フィギュアスケート選手・羽生結弦のものまねタレント「羽生ゆずれない」ですが、ホテルスキャンダルや改名騒動も話題です。
今回は羽生ゆずれないについて、小塚崇彦とのホテルスキャンダル、本名への改名騒動、現在を紹介します。
この記事の目次
「羽生ゆずれない」のプロフィール
出典:https://www.j-cast.com/
本名:相木 健太(あいき けんた)
生年月日:1995年2月25日
出身地:北海道苫小牧市
血液型:B型
身長:179cm
フィギュアスケート選手・羽生結弦のものまねタレントで知られる「羽生ゆずれない」。
ザゼンプロダクションに所属し、「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル」などに出演しています。
明治大学在学中はアイスホッケー部に所属しており、その時「羽生結弦に似ている」と言われたことがきっかけで「羽生ゆずれない」の芸名でものまねタレントとして活動を開始しました。
2017年に事務所に所属し、2018年に羽生結弦が平昌オリンピックで金メダルを獲得したことを機にテレビ番組からのオファーが増え、活動の幅が広がるとともに知名度が上がっていきます。
デビュー当初は羽生結弦について特に興味がなさそうな素振りをしていましたが、近年は応援メッセージを自身のSNSに投稿するなど、羽生結弦を応援している姿勢を見せています。
ものまねレパートリーは他にも細川たかしやルパン三世などがありますが、芸名が「羽生ゆずれない」であり、顔立ちが似ていることから、ネタ披露は羽生結弦のものまねがほとんどです。
テレビ出演の他、麻布十番にあるものまねショーパブ「リトモ ディ ブリブリブッスン」にも出演して、生計を立てています。
そんな羽生ゆずれないは、羽生結弦の熱心なファンから本人のマイナスイメージに繋がるとして「ものまねを辞めろ」と言われるなど、苦労が絶えないものまねタレントでもあります。
しかし、彼が羽生結弦のファンからバッシングを受けるのには、ある理由があります。そしてその理由が原因で、芸名を改名する騒動にも発展しました。
ここでは羽生ゆずれないのスキャンダル、改名騒動、そして現在の活動についてまとめました。
「羽生ゆずれない」と小塚崇彦の文春ホテルスキャンダルとは?
出典:https://bunshun.jp/
羽生ゆずれないが羽生結弦ファンからバッシングを受け、改名する原因となったのは、「週刊文春」のスクープ記事です。
2018年12月13日、「週刊文春」に元フィギュアスケート選手の小塚崇彦が、深夜に女性をホテルに連れ込んだというスキャンダル記事が掲載されました。
小塚崇彦とは、世界選手権やグランプリファイナルで銀メダルを獲得して表彰台に立ち、バンクーバーオリンピックでは8位を記録したフィギュアスケート選手です。
小塚崇彦は母・小塚幸子や叔母・坂野浩子もフィギュアスケート選手だったため、「日本フィギュア界のサラブレッド」と呼ばれて期待されました。
出典:https://spread-sports.jp/
そんな小塚崇彦は、羽生結弦本人とは仲が良いと言えるほど親密ではないようですが、羽生ゆずれないとは友人関係だったようで、2人が美女をホテルに連れ込んでいたと報じられたのです。
文春の見出しには「小塚崇彦 “羽生芸人”と女性ホテル連れ込み」と掲載され、男2人と美女2人がホテルで密会していたと思わせる記事が発売されました。
当時、小塚崇彦は妻の元アナウンサー・大島由香里と別居し、離婚の話し合いの最中だと判明しており、その続報のために小塚崇彦の女性スキャンダルを狙ったスクープと言われています。
出典:https://ameblo.jp/
このホテルスキャンダルについて、同席していた羽生ゆずれないがツイッターで当時の状況を説明し、事実と異なる点があるとして完全否定する反論文を投稿しました。
文春の記事では、羽生ゆずれないと小塚崇彦がまるで不純な理由で美女をホテルに連れ込み、楽しい時間を過ごしていたような印象を受けます。
しかし実際には、美女2人とは大会関係者で、仕事繋がりの打ち合わせを兼ねた場だったというのです。
