世田谷一家殺人事件の真相~犯人は韓国人?宗教絡み?被害者家族の裏の顔も総まとめ

世田谷一家殺人事件は凄惨な凶悪事件で多くの人の記憶に刻まれていますが、真犯人は未だに謎のままで真相解明が待たれます。

 

今回は世田谷一家殺人事件の経緯、被害者家族、犯人が韓国人説&宗教絡み説など噂や真相をまとめました。

世田谷一家殺人事件の概要

 

出典:https://twitter.com/

 

2000年も押し迫った12月30日。東京都世田谷区上祖師谷にある一軒の民家で起こった、史上稀に見る凶悪事件「世田谷一家殺人事件」。

 

被害者は、その家の住人である宮澤みきおさんとそのご家族。

 

一家4人全員を幼い子に至るまで包丁などで惨殺するという残忍さと、犯行後も数時間その家に居座るという犯人の異常な行動から、世間を騒然とさせました。

 

 

犯行現場には、犯人が着ていたと思われる、被害者の血痕が付着したトレーナーやジャンパー、帽子、ヒップバッグ、犯行に使われた凶器が残されていました。

 

さらには犯人のものと思われる毛髪や指紋、掌紋、血痕まで採取されたことから、当初は犯人の特定は早いだろうと考えられていたようです。

 

 

出典:https://twitter.com/

犯行現場に残された多くの物的証拠

 

犯人逮捕は時間の問題と見られていましたが、実際には……

 

ところが、これだけの物証がありながら、捜査は困難を極めることになります。

 

どうやら警察は、これだけ多くの物的証拠を残していることから、素人による犯行だと決めつけたことで、初動捜査を誤ったと言われています。

 

事件後の2005年と2010年に行われた刑事訴訟法の法改正により、殺人事件の時効が撤廃されたため、現在も捜査は続いていますが、犯人につながる糸口は途絶え、捜査は暗礁に乗り上げているようです。

 

 

世田谷一家殺人事件の被害者・宮澤みきおさん家族とは

世田谷一家殺人事件の被害者について、もう少し詳しく見ておくことにしましょう。

 

被害者家族は、世帯主で会社員の宮澤みきおさん(当時44歳)、妻、泰子さん(41歳)、長女で小学2年生だったにいなちゃん(8歳)、長男で保育園児だった礼くん(6歳)の4人です。

 

 

出典:https://i.ytimg.com/

生前の宮澤みきおさん一家のご様子

 

ご家族の笑顔を見ると心が痛みます。

 

宮澤みきおさんは当時、外資系の経営コンサルタント会社に勤めており、妻の泰子さんは自宅で公文式の学習塾を開いていました。

 

犯行現場となった自宅は、小田急線「成城学園前駅」と京王線「千歳烏山駅」のちょうど中ほどにある世田谷区上祖師谷3丁目にありました。

 

家は二棟続きの二世帯住宅となっており、隣には妻である泰子さんの母親と姉夫婦も住んでいました。

 

この場所は当時、公園用地拡張事業による整備が進み、周辺住民は次々と引っ越していました。

 

そして宮澤さんも既に土地売買契約を済ませており、2001年4月までに埼玉県内に引っ越す予定だったそうです。

 

 

 

世田谷一家殺人事件の犯人の手口とは

宮澤さん宅の見取り図と遺体の発見場所

 

 

出典:https://twitter.com/

宮澤さん宅の見取り図と遺体の発見場所

 

 

 

犯人は宮澤さん一家を次々と手にかけていった様子がうかがえます。

 

特に、三階のロフトで見つかった妻の泰子さんと娘のにいちゃんは、包丁でメッタ刺しにされており凄惨な現場だったようです。

 

 

犯人の侵入経路は玄関から堂々と…ってことは顔見知り?

