ドウェインジョンソンさんは、映画「ワイルドスピード」シリーズのルーク役としてアクションに定評がある俳優です。
今回はドウェインジョンソンさんの経歴、映画代表作や性格秘話、身長や筋肉、結婚した嫁や子供、年収をまとめました。
この記事の目次
ドウェインジョンソンのプロフィール
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Dwayne Douglas Johnson(ドウェイン ダグラス ジョンソン)
生年月日: 1972年5月2日
出身地: アメリカ合衆国カルフォルニア州
身長: 198cm
ドウェインジョンソンの祖父と父親は伝説のプロレスラーだった
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若い頃のドウェインジョンソンさんは、WWF(現在のWWE)で人気レスラーとして活躍していた時代がありました。
これには、祖父と父親が有名なレスラーであったことが影響していると言われています。
祖父はヘビー級王者
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ウェインジョンソンさんの母方の祖父は、「伝説のサモア人レスラー」の異名を取るピーターメイビアさん。
体にはサモア民族の大きな入れ墨があり、試合は常に裸足で闘う独特のスタイルが有名でした。
数多くのタイトルを獲得しましたが、がんを患い戦線離脱。1982年6月13日、45歳の若さで逝去しています。
過去の戦歴が賞賛に値すると認められて、2008年にWWE殿堂入りを果たしています。
父親は黒い砲弾と呼ばれた
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父親は、ロッキージョンソンさんといい、空中殺法を得意とするカナダ出身のプロレスラー。
ニックネームは「ソウルマン」「黒い砲弾」で、重みのある技を繰り出してヘビー級王座を何回も獲得しました。
各地を渡り歩き、日本でもリングに上がった経験があります。
1971年からは、将来義理の父親になるピーターメイビアさんとタッグを組んで王座に4回輝いています。
若い頃はホームレスになった経験を持ち、息子であるドウェインジョンソンさんには厳しく教育していたのだとか。
そんな父親を敬愛しているドウェインジョンソンさんは、父の日やクリスマスにはメッセージカードやプレゼントを贈ることを習慣にしてきました。
2020年1月、ロッキージョンソンさんが逝去した際には、ドウェインジョンソンさんは自身のインスタにて、深い悲しみに暮れているコメントを発表しています。
「あなたは人種差別という壁を破り、リングの伝説となった。そして自らの足で道を切り開いていった。」
「お父さん、あなたが向こうの橋を渡ってしまう前に、もう一度『愛してる』って言えたらよかったのに。」
引用:父親の死に「もう一度“愛してる”と言えたなら…」- exciteニュース https://www.excite.co.jp/
また、拭いされない悲しみを追いながらも「僕はこれから先もあなたにとって誇り高く、そして感謝の気持ちを忘れない息子であり続けます。」と、前向きなメッセージを公開しました。
ドウェインジョンソンの若い頃の経歴① アメフトのプロを目指していた
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ドウェインジョンソンさんは学生時代、アメフトのプロであるNFL入りを目指し、日々練習に打ち込む青年でした。
名門大学へ通うも挫折
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高校生の頃からアメフトの選手として頭角を現し、数々の大学からオファーを受ける輝かしい経歴を持っていたドウェインジョンソンさん。
進学先に選んだのは、マイアミ大学。怪我に悩まされながらも、ディフェンスラインのポジションで活躍。
1991年には、オレンジボウル(毎年元旦に行われる大学アメフトの大会)での勝利に貢献しました。
大学を卒業したドウェインジョンソンさんは、プロを目指しNFLを希望するも指名がどこからも掛かりませんでした。
その後、カナダのCFLに入りましたが、1年で解雇されてしまったそうです。
プロの選手として食べていく厳しさを痛感したドウェイジョンソンさんは、アメフトを諦めざるを得ない挫折を味わいましたが、父親に助けられて新しい人生を切り開くことになるのです。
ドウェインジョンソンの若い頃の経歴② プロレスラーに転向
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アメフトのプロ選手を断念したドウェインジョンソンさんは、父親の指南を受けて、プロレスラーへの転向を図りました。
祖父と父親譲りの恵まれた体形を持っていたものの、デビューしたばかりの頃はなかなか人気には繋がらず、苦悩したのだとか。
デビュー当時は凡庸で不人気だった…
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父親からプロレスラーとしての技を学び、2回のトライアウトを経て1996年にWWFデビュー。
当時のリングネームは「ロッキーメイビア」で、父親と祖父の名前を融合したものでした。IC王座を獲得するなど戦歴は上々でしたが、全く人気がありませんでした。
当時、ドウェイジョンソンさんの周囲からの評判は「どこにでもいる好青年」というもので、その平凡さがプロレスラーとしては致命的だったのです。
ヒール役に転向・ロックと改名しWWEのスターへ
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好青年キャラクターが原因で人気が出なかったドウェインジョンソンさん。
ですが、ヒールキャラクターに転向したところ、水を得た魚のように生き生きと輝き始めました。
