楽天の代表取締役会長兼社長の三木谷浩史さん妻の三木谷晴子さんが注目されています。
この記事では、三木谷晴子さんの年齢やこれまでの経歴、実家、元官僚の父親など家族、三木谷浩史さんとの結婚や馴れ初め、2人の子供、自宅の豪邸や莫大な総資産などについてまとめました。
この記事の目次
- 三木谷晴子は楽天グループ代表取締役会長兼社長・三木谷浩史の妻
- 三木谷晴子の年齢
- 三木谷晴子の経歴① 農林水産省勤務の官僚の家庭に生まれる
- 三木谷晴子の経歴② 楽天創業時から三木谷浩史社長の片腕として活躍
- 三木谷晴子の経歴③ 楽天退社後にフレンチレストランをオープン
- 三木谷晴子の実家
- 三木谷晴子の家族① 夫は楽天の代表取締役会長兼社長の三木谷浩史
- 三木谷晴子と楽天社長・三木谷浩史の馴れ初め
- 三木谷晴子と楽天社長・三木谷浩史の結婚
- 三木谷晴子の家族② 1人目の子供は長男の三木谷浩輔
- 三木谷晴子の家族③ 2人目の子供は長女の三木谷莉奈
- 三木谷晴子の家族④ 父親は元農林水産省官僚の下山裕司
- 三木谷晴子の家族⑤ 弟は株式会社グラナダ創業者の下山雄司
- 三木谷晴子の自宅
- 三木谷晴子の資産は数千億円規模
- まとめ
三木谷晴子は楽天グループ代表取締役会長兼社長・三木谷浩史の妻
三木谷晴子さんは、楽天グループ株式会社の創業者で現在も同社の代表取締役兼社長を務める三木谷浩史さんの妻です。
三木谷晴子さんは楽天グループの前身である「株式会社エム・ディー・エム」の創業時(1997年)から、夫である三木谷浩史楽天グループ社長の右腕的存在として活躍された方で、楽天グループ躍進の功労者として知られています。
現在は楽天の経営からは離れ(第3位株主として影響力は保持)、株式会社アビーム代表取締役の他、牧阿佐美バレヱ団の財団法人理事長を務めるなど文化芸術の分野でも活躍されています。
そんな三木谷晴子さんですが、「週刊ポスト」(2022年1月1・7日号)で特集された「2022年版の長者番付」や「週刊ポスト」(2022年8月19・26日号)に掲載された女性資産家の特集記事により莫大な資産を保有している事が判明しネットでも話題です。
ここでは、この三木谷晴子さんについてまとめていきます。
三木谷晴子の年齢
出典:https://kyoumachi-shinjuku.com/
三木谷晴子さんの年齢は2022年8月に発売された「週刊ポスト」(2022年8月19・26日号)で「55歳」と紹介されています。
2位の楽天グループ・三木谷浩史会長の妻、晴子氏(55、同2049億円)は日本興業銀行時代の三木谷氏の後輩にあたる。
三木谷晴子さんの現在の年齢は「55歳」です。夫の三木谷浩史さんの年齢は、2022年3月の誕生日で57歳なので三木谷晴子さんの方が年齢は2歳年下です。
三木谷晴子の経歴① 農林水産省勤務の官僚の家庭に生まれる
三木谷晴子さんは群馬県出身で、父親が農林水産省勤務の官僚の家庭に長女として生まれています。
三木谷晴子さんが岩手県盛岡市の出身としているウェブサイトがありますが、これは誤情報で、農林水産省に勤めていた父親の下山裕司さんが、林野庁(農水省の外局)から岩手県へと出向した縁で盛岡市に所在する林業関係の団体の会長を務めていた経歴を持つ事から三木谷晴子さんも岩手県盛岡市の出身だと誤認されたようです。
三木谷晴子さんは群馬県で育ち、中学時代から父の仕事の都合で家族で東京へと移住、高校は「東京都立小石川高校」(最新の偏差値71の進学校)を卒業しています。その後は上智大学英文科へと進学されています。高校時代から英語が好きで、語学に強い上智大学への進学を決められたそうで、大学時代には1年間のアメリカ留学も経験されています。
大学卒業後は日本興業銀行(現在のみずほフィナンシャルグループ)に入行し、夫の三木谷浩史さんとはそこで出会っています。(三木谷浩史さんが日本興業銀行の先輩)
三木谷晴子の経歴② 楽天創業時から三木谷浩史社長の片腕として活躍
1991年に三木谷浩史さんと結婚し、1997年に三木谷浩史さんが楽天グループの前身となる「株式会社エム・ディー・エム」を立ち上げた際には、三木谷晴子さんは経理や事務など裏方全般を担当し夫の三木谷浩史さんを支えられています。創業当時は、東京都目黒区のマンションの1室がオフィスで、社員も三木谷浩史さんと三木谷晴子さん夫妻を入れて4〜5人の小規模な会社だったそうです。
商号を「楽天」に変更した後は、広報や管理部門(総務人事)で活躍し、副社長にも就任して2001年まで務められています。
