福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人/今林大の現在!父親など家族・学歴と経歴・彼女や結婚・同乗者や判決・出所の時期まとめ

3人の幼い子供の命が奪われた福岡海の中道大橋飲酒運転事故が話題です。

 

この記事では福岡海の中道大橋飲酒運転事故の発生場所や被害者、犯人の今林大の生い立ちや父親や母親などの家族、結婚、学歴と経歴、イケメンなどの声、同乗者や判決、いつ出所するのかや現在についてまとめました。 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故は幼い子供3人の命が奪われた飲酒追突事故

 

出典:https://pbs.twimg.com/

 

「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」は、2006年8月25日に福岡県福岡市東区の博多湾に架かるアーチ橋「海の中道大橋」で発生した飲酒追突事故です。

 

当時22歳の福岡市職員・今林大(ふとし)が飲酒運転し、家族5人の乗る乗車に猛スピードで追突し、1歳〜4歳の幼い子供3人の命が奪われ、父親と母親も怪我を負いました。

 

この福岡海の中道大橋飲酒運転事故がきっかけとなって飲酒運転は社会問題となり、飲酒運転とひき逃げの罰則が強化された2007年の道路交通法改正につながりました。

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の経緯

 

「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の犯人は、当時、福岡市職員として勤務していた今林大(事故当時22歳)という男です。

 

 

犯人の今林大は自宅と居酒屋、スナックで相当な量の飲酒の上で車を運転

 

2006年8月25日、今林大は17時に福岡市西部動物管理センターでの仕事を終え、帰宅後に父親とフグ鍋を食べながら缶ビール1本、焼酎のロック3杯の飲酒をした後、19時頃から居酒屋で中学時代の野球部の後輩の当時19歳のタイル工、実家近くに住む当時32歳の先輩男性と3人で飲酒しています。

 

この居酒屋の関係者の証言によると、今林大らは3人で生ビールを4杯、焼酎のボトル1本を飲酒し、他のお客に迷惑になるほどの大声で騒いでいたという事です。

 

今林大は友人2人と21時半頃に居酒屋を出て、タクシーに乗って自宅近くの駐車場へ移動しています。今林大はかなり酔った状態で駐車場に停められていた父親名義のトヨタ・マジェスタクラウンを運転し3人で行きつけのスナックへ移動し、ブランデーの水割りを飲んでいます。

 

今林大はここで「ナンパしに行こう」と19歳のタイル職人を誘い22時40分頃にスナックを出て、再び車を運転して32歳先輩を自宅近くに送り届けた後、福岡市中心部へ向かい車を走らせました。

 

 

制限速度時速50kmの道路を約100kmで走行し被害者の車に後方から追突

 

そして、今林大はその途上、海の中道大橋上の制限速度50kmの道路を約100kmで走行して、前方を走行していた5人家族(父親と母親と幼い子供3人)が乗るトヨタ・ランドクルーザープラドに追突しました。

 

被害者のトヨタ・ランドクルーザープラドは、追突された衝撃で押し出され、幅約4mの歩道を横切り、高さや約1mの欄干を突き破って、約15m下の博多湾に転落して水没。

 

父親と母親は車外に脱出し、2人で協力して車内に取り残された幼い子供達を救出しようとし、母親が何度も潜って2人を車の中から脱出させ、海面で立ち泳ぎをする父親に手渡しています。父親も意識を失った状態の子供達を立ち泳ぎをし必死に支えたようです。しかし懸命な救助の甲斐なく3人の子供たちは溺死。

 

 

犯人の今林大は通報も救護活動もせずに逃走し証拠隠滅を画策

 

一方、追突した犯人の今林大は、救護活動も消防や警察への通報もせずに、飲酒運転の発覚を恐れて現場から逃走し、挙げ句の果てには複数の友人に電話をかけて身代わりに出頭して欲しいと求めています。

 