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路線変更にあたりリングネームを「ザ・ロック」に改名したドウェインジョンソンさんは、黒人至上主義のユニット「ネーション・オブ・ドミネーション」に加入。
ユニットでリーダーを務めていたファルークさんを追放し、自身がリーダーとして君臨しました。
これまで煌びやかだった衣装も黒で統一し、ヘアスタイルも変えて完全にイメージチェンジに成功。
その後は、毒舌とカリスマ性が大いに受けてWWEの試合で入場すると、ドウェインジョンソンさんへの歓声が会場に響き渡るようになったのだとか。
ファンからは「ロック様」と崇められ、1998年にWWEの世界王者決定戦で最年少26歳の王者に輝きました。
ドウェインジョンソンの若い頃の経歴③ 俳優デビュー
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プロレスラーのヒール役として大人気だったドウェインジョンソンさんは、2001年に俳優デビューを飾り、演技においても注目を集めることになりました。
デビュー作品はハムナプトラ2
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ドウェインジョンソンさんが俳優として初出演したのは、2001年に公開された映画「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」でした。
この作品のジャンルは、冒険SFに入ります。ドウェインジョンソンさんが演じた「スコーピオン・キング」は、世界征服を企み、大戦を引き起こす屈強な戦士です。
物語のカギを握る大事な役割を担うキャラクターであり、ドウェインジョンソンさんの演技にも注目が集まりました。
スピンオフ作品で主演
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翌2002年には、スピンオフ作品として映画「スコーピオン・キング」が公開されました。
この作品は、ドウェインジョンソンさんが演じた「スコーピオン・キング」の若い頃にフォーカスを当てた物語です。
日本では2006年、「金曜ロードショー」でテレビ初回放送されています。
ドウェインジョンソンの映画代表作は「ワイルドスピード」
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ドウェインジョンソンさんが俳優として世界中から認知されたのは、2001年から続く人気シリーズである、カーアクション映画「ワイルドスピード」です。
初めて出演したのは、2011年に公開された「ワイルドスピード MEGAMAX」で、アメリカ外交保安部の捜査官「ルークボブス」を演じました。
格闘シーンでファンを魅了
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ドウェインジョンソンさん演じる「ルークボブス」は、ヴィンディーゼルさん演じる主人公「ドミニク」を逮捕することに情熱を燃やしています。
筋骨隆々とした見た目を裏切り、知性的に捜査を進める冷静な一面を持っています。作品中では、得意の格闘技でドミニクを追い詰めました。
しかしルークボブスは、物語後半でドミニクの仲間たちにピンチを救われることになります。
借りを作るのを良しとしない真っすぐな性分のルークボブスは、逮捕に執念を燃やしたドミニクを手助けする決意をして、物語のキーマンとなるのです。
ドウェインジョンソンの性格エピソード
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ドウェインジョンソンさんは、長年大ヒットを飛ばす作品に参加したものの、共演者のヴィンディーゼルさんとの不仲説が流れるなど、全て順調というわけではありませんでした。
不穏な噂が流れるようになったのは、シリーズ第8弾となる「ワイルドスピード ICE BREAK」の撮影中のことでした。
喧嘩っ早い性格
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どうやら撮影中、主演のヴィンディーゼルさんが周囲の和を乱す行動を取ったことに立腹したドウェインジョンソンさんが、公の場で「このチキン野郎」と叱責したそう。
この言い合いは、他のキャストに対しても飛び火し、騒動に繋がったと言われています。
さらに、共演者であるタイリースギブソンさんから、「おまえがワイルドスピードファミリーを引き裂いた」と、ドウェインジョンソンさんに喧嘩を売ったことで人間関係が泥沼化したそう。
このことに辟易したのか、ワイルドスピードの第9弾となる作品にドウェインジョンソンさんは出演しないと語っていました。
感謝を惜しみなく伝える性格
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2019年9月に更新されたドウェインジョンソンさんのインスタで、ヴィンディーゼルさんへの感謝の気持ちを述べられています。
どうやら、2人の間に生じた確執は完全に消えたかに見えるほど、コメントは温かいものだったのです。
コメントの詳細としては、ドウェインジョンソンさんが主役を演じたスピンオフ作品「ワイルドスピード スーパーコンボ」についてでした。
作品の成功はヴィンディーゼルさんのサポートがあったからこそ、とかつての確執を知る関係者が目を見張るものでした。
そして、「全ての道は一つのところにつながっている。もうすぐに会いに行くぜ」という言葉で終わっています。
2人がどういう経緯で打ち解けたのかについては明確にされていませんが、安堵したファンが多かったようです。
ドウェインジョンソンの身長や筋肉の秘密
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ドウェインジョンソンさんは、父親と祖父譲りの恵まれた体格を持っており、鍛え抜かれた筋肉を活かした役を演じてきました。
身長196cm、体重は118kgと、ハリウッド界の中でも相当な大柄です。
さらに、見た目だけではなく、握力についても驚異の数値であると話題を呼びました。
握力が一般人の4倍!?
