ケイトウィンスレットと言えば、映画「タイタニック」でレオナルドディカプリオと共演し一躍有名になったハリウッド女優です。
今回はケイトウィンスレットの若い頃、3度の結婚と旦那や子供、映画代表作、現在を紹介します。
この記事の目次
ケイトウィンスレットのプロフィール
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Kate Winslet(ケイト ウィンスレット)
生年月日: 1975年10月5日
出身地: イギリス
身長: 169cm
好きな食べ物: ピザ
ケイトウィンスレットの若い頃① 生い立ちや学生時代
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ケイトウィンスレットさんの父親は俳優でしがが、残念ながら仕事に恵まれなかったようです。そのため、父親は俳優以外の仕事もして家族の生計を立てていました。
母親もレストランで働いていましたが、かなり生活が苦しかったと明かしています。
ケイトウィンスレットさんが10歳の時には、父親がボートの事故で足を怪我をしてしまい、さらに生活が苦しくなったようです。
食費にも事欠き、自治体が提供している無料の食事サービスを利用していた状況でした。
そんなケイトウィンスレットさんが初めて演技に触れたのは、学校で行われた劇「キリストの誕生祭」に出演したことでした。
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演劇の世界に興味を持ったケイトウィンスレットさんは、11歳で演劇学校に入学、16歳になるまで通っています。
演技の勉強をしながら、シリアルのCMに出演したり吹き替えの仕事を受けたりと、芸能界の仕事を受けるようになっていました。
ケイトウィンスレットの若い頃② 肥満コンプレックスをバネに成功
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舞台に20本以上出演したものの、20歳を過ぎるまで一度も主役のオファーが無かったというケイトウィンスレットさん。
それは、ケイトウィンスレットさんの体形が理由だったのです。
幼少期から太りやすい体質だったケイトウィンスレットさんは、子供の頃はいじめを受けていた辛い過去がありました。
最大で89kgまで太っていた
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ケイトウィンスレットさんの人生最大体重は89kgで、学生時代のあだ名は「ブルバー(脂肪)」でした。
通っていた演劇学校の先生にも「ポッチャリした役で生きていくなら、女優として上手くいくかもね」と言われたのだとか。
10代から芸能界の仕事を受けていたこともあり、周囲から嫉妬心もあったのではないかと後に語っていますが、当時は随分悔しい思いをしたケイトウィンスレットさん。
夢を諦めることなく、復讐を誓ったそうです。
女優として成功することが復讐だった
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女優として成功したケイトウィンスレットさんは、過去を笑って振り返ることができるようになったと明かしています。
「(だから今ハリウッド女優になっていることこそ)私の復讐ね。
こんなに素敵な仕事に恵まれていて、健康な子供達がいる。
ハッピーな人生だから、こう言ってやりたい感じ。
『アンタ達、今の私を見てみなさいよ』ってね、オッホッホッホ。」
引用:ケイト・ウィンスレット 約89キロだった頃は「デブ」とイジメに – めるも https://news.merumo.ne.jp/
大人になったケインウィンスレットさんは偶然、いじめっ子の女性と再会したエピソードを明かしています。
ケインウィンスレットさんがデパートに買い物に行くと、化粧品売り場で勤務していた女性が、いじめっ子の女性でした。
昔を思い出してつい、「あなたにお礼を言いたい。あなたのおかげで私は、強い人間になれたんだから」と、自制心を失くしてつっかかったのだとか。
勝気なケイトウィンスレットさんの性格が垣間見える、スカッと系エピソードですね。
ケイトウィンスレットの若い頃③ 恋人を亡くしている
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ケイトウィンスレットさんは情が深い女性だと言われていますが、それは過去に恋人を失くしているのが関係していると噂されています。
タイタニックへの出演が決まる前から、ケインウィンスレットさんは俳優兼作家のスティーブン・トレンドルさんと交際していました。
しかし、スティーブン・トレンドルさんが骨のガンに罹っていることが判明し、苦悩の日々が始まったのです。
彼を見捨てた過去を悔いている
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彼を支えようと考えていた時、後にケイトウィンスレットさんの出世作となった映画「タイタニック」への出演オファーが舞い込みました。
女優として絶好のチャンスをとるのか、彼氏の闘病生活をサポートするのか、迷いに迷ったケイトウィンスレットさんですが、選択したのは女優のキャリアでした。
恋人のスティーブン・トレンドルさんにも「自分に構うことはない」と言われたことで、見捨てるような形で彼の元を去ったのです。
その後、彼が逝去したことを知ったケイトウィンスレットさんは、自身の行為を悔い続けました。
「スティーブンがあの時私を “僕にかまわなくていいよ”と行かせてくれたの。
人間としての最大の愛だったのね。いっそのこと私に“ダメだ、そばにいてくれ”と言ってくれれば良かったのに。
そうしたらずっと一緒にいられて、もっと幸せな見送り方をしてあげられたわ…」
引用:ガンで死に行く恋人を捨てた過去にいまだに涙 – livedoorNEWS https://news.livedoor.com/
この悲しみと共に生きていく方法を見つけるしかない、と語っているケイトウィンスレットさん。
現在でも、胸が締め付けられるような悲しみが蘇ることがあるそうです。
ケイトウィンスレットの若い頃⑤ 「タイタニック」から抜け出せず苦悩の日々
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映画「タイタニック」は、空前絶後の興行収入を打ち立て、ギネス記録にも登録された人気作品です。
当時無名だったケイトウィンスレットさんは、一躍時の人として世界中から脚光を浴びました。
しかしその後、名ヒロインを演じたがゆえの苦しみが訪れたのです。
主題歌に付き纏われた?
