水中分娩とは

水中分娩とは、簡単に言うと、「水の中で出産する」というものです。

一般的に、日本での出産は病院や助産院で分娩台で行われます。でも、欧米を中心に水中分娩をする人たちが増えてきているんです。

水中分娩について、詳しく見ていきましょう。

まず、体温と同じくらいの温度の温水プールの中に、自然塩を溶かして、塩分濃度を羊水と同じにします。これにより、ママにも赤ちゃんにも自然な環境で、出産を進められるのです。

プールには最長2時間程度しかいられないので、子宮口が全開になったら、プールに入って出産するというケースが多いです。

どのように水中分娩を進めていくかは、その出産施設やママの希望によって異なります。

水中分娩をした日本の芸能人・有名人7名

水中分娩は日本ではまだマイナーな分娩方法ですが、水中分娩をした人はいます。

水中分娩をした日本の芸能人・有名人を見ていきましょう。

1．山田優　

モデルの山田優さんは、第一子を水中出産しています。

この時には、旦那さんの小栗旬さんは仕事で立ち会うことができず、弟の山田親太朗さんが立ち会って、出産の様子をビデオに収めたそうです。

2．長谷川潤　

モデルの長谷川潤さんは、ハワイ在住ですが、出産は日本で行いました。水中出産を希望していて、ハワイよりも日本の方が水中出産しやすい環境だったようです。

「出産はスペシャルな体験でした。水中出産をしたくて日本を選び、浮いてきた瞬間に『女の子だ～』と言いながら旦那さんと感動してました」

 

引用：長谷川潤、水中出産を体験「女の子が浮いてきた!」 | マイナビニュース

水中出産をして、胎児が母体から出てくると、赤ちゃんは浮いてくるんですね。これは、実際に水中出産をした人でないと、なかなか出てこない感想だと思います。

出産自体がスペシャルな体験ですし、水中出産をしたなら、なおさらスペシャルな体験になりますよね。

3．道端カレン　

道端三姉妹の長女である道端カレンさんは、第一子は水中分娩で出産しています。

赤ちゃんにも良いし、陣痛も和らぐという噂を聞いて、水中分娩をすることに決めたとのこと。

その中で赤ちゃんを産んだんですけど、私、水中出産は痛みが和らぐっていうのを見て余裕かなと思っていたら、痛くて痛くて本当に死んじゃうかと思うくらい痛くて、「これ全然和らいでないし！」と思ったのを覚えています(笑)

 

引用：第1回 二人とも違う方法で産んでみて良かったと思います | ママスタコラム｜mama★sta ママ★スタジアム

水中出産では、予想以上に陣痛が和らがなかったため、第二子は無痛分娩で生むことにしたそうです。

2人の子供を違う方法で出産するというのは、なかなかない体験ですよね。

4．岸本セシル　

モデルの岸本セシルさんは、自ら希望して水中分娩を選びました。

出産する数年前に水中分娩という出産方法があるのを知り、自分が出産する時には絶対に水中分娩にしようと決めていたそうです。

なんと、水中に入ってから5〜10分で無事に出産したの！確か、2、3回息んで出てきてくれた😳早かった😂早すぎ？！😂 念願の水中出産は、短い時間ではあったけれど、
水の((ちゃぽんちゃぽん))とした音に僅かながら癒された気がする！何より、自分の手で取り上げることが出来て凄く嬉しかった😭

 

