2007年に大々的に歌手デビューをして将来が期待されていた高杉さと美さんですが、大コケした理由が話題です。
今回は高杉さと美さんのプロフィールやヒット曲、大コケした理由、結婚の有無や家族情報、引退など現在をまとめました。
この記事の目次
高杉さと美のプロフィール
本名: 不明
生年月日: 1985年7月11日
出身地: 東京都
身長: 157cm
体重: 不明
血液型: A型
ジャンル: J-POP
職業: 歌手、モデル
担当楽器: 歌
活動期間: 2006年 –
レーベル: rhythm zone
事務所: プラチナムプロダクション
趣味:料理・絵画・写真撮影・映画鑑賞
高杉さと美さんは歌手、モデルです。
両親が音楽好きだったことから、幼少時代から音楽に囲まれて育ったといいます。
また、ディズニー映画「リトル・マーメイド」のテーマソング「Part Of Your World」に感動し、高校生の頃から本格的に歌のレッスンを開始します。
渋谷で今の所属事務所にスカウトされてからは、一時期はキャンペーンガールとして活動したり、全日本GT選手権のイメージガール「wi☆th」として活動したりしたこともありました。
しかし、歌手の夢を捨てきれなかった高杉さと美さんは、キャンペーンガールを辞め、音楽の道に進むことを決意。
そして、音楽ユニット「Ruppina」としてテレビ出演したり、エイベックス主催のライブイベントに参加するなど実力を磨き、2007年6月についに歌手デビューを果たしています。
高杉さと美の経歴
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高杉さと美さんは1985年生まれで、出身地は東京です。
2007年6月に映画「西遊記」のイメージソングであり、自身の代表曲ともなる「旅人」で歌手デビュー。
同年10月には、「THE BOOM」の宮沢和史さんが作詞作曲を担当した「百恋歌」、大澤誉志幸さんが作詞作曲を担当した「遠く離れても」を収録したセカンドシングルをリリースしました。
同年12月には、名曲「そして僕は途方に暮れる」のカバーを収録したサードシングルを発売。
2007年末には日本レコード大賞での新人賞、日本有線大賞の新人賞、ベストヒット歌謡祭2007の新人アーティスト賞を受賞し、エイベックスの次世代を担う歌手として期待されました。
高杉さと美さんの歌手としての魅力は、個性豊かな楽曲を歌いこなせる確かな歌唱力と表現力、そして透明感のある歌声で、多くのファンの心をつかんだのです。
声優を務めたこともある
高杉さと美さんは、2008年に発売された任天堂DS用ゲームソフト「幻想水滸伝ティアクライス」で声優を務めたこともあります。
同ゲームのオープニングテーマとエンディングテーマを歌い、ゲーム中に登場する、シトロ村村長ラジムの長女シスカという女性の役で、主人公の母親代わりを務めたキャラクターでした。
資格も多数持っている
高杉さと美さんは主に歌手として活動していますが、非常に多くの資格を持っているんです。
色彩検定やアクアアドバイザー、スイーツコンシェルジュをはじめ、難関資格と言われる宅地建物取引士の資格も持っており、とても知性豊かな女性としても知られています。
高杉さと美のシングル全8曲を紹介① 最大のヒット曲のデビュー曲~2ndシングル
高杉さと美さんが2007年のデビューから現在までにリリースしたシングルは8曲ですが、この他にも、石井竜也さんをはじめコラボシングルなども限定配信しています。
ここでは、高杉さと美さんのシングル8曲を紹介しましょう。
高杉さと美の代表曲はデビュー曲「旅人」
前述の通り、「旅人」は高杉さと美さんのデビュー曲であり代表曲です。
「旅人」がヒットして日本有線大賞や、日本レコード大賞新人賞などを獲得して、一躍時の人となりました。
この曲はオリコンチャートで最高10位にランクインしており、これが高杉さと美さんにとっての最大のヒット曲となりました。
高杉さと美のセカンドシングル「百恋歌/遠く離れても」
高杉さと美さんの2枚目となるシングル「百恋歌/遠く離れても」は、PVを水中で撮影するなど話題性のある演出で注目を集めました。
一方、「遠く離れても」はドラマ「女刑事みずき〜京都洛西署物語〜」の主題歌として起用。
さらに、歌手で作曲家・大沢誉志幸さんの楽曲「そして僕は途方に暮れる」のアンサーソング的な楽曲です。