2012年にロンドンワールドプレミアに出演したケインウィンスレットさんは、ずっとヒロイン「ローズ」役の色眼鏡で見られてしまう役者としての辛さを語っています。
映画がヒットすると同時に流行したセリーヌディオンさんによる主題歌「My Heart will Go On」は、世界中が何度も聞きほれる大ヒットになりました。
そのため、ケイトウィンスレットさんがレストランやバーに行くと、従業員が気を利かせてこの主題歌をピアノで演奏するようになりました。
周囲からも、「『My Heart will Go On』を歌って欲しい」とリクエストされることも多々あったのだとか。
気が進まないので断ると、「楽しいからいいじゃない」と言われて、楽しくない日々を送ったそうです。
ボートに乗る時も、条件反射のように楽曲が脳内再生を始めてしまい、ケインウィンスレットさんは嫌悪感と吐き気に襲われたことも。
ただし、この楽曲が嫌いなのではなく、自身がいつまでもタイタニックの象徴の1つとして見なされることが辛かったようです。
ケイトウィンスレットの3度の結婚と旦那
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ケイトウィンスレットさんは、これまでに3回の結婚歴があることが分かっています。
これまでの旦那について、馴れ初めや離婚原因を振り返ってみましょう。
1人目の旦那は映画助監督
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ケイトウィンスレットさんが初めて結婚したのは、23歳の時のことです。旦那は「グッバイ・モロッコ」の助監督を務めた、ジム・スレアプレトンさん。
映画への出演がきっかけで交際に発展し、結婚に至ったようです。
しかし、結婚生活は3年で破綻。2001年に離婚を発表しましたが、離婚原因は明かされていません。
2人目の旦那は演出家
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ケイトウィンスレットさんは2003年、舞台演出家兼映画監督を務めるサムメンデスさんとの結婚を発表。
2人は、ロンドンとニューヨークを行き来するセレブな生活を送っていました。
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2007年のアカデミー賞で主演女優賞を獲得し、「私を支えてくれたサムに感謝しています」とスピーチするなど、夫婦仲は順調そのものと思われましたが、2010年に離婚を発表しました。
離婚原因は、当時「007シリーズ」の撮影をロンドンで行う夫と、ニューヨークを中心に活動するケインウィンスレットさんの間に、いつしか心に距離ができてしまったからだそうです。
3人目の旦那は実業家の甥
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3回目の結婚を発表したのは、2012年12月のこと。注目を集めたのは、結婚相手の素姓や馴れ初めにありました。
旦那となった人物は、ヴァージン・グループの創業者であるリチャードブランソンさんの甥、ネッドロックンロールさん。
公人ではないからかあまり個人情報がありませんでしたが、ケインウィンスレットさんより3歳年下で、グループ企業の1つである宇宙関連の事業に携わっている方とのことです。
そんな2人が出会ったのは2011年、ケイトウィンスレットさんが滞在していた別荘で起きた落雷による火災でした。
あっという間に火が燃え広がった場所に救助に訪れたのが、ネッドロックンロールさんだったそうです。
ケイトウィンスレットさん滞在していた別荘の所有者は、旦那の親戚であるリチャードブランソンさんで、偶然同じ敷地内で過ごしていたようです。
そして、ケイトウィンスレットさんがニューヨークに戻るまで付き添ってくれたのだとか。まるで映画のような馴れ初めですよね。
2人はその後、ニューヨークで親しい友人や親族のみのささやかな結婚式を挙げたことを明かしています。
ケイトウィンスレットの子供は3人
3人の子供を出産
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これまで3人の男性と結婚した経歴を持つケイトウィンスレットさんには、最初の旦那・ジムスレアプレトンさんとの間に長女が誕生しています。
2人目の旦那・サムメンデスさんとの間には長男が誕生し、そして現在の旦那・ネッドロックンロールさんとの間に次男・ベアーさんをもうけています。
そんなケイトウィンスレットさんは、子供3人それぞれ父親が別の男性であることで、様々な噂話をされることにウンザリしていると語っています。
「『オー・マイ・ゴッド!かわいそうな子どもたち!さぞ苦労してるんでしょうね』みたいなことを言う人々がいるわ。
でも、子どもたちはあちこちたらい回しされているわけじゃない。
ベビーシッターを付けられて、移動ばかりさせられているわけでもないし。」
引用:ケイト・ウィンスレットが第3子を出産! – MOVIEWALKER https://movie.walkerplus.com/
ケイトウィンスレットさんは「私の子供達は私と一緒にいるわ」と、子供に愛情を注いでいることを力説しています。
ケイトウィンスレットの映画代表作① タイタニック【レオナルドディカプリオと共演】
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ケイトウィンスレットさんの代表作品と言えば、やはり1997年に公開された映画「タイタニック」。