さらに今林大は身代わりの出頭を断られると飲酒を隠蔽するために中学時代の同級生に2リットルペットボトルのミネラルウォーターを持って来させ、そのうち1リットルを飲んで飲酒検知の数値を下げようと画策しました。

 

その後ようやく今林大は友人に勧められて事故現場に戻り出頭し、事故発生から約50分後に飲酒検知に応じました。今林大の画策した証拠隠滅により、この時の飲酒検知では呼気1リットルあたりのアルコールが酒気帯び運転の当時の基準値を僅かに上回る0.25mgしか検出されませんでした。

 

今林大は翌26日の朝までに業務上過失致死傷および道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕されました。

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の発生場所

 

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「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」が発生した場所は、福岡県福岡市東区のアーチ橋「海の中道大橋」です。

 

「海の中道大橋」は、博多湾に建設された人工島「アイランドシティ」(みなと香椎3丁目)と大字奈多町をつなぐアーチ橋で全長は750mです。

 

犯人の今林大の自宅は東区奈多で、奈多方面から福岡市中心部へ出るため、アイランドシティの方向へ「海の中道大橋」を走行中に追突事故を起こしています。

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の発生場所の「海の中道大橋」とその周辺地図です。

 

 

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の被害者

 

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「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の被害者は、福岡市博多区千代に住む、夫婦と幼い子供3人の5人家族で、父親の大上哲央さん(事故当時33歳)と母親のかおりさん(事故当時29歳)、長男の紘彬さん(当時4歳)、次男の倫彬さん(当時3歳)、長女の紗彬さん(当時1歳)でした。

 

被害者5人のうち、子供達3人が亡くなり、父親と母親も怪我を負いました。

 

25日夜、福岡市東区奈多の「海の中道大橋」で、同市博多区千代1、会社員大上哲央(あきお)さん(33)一家5人の乗った車が追突され、海に転落した事故で、車に取り残され事故の約3時間後に引き揚げられた長男紘彬(ひろあき)ちゃん(4)は26日未明、搬送先の病院で死亡が確認された。これで死者は、二男倫彬(ともあき)ちゃん(3)、長女紗彬(さあや)ちゃん(1)を加えた計3人となった。

 

引用:飲酒追突の福岡市職員逮捕 長男死亡、犠牲3人に

 

「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」では被害者家族の車が博多湾に転落しました。

 

裁判記録によると、被害者家族の母親・大上かおりさんは、自身も負傷しながら4度にわたって海に潜り、沈みゆく車の中から次男の倫彬さんと長女の紗彬さんを連れ出して海面で立ち泳ぎをする父親の大上哲央さんに渡しています。

 

大上哲央さんも負傷しながらも必死に2人の子供を支えていますが、負傷の影響もあって沈みそうになったという事です。それを母親の大上かおりさんが「頑張って。生きて、生きるよ」と懸命に励まし続けて救助を待った事が裁判で明かされています。

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人は元福岡市職員の今林大

 

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「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の犯人は今林大という事故当時22歳だった男です。

 

今林大は事故当時、福岡市の職員として福岡市西部動物管理センターで野犬の引き取りやペット飼育の啓発などを担当していました。

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人の今林大の生い立ち

 

出典:https://tanteifile.com/

 

「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の犯人・今林大の生い立ちに関する情報は明かされていません。

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の当時は22歳と報じられているため、1983年か1984年の生まれだと推測されます。また、逮捕時に報じられた住所「福岡市東区奈多」が古い一軒家の実家(上の画像が今林大の実家)の住所だった事から出身地は福岡市東区奈多の可能性が高いと見られています。

 

今林大の生い立ちについては中学時代は野球部に所属していたという事がわかっていますが、それ以外の情報は何も明らかにされていません。

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人の今林大の父親や母親など家族

 

出典:https://tanteifile.com/

 

「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の犯人・今林大の家族は、祖父母と両親と姉が1人いる7人家族だった事がわかっています。

 

