札束風呂で女性2人を侍らせゲスな笑みを浮かべるネットミーム「勝ちまくりモテまくり」の元ネタが話題です。
この記事では「勝ちまくりモテまくり」の元ネタのパワーストーン「エミールホルダー」の広告や体験者・岡田伸一さんの生い立ちや実家の家族、経歴、結婚、その後や現在などについてまとめました。
この記事の目次
「勝ちまくりモテまくり」の札束風呂の元ネタはパワーストーンの広告
「勝ちまくりモテまくり」は、札束を大量に入れたバスタブに入った男(女性の場合もある)が左右に若い女性を侍らせてニヤけている構図のインターネットミームで、その構図を様々なキャラクターで描いたパロディ画像やコラ画像も人気です。
自分の実力とは関係のない何らかの幸運により大金を手にした男が、その金の力に物を言わせて両手に女性を侍らせて有頂天になっている様子が露骨に表現されていて、あぶく銭を手にしてついつい調子に乗ってしまう男(時には女性も)のイメージイラストとして最適であるため現在もネット上でしばしば使用されています。
そんな「勝ちまくりモテまくり」の元ネタは、1990年代の終わり頃に週刊誌やカストリ系雑誌、実話系雑誌、ギャンブル系雑誌、アダルト向け雑誌などに必ずといって良いほど掲載されていた広告です。
「勝ちまくりモテまくり」の元ネタの広告は、パワーストーンを埋め込んだキーホルダー「エミールホルダー」という怪しげな開運グッズのものです。
ゲスさを煮詰めたようなニヤけ顔を浮かべながら札束風呂に入る男性(後述する岡田伸一氏)が美女2人を両脇に侍らせている絵面はインパクト抜群で、当時の10代後半〜30代男性でこの広告を目にした事がない人はいないというくらい有名でした。
ちなみにこのパワーストーンキーホルダー「エミールホルダー」の効能ですが奇跡的な幸運が次々と舞い込むというもので、「思いがけない大金を得た!!」、「ギャンブル連戦連勝!!」、「仕事・事業で大成功した!!」、「突然モテるようになった!!」、「イイ女とヤリまくった!!」などの煽り文句で紹介されていました。
この「エミールホルダー」の購入システムは、「金運の石」、「仕事の石」、「学業の石」、「恋愛の石」、「結婚の石」、「美・健康の石」など様々な効果を発揮するパワーストーンを4つ選び、それを埋め込んだキーホルダーを注文するシステムで価格は1万8000円ほどでした。
「勝ちまくりモテまくり」で札束風呂に入っているのは岡田伸一
「勝ちまくりモテまくり」の元ネタのパワーストーンの広告で札束風呂に入っている男性は、岡田伸一さんという方です。
岡田伸一さんは広告掲載当時28歳で、東京都荒川区在住の無職と紹介されていました。
「勝ちまくりモテまくり」の岡田伸一の生い立ち
「勝ちまくりモテまくり」の元ネタのパワーストーンの広告で札束風呂に入っている男性・岡田伸一さんの生い立ちも注目されています。
岡田伸一さんの生い立ちについては、元ネタの広告で「28年間馬鹿にされっぱなし、惨めすぎた俺の人生外ミールホルダーを持つようになった途端、突然ツキがめぐってきた。」と紹介されています。
岡田伸一さんはエミールストーンで幸運を掴むまでは惨めな人生を送ってきたようです。
「勝ちまくりモテまくり」の岡田伸一の実家や家族
「勝ちまくりモテまくり」の元ネタであるパワーストーンの広告で札束風呂に入っている男性・岡田伸一さんは実家や家族については語られていません。
ただ、惨めな人生を送ってきたと言っており、大金を手にした後も家族に何かをしてあげたといった表現もないため、実家との関係は良好でなく家族との仲も良くないのではないかと推測されています。
「勝ちまくりモテまくり」の岡田伸一の経歴
「勝ちまくりモテまくり」の元ネタのパワーストーンの広告の札束風呂の男性・岡田伸一さんは、経歴については、「たった2ヶ月で人生大逆転!!勤めていた会社も辞めギャンブルで身を立てていこうと思っています」と語っています。
岡田伸一さんはパワーストーン付きキーホルダー「エミールホルダー」を購入してわずか2ヶ月で会社を辞めてギャンブラーになった経歴を持つようです。