1912年に起きたイギリスの豪華客船「タイタニック号」の沈没事故をモチーフになった、世界的に大ヒットした作品です。
映画の制作が決まった時は史実に忠実に再現することを考えていたそうですが、ジェームスキャメロン監督が時代考察をするうちに、当時の社会問題であった身分制度に着眼。
こうして、上流階級の令嬢のローズ役・ケイトウィンスレットさん、身分の低い絵描きの青年ジャック役・レオナルドディカプリオさんを中心とした切ないラブストーリーになったのです。
作品のために体を張った
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ケイトウィンスレットさんがクランクインして撮影した最初のシーンが、ジャックが描くヌード画のモデルをするシーンでした。
更衣室で休憩していると、レオナルドディカプリオさんが突然入ってきたそう。
どうやら誰もいないと思っていたレオナルドディカプリオさんは、何も着ていないケイトウィンスレットさんを見てギョッとした様子で部屋を出ようとしたんだとか。
しかし、ケインウィンスレットさんが「私たちこれから一日こうしてずっと一緒にいるのよ。気まずくなるのはここで終わりにしましょう」と伝えたことで、2人の距離が縮まったそうです。
恥ずかしさを振り切ったケイトウィンスレットさんの行動こそが、映画のチーム力を高めたと言えますね。
ケイトウィンスレットの映画代表作② スティーブジョブス
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ケイトウィンスレットさんは、アップル社の創立者であるスティーブジョブスさんの人生にフォーカスした映画「スティーブジョブス」に出演しています。
自撮り写真を監督に送った?
ケイトウィンスレットさんが演じたのは、マーケティング担当を務めるジョアンナホフマンさんという実在する女性でした。
社内で唯一、スティーブジョブスさんに反論する気骨ある女性という重要な役どころでした。
どうしてもこの役を演じたいと感じたケイトウィンスレットさんは、容姿がジョアンナホフマンさんに似ていないことを自覚し、実物を見て研究を重ねたのです。
メイクや眼鏡、ウィッグを駆使してジョアンナホフマンさんに変身。自撮り写真を監督のダニーボイルさんに送り、オファーして欲しいと熱烈にアピールをしたことを明かしています。
その努力が実り、ケイトウィンスレットさんはゴールデングローブ賞に輝きました。
ケイトウィンスレットの現在
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現在のケイトウィンスレットさんについて調査しました。女優として新しい作品に挑戦を続けています。
子供世代がタイタニックのファンに
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現在でも新たなファンが増えている映画「タイタニック」。当時は子供だった世代やお友達が、ケイトウィンスレットさんすら忘れていた魅力を語り継いでくれているようです。
お友達が『あ、タイタニックでちょっと好きなのが、ローズがこう……』とか言ったり、劇中のセリフを暗唱したりするのよ。
私は長いこと忘れていたのに! だから私は、『オーマイゴッド、それ本当に私が言ったセリフ?』って。」
引用:ケイト・ウィンスレットがっかり告白 – シネマトゥデイ https://www.cinematoday.jp/
映画の公開時、生まれてさえいなかった子供達の様子を見るにつけ、「年を取ったと思うわ」と、しみじみする様子も見せています。
アバター2に出演予定
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ジェームスキャメロン監督がメガホンを取り、2009年に公開された映画「アバター」ですが、続編が予定されています。
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続編が決まった映画「アバター2」ですが、まだ正式なタイトルが発表されていません。
一部撮影が始まっていたようですが、2020年に大流行した新型コロナウィルスの影響で撮影が中断していました。
しかし、2020年6月に報道されたニュースで、映画の撮影が再開されたとのことです。
撮影場所はニュージーランドであることが明かされ、プロデューサーのジョンランドーさんは、「ニュージーランドに、巨大な雇用と利益をもたらすだろう」と、コメント。
この作品は、2021年12月に予定されています。
出典:https://eiga.com/
ケイトウィンスレットさんの役どころも気になりますね。
まとめ
出典:https://a-genzai.com/
ケイトウィンスレットさんは、幼少期から太りやすい体質でいじめられていました。
女優になると決めてからは、11歳で演劇学校に通うなど演技の勉強を続け、学生時代からCMや舞台で活動を始めたのです。
1997年、映画「タイタニック」のヒロイン・ローズ役を演じ、一躍有名になりました。
その後も「スティーブジョブス」など代表作品に出演し、現在も女優業を続けています。
プライベートでは3人の男性と結婚し、3人の子供に恵まれました。
2021年公開の映画「アバター」の続編への出演も決まり、公開を待ち望む声が多数挙がっています。
今後のケイトウィンスレットさんの活躍も応援しましょう。