今林大の家族のうち、父親は元JR職員で退職後は漁師をしており、奈多水上消防団団長も務めていた事などがわかっています。

 

この今林大の父親は、福岡海の中道大橋飲酒運転事故について、弁護士を通じて「あまりに事が大きすぎて、ご遺族の皆様にどのようにおわびすればよいのかどうすれば償えるのか見当も付きません。本当に申し訳ありませんでした。今は3人のお子さまのご冥福をお祈りさせていただきたいと思います」と定型文のようなコメントを発表していました。

 

その他の今林大の家族については、姉がマスコミの取材に対して「私の大事な弟ですので、そっとしておいて下さい」と言い放ったとの情報が出ていますが真偽不明です。

 

福岡県出身のノンフィクション作家・小野一光さんは福岡海の中道大橋飲酒運転事故後、裁判が始まる前に今林大の実家を訪ねて取材しており、その時に今林大の祖母が応対した事を明かしています。祖母は、今林大は面会に来た父親と母親には泣いて謝ってばかりいると話しています。

 

やがて始まる公判前に私が今林の実家を訪ねたところ、対応した祖母は玄関口で涙ながらに語った。

「両親が毎日のように面会に行っとるんですけど、(今林)大は泣いて謝ってばかりいるそうです。私にも手紙が2回ほど来よりましたが、『ばあちゃん、ごめんなさい』と謝っとる内容でした……」

 

引用:市職員が飲酒運転で3人の子供が死亡 殺人運転の一部始終

 

謝るべきは自分の家族ではなく被害者に対してだろうと感じますが、今林大は幼い子供3人の命を奪った事よりも自分が事故を起こして家族に迷惑がかかった事をより後悔していたのでしょう。

 

また、「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」から10年後の2016年に西日本新聞(2016年08月21日付)の記事で、今林大の親族のコメントと現在の心情が紹介されていました。

 

この親族が父親なのか母親なのか、あるいは祖父母のどちらなのか、もしくは姉なのか、それとも別の親族なのかは明かされておらず不明ですが、この親族は福岡海の中道大橋飲酒運転事故の後、今林大の家族に対しての誹謗中傷や嫌がらせもあった事などを明かし、それに耐えて被害者の子供達を悼んできたと語っています。

 

福岡市の喫茶店で向き合った今林受刑者の親族は、10年を振り返って泣いた。

 「一族を社会から滅ぼせ」。事故後、今林受刑者だけでなく家族への中傷がネットで過熱し、嫌がらせの電話もかかってきた。それにじっと耐え、亡くなった子どもたちを悼んできた。「私も事故と向き合わないと」と思ってきた。 新聞に載っていた幼いきょうだいの写真を切り抜き、仏壇にあげてお参りしている。今林受刑者の両親は3児の月命日には、供養に行っているという。

 

引用:3児死亡飲酒事故10年<1> 重い命 罪問い続け 苦悩の日々 終わりなく

 

確かにネットでの今林大の家族に対する誹謗中傷は度を越したものだったようですが、それでも家族がメディアで「それに耐えてきた」などと口にした事に、まるで自分達も被害者だと主張しているかのように感じて違和感を抱いた方も多かったようです。

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故を起こしたのは今林大であり家族は関係ないという意見も一部あるようですが、裁判では今林大には過去にも自動車運転に関わる交通違反歴4件があった事が明らかにされました。

 

今林大は実家で父親や母親、祖父母、姉と同居していたとの情報もあり、何度も交通違反を犯し交通ルールを守ろうという意識が明らかに希薄な今林大を家族がもっと諌めていれば、福岡海の中道大橋飲酒運転事故は引き起こされていなかったかも知れず、家族に全く責任がないとは言い切れないのではないかと思います。

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人の今林大の結婚

 

「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の犯人・今林大は結婚はしておらず独身でした。

 

今林大はその後、裁判を経て実刑判決を受けて刑務所に服役しているため現在も結婚はしておらず独身です。(獄中結婚したという情報もなし)

