闇サイト殺人事件の犯人の現在<堀慶末・神田司・川岸健治>被害者の殺害方法・裁判結果や死刑執行も総まとめ

闇サイト殺人事件は2007年8月に起きた金銭目的の殺人事件で、被害者の悲惨な最期や裁判結果が話題です。

 

今回は闇サイト殺人事件の被害者や犯人、事件の経緯や凄惨極まりない殺害方法、裁判結果や犯人の死刑執行をまとめました。

 

「闇サイト殺人事件」とは

 

出典:https://originalnews.nico/

 

 

 

 

闇サイト殺人事件とは、2007年8月24日に名古屋市内で起きた、インターネット上に存在した闇サイト“闇の職業安定所”で結びついた犯人3人による身勝手極まりない凄惨な殺人事件です。

 

また、主犯格・川岸健治が、罪の意識からではなく、ただ自身が死刑になりたくないだけで自首したにもかかわらず、事件の早期解決に寄与したとの理由で死刑を免れる結果となったことでも話題になりました。

 

そして、この事件の顛末に、現在の司法制度の是非が問われるきっかけとなりました。

 

今回は、そんな凄惨極まりない「闇サイト殺人事件」について、詳しく振り返ってみましょう。

 

 

「闇サイト殺人事件」の被害者・磯谷利恵さんとは

 

出典:https://twitter.com/

「闇サイト殺人事件」の被害者・磯谷利恵さん

 

 

 

「闇サイト殺人事件」の被害者となったのは、当時31歳だった磯谷利恵さんで、事件当時は母親と2人で名古屋市千種区春里町の市営住宅で暮らしていました。

 

名古屋鉄道などが出資して大手企業と取引している人材派遣会社に、派遣社員として勤務していた、どこにでもいるごく普通のOLで、もちろん3人の犯人とは何の接点もありませんでした。

 

磯谷利恵さんは、1歳9ヶ月の頃に父親を急性骨髄性白血病で亡くしており、以降は母親の富美子さんの女手ひとつで大切に育てられたと言います。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

そんなこともあり、被害者の磯谷利恵さんは、ゆくゆくは自分が母親の面倒を見ていくことを常日頃から考えていたそうです。

 

そして、いずれは富美子さんのために家を買ってあげようと、月々の給料の中からコツコツと貯金しており、事件当時の貯金額は800万円にもなっていたのだとか。

 

また、囲碁が好きだった磯谷利恵さんは、生前はよく名古屋市中区新栄の喫茶店で開かれていた囲碁会に参加し、「初段になる」という目標をもって熱心に対局に取り組んでいたそうです。

 

さらに、事件直前には囲碁を通じて知り合った大学院生の男性と交際を始めたばかりだったようで、被害者が殺害された8月25日にはデートの予定が入っていたようです。

 

 

そんな沢山の夢と希望に溢れていた被害者・磯谷利恵さんは、「闇サイト殺人事件」の3人の犯人による鬼畜の所業により、無残な最期を遂げています。

 

 

出典:https://originalnews.nico/

 

本記事は、犯人たちによる凄惨な殺害方法も紹介していますが、あまりにむごい表現も含まれているため、あえて別の章立てにして、章のタイトルに【閲覧注意】の文言を付けてあります。

 

自信のない方は読み飛ばしていただいても、何の差し障りもありません。

 

 

 

「闇サイト殺人事件」の犯人3人「川岸健治・神田司・堀慶末」とは~犯行グループ結成のきっかけも紹介

 

「闇サイト殺人事件」において、被害者・磯谷利恵さんの命を、まるで虫けらのように奪った3人の犯人は次の通りです。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

  • 川岸健治(主犯格・当時40歳・住所不定無職)
  • 神田司(36歳・元新聞販売店員)
  • 堀慶末(32歳・無職)

 

ただ、この3人は以前からの知り合いというわけではありませんでした。

 

何の接点も無かった3人は、ネット上に存在した闇サイト”闇の職業安定所”を通じて結びついた犯人グループだったのです。

 

当時、3人の犯人はいずれも消費者金融から数十万円~数千万円の借金を抱えて、その日暮らす生活費にも困っており、「闇サイト殺人事件」は金銭のみを目的とした犯行でした。

