検索してはいけない言葉の「あういえお」はグロ画像のサイトで、安易に閲覧するとトラウマを抱えるがあり要注意です。
今回は「あういえお」の意味や内容、作者、なんJやYahoo!知恵袋での話題、ウイルスの有無を紹介します。
この記事の目次
あういえおの意味は検索してはいけない言葉
「あういえお」とは、検索してはいけない言葉の1つです。
検索してはいけない言葉とは、インターネットの検索サイトで検索すると、閲覧者に精神的なダメージを与える言葉のことです。
その言葉自体はそんなに変な意味・ヤバい意味がなくても、それをインターネットで検索すると、グロ画像や恐怖画像などがヒットしてトラウマを抱えることになるおそれがあります。
検索してはいけない言葉の代表例を見てみましょう。
・ウクライナ21
・生きたメキシコ
・臼井儀人 遺書
・切腹おねえさん
・グリーン姉さん
・くねくね
・赤い部屋
これらの多くは、グロ画像や動画、エロ系、ホラー、オカルト、マイクラなどです。
中には本当にトラウマになるものもありますし、ウイルスやWEBスクリプトによるブラウザクラッシュなどもありますので、興味本位では検索すべきではありません。
その検索してはいけない言葉の1つが「あういえお」なのです。
検索してはいけない言葉をまとめている「検索してはいけない言葉アットウィキ」では、「検索する際には慎重な判断を」を意味する危険度3となっています。
そのため、そこまで危険ではありませんが、グロ画像が苦手な人はむやみに検索しないほうが良いでしょう。
あういえおの意味はグロいあいうえお作文
検索してはいけない言葉の1つである「あういえお」の意味は、あいうえお作文を使ったグロ画像を掲載しているサイトです。
みなさん、あいうえお作文をご存じですか?
お題となった言葉の頭文字を使って文章を作る言葉遊びが、あいうえお作文です。以下の参考例を見てみましょう。
い:いつも
う:うれしくて
え:笑顔になる
お:贈り物
このようなものですね。
このあいうえお作文を使って、グロ画像を掲載しているWEBサイトが「あういえお」なんです。
たとえば、「あ」をクリックすると、顎無し(あごなし)というタイトルと共に、顎無しのグロ画像が出てきます。
このあういえおのサイトは、一見グロ系ではありません。タイトルは「よいこのあいうえお作文」ですし、博士のようなキャラクターが登場し、次のように語りかけているんです。
また、男の子と女の子が次のように、ひらがなの勉強とはっきり述べています。
「わたしは花子。いっしょにひらがなをべんきょうしましょう」
つまりこのトップページを見る限り、「検索してはいけない言葉」とは思えません。
ただ、その下に「▽ここをおしてね」とあり、「あいうえお~~」とあって、それを押すと、あいうえお作文風にイラストのタイトルとグロ画像が出てきます。
あういえおは「あいうえお」ではない
検索してはいけない言葉の「あういえお」は、ちゃんと「あういえお」と検索すると、グロ画像が掲載されているあいうえお作文のサイトが検索結果のトップに出ます。
ただし、あいうえおと間違う人も多く、「あいうえお」と検索しても、あのグロ画像が掲載されているサイトはヒットしません。
ただ、サイトの一番上には「よいこのあいうえお作文」とありますし、作者自身が「あいうえお作文」と述べていますので、作者本来の意図やサイトの意味は「あいうえお」だと思われます。
では、なぜこの検索してはいけない言葉は「あいうえお」ではなく、「あういえお」になったのでしょうか?これは、WEBサイトのページタイトルが関係しています。
WEBページのタイトルは「あういえお- hippy.jp」になっています。
出典:google.com
ということは、「あういえお」で検索した時にヒットするようになっているということです。
作者(Webサイトの作成者)が意図的に、あいうえおではなく、あういえおで検索されるようにしたのか、あいうえおにするつもりがうっかりあういえおになったのかはわかりません。
ただ、ページタイトルを「あういえお」にしたことで、検索結果が一番上になるようになったし、「あいうえお」では作り出せない不気味さがプラスされました。
