生粋の韓国人でありながら、韓国の反日主義思想や愛国主義を批判しているシンシアリーさんが話題です。
この記事ではシンシアリーさんの韓国の反日主義を批判するブログや、性別、顔画像、生い立ちや経歴、家族、結婚、代表作品などについてまとめました。
この記事の目次
シンシアリー(韓国人ブロガー)のプロフィール
シンシアリーのプロフィール
生年 :1970年代
出身地:韓国
シンシアリーさんは、韓国人のブロガー、作家で、韓国人の間で根強くある反日思想、愛国主義などを客観的かつ批判的に説明する内容のブログ記事や作品を多数発表し人気を得ている人物です。
シンシアリーさんが2000年代から綴っている「シンシアリーのブログ」は、日本人読者を中心に1日15万PVから20万PV超ものアクセスを集める人気ブログとなっています。
また、シンシアリーさんは多数の著作を日本語で発表している他、「Voice」、「SAPIO」、「PRESIDENT Online」といったメディアにも記事を寄稿し大きな支持を集めています。
今回はそんな韓国人の人気ブロガー・シンシアリーさんについて紹介していきます。
シンシアリーのブログは韓国の反日思想を皮肉った内容で人気
出典:https://sincereleeblog.com/
シンシアリーさんのブログ「シンシアリーのブログ」は、韓国にいまだに根強くある反日思想や愛国主義を痛烈に皮肉った内容で人気を集めています。
シンシアリーのブログでは、韓国人がなぜ反日的な思想を持つのかや、日本の出来事について韓国内のメディアがどういった視点で報道していて、それにどのような思想的な偏りがあるのかなどが、客観的な視点かつ数字的なデータで裏打ちされた分析によって綴られています。
無闇やたらに日本を批判してくるイメージが強い韓国ですが、シンシアリーのブログを読んでその理由が理解できるようになったといった日本人読者からの反響も多いようです。
シンシアリーさんはそのブログを、韓国で主張されている「人類史上最悪の植民地支配」とは異なる日韓併合の真実を世に知らしめたいとの思いから始められたそうです。
このシンシアリーのブログが日本国内で圧倒的な支持を得た事から、シンシアリーさんは韓国と日本に関する書籍作品も数多く発表されています。
シンシアリーの性別は男性
シンシアリーさんの性別は「男性」である事がわかっています。
「シンシアリー」というハンドルネームは「シンシア・リー」という人名にも読めますが、「シンシア」というのは英語圏における女性名であるため、性別が女性ではと推測される事もあるようです。
ただ、英単語「シンシア(Sincere)」には、「誠実な」「心からの」という意味があるため、シンシアリーさんはこの意味を込めて、このハンドルネームで活動されているのではとも言われています。
韓国では、反日的な思想を持たない人は批判され、売国奴、非国民のように言われてしまう風潮がいまだに根強いようなので、シンシアリーさんはその主張の性質上、自身の素性がわかるような情報はなるべく明かさないように気をつけられているようです。
そのため、性別についても当初は男性か女性か明かさないようにされていたようです。
シンシアリーの顔は非公開
シンシアリーさんは顔画像を公開されていません。
シンシアリーさんのブログの内容が主に、韓国政府や韓国に根強い反日思想、愛国主義を批判するものである事から、身の安全を考えて顔画像など個人が特定できる情報の公開は徹底的に避けられているようです。
インターネット上ではシンシアリーさんの顔画像としていくつかの人物の画像が検索にヒットしますが、いずれも別人のものでシンシアリーさん本人の顔画像ではありません。
この記事冒頭、プロフィールのところに掲載した顔イラストは、シンシアリーさんがTwitterのプロフィール画像として使用しているものなので、実際のシンシアリーさんの顔をモデルに描かれたものかも知れません。
シンシアリーの生い立ちや経歴
シンシアリーさんの生い立ちについては、公開されているプロフィールによると、1970年代に韓国で出生し、幼い頃から母親から日韓併合時代に学んだ日本語を教えられて育ったそうです。