 

 

”闇の職業安定所”で募集をかけた川岸健治

 

「闇サイト殺人事件」の主犯格とされる川岸健治は、過去に詐欺や恐喝で逮捕されて刑務所に入っていたことがあります。

 

出所後、しばらくは派遣社員として働いていたものの、2007年7月に辞めたばかりで、事件当時は無職でした。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

派遣社員としてまじめに働くことに嫌気が差した川岸健治は、派遣の仕事を辞めた後は、ホームレス生活をしていたと言います。

 

しかし、いよいよ金に困った川岸健治は、「闇の職業安定所」東海版に「山下」という偽名を使って、次のように書き込んで犯罪仲間を募集しました。

 

 

「刑務所から出てきたばかりで派遣をやっています。仕事はキツすぎ、給料安すぎで実に馬鹿馬鹿しい。東海地方で一緒に何か組んで(裏の仕事を)やりませんか」

 

引用:闇サイト殺人事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/

 

すると、「田中」を名乗る堀慶末から、「どうですか、まず一発やりますか?拉致して預金を引き出させる小遣い稼ぎです」という趣旨のメールが届きます。

 

また、同日のうちに、神田司から「以前はオレオレ詐欺をメインにしていたのですが、貧乏過ぎて強盗でもしたいくらいです」などと書かれたメールが届きました。

 

その後も川岸健治の元には、他にも数人から反応がありましたが、川岸は直感的に堀慶末と神田司を犯行仲間に選ぶと、書き込みから3日後に顔合わせをし、犯行計画を練り始めました。

 

(実際は、川岸健治が選んだ犯行仲間には堀慶末と神田司の他にもう1人いたのですが、「闇サイト殺人事件」直前に抜けているので割愛しました。)

 

 

出典:https://twitter.com/

 

その後、3人の犯人たちは、思いつくままに様々な金銭目的の犯行を計画しますが、どれも途中で上手くいかず、頓挫することになります。

 

そんな中で、神田司が「若い女性を拉致して金を奪い、殺せばいい」と強盗殺人を提案し、これに他の2人が乗る形で実行に移されたのが、今回紹介する「闇サイト殺人事件」でした。

 

 

 

「闇サイト殺人事件」の概要

 

2007年8月24日の午後10時過ぎ、帰宅中の磯谷利恵さんが名古屋市千種区自由が丘の道を自宅へ向かって歩いていました。

 

そこで、犯人らに「すみません」と声をかけられて、対応しようとした磯谷利恵さんは次の瞬間に口を塞がれ、そのままミニバン(日産リバティ)に押し込まれる形で拉致されました。

 

 

出典:https://kitanezumi.exblog.jp/

 

ちなみに犯人らは、最初から磯谷利恵さんを狙ったわけではなく、千種区自由が丘はお金持ちが多そう、との理由で犯行現場に選び、そこをたまたま通りかかったのが磯谷利恵さんでした

 

千種区自由が丘閑静な住宅街であり、磯谷利恵さんが歩いていた時刻に周囲に人影はありませんでした。

 

被害者・磯谷利恵さんを拉致してから約3時間後、愛西市にある駐車場に到着した犯人らは、磯谷利恵さんの財布から現金6万2千円とキャッシュカードを奪いました。

 

そして、犯人らは磯谷利恵さんを、包丁で脅しながら暗証番号を聞き出そうとします。

 

ですが、そのキャッシュカードの銀行口座には、母親・富美子さんの自宅を買うために、爪に火を灯すようにして貯めた800万円があったため、そう易々と教えるわけにはいきませんでした。

 

しかし、あまりに執拗に聞いてくるため、つい「2960」と嘘の暗証番号を教えてしまうんですよね。

 

あまりの磯谷利恵さんの怯えように、本当の暗証番号だと信じてしまったマヌケな犯人たちは、その真偽を確かめもせず、「顔を見られたからには生かしておくわけにはいかない」と口封じのために、磯谷利恵さんの殺害を決めるのです。

 

ですが、その殺害方法が残忍極まりないことから、詳細は次の章に譲ることにします。

 