引用：岸本セシル 公式ブログ – 2019年03月 – Powered by LINE

水中分娩は、助産師さんではなく、母親である自分の手で赤ちゃんを取り上げることができるんですね。

自分の手で赤ちゃんを取り上げることができるというのは、岸本セシルさんが話しているように、ママとしてとても嬉しいことかもしれません。

5．AI　

歌手のAIさんは、2人のお子さんを出産していますが、2人とも水中分娩で出産しています。

2人とも水中分娩というのはすごいですよね。水中分娩という出産方法がAIさんに合っているのかもしれません。

第一子は東京都内の病院で水中出産していますが、分娩室に入ってから約3時間で水中出産をしたそうです。

6．潮田玲子　

「オグシオ」として有名で北京オリンピックに出場した潮田玲子さんは、2012年にプロサッカー選手の増島竜也選手と結婚しています。

第一子は助産院で水中分娩をしていて、第二子は総合病院で和通分娩をしたとのことです。水中分娩では旦那さんも立ち会ってくれたとのことです。

水中出産は、するつもりはなかったのに、部屋を出られる空気ではなかったそうでそのまま立ち会いに（笑）。外から水に浮く私の頭を支えてくれました。

 

引用：【潮田玲子さん】愛情不足になるのでは…？育児と仕事の両立に葛藤／私の「出産」リアルストーリー | LEE

7．三井ゆり　

野口五郎さんと結婚している三井ゆりさんは、2002年と2004年に出産していますが、水中分娩を経験しているとのことです。

水中出産をした海外の芸能人・有名人3名

海外の芸能人・有名人の中にも水中出産をした人たちがいます。

1．ジェニファー・コネリーさん

『ビューティフル・マインド』などの代表作があるジェニファー・コネリーさんは、2011年5月31日に長女を出産していますが、自宅の浴槽で水中分娩をしています。

自宅の浴槽が水中分娩できる広さがあるというのは、さすがハリウッドスターですよね。

2．パメラ・アンダーソン　

テレビドラマ『ベイウォッチ』にレギュラー出演していたモデルで女優のパメラ・アンダーソンさんは、1996年と1997年に出産していますが、どちらも自宅の浴槽で水中出産したとのこと。

20年以上も前から水中出産をしていたというのは、すごいですよね。

3．リッキー・レイク　

『ヘアスプレー』で映画デビューしたリッキー・レイクさんは、2001年に2人目のお子さんを出産していますが、この時は自宅浴槽で水中分娩を選択しています。

助産師や医師に相談した結果、リッキーは自宅浴槽を使用した水中分娩を行うことを決意。その出産の全貌を捉えたビデオは前述のドキュメンタリー映画の中にも登場している。

 

引用：ひそかに増加中？自宅出産したセレブママン

ハリウッドスターは、みんな自宅で水中分娩が行えるだけの設備・施設を持っているということなのかもしれません。

水中分娩の費用とは

水中分娩に憧れている人は多いと思いますが、気になるのは費用ですよね。水中分娩は費用が高そうなイメージがあるのではないでしょうか。

ただ、実は水中分娩はそれほど費用が高くないんです。

一般的な分娩に、＋30,000～50,000円程度の費用で水中分娩をすることができるところが多いです。

意外に安いじゃん！と思うかもしれません。確かに、想像以上に費用は掛かりません。

でも、水中分娩をしている助産院や産婦人科は基本的にセレブ向けです。だから、そもそもの出産費用が高いんです。

出産育児一時金の中では納まらない、と思っておいた方が無難です。

水中分娩のメリット・デメリットとは

水中分娩のメリットとデメリットを見ていきましょう。

水中分娩のメリット

水中分娩のメリットは、次のようなものになります。

陣痛が和らぐし、赤ちゃんへの負担が少ないという理由で、水中分娩を選択するママが多いようです。

水中分娩のデメリット

水中分娩のデメリットも見ていきましょう。

プールの中にいられるのは最長2時間までです。そのため、分娩の進み具合によっては、時間切れになることもあります。

また、最初に破水してしまうと水中分娩ができないこともあります。

まとめ

水中分娩をした芸能人や有名人、水中分娩の費用やメリット・デメリットをまとめましたが、いかがでしたか？

水中分娩はあくまでも出産方法の1つです。水中分娩が最高で、他の出産方法はダメということでは決してありません。

自分に合った出産方法を見つけることが一番大切ですよ。