当日、日本初のアイスダウンヒル国際大会にゲスト出演していた小塚崇彦が、関係者に紹介するということで友人の羽生ゆずれないを打ち上げに参加させました。
羽生ゆずれないは小塚崇彦が立ち上げる「チーム小塚」への参加を打診され、詳しい話を聞くために関係者が宿泊する大会オフィシャルホテルに向かったといいます。
小塚崇彦と女性2人の他、関係者の男性もおり、この男性は競技スポンサーをしている社長で、小塚崇彦が羽生ゆずれないを紹介するつもりの人物だったとも言われています。
女性とホテルに入ったことは事実であるものの、大会の関係者用のオフィシャルホテルで仕事の打ち合わせをしていただけであり、1時間程度話してそのまま帰路についたといいます。
つまり、文春に書かれているようなやましい女性関係はなく、記事は事実無根だと否定しました。
別居・離婚問題で注目を集める小塚崇彦の女性スキャンダルとあれば、更に注目を浴びるのは必至なので、スクープ記事を飛ばすために狙われてしまったのかもしれませんね。
しかし、このスキャンダル記事を受けて、羽生結弦のファンからは厳しい意見が噴出しました。
仮にも羽生結弦の名前を借りて活動しているため、報道の真偽はどうあれスキャンダルが出た時点で羽生結弦のマイナスイメージになると批判されたのです。
羽生結弦には熱心なファンが多数おり、中には羽生ゆずれない本人に厳しい意見のメッセージを送る者も現れました。
「羽生結弦本人に迷惑をかけていることに気付いてください」「羽生結弦さんが風評被害を受けます、謝罪してください」と、 羽生結弦本人への悪影響を懸念した指摘が多くみられました。
このように、事実無根であるものの、スキャンダルが出たことで羽生結弦本人のイメージダウンを心配するファンから批判が寄せられ、羽生ゆずれないは驚きの対応を取ることになりました。
それが「改名」です。羽生ゆずれないが改名せざるを得なくなった経緯、改名に対する心境や理由などを詳しくまとめていきます。
「羽生ゆずれない」が芸名を本名「あいきけんた」に改名し話題に
出典:https://www.daily.co.jp/
文春にホテルスキャンダルが報じられたことで、本家の羽生結弦ファンからバッシングを浴びることになった羽生ゆずれない。
2019年2月、公式ツイッターを通じて芸名を改名することを発表し、一般公募した結果、本名をひらがな表記にした「あいきけんた」に改名したことを発表しました。
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ホテルスキャンダルの報道を完全否定したツイートを投稿して以来、およそ2ヶ月ぶりにツイッターを更新し、「色々と考えた結果ですのでよろしくお願いします」と改名を報告しました。
所属事務所のコメントも投稿され、「本人、事務所サイドでこの数ヶ月間、幾度となく話し合いを重ね」「多方面からの厳しいご意見を真摯に受け止め」「改名という結論に至りました」と説明しています。
この「多方面からの厳しいご意見」とは前述した通り、本家の羽生結弦ファンから「本人に迷惑がかかる」として芸名の変更を求められていたことで間違いないでしょう。
羽生結弦の名前に泥を塗ったことで、日本の羽生結弦ファンのみならず中国や英語圏からも批判が殺到し、これ以上「羽生ゆずれない」を使い続けることは難しかったのかもしれません。
炎上を機に改名となった羽生ゆずれないですが、改名後は本名をひらがな表記にした「あいきけんた」で再始動しています。
芸名を一般公募していましたが、なぜ本名にしたのでしょうか。
羽生ゆずれない改め、あいきけんたは、公募の際に「本名で」という声が一番多かったことや、幅広い世代の方に親しんでもらうことを狙って本名のひらがな表記にしたことを報告しました。
そもそも、羽生ゆずれないという芸名はものまねショーパブ「リトモ ディ ブリブリブッスン」の先輩が「羽生結弦選手に似てるから、ゆずれないでいいじゃん」と名付けてくれたそうです。