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人の今林大の学歴

 

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「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の犯人・今林大の学歴は公開されていません。

 

公務員というと最終学歴が大卒というイメージがある方も多いようですが、基本的に公務員試験は学歴不問で最終学歴が高卒でも中卒でも公務員になれます。

 

また、今林大は福岡市の職員でしたが、公務員とはいっても技能労務職員で、福岡市西部動物管理センターで単純な労働に従事していたようです。

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故での逮捕当時、今林大の年齢は22歳と報じられており、最終学歴は高校卒業の可能性が高いと見られています。

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人の今林大の経歴

 

出典:https://lh3.googleusercontent.com/

 

「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の犯人・今林大の経歴についても生い立ちや学歴と同様に情報はほぼ何も開示されていません。

 

今林大の経歴についてわかっているのは、福岡海の中道大橋飲酒運転事故を起こした当時、福岡市の職員で、福岡市西部動物管理センター(現在の福岡市動物愛護管理センター)で技能労務職員として、野犬の引き取り(野犬捕獲員)やペット飼育の啓発などを担当していたという事のみです。

 

推測ですが、地方公務員試験に合格して高校卒業と同時に福岡市の職員になったという経歴だと思われます。

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の後、福岡市は今林大を分限免職処分を発表しましたが、これに対して約900件もの苦情があり、懲戒免職処分に改められています。

 

 

今林大は職場での勤務態度は真面目で動物愛護精神も高ったとの証言も

 

なお、福岡海の中道大橋飲酒運転事故後の報道では、今林大は福岡市西部動物管理センターでは真面目な勤務態度で「模範的な職員」と評価されていたという事です。

 

また、今林大は持ち込まれた犬の殺処分に関わる業務も担当していたという事ですが、これに関しては殺処分にされる動物を1匹でも救おうと懸命に頑張っていたという証言が一部から出ていて、本来は心の優しい人物だったと見られています。また、動物の殺処分に関わる業務は動物好きな人間にとって心的なストレスがとても大きく、それが度を越した飲酒につながったのではないかと推測するような声も出ていました。

 

ただ、今林大の起こした福岡海の中道大橋飲酒運転事故は、多量の飲酒をした上に、制限速度を大幅に超過して引き起こされた事故で、それにより幼い子供3人の命が奪われたという悪質極まりない内容でした。しかも今林大は事故を起こした後に一時現場から逃走した上に証拠隠滅まで画策していて、その行動も非常に悪質だと批判されました。

 

今林大が本来は真面目で心優しい人物であったとしても、非常に悪質な飲酒運転をして幼い子供3人の命を奪った事実には変わりなく同情する事はできません。

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人の今林大がイケメンなどの声も

 

出典:https://pbs.twimg.com/

 

「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の犯人・今林大については、事故が報じられた当時から一部で犯人がイケメンなどと話題にされていました。

 

その後も今林大の映像がメディアで取り上げられるたびに、一部の人間が今林大がイケメンなどとネット上で騒いでいる模様です。

 

 

 

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人の今林大の同乗者

 

「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の発生時、犯人の今林大の運転する車には同乗者がいました。

 

今林大の運転する車の同乗者は、19時頃から居酒屋で一緒に飲酒をしていた当時19歳の後輩でした。

 

車には東区のタイル職人の男性(19)が同乗。今林容疑者は「同乗者らと一緒に東区三苫のスナックで酒を飲んだ。事故直前は同乗者と話しており、前方に(大上さんの)車がいたことに気づかなかった。当時、時速80キロは出ていたと思う」と供述。

 

引用:飲酒追突の福岡市職員逮捕 長男死亡、犠牲3人に

 

この同乗者については、今林大の中学時代の野球部の後輩で、この当時はタイル職人として働いていたという情報が明らかになっています。

 

裁判ではこの同乗者が証人として出廷し、事故を起こす直前に今林大がこの同乗者に「いつもこんなに飛ばすんですか?」と尋ねられて、「いいや、飛ばさん」と答えていた事が明らかにされています。