三木谷晴子の経歴③ 楽天退社後にフレンチレストランをオープン
楽天を退社してすぐの2001年夏、三木谷晴子さんは東京都渋谷区広尾にフレンチレストラン「hAru」をオープンさせ、自ら買い付けやソムリエまで担当されています。
現在はこのお店は閉店していますが、残されているクチコミのログなどを見ると、経営されていた頃はかなり評判の良いお店だったようです。
三木谷晴子の実家
経歴のところでも触れましたが、三木谷晴子さんは群馬県の出身で実家は父親が農水官僚のかなり裕福な家庭だったようです。
ただ、現在は実家は群馬県ではなく岩手県盛岡市にあるようです。これは、父親の下山裕司さんが農水省時代の縁で岩手県盛岡市の地元団体の要職を歴任されており、拠点もそちらに移されているためです。
三木谷晴子の家族① 夫は楽天の代表取締役会長兼社長の三木谷浩史
三木谷浩史のプロフィール
生年月日:1965年3月11日
出身地 :兵庫県神戸市
身長 :181cm
血液型 :O型
ここまででも書いていますが、三木谷晴子さんの旦那さんは楽天グループの代表取締役会長兼社長である三木谷浩史(みきたに・ひろし)さんです。
日本を代表する経営者の1人である三木谷浩史さんは、兵庫県神戸市の生まれで、実家は戦国時代の武将・本多忠勝(徳川家康重臣)を先祖に持つ伝統のある一族で、父の三木谷良一さん(2013年他界)は神戸大学名誉教授を務められた方です。
一橋大学商学部を卒業後、日本興業銀行に入行し、1995年11月に独立してコンサルティング会社の「クリムゾングループ」を設立し、1997年に楽天グループの前身となる「株式会社エム・ディー・エム」を創業されています。
その後、ECモール「楽天市場」で大成功を収め、楽天は創業からわずか数年で一躍大企業へと成長。2002年にはアメリカ経済誌「フォーチューン」の若手富豪ランキング6位に選出されています。
現在も楽天グループ株式会社の代表取締役会長兼社長として、その辣腕を振るわれています。
三木谷晴子と楽天社長・三木谷浩史の馴れ初め
三木谷晴子さんと旦那さんの三木谷浩史さんの馴れ初めは、2人が日本興業銀行で活躍されていた頃でした。
三木谷晴子さんは三木谷浩史さんの1年後輩で、興銀のテニス部で知り合われたそうです。詳しい馴れ初めの経緯などは明かされていませんが、三木谷晴子さんは1989年に興銀に入行されているので、交際に発展したのは1989年以降のはずです。
三木谷晴子と楽天社長・三木谷浩史の結婚
三木谷晴子さんと三木谷浩史さんは三木谷晴子さんが興銀に入行して2年後の1991年に結婚されています。
結婚後、三木谷浩史さんはハーバード大学へ留学しMBAを取得されており、この渡米に三木谷晴子さんも同行したという情報があるようですが真偽不明です。
三木谷浩史さんと三木谷晴子さんの結婚生活については、楽天グループが大企業に成長した頃に、一部の週刊誌などで、三木谷浩史さんが愛人を10人以上抱えているといったゴシップが報じられ、結婚生活破綻の噂や仮面夫婦といった噂が流れました。
ただ、こうした報道があった後の2004年3月に三木谷晴子さんと三木谷浩史さんの第一子となる子供(長男)が誕生した事でこうした噂は消えていきました。
実際、この当時は夫婦仲はかなり良好だったようで、三木谷晴子さんの父親の下山裕司さんが2人の良好な結婚生活を証言しています。それによると、三木谷浩史さんはどんなに遅くなっても必ず自宅に帰り、三木谷晴子さんが生まれたばかりの子供を連れて千葉県の実家(当時)に帰っていた時も、三木谷浩史さんが多忙な仕事の合間を縫ってわざわざ東京から千葉県を訪れていたのだとか。
ただ、現在の三木谷晴子さんと三木谷浩史さんの結婚生活については特に情報がありません。
2022年6月にガーシーこと暴露系YouTuberの東谷義和さん(その後参議院議員に)が、三木谷浩史さんと思しき「M社長」の女性関係の暴露を行いました。(三木谷社長がこの暴露に反応した事から、M社長が三木谷浩史さんである事がほぼ確定)
このガーシーによる暴露により、三木谷晴子さんと三木谷浩史さんの結婚生活が上手くいっていないのではないかという噂話にも発展しているようですが、これらは全てネット上の噂であり真偽は不明の情報となっています。
三木谷晴子の家族② 1人目の子供は長男の三木谷浩輔
出典:https://kasegumatome.website/
三木谷晴子さんと三木谷浩史さんには子供が2人います。