オリコンチャートでは最高位20位でした。
高杉さと美のシングル全8曲を紹介② 3rd~5thシングル
高杉さと美のサードシングル「雪星/そして僕は途方に暮れる」
高杉さと美さんのサードシングル「雪星/そして僕は途方に暮れる」は、「KDDI・au ショッピングモール」のCMソングとして起用。
大手企業のCMということもあり話題性はありましたが、オリコンチャートの最高位は22位どまりとなりました。
高杉さと美の4thシングル「一緒に」
高杉さと美さんの4thシングル「一緒に」は、ファーストアルバム「garden」との同時発売でした。
カップリング曲である「diary」は、高杉さと美さんが初めて作詞を担当し、彼女の日々の体験が日記風に綴られている歌詞となっています。
アルバムとの同時発売ということで話題性がありましたが、裏目に出たのか、オリコンチャートの最高位は63位と大きく下落しました。
高杉さと美の5thシングル「ありがとう」
高杉さと美さんの5thシングルとなる「ありがとう」は、自身で作詞をしており、感謝を伝える歌となっています。
そしてカップリング曲「もう一度はじめよう」も同様に作詞しており、このシングルから高杉さと美さんがシンガーソングライターとして歩み始めたと言えるでしょう。
しかし、やはり順位は伸び悩み、オリコンチャート最高位は65位となりました。
高杉さと美のシングル全8曲を紹介③ 6th~8thシングル(最後)
高杉さと美の6thシングル「RELATION 〜あの風を辿って〜」
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高杉さと美さんの6枚目のシングルには、「夕街風」、「月が見ている 」、「青い花」、「積み木」のなんと4曲が収録されているミニアルバムのような豪華版です。
作詞作曲も有名アーティストが担当し、所属事務所の力の入れようをひしひしと感じますが、それでも順位を上げることができず、オリコンチャート最高位は65位でした。
高杉さと美の7thシングル「Tears in the Sky」
高杉さと美さんの7thシングル「Tears in the Sky」は、自身が作詞を担当しています。
前回よりも多少ランクアップしたものの、オリコンチャート最高位は50位どまりと振るいませんでした。
そして、この楽曲のリリースを機に、高杉さと美さんのメディアへの露出は減っていきました。
高杉さと美の8thシングル「きまぐれドルチェ」
8thシングル「きまぐれドルチェ」は、高杉さと美さんが最後にリリースしたシングルです。
高杉さと美さんがスイーツコンシェルジュの知識を元に、有名パティシエの辻口博啓さんが監修してスイーツ用語を多く用いた、とてもお洒落な雰囲気に仕上がっている楽曲でした。
しかし、オリコンチャートへのランクインは叶わなかったようです。
高杉さと美は「大コケ」と揶揄されている
高杉さと美さんはデビューした年に日本有線大賞など受賞するなど、ビジュアルも歌唱力もハイレベルで、次世代を担う歌手として期待されていました。
しかし、セカンドシングルから急激に失速し、ネット上では「大コケした」と囁かれています。
高杉さと美はエイベックスのホープだった
高杉さと美さんは所属していたレコード会社のエイベックスからとても期待されており、新人としては異例なほど、大々的なプロモーションが展開されるなど、注目の存在でした。
デビューからわずか2年間のうちに、シングルを7枚、それも有名アーティストが作詞作曲したり、ほとんどがタイアップ曲となるなど、エイベックスの期待の大きさがよくわかりますよね。
しかし、楽曲をリリースすればするほど注目度は薄れていき、怒涛のリリースラッシュから一転、2008年以降になると、高杉さと美さんのアーティスト活動がぱったりと減りました。
そして、細々とアルバムや配信限定のシングルをリリースする程度にとどまっています。
また、ライブも行っていたようですが、ほとんどが他のアーティストのカバー曲だったりと、自身の曲を歌わないことからも、ファンとしては物足りなく感じる内容だったようです。
そうした中でも2010年には、ラグビーの国際親善試合「リポビタンDチャレンジ2010 日本対サモア」で国歌斉唱をする大役に抜擢されていました。
しかし、これもそこまで注目を集めることなく、最後まで高杉さと美さんはブレイクすることができませんでした。
高杉さと美の大コケの理由は?