また、「あういえお」だからこそ、これほど検索してはいけない言葉として人気になったと思われます。
意図的に「あういえお」にしたならすごいですし、うっかり間違って「あういえお」にしたなら結果オーライという感じですね。
あういえおの作者はいとまん
検索してはいけない言葉にノミネートされている動画や画像、そのほかのものは、基本的に作者不明というものがほとんどです。
2ちゃんねるで匿名で投稿されたものがきっかけだったり、匿名掲示板にその動画や画像がアップされたりして、そこから作者不明のまま拡散されていくケースが多いんです。
しかし、「あういえお」は作者がはっきりわかっています。あういえおの作者は漫画家のいとまん氏です。
このいとまん氏のWebサイトにあういえお作文のページがリンクされていて、作品の1つとして紹介されているので、これは間違いありません。
あういえおは漫画家のいとまん氏の作品の1つだったんですね。
いとまんとはエログロ漫画家
出典:amazon.co.jp
いとまんとは漫画家・イラストレーターです。ジャンルはエログロ系になります。
2012年、2013年秋のアフタヌーン四季賞で準入選になり、「月刊アフタヌーン」の2014年7月号で読み切り作品の「発症警察」でデビューします。
その後、12月号で「ゾンビヘルパー」の読み切り作品を掲載し、「月刊アフタヌーン」の2016年3月号から「発症区」で連載デビューしました。
「発症区」は、1週間ほど高熱で寝込んだ後に不思議な能力を身につけた平凡な男・安田を主人公にした異能SF。能力を使った動画をサイトに投稿してしまった安田は、発症者犯罪対策部と呼ばれる組織に拉致されそうに。そのピンチから救ってくれた女性も変わった能力を持っていて……。いとまんのデビュー連載に注目したい。
この「発症区」の連載終了後に、自分のサイトで掲載していた「ドキュンサーガ」が2021年1月から「ComicWalker」で連載スタートしています。
WEBで超話題の問題作、待望の単行本化2冊同時発売!!
剣や魔法が幅を利かせている時代――。王都ザイダーマに住む男、モッコスは持って生まれた圧倒的な力で暴虐の限りを尽くしていた。ある日国王の命により魔王討伐に向かったモッコスは、魔王城で一人の少女と出会う。
このドキュンサーガは非常に評価が高い漫画です。
どんどん面白くなってきたぜ…
— 河合孝典 DINER ダイナー19巻8月18日発売!ジャンプ+で配信中!@となりのヤングジャンプ (@onidanngo) October 22, 2023
それにしてもほんとイカれた世界観だ…
<ドキュンサーガ
ドキュンサーガの最初はネタ漫画だったのに転生機あたりからネタ抜きで面白くなってる
— 宮野金太郎✨マンガUP!で連載中です。 (@miyano_kintarou) October 22, 2023
amazonのレビューでも評価は★4.8と高評価で、次のようなレビューがありました。
数年後この漫画は
攻殻機動隊やAKIRAに並ぶSF漫画として
世に知れ渡るんではないだろか‥‥いや‥‥なんかギャグ漫画だと思って読んでたんだけど‥‥
あういえおは、このドキュンサーガの作者が書いているグロイラストだったんですね。
あういえおはグロいがクオリティが高いイラスト
検索してはいけないグロ画像というと、「ただ単に気持ち悪い画像」、「悪いイラスト」、「見てはいけないイラスト」というイメージがあるかもしれません。
でも、あういえおの画像は、プロの漫画家・イラストレーターのいとまん氏が描いていますので、クオリティはかなり高いんです。
怖いもの見たさで「あういえお」のサイトを見た人の中には、「グロ画像なのにイラストはきれい」という感想を持った人が多いようです。
あういえお グロいけどイラスト綺麗やった
— まーちょび (@hkhkt___) October 20, 2020
あういえお見た感想
— ふゆき (@Rinno0000) February 23, 2019
リョナは基本大丈夫だから行けました👍というか普通にめっちゃイラスト綺麗じゃない?顔無しはむりだったけど
あういえお確かに怖いけど、1部めっちゃ綺麗で好きなイラストあるから定期的に見に行ってしまう。メイナとか見に行って見るといいかもよ?????
