お笑いコンビ「パックンマックン」や芸能界の文化人枠で活躍中のパトリック・ハーランさんですが、反日疑惑が話題です。
今回はパトリック・ハーランさんの出身大学など経歴、結婚した嫁や子供、国籍、反日の暴言騒動をまとめました。
この記事の目次
パトリック・ハーランのプロフィール
プロフィール
・名前: パトリック・ハーラン
・英語表記: Patrick Harlan
・愛称: パックン
・生年月日: 1970年11月14日
・出身地: 米コロラド州コロラドスプリングス
・血液型: O型
・身長: 184 cm
・最終学歴: ハーバード大学卒業
・出身: 福井県のアマチュア劇団
・コンビ名: パックンマックン
・相方: マックン(吉田眞)
・芸風: 漫才・コント(ボケ)
・事務所: ハブ・マーシー
・活動時期: 1997年 – 現在
・他の活動:
・ 相模女子大学客員教授
・ 東京工業大学非常勤講師
・配偶者: 既婚
パトリック・ハーランの出身大学や経歴
パトリック・ハーランはハーバード大学出身
7歳の時に両親が離婚したため、貧しい母子家庭で育ったパトリック・ハーランさんは、10歳の頃から高校卒業まで新聞配達をして家計を助けていたそうです。
出典:http://gree.jp/
しかし、アルバイトで学校生活や遊びを犠牲にすることはなかったと言います。
高校時代には水泳部や演劇部で活躍しつつ、隙間時間を効率的に勉強し、成績はいつもトップクラスだったそうな。
そして、高校卒業後のパトリック・ハーランさんが進学した大学は、世界に名だたる名門・ハーバード大学だったんですよね。
ハーバード大学時代のパトリック・ハーランさんも、グリークラブ(男声合唱団)に所属していた他、陸上競技や自転車競技など多方面で活躍していたそうです。
ちなみに、パトリック・ハーランさんの初来日は、ハーバード・グリークラブの日本公演だったのだとか。
出典:https://wotopi.jp/
が、しかし!パトリック・ハーランさんが入学したのは、ハーバード大学の中でも「比較宗教学部」というコアな学部だったため、卒業後の進路に迷うことになるんですよね。
大学卒業後に来日したパトリック・ハーランの経歴
進路に迷ったパトリック・ハーランさんは1993年に来日しますが、単に友人についてきただけで、実は日本に興味があったわけでもなく、日本についての知識もほとんどなかったそうです。
出典:https://www.ehealthyrecipe.com/
それでも、当時、日本円にして数百万円もの奨学金ローンを抱えており、困ったパトリック・ハーランさんは福井で目についた駅前の交番に飛び込みました。
そして、最寄りの英会話学校を紹介してもらい、その警察官を通して履歴書を提出したことで、英語講師として採用されたのだとか。
その後、福井県の北陸中学、高校で英語講師として勤めながら、コツコツと奨学金を返済していったパトリック・ハーランさん。
後に彼は、福井での英語講師時代について、次のように語っています。
「僕が生徒に日本語を教えてもらっていた。」
出典:https://pixls.jp/
また、アマチュア演出家だった父親の影響から、俳優を目指していたパトリック・ハーランさん。
英会話講師として働くかたわら、アマチュア劇団「シベリア寒気団(現・百年イラチカ)」に所属し、役者としての活動もしていたようです。
本格的に役者を目指すために上京したパトリック・ハーラン
その後、本格的に俳優を目指して上京したパトリック・ハーランさん。
通販カタログのモデルや、深夜の通販番組への出演、通訳などの仕事をしながら芝居の経験を積むのですが…一向に芽が出なかったと言います。
そんな中、1997年に吉田眞さんとお笑いコンビ「パックンマックン」を結成、パックンとして活動を開始します。
そして、出演したNHK「爆笑オンエアバトル」で注目され、次第にバラエティ番組への出演も増えていきました。
出典:https://www.tbs-casting.com/
また、パックン個人としても、NHK「英語でしゃべらナイト」で人気を博したことをきっかけに、ついに1998年に「ウルトラマンガイア」で俳優として本格デビュー!