高杉さと美さんがエイベックスに期待の星として売り出されながらも、なぜここまで盛大な大コケをしてしまったのでしょうか?
エイベックスの会長である松浦勝人さんは、高杉さと美さん本人の意識について当時から不本位に思っていたことを明かしています。
高杉さと美はただ音楽が出来れば良かった?
松浦勝人さんは、自身が運営するYouTube チャンネルで、高杉さと美さんの当時の歌手活動に対する姿勢を「本当に売れたかったのかな?」と懐疑的だったことを明かしました。
松浦勝人さんはそれ以上の言及は避けていますが、この言葉からは、高杉さと美さんの歌手として熱意がそれほどなかった、少なくとも周囲にはそう見えていたということがわかります。
高杉さと美さんはデビューしたことで満足してしまった、もしくはアーティストとして生涯を賭けて本気で続けていくモチベーションがいつしか失われてしまったのかもしれません。
以下のYouTube動画で、高杉さと美さんの話は9:40から見ることができます。
前述のように、高杉さと美さんは多才で、アクアアドバイザー、色彩検定、宅地建物取引士、日商簿記、スイーツコンシェルジュ検定(ベーシック取得)などを取得しています。
そのため、歌手以外に本当にやりたいことが見つかったのかもしれません。
また、もともと高杉さと美さんは環境問題に非常に関心があり、温室効果ガス抑制のために日本国政府が主導したプロジェクト「チーム・マイナス6%」のメンバーでもありました。
地球温暖化を強く懸念して、自宅でのエアコン使用も制限しているというエピソードもあるため、高杉さと美さんは歌手にとらわれず、幅広く活動したかった可能性もあります。
高杉さと美の結婚や家族情報
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結婚しているかは不明
高杉さと美さんは現在30代になっていますが、現在までに結婚したという情報は見つかりませんでした。
ただ、情報が出回っていないだけで、実はすでに結婚している可能性もあり、子供が誕生して旦那と新しい家庭を築いている可能性もゼロではありません。
家族情報も一切不明
高杉さと美さんは芸能活動を始めてから、実家の家族についての情報は一切明かしておらず、完全に不明です。
唯一分かっているのが、高杉さと美さんの両親が音楽好きということだけでした。
高杉さと美の現在:芸能界を引退していない?
高杉さと美さんは2013年以降、アーティスト活動を一切していません。歌手としてだけでなく、芸能活動自体もストップしています。
芸能活動をストップしてからもしばらくは映画ブログやインスタグラムを更新していたようですが、現在ではインスタアカウントは削除、ブログの更新もされていません。
しかし、現在もプラチナムプロダクションにタレントとして所属しており、芸能界に一応籍を置いているようです。
単なる消し忘れとは考えにくく、もしかしたら歌手以外に何かの道で芸能界に復帰を考えていて、名前を残しているのでしょうか。
可愛いルックスと高い歌唱力でデビュー当初は期待された高杉さと美さん。このまま消えてしまうのはもったいない気もしますが、今後活動再開となる可能性は低いかもしれませんね。
まとめ
エイベックスの期待の星として2007年に歌手デビューし、「旅人」にて一躍注目を集めた歌手の高杉さと美さんについてまとめてきました。
高杉さと美さんは歌唱力はさることながら、ルックスも申し分なく、ブレイクが期待されましたが、残念ながら大コケと評されています。
大コケの原因は高杉さと美さん本人のスタンスだったと匂わせる、エイベックス会長の松浦勝人さんの動画もあり、やる気がなかったとも言われている高杉さと美さん。
ただ、多くの資格を生かし、芸能界とは別の場所でチャレンジを続けているのかもしれません。
たとえ芸能界でなくても、高杉さと美さんが本気で目指したい道で再び注目を集める日を待ちたいですね。