 

 

「闇サイト殺人事件」の犯人の残忍すぎる被害者殺害方法

 

ここからの描写があまりに生々しく、残忍極まりないため、Wikipediaの記述をそのまま引用してみたいと思います。

 

ただ、Wikipediaでは犯人や被害者の名前が“K”や“X”などで記述されているので、少しでも読みやすいように実名に変換しておきました。

 

くれぐれも閲覧注意でお願いします。繰り返しになりますが、自信のない方は読み飛ばしていただいて一向に差し支えありません。

 

神田司が磯谷利恵さんの首を右腕で絞めつけ始めた。磯谷利恵さんは必死に暴れて抵抗したが脚を堀慶末に押さえつけられ、さらに両手にかけられていた手錠を川岸健治に押さえつけられて抵抗を抑圧された。数分後に磯谷利恵さんの体の力が抜け「もうすぐ失神する」という状態になったが、自分の腕がしびれてきたことで神田司が手を緩め、まだ磯谷利恵さんに息があったため堀慶末が「ハンマーを使おうか?」と聞き、神田司も「頼む」と答えた

 

この時点で磯谷利恵さんは意識が朦朧として身動きできなかったが、堀慶末はその磯谷利恵さんの左側頭部にハンマーを力いっぱい振り下ろし、強烈な打撃によりリバティ天井部まで磯谷利恵さんの血が飛び散った。

 

磯谷利恵さんはこの段階でも「『殺さない』と言ったじゃない。お願いだから殺さないで。死にたくない。話を聞いて」などと懇願したが、堀慶末はその言葉を聞き入れることなくさらに2発頭部にハンマーを振り下ろしたほか、神田司も堀慶末がハンマーを打ち下ろしやすいよう磯谷利恵さんの体を前方に押し出した。

 

だが「コンクリートを砕くハンマー」で堀慶末が磯谷利恵さんの顔を計5回殴ったにも拘らず、磯谷利恵さんがなかなか絶命しなかったために神田司が苛立っていた中、堀慶末が助手席の背後ポケットに入っていた綿ロープを取り出して磯谷利恵さんの首に一重で巻き付け。その端のうち片方を川岸健治に渡すと、川岸健治も「ここで磯谷利恵さんを殺害することになった」と理解して犯行に加わった。

 

しかし堀慶末と川岸健治の角度が180度にならなかったため上手く力が入らなかったほか、頭部から著しく出血していたために血液でロープが滑ったため、神田司も加えて3人で様々な角度に引っ張ってもうまく絞まらなかったため、神田司が「それではだめだ」と言いつつ綿ロープをいったん引き取るとそれを2つ折りにして磯谷利恵さんの首に回しかけ、輪になった部分に綿ロープの端を通して自らそれを引っ張った

 

堀慶末は磯谷利恵さんの顔面に口を塞ぐような形でガムテープを巻き付け始め、磯谷利恵さんが最後の力を振り絞って発した「殺すなぁ」という言葉も無視してガムテープを磯谷利恵さんの顔面に縦横合わせて23回巻き付けると頭からレジ袋(堀慶末が凶器のハンマーを購入したホームセンターのレジ袋)を被せ、その口を塞ぐようにガムテープで8周(合計31周)巻き付けた。

 

それでも磯谷利恵さんが咳き込んだため、神田司が「まだ生きてやがる」と言いつつハンマーを持つと「脳に振動を伝えて早く絶命させよう」と磯谷利恵さんの頭部にタオルを置き、それを目標にハンマーを30発以上振り下ろし、堀慶末が「もういいんじゃないの?」と言っても笑みを浮かべつつ、磯谷利恵さんが絶命するまでハンマーを振り下ろした。

 

引用:闇サイト殺人事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/

 

やがて、被害者・磯谷利恵さんは窒息死し、神田司が手を止めると彼女の脚はしばらく痙攣していましたが、やがて痙攣は止まりました。

 

念のために神田が磯谷利恵さんの脈拍をとると、脈が感じられなくなっていたため「ちゃんと死んだよ。お疲れ様」と堀慶末と川岸健治に言ったそう。

 