その後も、NHK大河ドラマ「龍馬伝」をはじめ、「太陽の罠」や「大貧乏」などの連続ドラマや、「ブリスター!」や「ダーリンは外国人」などの映画にも出演していきました。
さらに、「ハーバード大学卒」の高学歴を活かして、情報番組のコメンテーターや大学講師などに就任し、次第に芸能界での“文化人枠”を獲得していくことになります。
パトリック・ハーランが結婚した嫁は8歳年下のモデル
パトリック・ハーランが結婚した嫁は8歳年下の元モデル
そんなパックンことパトリック・ハーランさんは、2004年3月に8歳年下の元モデル・鯉沼芽衣さんと結婚しています。
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ちなみに、パトリック・ハーランさんの身長は184cmで、嫁・芽衣さんの身長は公表されていませんが、この写真を見る限り、元モデルさんだけあってかなり背が高い方のようですね。
そんなパトリック・ハーランさんと嫁・芽衣さんは、1998年に「パックンマックン」が新宿で路上ライブをしていた時に知り合ったそうです。
ライブが終わった後、相方のマックンに「可愛い子がずっと見てたぞ。声かけてみなよ」とそそのかされ、その気になったパックンが芽衣さんに声をかけたことがきっかけでした。
鯉沼芽衣さんに一目惚れしたパックンは、その後猛烈アプローチをかけ、1年半後にようやく交際がスタート。その後、約4年半の交際を経てのゴールインだったようです。
出典:https://www.zakzak.co.jp/
パトリック・ハーランの子供は2人
2004年の結婚披露宴で、「子供は大好き。産んでくれる分だけ欲しい。早めにほしいから今日にでもつくります」と宣言したパックンですが、その後、夫婦の間に2人の子供が誕生します。
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結婚して3年後の2007年に第一子となる長男・ライジェル君が、そして、その2年後の2009年には第二子となる長女・アリスタちゃんが誕生しました。
ちなみに、“ライジェル”の日本読みでは「リゲル」、“アリスタ”の日本読みでは「スピカ」となり、どちらも星の名前が由来になっているそうです。
パトリック・ハーランさんは家族との時間を大切にすることでも知られており、子育てにも積極的に関わるイクメンパパ。
とにかく“どんなことでも子供と一緒にする”が、パックンの子育ての信条なのだとか。
パトリック・ハーランの国籍
そもそもパトリック・ハーランさんが日本にやってきた理由は、日本に興味があったからではなく、友達に誘われてついてきたに過ぎませんでした。
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しかし、その後の日本での成功から、現在では日本が自分の国だという考えになっていると言うパトリック・ハーランさん。
その証拠に、2013年には2億円もの大金をかけて都心に3階建ての豪邸を建てたパトリック・ハーランさんは、もはやアメリカに帰る考えはないと言い切っています。
出典:https://twitter.com/
「アメリカの大学を卒業して日本に来た僕は、この国の素晴らしさに惹かれて住みつきました。そしてお笑い芸人になり、日本人の女性と結婚し、2人の子どもが生まれました。彼らは今、小学生です。僕は日本の国籍は持っていませんが、日本に家を買って、子どもを日本で学校に通わせています。もっといえば、日本に骨を埋める確率はほぼ100%!
引用:パックンが指摘する日本と日本人の不思議なところ『「日本バイアス」を外せ!世界一幸せな国になるための緊急提案15』 | 小学館 https://www.shogakukan.co.jp/
ただ、現時点では日本の国籍は取得しておらず、アメリカ合衆国のままのようですね。
パトリック・ハーランは反日外国人タレント?噂と真相
今後、日本国籍を取得する気持ちがあるのかどうかが気になるところではありますが、少なくとも、この日本に骨を埋める覚悟を決めたパトリック・ハーランさん。
それだからこそ、今気になるのが日本の将来なのだとか。
出典:https://www.huffingtonpost.jp/
「日本が抱える問題は他人事ではない」
そう語るパトリック・ハーランさんは、外国人だからこそ、現在の日本の状況を客観視できるのかも知れませんね。まさに“平和ボケ”した日本人に対して、次のように呼びかけています。
パックンは現在の日本の状態を、茹でガエルならぬ「平和ガエル」と命名。
「少子高齢化」「年金」「国防」「原発」「基地問題」「移民」・・・・・・この国を愛するからこそ考えたいこれらの課題について、日本人の未来に直接関わる問題であるにも関わらず、人任せにしていていいの?