 

この同乗者ですが、事故当時19歳で未成年(当時は20歳で成人)だったため逮捕されていません。

 

なお、今林大は事故を起こした後、この同乗者をかばうためか現場から歩いて逃げるように指示し、自分1人で車に乗っていたように偽装しています。

 

また、事故起こす前、今林大は居酒屋で飲酒をしていましたが、その際に同席した当時32歳の会社員の男性も、居酒屋を出た後、タクシーで3人一緒に今林大の実家近くの駐車場まで行き、そこから今林大の運転する車に乗って自宅近くまで送ってもらっています。

 

この32歳会社員は、今林大が飲酒している事を知りながら同乗したとして道路交通法違反(飲酒運転幇助)の容疑で逮捕されていますが、その後不起訴処分になっています。

 

ただ、この同乗者2人に対しては、被害者の夫妻(亡くなった子供達の父親の大上哲央さんと母親のかおりさん)が、今林大とその父親と合わせて計4人に対して、約3億5千万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こしました。

 

この民事裁判では、今林大とその父親が遅延損害金や弁護士費用を含む損害金(請求額より減額)を支払い、同乗者2人も見舞金を支払うという条件で和解となっています。なお、今林大とその父親、同乗者の2人がそれぞれ支払う事に決まった金額は明らかにされていません。

 

和解で裁判所は今林受刑者側の主張を認めず、過失相殺はしなかった。請求より減額されたが、遅延損害金や弁護士費用を含む損害金を受刑者と父親側が支払う。同乗していた2人も見舞金を支払う。いずれも金額は明らかになっていない。

 

引用:福岡の3児死亡飲酒事故が和解 受刑者側が謝罪、賠償

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人の今林大の判決は懲役20年

 

出典:https://livedoor.blogimg.jp/

 

「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の犯人・今林大は、危険運転致死傷罪と道路交通法の救護義務違反(ひき逃げ)で起訴されました。

 

 

第一審では懲役7年6ヶ月の求刑より大幅に軽い判決

 

福岡地裁の第一審では、弁護側の業務上過失致死傷罪を適用するべきとの主張が認められる形で、危険運転致死傷罪よりも刑罰が大幅に軽い業務上過失致死傷罪と道路交通法違反(酒気帯び運転、ひき逃げ)が適用され、「懲役7年6ヶ月」という求刑(検察側は懲役25年求刑)よりも大幅に軽い判決が言い渡されました。

 

検察、弁護側の双方共にこの判決を不服として控訴しています。

 

 

上訴審で懲役20年の実刑判決が確定

 

福岡高裁での控訴審では、弁護側は「被害者の居眠り運転も原因」などと被害者側にも過失があったなどと主張し減刑を求めました。

 

しかし、福岡高裁は検察側(被害者側)の主張を認めて、第一審判決を破棄し、危険運転致死傷罪と道路交通法違反の成立を認定し、一審判決より大幅に重い「懲役20年」の判決を言い渡しました。

 

今林大の弁護側はこの判決を不服として即日最高裁に上告しましたが、最高裁は2011年10月31日に上告を棄却する決定を下し、懲役20年の判決が確定しました。

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人の今林大はいつ出所するのか

 

「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の犯人・今林大は2011年10月に懲役20年の判決を受けて刑務所に服役していますが、いつ出所するのかも話題になっています。

 

最高裁の判決主文によると、この今林大の懲役20年の判決に、「未決勾留日数中780日を算入する」とされています。

 

本件上告を棄却する。 当審における未決勾留日数中780日を本刑に算入する。

 

引用:裁判所 – Courts in Japan 判例

 

したがって、今林大がいつ出所するのかは、懲役20年から実質2年と50日が差し引かれ、最長で2029年中には出所する可能性が高いと推測されます。仮釈放が与えられる場合もあるため、もっと早くに出所する事も考えられます。