— さのか (@tanosiku1113) June 27, 2023
あういえおはとても綺麗な二次元グロイラストでしたブクマしてしもた
— おとうふ (@touhu278) March 24, 2012
作者本人も「あいうえお作文の絵はグロいけど色や質感はキレイみたいな感じを目指してた」とツイートしていました。
あいうえお作文の絵はグロいけど色や質感はキレイみたいな感じを目指してたので、そういってもらえると嬉しいですw(埋まってない文字もそのうち埋めたいです)漫画も応援感謝です。続きも頑張ります!
— いとまん@4巻8/22発売 (@itoum) June 10, 2020
ということは、作者のいとまん氏は作品としてあういえおのグロ画像を描いていて、検索してはいけない言葉として閲覧者にトラウマを与えるために描いていたというわけではないようです。
あういえおの内容
いとまん氏のあういえおの画像(よいこのあいういえお作文)は、どのような内容なのでしょうか?
「あういえお」はあいうえお作文の形式のグロ画像なので、あいうえおの50音の画像が全部あるかと思いきや、実はまだ全部は埋まっていないんです。
・あ:顎無し(あごなし=顎がない血まみれの人間)
・お:嘔吐(おうと=血まみれの幼虫やその他グロいものを嘔吐する女性)
・か:顔なし(かおなし=顔がない女性。顔の部分には血まみれの虫?脳みそ?がある)
・く:串刺し(くしざし=全裸の2人の女性の身体に何本も串が刺さっている)
・こ:ゴポッ(ごぽっ=目、口、喉から出血)
・し:人体発火(じんたいはっか=全身から発火)
・す:スクラップブック(すくらっぷぶっく=人体のグロ画像がスクラップされている)
・た:達磨(だるま=四肢を切断された全裸女性(亀甲縛り))
・ち:腸(ちょう=四肢切断されて、腸で亀甲縛りされた全裸女性)
・と:吐血(とけつ=吐血した女性)
・な:内臓(ないぞう=脳から腹部までの内臓が出た女性)
・ね:ネクロフィリア(ねくろふぃりあ=首を切断した遺体を舐める女性)
・は:爆死(ばくし=爆死して身体が千切れた女性)
・ひ:ピーラー(ぴーらー=皮膚を剥かれた女性?)
・ふ:不正咬合(ふせいこうごう=噛み合わせがおかしくなった女性)
・へ:ヘッドショット(へっどしょっと=鼻から上が爆発したようになくなった女性)
・み:みじん切り(みじんぎり=全身を切り刻んだ女性)
・め:目(め=目の集合体)
・り:リストカット(りすとかっと=浴室でリストカットした血まみれの女性)
・れ:轢死(れきし=身体右半分と下半身がなく腸が出ている女性)
・わ:輪(わ=3人の女性が輪になってそれぞれの足を食べている)
これが2023年10月時点であういえおに掲載されているグロイラストです。
イラストは確かにグロいですが、きれいなイラスト・芸術的な作品が多いので、ある程度グロ耐性がある人なら、それほどトラウマにならずにイラスト作品として楽しめると思います。
ただ、いろいろとグロいことは間違いないので、グロいものが本当に苦手という人にとっては精神的なダメージを受けるので、興味本位で見ないほうが良いでしょう。
全部で21作品なので、あいうえおの50音の半分程度になっています。
2020年時点で、作者のいとまん氏は「埋まってない文字もそのうち埋めたいです」と話していますので、今後さらに「あういえお」のグロ画像が増えていく可能性は十分にあります。
ただ、いとまん氏は現在、「ドキュンサーガ」を連載していて好評なので、そちらの方で忙しくなっていて、なかなかあういえおのグロ画像をアップできない可能性はあります。
あういえおはなんJでたびたび話題になっている
あういえおが検索してはいけない言葉として有名になった理由の1つに、なんJがあります。