今からでもいいから国の行き先を議論しよう!と呼びかけます。
引用:パックンが指摘する日本と日本人の不思議なところ『「日本バイアス」を外せ!世界一幸せな国になるための緊急提案15』 | 小学館 https://www.shogakukan.co.jp/
そんな日本に対する想いが空回りしたのか、現在のパトリック・ハーランさんには、いわゆる“反日外人タレント”のレッテルがベッタリと貼られているようです。
お笑い芸人としてだけではなく、情報番組にも出演していたパトリック・ハーランさんですが、その中での発言から、以前から反日では?との噂が一部のネトウヨを中心に囁かれています。
出典:https://comaco325.com/
そして、そんなパトリック・ハーランさんに“反日外国人タレント”のレッテルがデカデカと貼られるきっかけになったのが…
2019年9月20日に放送された、BS-TBSの「旭日旗の持ち込み問題・東京五輪でどうなるか」と題した番組の中での、パックンことパトリック・ハーランさんの暴言騒動だったんですよね。
出典:http://dametv3.blog.jp/
放送直後から、2ちゃんねるには反発スレが乱立したという、パックンの暴言がこちら。
「日本はホロコーストをやったドイツと同じ。だから韓国が嫌がっている旭日旗の持ち込みを禁止すべきだ。我慢することが日本人の“おもてなし”の心でしょう。」
あろうことかパトリック・ハーランさんは、“人類史上最悪の惨事”とも言われるホロコーストをしでかしたドイツと日本を同一視する発言をしてしまったわけです。
もちろん、バリバリの“右”で歯に衣着せぬ“愛国者”で知られる、百田先生も相当お怒りのようです。
このパックンとかいうバカは、アメリカからわざわざやってきて、反日活動を必死でやっている。日本が嫌いなら、アメリカに帰れよ、と言いたくなる。 https://t.co/JxWFITZqmu
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) September 27, 2018
しかし、この発言ばかりは、右寄りな人はもちろん、特に右寄りではない人からも辛辣な声が上がっていました。
つまり「ホロコーストはドイツ特有のものではない」ということかな?同じことをユダヤ人にも言って「おもてなし」されてこいよ。 https://t.co/HAHgo16bxS
— はすみ としこ (@hasumi29430098) September 29, 2019
パトリック・ハーラン。君は何を知っての?
— プレーリードッグ (@TBQ1lUpta6wJoE0) May 19, 2020
ことの深層を知らずに良くコメントするな。得意な語「米は・・・」と。自分で知識人だと、回りに乗せられてそうなの。ハーバード大卒だけが売り。浅薄な知識で大口を叩かない方が良い。本職の漫才が分応。いや、失礼。反日・左翼的な言動は慎もう。 https://t.co/RZysnbVIbN
“パックンやっちゃったね 日本でんなこと言ったら 事あるごとに反日害人扱いされるようになるぞ” 親日速報 : 【国籍問題】パックンマックンのパトリック・ハーランが日本の二重国籍禁止の規定改正を主張 https://t.co/dgquMRZ7VR
— junklife@ホワイトリリー (@junklife1km) September 11, 2016
ハーバード大学出身で頭が良いのはわかりますが、ただ、この辺りのことを論ずるのであれば、もう少し勉強してからの方が良かったようですな。
出典:https://veryweb.jp/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
現在では、お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンとしてだけでなく、情報番組のコメンテーターなど、芸能界の文化人枠で活躍しているパトリック・ハーランさん。
そんなパトリック・ハーランさんの出身大学や経歴、現在の国籍、結婚した嫁や子供、さらに“反日外人タレント”のレッテルを貼られた暴言騒動についてまとめてみました。
出典:https://twitter.com/
頭の良いパトリック・ハーランさんのことですから、もしかすると“左より”で知られるTBSにおもんばかった発言だったのかも知れません。
ですが、少しでも知識があれば、少なくとも「日本はホロコーストをやったドイツと同等」なんて言葉は出てこなかったはず。
その根底に反日思想があった上での発言であれば、確信犯だと言わざるを得ませんが、折角日本を愛し、日本に骨を埋める…とまで言ってくれたパックン。
個人的には、単なる知識不足による発言だったと受け取りたいところではあります。