「あったかいんだからぁ♪」のフレーズで大ブレイクしたお笑いコンビ“クマムシ”ですが、たった1年足らずで露出が激減し、消えたと囁かれています。
今回はクマムシのプロフィール、消えた理由4つ、現在の活動をまとめてみました。
クマムシ(芸人)のプロフィール
プロフィール
コンビ名:クマムシ
メンバー:佐藤大樹、長谷川俊輔
結成年:2010年
デビュー:2010年
芸種:漫才、歌ネタ
所属事務所:ワタナベエンターテインメント
クマムシのメンバー 佐藤大樹のプロフィール
プロフィール
名前:佐藤 大樹(さとう ひろき)
生年月日:1988年3月30日
出身地:富山県新川郡入善町
学歴:東京経済大学経営学部卒業
身長:176cm
血液型:B型
担当:ツッコミ担当
クマムシのメンバー 長谷川俊輔のプロフィール
プロフィール
名前:長谷川 俊輔
生年月日:1985年12月18日
出身地:埼玉県川口市
最終学歴:武南高等学校卒業
身長:172cm
血液型:O型
担当:ボケ、歌担当
お笑いコンビ“クマムシ”ができるまで
そんな佐藤大樹さんと長谷川俊輔さんの2人の出会いは、ワタナベコメディックスクール12期生として入学した2010年4月のことでした。
当初2人はお互いにピン芸人志望だったそう。
ですが、長谷川俊輔さんのイカツイ風貌と佐藤大樹のチャラさの組み合わせが面白いと感じたスクールの講師が、2人にコンビを組むように勧め、その結果誕生したのが“クマムシ”でした。
出典:http://jin115.com/
ちなみに“クマムシ”というコンビ名の由来は、「過酷な環境の中でも生きていけるクマムシのように、厳しい芸能界を生き抜いて行けるように…」そんな熱い想いを込めて付けられたそうです。
クマムシ(芸人)が消えた理由4つ
2014年に9月放送の「アメトーーク!・ザキヤマ&フジモンがパクリたい-1GP」で、“ザキヤマ”こと山崎弘也さんと“フジモン”こと藤本敏史さんの2人がクマムシのネタをパクります。
これにより、「あったかいんだからぁ♪」が話題になり、一躍ブレイクを果たしたクマムシ。
出典:https://www.joysound.com/
ブレイク時には、様々なバラエティ番組に引っ張りだこの状態でした。しかし、その後一気にテレビの露出が減少すると、あっと言う間に「消えた?」と言われる存在に…。
現在ではすっかり“一発屋芸人”として認知されているようです。
そんなクマムシの2人、がこんなにも一気に消えてしまったのはどうしてなのでしょうか?これまでにネットで噂されているクマムシが消えた4つの理由についてまとめてみました。
クマムシが消えた理由① 反日コンビと勘違いされた
クマムシが消えた理由を調べてみると、まず目につくのが「反日」というキーワードなんですよね。
そう言えば、過去に「反日」を理由に、一気に人気が急降下したコンビがいましたよね。
しかも!クマムシと同じ歌ネタコンビで、くしくもクマムシと同時期にブレイクしたこちらのコンビです。
メンバーが過去にTwitterで日本を批判するツイートをしていたことが明らかになると、“反日コンビ”とのレッテルが貼られ、その後は忽然と姿を消してしまいました…。
と言うことは、クマムシの2人も“8.6秒バズーカ”同様、反日を理由に干されて消えてしまったのでしょうか?
よくよく調べてみると、クマムシが反日であるとの証拠は何一つ出てきませんでした。
どうやら同時期に、そして同じ歌ネタでブレイクした“8.6秒バズーカ”と混同されてしまったようなんですよね。飛んだとばっちりです。
ただ、同時期にブレイクし、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのあった両コンビは、バラエティ番組などではよくセットで収録に呼ばれていました。
出典:https://thetv.jp/
また、お互い共通点の多い両コンビはとても仲が良かったようで、SNSなどにはよく親しそうな画像がアップされていたのも事実です。
これらのことから、「反日コンビと仲が良いってことはクマムシも反日なんじゃないの?」なんて誤解された可能性もありそうですね。
まさに「ちょとまってちょとまってお兄さん!」って感じです。
クマムシが消えた理由② 佐藤大樹の遅刻癖で干された
クマムシが消えた理由の1つとして、実はクマムシが“ある失態”を犯したことで業界から干されたのではないかという説もあるようです。
そして、その干された理由は…「歌わない方」「何もしない方」「あったかくない方」などと揶揄されていたこの人にあるようです!