なんJとは、5ちゃんねる(2ちゃんねる)の中の板の1つである「なんでも実況J(ジュピター)」のことです。
野球民が多く、野球関係のスレッドが多いことが特徴ですが、それ以外にも雑談や社会ニュースなどのスレッドもあり、独特の文化・ネタでなんJ発祥の用語・流行語などもあります。
このなんJのスレッドの中で、「検索してはいけない言葉をワイが検索するスレ」など検索してはいけない言葉をテーマとしたものがたびたび立ちます。
なんJは5ちゃんねるの中で最大規模を誇り、最も有名な板なので、なんJで取り上げられることで、一気に広まったものと思われます。
あういえおはYahoo!知恵袋でもたくさん質問されている
あういえおはなんJだけでなく、Yahoo!知恵袋でも人気のワードになっていて、あういえおに関する質問がいくつもあります。
一例をあげてみましょう。
あういえお作文というサイトについてなんですけど
「あ」を一瞬みたところ心臓がヒュンとなって夜1人で何もできなくなりました。
あういえお、というグロサイトのイラストって誰が描いているのですか?
あういえお
ってググると怖いのがででくるんですよね?
本気で質問です 真顔
「あういえお」って何ですか?
私も 友達から聞きました。サイトのページを開いたのですが 「か」をクリックしました
でも 怖くて 見ていません。
あういえおは検索してはいけない言葉としては危険度3ですので、閲覧してもそこまでひどい精神的ダメージはないのですが、それでも気になる人はたくさんいるようです。
「あういえお」という響き・言葉の並びが気になるのかもしれませんね。
あういえおはウイルスの心配はなし
検索してはいけない言葉の中には、ブラウザクラッシュしたり、PCウイルスが仕込まれているサイトに誘導されて、PCが完全に壊れて起動不可能になるものがあります。
それなら、あういえおのサイトにもウイルスが仕込まれているのではないか?と不安になる人も多いと思います。
確かに、あういえおのサイトはこの令和の時代にモノクロで色が全然使われていないし、シンプル過ぎて、逆に怪しい感じがします。
キャラクターの博士と太郎、花子も「昭和」の古い雰囲気を出していて、なんだか怪しいです。なんか普通じゃないからこそ、あういえおのサイトは怪しさが漂っています。
でも、大丈夫です。あういえおのサイト(よいこのあいうえお作文)は雰囲気が怪しいだけで、ウイルスは仕込まれていません。安全なサイトです。
本当に安全なの?と疑問に思っている人も多いですよね。
筆者は実際にあういえおのサイトを全部閲覧しましたが、PCはウイルスに感染していませんし、PCの不調もありません。ブラウザクラッシュも起こりませんでした。
そもそも、このあういえおの作者は人気漫画家のいとまん氏です。人気漫画家が自分のサイトにウイルスを仕込むでしょうか?
もし、人気漫画家が自分のサイトにウイルスを仕込んだら、大炎上では済まされません。人気漫画家の地位は奪われ、「不正指令電磁的記録に関する罪」で逮捕されることになります。
ウイルスを自分のサイトに仕込んでいたことがバレたら、逮捕されて罪を償っても再起するのは難しいでしょう。
ウイルスを仕込んでも、いとまん氏には何の得もないのに、わざわざそんなことをするでしょうか?
ありえないですよね。ハイリスク・ノーリターンのことなんて誰もしません。
だから、あういえおはウイルスの心配はなく、安心してグロ画像を楽しめる(?)サイトと言えるでしょう。
あういえおのまとめ
検索してはいけない言葉の「あういえお」の意味や内容、なんJや知恵袋での意味、ウイルスの有無などをまとめました。
あういえおは芸術性が高いグロ画像を安全に楽しめる検索してはいけない言葉です。
グロ画像が好きな人やグロ耐性がある人は、「あういえお」と検索してみてはいかがでしょうか?