 

警察の現場検証の結果、宮澤みきおさんは一階の階段下で、礼くんは二階の寝室にある二段ベッド下段で、泰子さんとにいなちゃんは三階のロフトにある寝室で、それぞれ発見されています。

 

 

捜査開始直後は、犯人は二階の浴室窓から侵入し、最初に二階の寝室で寝ていた礼くんを絞殺。

 

その時に起こった異音に気付いて一階から駆けつけたみきおさんは、階段を登ってきたところを持っていた柳刃庖丁で刺殺され、そのまま階下に落ちたものと考えられていました。

 

 

出典:https://rocketnews24.com/

「世田谷一家殺人事件」の犯人逮捕に繋がる情報提供を呼びかけるビラ

 

当時かなりの情報提供が寄せられたようですが、結局どれも犯人逮捕には繋がりませんでした。

 

しかし、その後の現場検証の結果、犯人の足跡についた血痕が階段を登るものしか発見できませんでした。

 

よって、二階の浴室窓の痕跡は脱出時のもので、犯人は堂々と玄関から訪れ、みきおさんの隙をついて階下で刺殺したものと断定されました。

 

 

ロフトで寝ていた泰子さんとにいなちゃんの寝込みを襲う犯人

 

みきおさんと礼くんが殺害された時点では、泰子さんとにいなちゃんは、三階のロフトにある寝室で就寝していました。

 

犯人は寝込みを襲う形で、みきおさんを刺殺した柳刃庖丁で、顔と首を中心に複数回に渡って切りつけたと見られています。

 

 

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「世田谷一家殺人事件」を伝えるニュース映像

 

2000年の暮れに日本列島に衝撃が走りました。

 

その後、犯人は2人が死亡した思いその場を離れますが、まだ泰子さんは生きていたようで、出血するにいなちゃんを助けようと、ティッシュで血を拭っていたことが分かっています。

 

それに気付いた犯人は、台所にあった文化包丁を持ち出し、泰子さんとにいなちゃんを再び襲い、とどめを刺すように何度も執拗にメッタ差しにするという、残虐な行為に及んだようです。

 

 

犯行時に負った怪我の応急処置をしていた犯人

 

犯人は、宮澤さん一家を殺害する際に右手に大怪我を負っており、その傷の応急手当をしたようです。

 

犯人の血痕がついたタオルが二階の台所に散乱し、救急箱を漁った形跡が残っていました。

 

また、かなり大きな切り傷だったためか、一旦は絆創膏を傷口に貼るも、すぐに剥がした形跡が残されていた他、生理用品で止血を試みた形跡も残っていたようです。

 

 

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「世田谷一家殺人事件」の犯行現場に残された物証の数々

 

後に寄せられた目撃証言の中に、栃木県「東武日光駅」で右手を負傷した男が治療を受けていたというものがありました。

 

傷を負った詳細を一切語らなかったこと、その男の風貌が警察が後に指名手配した犯人像と酷似していたことなどから、犯人の可能性が指摘されています。

 

しかし、その犯人はその翌日には羽田空港から台湾へ逃亡したことがわかっており、その後の足取りも不明のようです。

 

 

宮澤さん一家を惨殺後も数時間滞在し、飲食までしていた犯人

 

世田谷一家殺人事件の犯人が異常だと言われるのは、その残忍な殺害方法以外にも理由があります。

 

宮澤さん一家を惨殺した後も数時間に渡って犯行現場に居座り、冷蔵庫の中のものを飲食したり、パソコンでのネット接続や大便までしていたことにも起因します。

 

犯人は宮澤さん一家を殺害後、冷蔵庫から麦茶やアイスクリームなどを飲食しながら、悠々と書類などを物色していたと言います。

 

特に、アイスクリームは最低でも4個以上は食べており、居間や浴室、台所など家中で空のカップが発見されています。

 

 

出典:https://twitter.com/

事件現場となった宮澤みきおさん宅の周囲を調べる捜査員

 

また、犯人は冷蔵庫の中に入ってたビールには手をつけておらず、もともと飲酒習慣がない可能性もありますが、その後の逃走のことを考えてアルコールの摂取を控えた可能性もあります。

 

これらのことを考慮すると、犯人は相当現場慣れしているようにも思えますが、警察は当初のプロファイリング通り、「素人の犯行説」を念頭において捜査を続けていたようです。

 

 

犯人は自分に関係する書類を探していた可能性

 