子供時代には日本のテレビアニメや雑誌などに親しみ、録画した日本の地上波放送のテレビ番組を見るうちに、韓国内でやたらと敵視されている日本の姿はどこにも存在しない事を知ったという事です。
その後、シンシアリーさんはイギリスの旅行家で欧米諸国による植民地研究でも知られるアレン・アイルランドの日韓併合時代を分析した著作「The New Korea」を読んで、韓国政府などが声高に主張する「(日本による韓国の)人類史上最悪の植民地支配」が史実とは全く異なる事を知り、その事を世の中に知らせたいという思いから「シンシアリーのブログ」を開設されています。
このシンシアリーのブログが日本国内で大きな反響を呼んだ事により、2014年に自身初の著作「韓国人による恥韓論」を扶桑社から発表し、これが20万部超えのベストセラーとなりました。
その後も、シンシアリーさんは「韓国人による沈韓論」、「韓国人が暴く黒韓史」、「韓国人が暴く黒韓史」、「韓国人による震韓論」、「韓国人による噓韓論」、「韓国人による北韓論」、「韓国人による末韓論」、「韓国人による罪韓論」などのシリーズ作品を2017年までに次々と発表。いずれの作品も大きな話題となりました。
シンシアリーさんは韓国で歯科医院を経営していましたが、著作が日本で次々とヒットした事を受けて、2017年春に日本へと移住し活動拠点を日本に移されています。
2022年にはブログで日本への帰化手続きを進めている事も明かされています。シンシアリーさんは2019年頃からブログで帰化を目指している事を明かされていましたが、在留期間が5年以上という条件があるため、来日5年目の2022年に帰化申請の手続きを開始されています。
シンシアリーさんはブログで日本への想いを以下のように綴られていました。
幼かった頃から、親から日本語を学び、日本の良さを学びました。ある程度成長してから日本語で書かれた本や映像作品などを介して日本を知り、どんどん日本という国が好きになりました。ある程度生活が安定してから、観光客として実際の日本を知り、さらなる『好き』を求めたいと思い、それは日本人として生きたいという人生設計に変わりました。
シンシアリーの家族は両親と兄弟5人
シンシアリーさんの家族構成は両親と兄弟が5人の大家族である事が著作などで明かされています。
シンシアリーさんは反日主義を批判する内容のブログや書籍などの作品を発表されているため、韓国に住む家族の安全を考えて、個人が特定されるような家族についての情報は詳しくは明かされていません。
ただ、シンシアリーさんはブログではたまに、お姉さんとその娘(シンシアリーさんの姪っ子)についての記事や、兄についての記事を書かれています。
またシンシアリーさんは著作の中で「姉は60歳ぐらい」、「姉とは、かなり年が離れている」と書かれています。このお姉さんは、歳の離れた弟であるシンシアリーさんを息子のように可愛がられているようです。
2019年頃には姉と姪が日本に来日し、シンシアリーさんの自宅でしばらく滞在して、ディズニーシーや伊豆高原などを観光されたようです。
また、シンシアリーさんが日本に移住する以前にお姉や姪と一緒に日本に旅行に訪れたりされていたようで、姉弟仲はとても良い様子です。
兄については、たまに電話で話している事や、シンシアリーさんが結婚しない事を心配しているといった内容がブログや著作などで明かされています。
その他にも家族については、日本の統治時代に学んで日本語が堪能だったという両親は既に亡くなられている事などが著作などで明らかにされています。
シンシアリーの結婚
シンシアリーが大切にしているドールの「レナ」
シンシアリーさんは結婚はされておらず独身です。
シンシアリーさんはドールを趣味にしている事を明かしており、「レナ」と名付けた女の子型の人形を家族のように大切にされています。この「レナ」については結婚関係のように誤解される事が多いという事でしたが、シンシアリーさんは「娘」として扱っている事をブログで明かされていました。
いろいろドールについて勉強し、「同居」しているうちに、いつからか一緒に出かけて写真撮ったり、部屋(置き場所)を用意してやったり、そうしているうちにレナは私の家族になりました。「嫁」と誤解されることもありますが、「娘」です。