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人の今林大の現在

 

「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の犯人・今林大の現在の情報はありません。

 

2016年08月21日の西日本新聞では今林大は西日本の刑務所に服役中だと報じられていました。

 

車座になって話を聞いていた10人弱の男の中に、元福岡市職員の今林大(ふとし)受刑者(32)はいた。今春。西日本の刑務所で、飲酒運転についての講話が行われた。語られたのは福岡市で10年前に起きた3児死亡事故だった。

 

引用:3児死亡飲酒事故10年<1> 重い命 罪問い続け 苦悩の日々 終わりなく

 

その後、2018年にテレビ番組で「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」が取り上げられた際には、今林大が現在大分刑務所にいる事や、他の受刑者とバレーボールをしている様子などが紹介されていました。

 

2019年にもテレビ番組で「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」が取り上げられ、今林大が現在も刑務所に服役中である事が報じられていましたが、その後は情報が出ていません。

 

2022年にはTwitter(現在のX)で今林大はおそらく仮出所しているとの投稿がありましたが特に証拠はないようです。

 

 

今林大は2024年時点では40歳前後になっているはずです。

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人の今林大の父親や母親ら家族の現在

 

「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の犯人・今林大の家族が現在どうしているのかは不明です。

 

2016年08月21日の西日本新聞では、今林大の父親と母親は、被害者の3人の子供の月命日には供養に行っていると報じらていましたが、現在も被害者の供養を続けているのかは分かりません。

 

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の被害者の父親や母親の現在

 

今林大に幼い子供3人の命を奪われた被害者の父親・大上哲央さんと母親・かおりさんの間には、「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」の後に新たに3人の子供が生まれていて、現在はかおりさんの実家で家族で暮らしている事が2012年に日経新聞で報じられています。

 

大上さん一家は現在、次女、愛子ちゃん(5)、三男、真寛ちゃん(2)、三女、ひかりちゃん(6カ月)に恵まれ、かおりさんの実家で暮らす。かおりさんは会見で、飲酒事故がなくならない現状を「苦しい」としながらも「子供を育てているので、歩道を安心して歩けるような世の中になってほしい」と話した。

 

引用:福岡の3児死亡飲酒事故が和解 受刑者側が謝罪、賠償

 

 

まとめ

 

今回は、2006年8月25日に福岡市東区で発生した「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」についてまとめてみあました。

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故は、当時福岡市の職員で22歳だった今林大という男が、大量に飲酒をした上、制限速度を大幅に超過した速度で車を運転し、前方を走っていた車に追突した飲酒事故です。

 

追突された車には家族が乗っており、追突の衝撃で海の中道大橋から博多湾に転落。被害者のうち父親と母親はかろうじて脱出できましたが、1歳〜4歳の3人子供が亡くなりました。

 

福岡海の中道大橋飲酒運転事故の犯人の今林大の生い立ちはわかっていませんが、1983年か1984年の生まれで出身は福岡市東区奈多だと見られています。家族は元JR職員で当時は漁師をし地元の消防団の団長を務めていた父親、母親、祖父母、姉が1人との7人家族でした。

 

今林大は結婚はしておらず独身で、実家で家族と暮らしていたようです。

 

今林大の学歴は不明ですが、おそらく高校卒業後に福岡市の職員となったとみられています。詳しい経歴は明かされていませんが、事故を起こした当時は福岡市西部動物管理センターに勤務していたという事です。

 

今林大の顔画像はテレビなどで公開されており、一部からはイケメンなどの声も上がっているようです。

 

今林大は事故を起こした時に同乗者がいましたが、事故当時19歳の未成年だったため逮捕はされていません。

 

今林大の判決は「懲役20年」で、いつ出所するのかも注目されています。裁判記録などから出所は最長で2029年中と推測できます。

 

今林大は現在も西日本の刑務所に服役している模様ですが、詳しい事は情報がなく不明です。

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