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一般男性の平均握力は45kgと言われていますが、ドウェインジョンソンさんの握力は、192kgで4倍以上も高いことが判明しています。
力自慢の象徴として、リンゴを拳で握りつぶすシーンが有名ですが、それに必要な握力が80kg。ドウェインジョンソンさんの握力の場合、生のじゃが芋を潰せるそうです。
もちろん、握力だけではなく、厚みのある大胸筋や上腕三頭筋のラインが見事だと言われています。
そんな筋肉美の秘密は、週に5日しっかりとトレーニングを行っていることのようです。1週間の筋肉トレーニングの一部を見てみましょう。
月曜日は肩のトレーニングで、有酸素運動を取り入れながらダンベルをメインで鍛えます。
火曜日は、背中のトレーニングでバーベルデッドリフトや、ハイパーエクステンションを取り入れています
水曜日は、脚のトレーニング、木曜日は腕と腹筋、金曜日は胸のトレーニングを設定。
部位を決めて鍛え上げる方が効率良いのですが、ドウェインジョンソンさんのメニューはかなり玄人向けのトレーニングです。
初心者の場合は、部位を分散しないと逆に痛めてしまうようです。
ドウェインジョンソンの結婚した嫁はローレンハシアン
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ドウェインジョンソンさんが結婚を発表したのは、2019年のことでした。嫁となった女性とは、12年間も交際していたことが話題になりました。
嫁はローレン・ハシアン
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嫁となったローレン・ハシアンさんは、アメリカ出身の1984年生まれで、シンガーソングライターとして活動してきました。
ドウェインジョンソンさんの12歳年下ということになりますね。
2人は、ハワイで結婚式を挙げたことをインスタで報告しています。
ドウェインジョンソンの子供は娘が3人
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結婚したのは2019年ですが、結婚前にローレン・ハシアンさんは子供を出産しています。
どうやら事実婚の状態だったようで、生活を共にしてから正式に入籍をしたそう。
3人の娘に恵まれた
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長女が誕生した時期は明確になっていませんが、次女は2015年、三女は2018年に誕生しています。
つまり、結婚したのは3人の子供が生まれた後ということです。
実は、男の子も欲しいと考えているドウェインジョンソンさん。今後、4人目の子供のおめでたい報告があるかもしれませんね。
ドウェインジョンソンの年収が凄すぎる
推定年収は95億円
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2019年8月に発表された米国の雑誌「フォーブス」の最も稼ぐ俳優ランキングにおいて、堂々の1位に輝いたドウェインジョンソンさん。
その年収は、8940万ドルで日本円に換算すると95億円となります。現在、映画のギャラはトップクラスと言われています。
また、ケーブルテレビのドラマ「ボーラーズ」では、1話単価が7500万円という破格の値段で請け負っていることが明らかになりました。
ドウェインジョンソンはプロレスを引退している
事後報告で引退を明かした
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ドウェインジョンソンさんは、2013年にリングに上がったのを最後に戦歴はストップしています。
その後、試合に登場することはありましたが、持ち前のマイクパフォーマンスを披露したのみで、自身で試合に参戦することはありませんでした。
このまま、何事もなかったかのようにプロレス界から消えてしまうのではないかという疑惑も浮上していました。
そして2019年8月にテレビ出演した際、「プロレスラーとしては密かに引退しているので」と、初めてドウェインジョンソンさんの言葉でプロレスからの引退が明かされたのです。
引退理由については明かされていませんが、年齢的な問題や俳優として多忙であることが考えられるようです。
まとめ
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ドウェインジョンソンさんは、祖父と父親が伝説のプロレスラーでした。
恵まれた体格から、若い頃はアメフトのプロを目指したこともありましたが、目指したNFLへの道のりは遠く、挫折を味わいました。
その後は、父親の指南もありプロレスラーに転向。独特の毒舌や、ヒールキャラクターが受けてプロレス界でトップを走る人材になりました。
徐々に俳優としてシフトしていったドウェインジョンソンさんは、2011年からレギュラー出演している映画「ワイルドスピード」シリーズが代表作品です。
プライベートでは、アメリカ人のシンガーローレン・ハシアンさんとの長年の交際を経て結婚。3人の娘に恵まれました。
現在はプロレスからの引退も明言しており、プロレスファンは寂しいかもしれませんが、今後の俳優としての活躍に期待しましょう。