犯人は宮澤さん一家を惨殺した後、二階のリビングルームのソファに座って、キャッシュカードや銀行通帳、カード類や書類を物色していたようですが、きちんと仕訳されていたそうです。

 

もし今回の犯行が、単なる金目当ての強盗殺人なら、わざわざ仕訳などする必要はなく、銀行通帳やキャッシュカードなど現金化できそうな物だけを持ってさっさと逃走するはずですよね。

 

ところが犯人は、タンスや机などの引き出しを片っ端から物色し、書類が入ってそうな引き出しを見つけると、引き出しごと浴槽に持っていって物色していた形跡が残っています。

 

しかも、前述のようにアイスを食べながらなんですよね。

 

 

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宮澤さん宅の見取り図と遺体の発見場所

 

 

 

家の中のあちこちにご家族の死体があるにもかかわらず、平然とアイスを食べながら書類を探していた犯人…想像するとかなり異様で恐ろしいですね。

 

 

物色された書類には、みきおさんの仕事関係や、泰子さんが自宅で開いていた学習塾の書類などが含まれており、犯人は宮澤さん一家と何らかの繋がりがあった人物だと考えられています。

 

ちなみに、月末ということもあって、泰子さんの学習塾の月謝約20万円相当が無くなっていたそうですが、キャッシュカードや貴金属類はなぜか手付かずの状態で残されていたそうです。

 

 

犯人がパソコンを使用しインターネットに接続した形跡も

 

また、犯人はみきおさんのパソコンを少なくとも2回使用した形跡が残されていました。いずれも5分程度ではあるものの、インターネット2度接続した記録が残っていたからです。

 

キーボードからは指紋が検出されなかったことから、犯人はマウスのみでパソコンを操作していたようです。

 

またブラウザの履歴から、元々ブックマークされていたみきおさんの会社や大学の研究室、劇団四季のサイトも閲覧しており、舞台のチケットを購入しようとしていたこともわかっています。

 

 

出典:https://blog.goo.ne.jp/

犯人の2回目のネット接続についての警察が出した結論

 

マウスの誤作動によるものと結論づけられました。それってどう考えても結論ありきの無理やりなこじつけですよね。

 

インターネットへの接続が1回につき5分程度であったことから、何かを調べるために接続したわけではなく、単なる捜査の攪乱を目的とするものだったとする見方が強いようです。

 

また、犯人が劇団四季の舞台チケットを購入しようとしたのは、少なくともその時間まで生きていたと思わせて、犯行時刻の推定を狂わせるという目的があったのかも知れませんね。

 

 

犯人が何のためにパソコンを操作していたかは不明ですが、その間カップアイスをスプーン無しで、カップを握りつぶすように食べていたことが、パソコン脇に積み重ねられたアイスの空のカップから推測されています。

 

それだけをとっても、かなり異様な光景だったことでしょう。

 

 

 

世田谷一家殺人事件発覚時の様子とは

 

隣に住む泰子さんの実母が、内線電話が繋がらないことを不審に思い、みきおさん宅を訪れたことで、遂に事件が発覚したのが午前10時56分頃だったと言われています。

 

惨状を目の当たりにした実母の証言によると、みきおさんは一階の階段下で外出着のまま倒れていて、犯行後に犯人が物色したのであろう引き出しが、遺体の上に載せられていたのだとか。

 

 

出典:http://disktopaska.txt-nifty.com/

宮澤みきおさんご家族の遺体発見場所

 

 

 

小さくて見づらいですが、Aが子供部屋の二段ベッドの下段で発見された礼くん、Bが一階の階段下で発見されたみきおさん、Cが二階の階段の踊り場で発見された泰子さんとにいなちゃんです。

 

実娘の泰子さんと孫の長女にいなちゃんは、二階の階段の踊り場付近で、「全体が黒っぽい山のように見えた」という証言から、洋服や布団などを無造作に被せていたのかも知れませんね。

 

長男の礼くんについては、二階の子供部屋の二段ベッドの下段で、うつぶせ姿で寝かせられた状態のまま、布団を被せられていたそうです。

 