細川たかしの歌マネなどもやっていた羽生ゆずれないですが、「羽生ゆずれない」として名が知れ渡ったことで、テレビや営業のオファーも羽生結弦のものまねばかりを求められていました。
他のネタを披露する機会がないことで、ものまねタレントとして「この名前のままでいいのか?」という思いも抱いていたようです。
そんな中でのホテルスキャンダルの文春報道があり、本人の羽生結弦とそのファンの人々、そして羽生ゆずれないのファンの人々にも迷惑をかけたと実感し、改名を決意したとのことでした。
「羽生ゆずれない」から本名の「あいきけんた」に改名したことで、羽生結弦のものまねを封印してしまうのではと思われましたが、羽生結弦のものまねは今後も継続すると語っています。
本人に迷惑がかからないよう、ネタも身辺もちゃんと考えてやっていくという言葉に、スキャンダルでのバッシングが相当堪えたことが窺えます。
名前は変わったものの、羽生結弦にそっくりな顔は変わらず、今も羽生結弦のものまねを続けているようです。
「羽生ゆずれない」改め「あいきけんた」の現在
出典:https://twitter.com/
フィギュアスケート選手の羽生結弦のものまねタレント「羽生ゆずれない」としてブレイクしたものの、文春によるホテルスキャンダルで改名を余儀なくされたあいきけんた。
現在は、改名を機に宣材写真も新しくしたようで、ツイッターで公開された新宣材写真が話題になっています。
その宣材写真というのがこちら。
出典:https://twitter.com/
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以前の黒髪ストレートに羽生結弦の衣装を模した写真とはガラッと雰囲気を変え、黒のライダースジャケット、シルバーに染まった無造作ヘアの髪型で、男らしくイメチェンを遂げています。
羽生結弦っぽさは薄まったものの、現在の宣材写真を見たファンからは「イケメン!」と高評価のコメントが相次ぎました。
本人も「今までの僕じゃないみたいです」と好感触のようで、今後はこの宣材写真を使って、様々なものまねをしていく「あいきけんた」として始動していくことを決意しました。
また、羽生ゆずれない改めあいきけんたは、現在も麻布十番に店を構えるものまねショーパブの「リトモ ディ ブリブリブッスン」に出演を続けています。
出典:https://twitter.com/
この店はメディアでも度々取り上げられる有名店です。
時間帯によって料金システムは変わるものの、通常料金のショーチャージ¥3300+ドリンク代〜食事付き飲み放題コース¥5500までの料金設定でものまねショーを楽しむことができます。
あいきけんたに改名した現在も、ショータイムでは羽生結弦っぽさのあるフィギュアスケート風の衣装に身を包んだ姿で登場し、ものまねネタや自虐ギャグを披露しています。
あいきけんたのものまねレパートリーは、羽生結弦の他にも現在およそ30人ほどあるそう。
歌なら細川きよし、声マネならルパン三世、そして顔だけなら羽生結弦という鉄板ネタの他、氷川きよし、にゃんこスター、瀬川瑛子なども好評なんだとか。
客層やその日の雰囲気に合わせて、さまざまなレパートリーを披露しているとのことです。
ホテルスキャンダルの影響でパタリと営業がなくなり、仕事が激減したあいきけんた。
ですが、「いつまでも羽生結弦のものまねに甘えてはいられない」という意志のもと、今後もものまねタレントとして芸を磨いていきたいと語っています。
現在は文春砲の影響も少なくなり、月に何度かの営業の仕事が戻ってきたという羽生ゆずれない改めあいきけんた。
今よりもっとメジャーなタレントになるため、今後もものまねの道を邁進していくようです。
まとめ
文春砲がきっかけで本名に改名することになった「羽生ゆずれない」こと「あいきけんた」。
現在もものまねタレントの仕事を続けており、お客さんの前に立つ日々を続けているようです。
あいきけんたは、羽生結弦以外のネタも実はたくさん持っていることを今回知った方も多いのではないでしょうか。
あいきけんたの鉄板ネタはもちろん、他のものまねなどもテレビでたくさん見られることに期待しましょう。