けみおのプロフィール～ハーフ説や生い立ちも紹介

「あげみざわ」をはじめ、数々の若者の流行語を生み出し、YouTubeやTwitterなどSNSを中心に若者から支持を集め、歌手やモデルなどマルチに活躍するkemio(けみお)。

独特な喋り方から放たれるボキャブリー豊富な〝意外と深い〟名言が注目の的で、「若者のアイコン」と言われる人物です。

そんな〝意外と深い〟名言が炸裂したエッセイ「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」は、発売からわずか1ヶ月で累計13万部突破するという大ヒットとなりました。

レディー・ガガやきゃりーぱみゅぱみゅなど、国際的に活躍するエンターテイナーを理想に掲げ、世界に通用する「スーパーアイドル」を目指して日々活動しています。

今回はそんなけみおについてまとめてみました。

まずはプロフィール、そして生い立ちから現在までを紹介します。

kemio(けみお)のプロフィール

生年月日：1995年10月16日
出身地：東京都
身長：193cm
事務所：MIHA

1995年に東京都で生まれたけみお。父がイタリア人とイラン人のハーフ、母が日本人のクォーターです。ハーフではなく、クォーターなんですね。

2歳の時に両親が事故により他界、祖父母に育てられました。

子供の頃から目立つことが好きで、小学生の時には学校の廊下を水浸しにしたり、意味もなく騒いで教師から注意を受ける問題児でした。

一方でアイドルを目指し、オーディション雑誌に掲載されている企画に応募したり、アイドル事務所に履歴書を送ったりと、積極的にアイドルになるために行動する小学生でした。

アイドル事務所に合格することは叶いませんでしたが、人前に立つ夢を叶えるためにテーマパークのダンサーに夢を切り替え、ダンスを習い始めます。

中学生になると風貌はギャルのようになり、ここでも目立つ存在でした。

友人と共にYouTubeに動画を投稿して自身をアピールする術を見つけたけみおは、ある日テレビ番組の街頭インタビューに応じた際、番組でYouTube動画が放送されて話題になりました。

2013年10月には当時大流行していた6秒動画アプリ「Vine」に動画を投稿するようになり、女子高生のあるあるネタが話題を呼んで一躍有名人に。

2014年に高校を卒業しましたが、芸能界入りの夢が叶わなければ、芸能の専門学校か芸術舞踏の大学に進学するつもりだったといいます。

2016年9月12日、若者のアイコンと呼ばれるまでになったけみおは、日本を離れてアメリカへ拠点を移すことを発表しました。

2016年末から2019年初頭までロサンゼルスの語学学校に通いつつ、これまで通りYouTubeやSNSを中心に活動を行います。

そして2019年2月10日、今後もアメリカを拠点に活動することをYouTube上で発表しました。

けみおのYouTubeチャンネル「kemio」は、現在登録者数151万人、総再生回数は2億5000万回というトップYouTuberとなっています。

また、YouTubeの他にもモデル・タレントとしての活動、音楽活動、俳優活動も行ってきました。

モデル・タレント活動

きゃりーぱみゅぱみゅに憧れていたけみおは、雑誌「HR」に掲載されることを夢見て、編集部にメールを送り続けていました。

Twitterに部屋の写真を公開したことがきっかけでついに編集部から声が掛かり、2013年に晴れて誌面初登場、専属モデルを務めました。

2014年3月には朝の情報番組「めざましテレビ」に自身のコーナーを持つようになり、クスッと笑えるあるあるネタ動画を放送する「けみおのあるあるモーニン」が開始しました。

音楽活動

2014年8月、雑誌「HR」のモデル仲間である清水せれな、永井美夕、寺門いずみ、佐藤優津季と「けみお&アミーガチュ」を結成。

奥田民生が楽曲提供したシングル「ケロケロ」で、メジャーデビューを果たしました。

カップリングには忌野清志郎の「ぼくの目は猫の目」をアレンジしたカバー曲が収録。

デビューシングルを引っさげて、国立代々木競技場リゾートステージで行われた「a-nation&GirlsAward Island collection by nicola」に出演してパフォーマンスを披露しました。

さらに、新メンバーに大塚麻未が加入して今後の活動も期待されていましたが、デビューから3ヶ月後にメンバーの寺門いずみがグループを脱退し、同時に芸能界からの引退を発表しました。