ただ、実娘一家が惨殺された現場に遭遇してしまった実母は、当然相当気が動転し、思わず死体を抱きかかえたりしてしまったために、現場の状況を色々と変えてしまっているようです。

 

 

 

世田谷一家殺人事件の犯人韓国人説&否定された真相とは

犯行現場に残された物証の数々

 

出典:http://i.huffpost.com/

世田谷一家殺人事件の犯行現場に残された物証の数々

 

 

 

世田谷一家殺人事件の犯行現場には、指紋や血痕、物証など犯人に繋がる証拠が多数残されていたことから、誰もが早期解決を確信していたと言います。

 

警察は“頭の悪い粗暴な若者”や“精神異常者”による犯行に間違いないという予断をもって、捜査が開始されたと言います。

 

と言うのも、警察のにらみ通り、“頭の悪い粗暴な若者”による犯行であれば、当然前科がある可能性も高く、指紋も採取しているので、それを照合すれば一発だと踏んでいたんでしょうね。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

ところがです。犯行現場で採取した指紋を、警察が有する1,200万人もの前科者の指紋が登録されている指紋認証システムにかけるも、全くヒットしなかったのです。

 

焦った警察は、この時点で宮澤さん一家に関係する親族や仕事関係、交友関係、地域住民など総勢2000人もの指紋を採取して検証してみたところ…こちらもヒットなしの結果に。

 

この時点で、警察は捜査に必要なかなりの人的資源を無駄にしてしまったことになるんですよね。

 

 

かたくなに韓国人犯人説を否定する警察

 

世田谷一家殺人事件の犯行現場には、被害者の返り血を浴びるなどして、着用していた衣服やバッグなど多くの遺留品が残されていました。具体的に挙げてみると、次の通りです。

 

 

  • ユニクロ製の黒色、Lサイズのエアテックジャンパー
  • 韓国製英国ブランドのテニスシューズ「Slazenger(スラセンジャー)」
  • 黒いハンカチ
  • 黒い防寒手袋
  • マフラー(100円ショップでも売られている安価のもの)
  • 韓国製ヒップバッグ

 

 

注目すべきは、「Slazenger(スラセンジャー)」のテニスシューズです。と言うのも、そのテニスシューズのサイズは28cmで、これは韓国でしか売られていない特別サイズなんです。

 

そこで警察はこう考えました。「犯人は個人輸入でテニスシューズを韓国から取り寄せた可能性がある」と。

 

日本人犯人説に固執するあまり、このテニスシューズを韓国から履いて来日した可能性をみじんも疑わなかったわけです。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

また、韓国製ヒップバッグの中には、日本国内には存在しない様々な成分が発見されるも、「日本国外に渡航歴がある人物」と、あくまで日本人犯人説に立つ発表をしていました。

 

 

頼みの綱のストーカー男性は犯人ではないことが判明

 

警察は、世田谷一家殺人事件当時、泰子さんとにいなちゃんの周辺によく出没していた怪しい男を特定し、この男による犯行に違いない!と内偵捜査を進めていたのだとか。

 

この男は、にいなちゃんがバレエやピアノなどの習い事に通う際、頻繁に付きまとっていたストーカーで、にいなちゃんの後をつけ回したり、他の少女の体を触るなどトラブルを起こしていた要注意人物でした。

 

警察は、ストーカーがにいなちゃんに近づいて危害を加えようとしたところを、泰子さんが注意したことを逆恨みして犯行に及んだ…と仮説を立てて捜査をしてたと言います。

 

また、警察がこのストーカー男が犯人だと確信していた背景には、DNA鑑定がありました。鑑定の結果、犯人はアジア人の父親と南欧系の母親を持つハーフであることが判明していました。

 

日本人では10人に1人、韓国人なら5人に1人の確率でしたが、そのストーカーが南欧系の母を持つハーフだということがわかり、捜査員はみな確信していたと言います。

 

ところがです!このストーカーの男に事情聴取を敢行し、家宅捜索や指紋検証を行うも、犯人のものとは一致せず、世田谷一家殺人事件の捜査はついに行き詰まってしまったわけです。

 

 