出典:http://news.livedoor.com/
明石家さんまさんが思わず長谷川俊輔さんに、「よく解散せんと…(我慢したなぁ)」と呟いたという、佐藤大樹さんの致命的な失態の数々が詳しく書かれている記事を引用してみましょう。
28日放送の日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」は「芸能界強烈親子SP」。佐藤の母親が「息子が時間にルーズなのでイライラしてしまう」と息子への不満を話すと、相方の長谷川俊輔(29)も同意。養成所時代に番組をひとつ持てる大チャンスを手に入れたが、佐藤がロケに1時間半遅刻してきたと暴露した。
そのロケの際は「まだプロじゃないから」と遅刻も大目に見てもらえたが、2日後もまた遅刻。スタッフたちはもちろん激怒。反省として佐藤に丸刈りにするよう命じたが、佐藤はツーブロックのオシャレな丸刈りにしてきた。
「青山で8000円で切ってきました」という佐藤に、プロデューサーの堪忍袋の緒もついに切れた。佐藤を殴り、結局番組をクビになってしまった。
「電車に荷物が挟まってしまった」と弁解する佐藤に、明石家さんま(60)は「ウソもひどすぎる」と苦笑いした。
さらに佐藤はライブをドタキャンしたことも1度あるそう。待てど暮らせど佐藤が来ないので長谷川が電話したところ、佐藤は「今日俺行かないよ。自分の番組のオンエア、彼女と見たいから」と言い放った。結局長谷川はひとりでライブに出演したそうで、さんまは「ウソや……よく解散せんと……」と長谷川に同情を示した。
引用:クマムシ佐藤殴られた 遅刻にプロデューサー激怒 – お笑い : 日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/
出典:https://twitter.com/
もちろん長谷川俊輔さんは、明石家さんまさん以外にも「佐藤はダメだから1人で頑張った方が良いんじゃないか」などと、色んな人から言われていたそうです。
長谷川俊輔さん自身もそう思えたことから、佐藤大樹と距離を置いた時期もあったのだとか…。
しかし、2人の出身であるワタナベコメディックスクールの一番偉い人から「番組に密着されたってことは、お前ら2人に何かあるんだからもう1回、ゼロから佐藤とやってみたら」とのアドバイスがあったそう。
そこで、解散せずにやり直すことにしたそうです。
出典:http://news.livedoor.com/
ただ、大御所俳優とかならいざしらず、パッと出のブレイク芸人が遅刻や言いわけなんて許されるはずもありません。
そんな佐藤大樹さんの素行の悪さによって、クマムシが干された可能性も否定できませんね!
クマムシが消えた理由③ アーティスト気取りが災い
2018年3月9日、クマムシの2人が深夜放送のテレビ朝日系「『ぷっ』すま」に出演した際、クマムシがテレビから消えた理由を冷静に自己分析するシーンがありました。
出典:https://www.youtube.com/
3年前のブレークから、最近ではまったくテレビで見かけることがなくなった2人。なぜこういう状況になったのか?という理由について、長谷川は「アーティスト気取りになったから」と自己分析。
「もう僕の中であれだけヒットする曲が作れたので、(自分に)才能があるんじゃないかって(思った)、アーティストとしての。真っ先にボイトレに通い始めて、もっと高音が出るように。いい曲を作るために、ギターだけ持って、海に行ってみたり…」と曲はヒットしすぎて勘違いしたことを明かした。
佐藤も「たまたま売れたのに自分たちの実力を過信しすぎたところはある」と続けたが、これには「オアシズ」大久保佳代子(46)は「お前は何もやっていない」と鋭いツッコミを入れ、スタジオは笑いに包まれた。
引用:クマムシ 最高月収800万円からの転落人生 テレビから消えた理由― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://www.sponichi.co.jp/
クマムシが消えた理由④ 新ネタが続かずトーク下手が致命傷に
反日の噂や佐藤大樹さんの遅刻癖も起用機会を減少させた要因と言えますが、クマムシが消えた最大の理由と言われているのが…芸人としては致命的な“トーク下手”なんですよね。
出典:http://news.livedoor.com/
ただ、クマムシが“トーク下手”なのも仕方のないところがあって、ブレイク当時はまだまだ若手で、いわゆる“ひな壇”の経験もほとんどなかったクマムシ。
それが「あったかいんだからぁ♪」のブレイクで、急遽様々なバラエティ番組に呼ばれるようになったわけです。
もともとトークに自信がないからこそ歌ネタで頑張っていたわけで、そんなクマムシがいきなりバラエティ番組の“ひな壇”に呼ばれて、そう簡単に順応できるわけはありません。
出典:http://geitopi.com/
また、「あったかいんだからぁ♪」で一大ブレイクを果たしたものの、それに続くネタを生み出せず、瞬く間に視聴者に飽きられてしまった…というのが大きな理由であると言われています。
と言うか、それって“一発屋の典型”ですよね!
クマムシ(芸人)の現在~最高月収告白や最近の活動など
ブレイク時の最高月収は800万だった!