その後は3人で車外に出て、ひとしきり煙草をうまそうにくゆらせたと言います…。

 

最終的に、磯谷利恵さんの無残にも変わり果てた遺体は、犯人らの手によって岐阜県瑞浪市の山中に遺棄されています。

 

 

 

「闇サイト殺人事件」の犯人逮捕のきっかけとは

 

磯谷利恵さんから聞き出した暗証番号「2960」が、嘘の暗証番号だということが分かったのは、既に磯谷利恵さんがこの世を去ってからのことでした。

 

 

出典:https://chigai-allguide.com/

 

結局、犯人たちは、人1人を殺害するという大変なリスクを犯したにもかかわらず、磯谷利恵さんの財布の中にあった6万2千円しか手に入らなかったことになります。

 

そして、3人の犯人は、翌日も次のターゲットを狙おうと約束して解散したようです。

 

 

ですが、翌8月25日の午後1時頃、神田司と堀慶末が次の犯行計画を練っているまさにその時、この事件の首謀者たる川岸健治が、愛知県警本部に犯行を示唆する電話をしています。

 

このことから、事件が発覚しそのまま逮捕されたのです。

 

さらに、川岸健治の携帯電話の通信記録から、共犯者である神田司と堀慶末もその日のうちに芋づる式に逮捕されています。

 

翌26日には、3人ともに死体遺棄の疑いで逮捕されると、その後の取り調べにより、9月14日に強盗殺人および営利略奪、逮捕監禁の疑いで再逮捕されるに至っています。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

ちなみに、「闇サイト殺人事件」の首謀者であり主犯格だった川岸健治が自首した理由は、なんと良心の呵責に苛まれたわけでも、罪を反省し償いたいと改心したわけでもありませんでした。

 

ただただ「死刑になりたくない」という、身勝手かつ呆れ果てた理由からでした。

 

 

そんな川岸健治の思惑が、どう通ったのかは激しく不明ですが、実際の一審では、川岸健治にだけは「事件の早期解決に寄与した」という理由だけで、無期懲役に減刑されているんですよね。

 

それに対し、女性をターゲットに強盗殺人を提案した神田司はもちろん、それに賛成した堀慶末にも死刑判決が下っています。

 

 

 

「闇サイト殺人事件」の犯人3人「川岸健治・神田司・堀慶末」の裁判結果や現在とは

 

「闇サイト殺人事件」の初公判は、事件が起きてから約1年後となる2008年9月25日に名古屋地方裁判所で開かれました。

 

 

出典:https://originalnews.nico/

被害者遺族の磯谷富美子さん。

 

磯谷利恵さんの母親・富美子さんは、証人尋問の冒頭で裁判の傍聴を続けてきた理由について、「娘1人だけ痛かったり怖かったりしたのがかわいそうで、少しでも共有してあげたかった」と説明しています。

 

また、次のように述べ、被告人たちへの死刑を求めました。

 

「私はある日突然、見知らぬ3人の男たちによって、たった1人の家族である娘を惨殺され、亡くしました。そのことにより仕事を辞め、30年住んだ住居を去り、署名活動で多額の費用を使いました。

 

娘はまじめに生きてきただけなのに、31歳という若さで強制的に人生を閉じられ、夢や希望、未来の全てを奪われてしまいました。

 

片や、罪を犯した者は3食税金で食べさせてもらい、体調が悪いと(医師に)診てもらい、裁判では1人(の被告人)に2人や2人の国選弁護人をつけてもらい、犯罪心理鑑定と手厚い弁護を受け、挙げ句に好き勝手な言動で遺族の心を逆なでする始末。

 

娘の最後の言葉に耳を貸さずに命を奪ったのに、自らの命は守ろうとして叶えてもらいます。これってとてもおかしなことに思います」

 

引用:闇サイト殺人事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/

 

しかし、2009年3月18日、神田司と堀慶末には求刑通り死刑判決が下ったものの、川岸健治には、自首したことで事件の早期解決に寄与したとして、無期懲役の判決が言い渡されました。

 