警察が“犯人日本人説”にこだわった背景に韓国との軋轢

 

警察がかたくなに“犯人日本人説”にこだわった背景には、韓国との軋轢があった可能性が指摘されています。

 

世田谷一家殺人事件の犯人が残した物的証拠の中に、韓国製品があったことから、警察も初期段階で韓国に捜査員を派遣し、韓国の指紋認証システムを利用できないか打診していたようです。

 

ところが韓国警察はその申し出を、「自国民を疑うとはけしからん」と突っぱねたのだとか。そのため警察は、“犯人韓国人説”を諦めざるを得なかったようです。

 

かと言ってそんな背景を公表するわけにもいかず、警察は2005年8月1日、「韓国警察の協力により犯人は韓国で育った人間ではなかった」と発表するしかなかったと言われています。

 

そして、これによって事実上「世田谷一家殺人事件」は完全に迷宮入りしてしまったと言っても過言ではありません。

 

 

 

世田谷一家殺人事件は宗教がらみとの噂も

 

そのあまりに残忍な犯行の手口と救いようのない結末に、被害者一家に同情が集まる一方、単に善良な市民がたまたま異常な犯罪に巻き込まれた猟奇事件ではなかった…という見方があるのも事実です。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

実は、世田谷一家殺人事件の被害者である宮澤さん一家は、熱心な統一教会信者であり、また、仕事を隠れ蓑にして潜伏していた北朝鮮のスパイだったとの説もあるようです。

 

と言うのも、宮澤みきおさんと泰子さんは、統一教会のセミナーで知り合っており、北朝鮮のスパイ活動のために日本に在住していたと囁かれています。

 

宮澤みきおさんは、大学卒業後に映像関連の編集プロダクションを設立し、アニメ制作の仕事をされていました。

 

そして事件当時は、英国系のコンサルティング会社に勤めており、2002年に開催が予定されていたFIFA日韓共催ワールドカップのイメージキャラクターの制作にも携わっていたようです。

 

そして、この英国系コンサルティング会社こそが、世界での諜報活動を行うための北朝鮮のスパイ組織の隠れ蓑だったと言われています。

 

世田谷一家殺人事件が起きる1ヶ月前、20年間日本に住んでいた朝鮮総連の元幹部が逮捕される事件がありました。

 

これに宮澤みきおさんが絡んでおり、その見せしめとして一家惨殺されたというのです。

 

事件当時、日韓ワールドカップ用のマスコット作りを隠れ蓑に、宮澤みきおさんもやはり諜報活動をメインに日韓で活動し、その活動で得た情報を土産に、高額の報酬目当ての転職話を進めていた可能性がある。宮澤みきおさんは、立ち退き後の新しい土地と家の取得に絡んで、まとまった金が必要になり、転職の誘いに乗ったのではないだろうか?この転職話が、当時在籍していた英国企業、および、そこに関連した半島系団体の不利益となり、見せしめ殺人が起きたのではないだろうか?英国は世界有数の諜報活動のメッカであり、英国企業が絡んだ犯罪を突付くことは、『ルーシー・ブラックマン事件』の推移をみれば分かるように、日本の警察には難しいかも知れない。

 

引用:阿修羅 – 世田谷の一家四人殺害事件は、英国の経営コンサルタント企業を装った諜報組織が関与の可能性あり。 http://www.asyura2.com/

 

どんな事情でも殺人は許されませんが、世田谷一家殺人事件の被害者一家が実はカルト教団とも言われている統一教会信者で、北朝鮮のスパイ活動をしていたとなれば、少し話が違ってくるかも知れませんね。

 

 

世田谷一家殺人事件の真相に迫る本が出版され話題に【犯人は韓国人】

 

一橋文哉(いちはし ふみや)さんは、警察の捜査では迫ることができなかったこの世田谷一家殺人事件の真相に、恐らく現時点で最も迫っていると言われているフリージャーナリストです。

 

 

出典:https://www.amazon.co.jp/

 

この一橋文哉さんの独自の捜査によれば、「世田谷一家殺人事件」の真犯人は、李仁恩(仮名)という元韓国軍人の男なのだとか。

 