岡田伸一さんが勤めていた会社は、一部の情報によると新聞屋という事ですが、新聞社ではなく新聞販売店の事を指しているようです。
「勝ちまくりモテまくり」の岡田伸一の結婚
「勝ちまくりモテまくり」の元ネタのパワーストーン付きキーホルダー「エミールホルダー」の広告で札束風呂で美女を侍らせる男・岡田伸一さんは結婚はしておらず独身だったとみられています。
元ネタ広告によると、岡田伸一さんは9500円を元手に競馬で連戦連勝して万馬券も当て、気がつけばとんでもない金額を手にしていたという事です。一部情報によれば、岡田伸一さんの9500円は7500万円にまで増えたのだそうです。
「勝ちまくりモテまくり」の元ネタのパワーストーン付きキーホルダー「エミールホルダー」の広告では、東京都内の一流ホテルのバスタブで札束風呂をしていますが、これは競馬で稼いだ大金を使った模様です。
ただ、札束風呂で美女2人を侍らせている事から見て、結婚はしていなかった可能性が高そうです。その後も岡田伸一さんが結婚をしたという情報は出ていません。
なお、岡田伸一さんが札束風呂で侍らせている女性のうち1人(正面から見て左の女性)は、当時新宿歌舞伎町にあったヘルス「カプリ娘」のNo.1嬢だったみくさんではないかと言われています。
岡田伸一さんはパワーストーン付きキーホルダー「エミールホルダー」の力で大金を手にした後モテまくりになったという事なので、結婚という選択をしなかった可能性もありそうです。
「勝ちまくりモテまくり」の岡田伸一の現在
「勝ちまくりモテまくり」の元ネタのパワーストーン付きキーホルダー「エミールホルダー」の広告で札束風呂に美女と入っていた男・岡田伸一さんですが、28歳の時にさらなる大金を手に入れようと、新たに「金運」の力を持つパワーストーンを埋め込んだ「エミールホルダー」を注文し、ギャンブルの本場、アメリカ・ラスベガスへと飛ぶ事を宣言しています。
岡田伸一さんはラスベガスで勝負をかけ、結果をまた報告すると言っていましたが、その後は音沙汰なく現在まで消息不明となっています。
一部の情報によれば、岡田伸一さんはその後、ラスベガスで大敗を喫し、何らかのトラブルにも巻き込まれたと噂されており、現在は公安警察にも追われる身なのだとか。
岡田伸一さんが「勝ちまくりモテまくり」の元ネタであるパワーストーン付きキーホルダー「エミールホルダー」を購入したのは1998年前半だったと推測され、この当時の年齢が28歳だったため、2024年の現在は存命であれば54歳くらいになっているはずです。
「勝ちまくりモテまくり」のパワーストーンの販売会社はその後詐欺で摘発の噂も
「勝ちまくりモテまくり」の元ネタであるパワーストーン付きのキーホルダー「エミールホルダー」を通信販売していた会社は、その後、詐欺容疑で訴えられて警察の捜査を受けて摘発されたとの噂があるようです。
実は、元ネタの広告を見てもパワーストーン付きのキーホルダー「エミールホルダー」の販売会社がどこなのかははっきりしません。「エミールホルダー」はフリーダイヤルの電話番号かFAXで注文するか、広告に記載されている住所宛にハガキを送って注文するシステムでした。
この宛先は「エミール受注センター」となっていて住所も私書箱だったので、一体どのような会社が「エミールホルダー」を販売していたのかはよくわかりません。
現在、「勝ちまくりモテまくり」の元ネタであるパワーストーン付きのキーホルダー「エミールホルダー」の注文先のフリーダイヤルにかけても繋がらず、私書箱宛にハガキを送っても該当する私書箱はないとして返送されてきます。現在はエミールホルダーの販売は行われていないようで、本当に詐欺罪で摘発されて会社がなくなってしまったのかも知れません。
広告によると、エミールホルダーに埋め込まれるパワーストーン「エミールストーン」は、ネパール、インド、中国の国境地帯にある「神秘のトライアングル地帯」で採掘される希少なパワーストーンで、エミールホルダーの販売会社のスタッフが、現地の軍隊に護衛されながら昼夜を問わずに採掘していると説明されていました。