息子と娘の2人の子どもを持つ三木谷氏は、所用のため欠席したが、ビデオメッセージ登場。幼少の頃の思い出として、「まだ思い出を作っている段階ですが、息子が少年野球をしていたときに、コーチをやらしてもらったり、娘が一生懸命にやっているバレエを観に行ったりしましたね」となつかしんだ。
三木谷晴子さんの1人目の子供は、2004年3月に誕生した長男の三木谷浩輔さんです。
三木谷浩輔さんは、芸能人や著名人子息の御用達校としても知られている私立の「慶応義塾幼稚舎・慶應中学」に通われていたようです。
中学在学中にアメリカオハイオ州の全寮制の学校「Thacher School(サーチャースクール)」」に入学し、留学されています。
スポーツも好きだったようで、少年野球チームや、世田谷区にあるジュニアサッカークラブ「プロメテウスEC」に所属されています。また、留学先のThacher Schoolでもサッカーチームに入っているという事です。
2022年3月の誕生日で年齢は18歳になるはずで、Thacher Schoolは既に卒業されているはずですが、その後の動向は現在のところ不明です。
その他、三木谷浩輔さんは、三木谷家の資産管理会社である「有限会社三木谷興産」の100パーセント株主となっています。(2020年時点)
三木谷晴子の家族③ 2人目の子供は長女の三木谷莉奈
三木谷晴子さんの2人目の子供は長女の三木谷莉奈さんという方です。
三木谷莉奈さんの生年月日は不明ですが、1人目の子供の三木谷浩輔さんよりは後に生まれています。
三木谷莉奈さんはバレエに打ち込まれており、三木谷晴子さんが理事長を務める「牧阿佐美バレヱ団」が、2017年10月に公演した「眠れる森の美女」に、妖精の小姓役で出演されています。
ちなみに、ガーシーこと東谷義和さんが配信動画で三木谷浩史さんの暴露をした際に、娘さんについても言及しており、娘さんは2022年の時点で中学2年生である事や、わがままに育てられたために周囲からの評判がすこぶる悪い事などを暴露しています。ただし、ガーシーが暴露した内容の真偽は不明です。
三木谷晴子の家族④ 父親は元農林水産省官僚の下山裕司
ここまででも触れていますが、三木谷晴子さんの父親は元農林水産省で勤務していた官僚で、元林野庁青森営林局長を務めた経歴を持つ下山裕司さんという方です。
三木谷晴子さんの父親の下山裕司さんは林野庁時代に岩手県に出向し、その縁で農水省退職後に岩手県盛岡市の林業関係の団体の会長に就任されたようです。
2012年の時点では「ノースジャパン素材流通協同組合」の理事長を務められていました。
また、2007年に設立された木材系建材製造会社「株式会社イワリン」の代表取締役を現在も務められています。
三木谷晴子さんの父親の下山裕司さんの年齢は、2005年時点の「夕刊フジ」の記事で紹介された際に66歳と報じられていたので、2022年の現在は83歳前後だと思われます。
三木谷晴子の家族⑤ 弟は株式会社グラナダ創業者の下山雄司
出典:https://www.granada-jp.net/
三木谷晴子さんの弟さんは、イタリアンからスペイン料理、日本食まで様々な人気飲食店を20店舗近く展開する株式会社グラナダの創業者の下山雄司さんです。
下山雄司さんは1968年生まれで、三木谷晴子さんと同じく上智大学の出身です。大学時代はアメフト部で活躍されていたそうです。
大学卒業後に広告大手の電通に就職して9年間社会人経験を積み、その後飲食業界へと進出して1999年に東京都港区白金に本格ナポリピザ店「イゾラ」をオープン。さらに、銀座に本格スペインバル「ペロ」、丸の内に「ムイ」を立て続けにオープンさせて評判を呼びます。
これに並行して2000年6月に「株式会社グラナダ」を創業し、スペインやイタリアからミシュラン星付きのレストランで腕を振るう一流シェフと提携して東京にレストランをオープンさせ、これも大きな話題を呼びました。海外の有名シェフと提携したレストラン展開は、現在はよく見られますが、下山雄司さんはその先駆けでした。
2019年から2020年までは日本の食材を使用して世界の有名シェフが料理を生み出し、日本のレストランで提供するという「COOK JAPAN PROJECT」を展開し、大きな話題を呼びました。
現在も日本の本格飲食業界を牽引する存在として注目を集めています。
三木谷晴子の自宅
出典:https://presidenthouse.net/
三木谷晴子さんと夫の三木谷浩史さんの自宅は東京都渋谷区の高級住宅地松濤地区にある豪邸です。