しかし、この李という元韓国軍人は、単なる実行犯に過ぎず、李に宮澤さん一家殺害を命じた主犯は、都内在住の韓国系宗教団体元幹部の金田秀道(仮名)なんだそうです。

 

生まれつき発達障害があった李は、軍隊でいじめられ精神を病み、経済的にも追い込まれていき、そんな李に手を差し伸べたのが金田で、李は金田を“命の恩人”と心酔していたのだとか。

 

 

先ほども説明した通り、一部では世田谷一家殺人事件は統一教会による見せしめとして、宮澤さん一家が粛正された事件であると言われています。

 

しかし実際は、この金田が投資顧問会社の元代表Xからの依頼で、報酬を見返りに宮澤さん一家殺害を企てたのだとか。

 

 

事業失敗で多額の資金を必要としていた金田が、宮澤さん宅に隣接する都立祖師谷公園の拡張に伴う移転補償金など1億数千万円を狙って犯行を計画。言葉の発達が遅かった礼君の発育支援と称して宮澤さん一家に近づき、自分に心酔する李に自分を知っている4人を殺害させたうえ、現金や預金通帳、一家と自分の繋がりが分かる書類や年賀状などを奪わせた――というものである。

 

引用:現代ビジネス – 世田谷一家殺人事件、私は「真犯人」を知っている~警察の致命的失敗とマスコミの怠慢 http://gendai.ismedia.jp/

 

なるほど、この説だといろいろとつじつまが合ってきますよね。

 

李のような危険な男を宮澤さんが自宅の中に招き入れたのも、礼君と通して関係のあった金田の関係者ということであれば、あり得る話です。

 

また、李が犯行後も危険を冒して10時間以上に渡って犯行現場に残り、金田との繋がりを示す書類を根こそぎ奪っていったことにも合点がいきます。

 

 

「世田谷一家殺人事件」は宗教がらみじゃなく、金銭目的の犯行だった

 

元々宮澤さん宅の周辺では、不動産ブローカーや地上げ屋が、住民を脅すなどして強引に退去させ、家屋を買い叩いた上で、東京都に高く転売するという地上げ行為が横行していたようです。

 

宮澤さん宅もその対象とされてたのですが、宮澤さんはこれを拒否し続けていたのだとか。

 

そこで投資顧問会社の元代表Xが金田に、「宮澤家を追い出せれば利益の15%を支払う」と持ちかけ、資金繰りに窮していた金田がその話にまんまと乗った…という筋書きです。

 

 

以前に彼は、「知り合いの不動産ブローカーを通じてX氏から『宮澤さんとの土地取引の話をまとめたら、儲けたカネの15%を成功報酬として支払う』と持ちかけられ、資金繰りに窮していたので飛びついた。だが、宮澤さん夫妻が拒否し、X氏から『宮澤家に脅しをかけろ』と指示され、李らに協力を要請した」と“自供”していた。

 

引用:現代ビジネス – 世田谷一家殺人事件~実行犯は今、次なる「超大物」ターゲットを狙っている http://gendai.ismedia.jp/

 

そして金田は、知的障害のある長男の礼くんの発達支援にかこつけて宮澤みきおさんに取り入り、信用を得たところで、恐らく「金田の使い」とでも称したのでしょう、実行犯である李を宮澤家へ送り込んだ…。

 

これこそが、「世田谷一家殺人事件」の真相というわけですね。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

2000年12月30日に起きた、幼い子供も含めた宮澤さん一家4人が、包丁などで惨殺された「世田谷一家殺人事件」についてまとめました。

 

最初は調べていくと警察の初動捜査のまずさが浮き彫りになっていくばかりでしたが、次第に真相らしきものに近づいていくに連れ、段々と印象が変わっていく感覚に襲われてしまいました。

 

最後に紹介した一橋文哉さんの説が正しければ、実行犯である李の頭のタガが外れていたことで異常な殺戮事件になったものの、その実は単なる金銭目的の下賤な事件だったということになりますね。

 

なんともやり場のない脱力感のようなものがジワジワと押し寄せてきました。皆さんはどのように感じられましたか?

 

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