シンシアリーの作品
シンシアリーさんはこれまでに25作品を超える著作を発表し、累計で70万部を突破しています。
インターネット上でも評価の高いシンシアリーさんの作品をいくつか紹介します。
シンシアリーの作品① 韓国人による恥韓論
「韓国人による恥韓論」は、2014年5月に出版されたシンシアリーさんのデビュー作品です。
「シンシアリーのブログ」で綴られた内容をベースに、韓国の反日主義とは一体何なのか、そもそも韓国とはどういった国家、社会なのかが、当時韓国で歯科医をしていたシンシアリーさんが客観的に自己分析し、自身の祖国である韓国の「恥ずかしい部分」について内部告発するような内容になっています。
シンシアリーの作品② 韓国人が暴く黒韓史
出典:https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/
「韓国人が暴く黒韓史」は、2015年3月に発表された、シンシアリーさん3作目の作品です。
こちらも「シンシアリーのブログ」を元に編集された内容ですが、韓国人の歴史観や自分達の正当性を作り出すために平気で過去に遡って事実を捻じ曲げていく事などに焦点が当てられて語られています。
韓国人の学ぶ歴史の内容についても触れられており、一般的な韓国人がどういった歴史教育を受けて、反日思想主義に染まっていくのかについても触れられています。
シンシアリーの作品③ なぜ日本の「ご飯」は美味しいのか 〜韓国人による日韓比較論〜
出典:https://m.media-amazon.com/
「なぜ日本の「ご飯」は美味しいのか 〜韓国人による日韓比較論〜」は、2016年9月に発表されたシンシアリーさんの6作目の作品です。
シンシアリーさんが日本と韓国のカルチャーを比較した内容となっており、基本的には韓国がいかに酷く、それに対して日本がいかに素晴らしいかを伝える内容です。
韓国のリアルな内情も詳しく伝えてくれており興味深い内容となっています。
シンシアリーの作品④ 今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る
出典:https://m.media-amazon.com/
『今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る』は、2019年8月に発表された作品で、シンシアリーさんの15作品目の著作です。
都合の良い時だけ日本を利用するという意味の「用日」という言葉の存在や、「ニューライト」と呼ばれる新たな右寄りの政治思想の台頭、親日派への弾圧や、親日派と保守右派の同一視など、現在の韓国の反日思想の闇について詳しく書かれています。
まとめ
今回は、生粋の韓国人でありながら、韓国に根強くある反日思想、愛国主義などを痛烈に皮肉った内容のブログや著作などで話題になっているシンシアリーさんについてまとめてみました。
シンシアリーさんは韓国出身の韓国人ですが、幼い頃から母親から日本語を教えられて育ち、日本のアニメや雑誌、テレビ番組に親しんだ生い立ちを持ちます。
シンシアリーさんは、韓国で主張されている「(日本による)人類史上最悪の植民地支配」が史実とはかけ離れている事を広く伝えるために「シンシアリーのブログ」を開設。このブログが日本人からの反響を得たのをきっかけに、書籍の発表やメディアへの寄稿など作家として活動されています。
シンシアリーさんは自身や家族のみの安全のために、個人が特定できる情報は極力公開されておらず、顔画像や詳細な生年月日などは明かされていません。
ただ、性別は男性で、両親と兄弟5人の大家族で育った事、韓国では歯科医院を経営されていた事などが明かされています。結婚はされておらず独身です。
シンシアリーさんの代表的な作品としては「韓国人による恥韓論」、「韓国人が暴く黒韓史」、「なぜ日本の「ご飯」は美味しいのか 〜韓国人による日韓比較論〜」、「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」などが知られています。