ブレイク当時は、年間200本ものテレビ番組に出演していたというクマムシ。
さらにアーティストとして「あったかいんだからぁ♪」などの曲もリリースしていたことから、それらの印税も合わせた最高月収は…実に800万円にも達していたそうです。
出典:https://news.ameba.jp/
クマムシは2015年に歌ネタ「あったかいんだからぁ」で大ブレーク。CDデビューも果たし、CDは約15万枚、配信でも累計40万ダウンロードと大ヒット。テレビに、イベントにと引っ張りだこだった。
作詞・作曲を手掛ける長谷川は「CDを出してからバーンと一気に駆け上げりまして、レコード大賞特別賞、有線大賞話題賞、紅白歌合戦で細川たかしさんのバックダンサーになりました。この3つを制した芸人っていないんです」と当時を回顧。
印税と給料を合わせて「最高月収が800万(円)」だったことを告白をした。印税も含めて「きっちり折半」だとし、MCのユースケ・サンタマリア(46)から「ラッキーだね!」と振られた佐藤は「ラッキー!」とノリノリ。ユースケらスタジオのメンバーから「すべての元凶は佐藤くん」「佐藤くんのせい」と厳しいツッコミが入った。
引用:クマムシ 最高月収800万円からの転落人生 テレビから消えた理由― スポニチ https://www.sponichi.co.jp/
一大ブレイクを果たした「あったかいんだからぁ♪」の作詞・作曲をしたのはあくまで長谷川俊輔さんなのにもかかわらず、ギャラは印税も含めて折半していたってもスゴい話ですね。
クマムシもただ消えていったわけではなかった!
その後に登場するメイプル超合金やサンシャイン池崎さんらの影に隠れる形で、クマムシはいつの間にかメディアから姿を消してしまいました…。
しかし、もちろん、当のクマムシもただ指をくわえて消えていったわけではありません。
「あったかいんだからぁ♪」に続け!との思いを込めて2015年7月には「なんだしっ !」という歌ネタをリリース。しかし、結局「あったかいんだからぁ♪」ほど話題にはなりませんでした。
出典:https://www.amazon.co.jp/
そして同年12月には、1stアルバム「特別なスープ」をリリースするも、特に話題にすらならなかったようです…。
現在のクマムシは富山県を拠点に活動
その後のクマムシは、ツッコミ担当にもかかわらず「何もしない方」「あったかくない方」とツッコまれてた、佐藤大樹さんの出身地である富山県を拠点に活動されているようです。
富山県のローカル情報番組のMCを務める一方で、富山県内での営業など積極的に活動されているようで、ある番組の中で現在の月収は30万円を維持していることを明らかにしています。
今週も
— クマムシ長谷川 俊輔 (@HASEMANATTAKAI) 2019年5月11日
フルサタ!生放送よろしくお願いします!!
クマップのコーナーは
富山市・船橋地区周辺です!
マニアックなもの満載!!!
至極のカレーに感動しました!!!
11:24から生放送!!
見てね♪ pic.twitter.com/jFqIPlkIAk
本日もフルサタ!
— クマムシ長谷川 俊輔 (@HASEMANATTAKAI) 2019年5月4日
よろしくお願いします!!!
今週はクマップありますよー!!!!
氷見でマニアック探し!!
なんと僕らはあの祭りに参加して来ました!!
まさかの記録が!!!!!
お見逃し無く!!!
今週は11:29から生放送です!!
見てねー♪♪ pic.twitter.com/6ui77Wjn0l
この後
— クマムシ長谷川 俊輔 (@HASEMANATTAKAI) 2019年5月3日
3:52から
ゆうどきLive生放送!!!!
僕らは
石川県立音楽堂から
「風と緑の楽都音楽祭2019」
会場から生中継!!!♪♪
俺も歌っちゃおうかなー!!!!!! pic.twitter.com/YYG5u0mbvq
今日は富山でロケ!
— クマムシ長谷川 俊輔 (@HASEMANATTAKAI) 2019年4月15日
雨が上がって晴れてきた!!!!
ぽっかぽか~ん☀️🌈 pic.twitter.com/Rf0uxionS6
今日は風が強いんだからぁ
— クマムシ長谷川 俊輔 (@HASEMANATTAKAI) 2019年4月11日
でもあったかいんだからぁ pic.twitter.com/WKZj75OW5U
長谷川俊輔さんのTwitterを覗いてみると、やはり富山県での活動が多いようですね。もはや地元に根付いた立派な地方芸人って感じです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「あったかいんだからぁ♪」で一躍大ブレイクを果たしたクマムシが、たった1年足らずで消えた4つの理由や、現在のクマムシの活動についてまとめてみました。
驚いたことに、「何もしていない方」「あったかくない方」などと揶揄されていた佐藤大樹さんの出身地である富山県で、地方芸人として活躍を続けているとは何とも皮肉な話ですね。
ですが、地元富山で修行を積み、トーク下手さえ克服できれば再ブレイクも夢じゃない!
過酷な環境の中でもしぶとく生き延びるクマムシですから、厳しい芸能界の中でもまだまだ命の炎は消えていないようです。