海外の軍隊に護衛を依頼して採掘活動ができる会社という事なので、それなりの資金力を持つ国際企業なのではと噂されましたが、現在もその正体は謎に包まれたままです。
「勝ちまくりモテまくり」のパワーストーンの現在…新宿租界が復刻販売
「勝ちまくりモテまくり」の元ネタは、金運や恋愛運、結婚運、仕事運など様々な効果があるパワーストーンを埋め込んだキーホルダー「エミールホルダー」の広告に掲載された岡田伸一さんの札束風呂です。
上でも書いたように、このパワーストーンキーホルダー「エミールホルダー」を通信販売していた会社は現在はもう存在していないようで、このオリジナル品を手に入れる事は難しくなっています。
しかし、ネットの有名人であるZ李さんが率いる総合博打サロン「新宿租界」のオンラインショップで、「エミールホルダー」の復刻版が販売されています。
これはもちろんジョークグッズとして販売されているもので、現在は在庫切れ状態になっているのですが、なんとあの伝説の「勝ちまくりモテまくり」の元ネタの広告のパロディまで制作されていて、当該の販売ページでは現在も閲覧可能です。
このパロディ広告では、東京都新宿の23歳無職・牛込寅太郎(元ホームレスで新宿租界の援助により復活し現在はラッパーとして活躍)さんが、札束風呂に入り、美女を侍らせている写真も紹介されています。
もちろんこれは岡田伸一さんのパロディで、牛込寅太郎さんも9500円を元手にして7460万円もの大金を手にした事が紹介されています。
こちらの広告は他にも、オリジナルのエミールホルダーの広告をパロった内容が、かなりのハイクオリティにより膨大な情報量で掲載されていて、制作者のこだわりと遊び心が感じられます。
あくまでジョークグッズとして販売されていた新宿租界版のエミールホルダーですが、かなり売れたようで、実際に効果があったという声(実際は宣伝の一環)もたくさんネットに上がっていました。
エミールホルダーのおかげで競艇勝てました!!#エミールホルダー #新宿租界 pic.twitter.com/RWD0IBcJck
— 【ポジティブ債務者】ミッチェル (@gyaku_suihei) March 26, 2021
エミールホルダー効果が凄いです⛓
— ほくろ (@h_ghm3) May 9, 2021
#新宿租界
#エミールホルダー
#租界の人が高熱出すと当たるあるある pic.twitter.com/whjyA0Q53f
話題のエミールホルダーが届いた😂
— DEF AUTO SERVICE (@DEF_AUTO) May 7, 2021
良いこと起きそうでこれから毎日が楽しみ‼︎#新宿租界 pic.twitter.com/QXcMgjsSjI
まとめ
今回は、にやけ面の男性(時に女性も)が両脇に美女を侍らせて札束風呂に入っているという人気のインターネットミーム「勝ちまくりモテまくり」についてまとめてみました。
「勝ちまくりモテまくり」の元ネタは、1990年代の終わり頃に、週刊誌やアダルト雑誌、ギャンブル系雑誌などに盛んに掲載されていた、パワーストーン「エミールホルダー」の広告です。
元ネタの広告にて、エミールホルダーの効果で幸運が舞い込んで、勝ちまくりモテまくり状態になったと紹介されたのが、28歳の無職・岡田伸一さんで、彼は都内の高級ホテルのバスタブに札束を敷き詰めて美女2人を侍らせている画像で有名になりました。
岡田伸一さんが登場したのはこの元ネタの広告のみで、生い立ちや実家の家族、経歴、結婚などについてはほとんど何も情報がありません。ただ、28年間惨めな人生を送ってきたものの、パワーストーン「エミールホルダー」を購入してから幸運が舞い込み、ギャンブルで連戦連勝して大金を手にしたと紹介されていました。
岡田伸一さんはその後、ラスベガスで勝負をかけると宣言して日本をたったのち連絡が途絶え、現在も消息不明です。