三木谷晴子さんと三木谷浩史さんの自宅の敷地面積は約900平方メートルで約270坪です。この地域は坪単価が500万円ほどなので、土地の価値(時価)だけで13億5000万円にものぼります。
建物も合わせると、この自宅の総資産価値は23億〜30億円とも言われています。
ちなみに、三木谷晴子さんと三木谷浩史さんの自宅から300メートルほど離れた場所に自民党の大物政治家・麻生太郎さんの自宅があります。
「麻生さんの自宅の近所に、楽天会長の三木谷(浩史)さんが引っ越してくるようで、朝の散歩の際に、“ここは楽天の三木谷の家なんだよ”と苦々しい顔で周囲に話しているんです」(麻生氏側近)
麻生邸は、都内屈指の高級住宅街である渋谷区神山町にあり、2000平方メートル以上の敷地には、“麻生御殿”の呼び名にふさわしい洋館が建っている。吉田茂・元首相を祖父に持つ名家ならではの邸宅だ。その麻生氏の自宅からわずか300メートル先に建設中なのが、三木谷氏の新居。
三木谷晴子の資産は数千億円規模
数十億円規模の自宅を建設した事が話題の三木谷晴子さんと三木谷浩史さん夫妻ですが、三木谷晴子さんの資産額も話題を呼んでいます。
「週刊ポスト」(2022年1月1・7日号)で特集された「2022年版の長者番付」によると、三木谷晴子さんは第16位で、保有金額(総資産ではない)は「1669億円」だという事です。
ちなみに、夫の三木谷浩史さんは第9位で保有金額は「2220億円」となっています。(これは保有株式の資産価値であり総資産額は7000億円超と見られている)
なお、記事内容によると、ここで公開された金額は、保有株式の時価総額から算出された数値のようなので、総資産というわけではなく保有株の資産価値です。
そこで上場企業約4000社の決算書や大株主の情報などを整理する企業価値検索サービス「Ullet(ユーレット)」の協力のもと、上場企業の有価証券報告書から個人の大株主を抽出、保有株の時価総額の上位100人をランキングにした。
さらに、直近の2022年8月に発売の「週刊ポスト」(2022年8月19・26日号)に掲載された女性資産家の特集記事によると、三木谷晴子さんは日本の女性株長者ランキング第2位で、その保有株の資産価値は「2049億円」となっています。
これらの情報から三木谷晴子さんの総資産は数千億円規模である事がわかります。三木谷晴子さんの保有株はほとんどが楽天グループのものですが、三木谷晴子さんは楽天創業時からのメンバーであり、三木谷浩史さんの片腕として活躍された方なので、ただ単に妻だから楽天の株式を配分されたというわけではありません。したがってこの資産額も納得できる金額だと言えます。
株以外の保有資産については公表がなく不明であるため、それらの資産を合わせれば総資産額はさらに多額だと見た方が良いと思います。
まとめ
今回は、楽天グループ代表取締役会長兼社長の三木谷浩史さんの妻として知られる三木谷晴子さんについてまとめてみました。
三木谷晴子さんは2022年8月現在年齢は「55歳」です。
三木谷晴子さんは、上智大学英文科を卒業後に日本興業銀行に入行し、その1年先輩であった三木谷浩史さんと社内恋愛の末に結婚されています。同銀行のテニス部で知り合ったのが馴れ初めだったそうです。
その後、三木谷晴子さんは楽天の創業時も三木谷浩史さんの片腕として活躍し、広報や管理部門での活躍を経て副社長に就任された経歴を持ちます。2001年に楽天を退社された後は、フレンチレストランを開業し、自身で食材の買い付けやソムリエを担当し経営されていました。現在は牧阿佐美バレヱ団の財団法人理事長に就任するなど、文化・芸術面で活躍されています。
三木谷晴子さんには三木谷浩史さんとの間に2人の子供がおり、2004年3月に生まれた長男の三木谷浩輔さんは、慶応義塾幼稚舎・慶應中学を経て、アメリカオハイオ州の名門校「Thacher School(サーチャースクール)」」に留学されています。長女の三木谷莉奈さんは2022年8月現在中学2年生だと言われており、バレエに取り組まれているそうです。
その他の家族としては、父親が元農林水産省勤務の官僚だった下山裕司さん、弟が、数多くの高品質の人気飲食店を展開する株式会社グラナダの創業者で代表の下山雄司さんが知られています。
自宅は東京都渋谷区の高級住宅地松濤地区に建つ豪邸で、その資産価値は30億円とも言われています。
また、三木谷晴子さん自身の総資産も莫大で、楽天グループの株式を中心に数千万円規模の資産を保有されています。