デビューから1年が経った2015年9月30日には大塚麻未も脱退と芸能界引退を発表。

そして、2016年4月をもってメンバーそれぞれが自身の夢のために活動することを理由に、「けみお&アミーガチュ」は活動休止となりました。

その後けみおは、ソロとしては2014年9月24日に配信シングル「若者たち」でデビュー。

ヒャダインがアレンジを担当し、けみおらしい元気でキラキラした楽曲に仕上がっています。

2018年11月2日には、配信シングル「どこまでいっても渋谷は日本の東京」をリリースし、積極的に音楽活動を行っています。

俳優活動

2015年に放送されたNHK高校講座「お悩み解決！ベーシック数学」で、レギュラーでドラマ初出演を果たしました。

さらに、NHK連続テレビ小説「まれ」にも出演しています。

第80回放送で主人公が働くケーキ屋に面接に来る役を演じているので、気になる方はチェックしてみてください。

けみおの兄弟とは～1つ上の兄KoMyがいる

若者から絶大な人気を誇るけみお。両親の事故の真相や、YouTubeチャンネルに時折登場する兄弟がどんな人なのか話題になっています。

けみおの家族構成は両親と1つ年上の兄で、この兄がYouTube動画に登場しています。

けみおの兄弟のプロフィールを紹介します。

名前：KoMy
生年月日：1994年
出身地：東京都

けみおの兄は一般人ということもあり、詳しいプロフィールは公開されていません。

けみおと兄は8畳の部屋で一緒に暮らしており、ソリが合わずにお互い苦手意識を持っていました。

けみおは兄のことを優柔不断で自己中と評しており、人の気持ちを考えず人のものを勝手に使うところが嫌だと語っています。

一方で、兄もけみおに対してうるさい、ダルいと感じていたようで、兄弟仲がかなり悪かったことが分かります。

しかし、けみおが2016年にアメリカに渡ると、それまでずっと一緒だったのに突然離れ離れになり、距離を置いたことで逆に惹かれあったんだとか。

今では、YouTube動画に登場するほど仲良くなったといいます。

そんなけみおの兄は一般人ですが、音楽制作・映像制作・写真撮影などの仕事に就いており、YouTubeにチャンネルも開設しています。

動画の本数は少ないものの、全てが高クオリティで思わず見入ってしまう動画ばかりなので、ぜひ一度チェックしてみてください。

けみおの両親の事故～亡くなったその後

上述したように、けみおの両親はけみおが2歳の時に事故に遭って亡くなっています。

以後、けみおは祖父母に育てられ、沢山の愛情に包まれて育ってきました。

両親が事故で他界するという壮絶な過去を持ちながらも、エンターテイナーとして活動する明るい性格になったのは、愛情たっぷりに育ててくれた祖父母のおかげかもしれません。

成人式を迎えた際には、祖父母と撮った写真をTwitterに投稿し、感謝の気持ちを述べています。

両親を事故で亡くしてから沢山の愛を込めて育ててくれた祖父母は、けみおにとってはかけがえのない存在でしょう。

成人式の姿を誰よりも喜んでくれたとTwitterに投稿したその様子から、けみおの祖父母への愛が垣間見れました。

けみおがゲイをカミングアウトし話題に

けみおの特徴に「おねえ言葉」があるため、以前からけみおのおねえ疑惑が浮上していました。

2019年4月28日に自身のTwitterで、過去に女性と交際していたことがあるものの、現在はゲイであることをカミングアウトしています。

しかし、そのカミングアウトをする以前は、自身がゲイであることを隠していました。

「女子高生あるある」を持ちネタにしていたこともあり、女子高生言葉を使用したり、女装をしていたことからおねえ疑惑が浮上しましたが、厳密にはゲイなだけでおねえではありません。

ゲイであることを隠していた頃はおねえ疑惑を全否定し、過去に付き合っていたのは女性だと表明していました。

ゲイの人に誘われたこともあるそうですが、町で外国人に「あなたはゲイ？」と聞かれて腹を立てたというエピソードも語っています。

このようにカミングアウト前はゲイを隠してノーマルアピールをしていましたが、発売したエッセイ「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」の中で、ゲイをカミングアウトしました。

近年は日本でもLGBTに対する理解も広がり、カミングアウトしやすい空気になりつつありますが、それでも著名人がカミングアウトするのは勇気がいることなのかもしれません。

しかし、けみおのように若者を代表する有名人がカミングアウトすることで、LGBTの理解も更に広がっていくのではないでしょうか。

けみおの現在～消えた噂と真相

「Vine」で一躍有名になり、女子高生を中心に多くの人から支持されたけみお。

しかし、けみおブームと時を同じくして、キャラが被っている「りゅうちぇる」が大ブレイクしたことで、けみおブームは下火になっていきました。

一時期の勢いはなくなり、ネットでも「消えた」と言われるようになってしまったけみおですが、現在も精力的に活動を続けています。

日本を離れてアメリカに拠点を移し、アメリカで活動を始めているけみお。

YouTube、Twitter、InstagramなどSNSを中心に活動しており、Instagramではデコルテがあらわになったジェンダーレスファッションを投稿したことで話題になりました。

この投稿が国内外で注目を浴びたことがきっかけとなり、イタリア・ミラノで開催された「ミラノファッションウィーク2019 Spring／Summer 2020」に出演することに。

ミラノコレクションデビューを果たし、夢にまた一歩近付きました。

さらに、あのジャニーズ事務所の人気グループ「SixTONES」のメンバーとも共演。

2019年10月23日発売の「ViVi」12月号より、けみおの不定期連載「House of Hibiscus (ハウスオブハイビスカス)」がスタートします。

連載の初回ゲストにSixTONESの松村北斗が決定し、8ページに渡る特大版ということで話題になっています。

松村北斗はけみおと同じ1995年生まれの同い年。

2019年上半期の「国宝級イケメンランキング」の取材時に、「ViViでけみおさんと95年生まれコラボをやりたい」と言ったのがきっかけで今回の共演が実現しました。

対談のテーマは「95年生まれのタメトーク」で、青春時代に遊んでた事やお互いの印象、好きな服など、同い年だからこそ語れる話題が満載となっています。

国内外で活躍の場を広げるけみお。現在YouTubeの登録者数150万人、Twitterフォロワーは120万人、Instagramは94.3万人と、「消えた」と言われながらも変わらぬ人気を誇っています。

仕事やプライベートの近況はTwitterやYouTubeで知ることができるので、現在のけみおの活動が気になる方はぜひ、けみおのSNSをチェックしてみてください。

まとめ

若者のアイコンであり、流行を生み出すエンターテイナーであるけみおの現在を紹介しました。

両親の事故を乗り越え、ゲイをカミングアウトし、日本を離れて海外でも精力的に活動を続けるけみおから今後も目が離せません！