事件直後から極刑を求める署名活動を始めた富美子さん。利恵さんの仏前で「利恵のことを考えたら、やはり川岸が無期懲役になったのは納得がいかない。彼が闇サイトで人を集わなかったら、この事件は起きなかったのに」と悔しさを滲ませていた。

 

引用:名古屋闇サイト殺人事件から10年 被害者母が思いを語る「納得がいかない」 – ライブドアニュース https://news.livedoor.com/

 

さらに、4月12日に名古屋高等裁判所で行われた控訴審でも、川岸健治は無期懲役、さらにあろうことか堀慶末に対しても、「更正の余地がある」として無期懲役の判決が下っています。

 

出典:https://twitter.com/

 

 

 

「闇サイト殺人事件」の犯人・神田司の死刑執行~余罪により堀慶末も死刑判決が下る

 

何とも信じがたい控訴審判決に、被害者の母・富美子さんの無念はもちろんのこと、多くの人がこの裁判結果に不信感を抱いていました。

 

が、しかし!天は堀慶末の悪事を見逃さなかったようです。

 

「闇サイト殺人事件」では堀慶末の無期懲役刑が確定したものの、その後、愛知県碧南市のパチンコ店長夫婦殺害事件への関与や、他にも強盗殺人未遂など余罪が発覚し、2015年12月15日に死刑判決が確定しています。

 

 

出典:https://ameblo.jp/

 

堀慶末については、現在も上告中のようで未だ死刑執行はされていませんが、神田司については、2015年6月に既に死刑執行されています。

 

堀慶末の死刑確定と、神田司の死刑執行により、被害者の母・富美子さんの気持ちも、少しは楽になったのではないでしょうか。

 

 

法廷の場での二次被害を訴える被害者の母・磯谷富美子さん

 

しかし、後に母・富美子さんは、法廷の場で裁判官や弁護人にかけられた言葉こそが、最大の二次被害だったと痛烈に批判されています。

 

 

出典:https://originalnews.nico/

 

2016年12月17日に開かれた「犯罪被害者支援弁護士フォーラム」のシンポジウムに出席した磯谷富美子さんは、「闇サイト殺人事件」の詳細や死刑制度の必要性を次のように訴えました。

 

 

最大の二次被害は司法の世界にあった。裁判官の『被害者が1人である本件では死刑選択がやむを得ないと言えるほど悪質な要素があったとはいえない』、弁護人の『被害者が1人で死刑になった事件に比べるとこの事件はそれほどひどい事件ではない』など『司法の世界ではごくごく当たり前の文言』に大きく傷つけられた。

 

司法は『加害者の更生』という未来の不確定なことを前提にして裁くのではなく『まじめに生きている人を守ること』を優先して裁いてほしい。

 

引用:闇サイト殺人事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/

 

その上で、“法曹界における量刑相場などの感覚と一般感覚の乖離の大きさ”について、次のように指摘されています。

 

 

・「『被害者の数を重要視する裁判官こそ人の命を軽んじているのではないか』とさえ思った」

 

・「裁判官の『殺害の態様が残虐性を増したのは、被告人らが想像しているよりも被害者が簡単に絶命しなかったため、殺害手段を次々に変えた結果である』という言葉は『残虐になったのはAがさっさと死ななかったせいだ』と言われているような気がした。(加害者らは殺害方法の残虐性に関係なく、最終的には金品目的で被害者を殺害することを決めていたため)どんな方法でもよかったのだ」

 

引用:闇サイト殺人事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/

 

特に2つ目の指摘は、一般感覚から考えると到底信じがたい内容ですよね。被害者遺族の感情を顧みないどころか、逆なでしているようにしか思えません。

 

大切な家族を惨殺され、悲しみに暮れる遺族の心情をなお深く傷つけてまで、更生を期待すべき存在とは到底思えないのですが…。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

2007年8月24日に愛知県名古屋市で起きた、身勝手極まりない凄惨な殺人事件「闇サイト殺人事件」の被害者・磯谷利恵さんと犯人3人、そして事件詳細と裁判結果をまとめてみました。

 

最後に、この「闇サイト殺人事件」によって、命を奪われた被害者・磯谷利恵さんのご冥福を心よりお祈り致します。

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