしている』と書いてあり、まるで絵里が自傷行為に及んでいないのは傷ついていないからだ、と責めるような内容でした。
引用:「母親が男を娘に取られて、嫉妬に狂ったのよ」人気HIPHOP作曲家わいせつ事件 加害者の父親が直撃に答えた言葉「犬や猫じゃないんだから…」
村上恭平(MURVSAKI)の結婚と嫁や子供
村上恭平は結婚していませんが、年上のシングルマザーの女性と内縁の関係にありました。この内縁の嫁の子供(娘)が、村上恭平が起こしたわいせつ事件の被害者にあたります。
村上恭平はこの内縁の嫁とは事件から見て10年ほど前から交際しており、この女性と当時小学2年生だった娘さんが暮らしていた大阪市内の家へ村上恭平が転がり込む形で3人での生活がスタートしています。
村上恭平(MURVSAKI)は内縁の嫁(妻)の娘へのわいせつで逮捕の内容
村上恭平が逮捕されたわいせつ事件についても、改めて概要をまとめていきます。
事件化した村上恭平のわいせつ行為は2件です。
1件目は2019年の夏、母親の入浴中に、当時高校2年生だった娘さんに対して馬乗りになり、胸を触ったり、下着の中に手を入れて性器を触ったりしたしたという内容。
娘さんは抵抗し、村上恭平を蹴り飛ばしたという事ですが、村上は去り際に「本当は気持ちよかったんやろ」、「濡れとったで」などと言ってきたという事です。
2件目は2020年4月頃、母親が夜勤で不在で、村上恭平と娘さんが自宅で2人きりになった際に、いきなり胸を触られたという内容でした。
娘さんは嫌悪感を抱いたという事ですが、「抗議して家族が壊れたらどうしよう」という恐怖感もあり、抵抗できなかったようです。
その時、娘さんは正面部分に分厚いプリントが入っているTシャツを着ており、村上恭平は「感触が分かりにくいから、Tシャツを前後ろ反対に着替えて」と要求してきたという事です。娘さんは仕方がなく言われた通りにし、その後、数十分にわたって村上恭平に胸を触られたという事です。
その後も4月から5月にかけて、母親が夜勤で不在の時に複数回にわたって被害を受けたという事です。村上恭平は娘さんに「挿入しないから下着を脱いで、直接性器同士をくっつけさせて欲しい」などと要求し、何度も下半身を娘さんに押し付けるようにしたという事です。また、無理やり手首を掴まれて股間を触らされた事もあったそうです。
そんな時に村上恭平はニヤニヤしていて、娘さんは本当に嫌だったという事です。
娘さんによれば、この2件の以前から村上恭平はおかしな行動をしており、小学生時代の娘さんに無理やりわいせつ動画を見せられたり、寝ている時に部屋に来て布団に潜り込んできて抱きつかれたりキスされたりといった事もあったそうです。
他にも、しつけと称して娘さんや母親(内縁の嫁)に暴力を振るう事なども頻繁にあったようで、こうした事に対する恐怖心から、娘さんは村上恭平の要求を拒否できなかった部分もあったようです。
村上恭平は別の15歳少女に対してもわいせつ行為
村上恭平は、内縁の嫁の娘さんに対するわいせつ行為の他にも、関東地方に住む15歳の少女に対する「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」違反で起訴されています。
村上恭平はこの15歳の少女がHIPHOP好きである事に付け込んで、2020年7月頃(内縁の嫁に娘さんに対するわいせつ行為で追及されている只中)にTwitterのDMで「一目ぼれしました」などとメッセージを送っています。
村上恭平はこの少女と8月に2度にわたってラブホテルで性交に及び、その時の様子を動画で撮影しています。
村上恭平(MURVSAKI)の現在…懲役2年の実刑で2022年に出所
村上恭平は内縁の嫁の娘さんに対する「監護者わいせつ罪」と、別の15歳の少女に対する、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」違反で起訴され、裁判で懲役2年の実刑判決を受けました。
村上恭平の判決が確定したのは2021年6月10日で、その後刑務所に服役しました。未決勾留期間を考えると2022年末頃までには出所する見込みです。
まとめ
2020年に内縁の嫁の娘に対するわいせつ行為や、別の15歳の少女に対する行為で逮捕起訴され、2021年に懲役2年の実刑判決を受けた、HIPHOPのトラックメーカー兼プロデューサーのMURVSAKIこと村上恭平についてまとめてみました。
村上恭平は本名で、2008年頃からHIPHOPのビート制作などの活動をはじめ、「KOHH」、「BAD HOP」、「Tohji」などの人気アーティストにも楽曲を提供するなどして人気を得た経歴を持ちます。
家族については、父親と母親、妹の存在が明らかになっています。結婚はしていませんが、年上のシングルマザーと内縁の関係になり、その子供である娘さんに長年にわたりわいせつな行為をしていたようです。
村上恭平は、この内縁の嫁の娘さんへのわいせつ行為による逮捕後に懲役2年の実刑判決を受け現在は服役していますが、2022年の末までには出所する見込みです。