バッファロー吾郎のメンバー2人を紹介

お笑い芸人バッファロー吾郎は、バッファロー吾郎Aさんと竹若元博さんのコンビ。結成は、1989年です。

同期の芸人には、「千原兄弟」「博多華丸・大吉」「FUJIWARA」などベテランとして認識されている人気芸人が多いですね。

近年は、若手の育成やイベントの企画の活動が知られています。まずは、メンバーについて見てみましょう。

ツッコミ担当のバッファロー吾郎A

地元の高校を卒業すると、お笑いコンビ「リンカーン」で活動していた経歴を持っています。

バッファロー吾郎では、ツッコミを担当しています。プロデューサーとしての能力が高く、これまでに企画したイベントを数多く成功に導いてきました。

かつては、本名である「木村明浩」として活動してきましたが、自身が尊敬して止まない藤子不二雄Ⓐさんにあやかって「バッファロー吾郎A」に改名しています。

ボケ担当の竹若元博

竹若元博さんは、京都教育大学付属高校に通う優秀な学生でした。順調にエスカレーター式に進学もできたのですが、大学には進学せずに「NSC大阪」に入学し、芸人を目指しました。

お笑いにおいては、ボケが絶妙だと高い評価を得ています。

芸能界では、俳優の生瀬勝久さんに似ていると言われることが多いのだとか。

生瀬勝久さんと仕事で会ったことがあるそうで、若竹元博さんは「お互いに似ていると感じ、少しの間絶句するという出会いだった」と語っています。

バッファロー吾郎はダンスユニットに所属していたことも

バッファロー吾郎の2人は、まだ駆け出しの時に「吉本印天然素材」という若手お笑い芸人で結成されたユニットに所属していました。

吉本印天然素材は、基本的に関西で活動するユニットとして1991年に結成。人気が高じて、「吉本印天然素材」という冠番組が全国区で放送されていました。

その人気ぶりは、イベントで後楽園ホールを満席にした功績からもうかがえます。音楽活動の一環としてレベルの高いダンスを披露し、主に若い女性から支持を得ていたそう。

メンバーの入脱退を経て主に12人で活動していました。ダンスが特技の岡村隆史さん、運動神経抜群の竹若元博さんがセンターを担当。

メンバーだった、「ナインティナイン」「雨上がり決死隊」「FUJIWARA」が自身のコンビ活動が多忙を極めるようになると、自然に活動は縮小し、1994年に解散しました。

こうしてユニットメンバーを見てみると、若い頃でブレイク前とは言え、かなりの豪華メンバーですね。

バッファロー吾郎のネタとは

バッファロー吾郎が結成されたのは1989年で、コンビ歴30年を超えるかなりのベテランです。

2人のネタは、結成時から現在までほぼ変わらないスタイルを貫いています。

マニアックさを自覚している

バッファロー吾郎は、プロレスに関する漫才ネタが多く、舞台のスペースを駆け巡り暴れ回る動きをするのが特徴的。

バッファロー吾郎Aさんは、ネタの最初に「絶好調、中畑清です!」や「恐縮です。梨本勝です！」と絶叫するのがお決まりです。

まるで重箱の隅をつつくようなツッコミを入れるケースが多く、マニアックさは自他と共に認められています。

ギャグが滑った時には、架空の薬品「ヨクスベール」を飲んできてしまったので…という独特の言い訳がお約束です。

バッファロー吾郎はキングオブコントの初代王者

マニアックなネタをとことん追求するバッファロー吾郎の2人。マニアックすぎて万人受けするコンビではありませんが、キングオブコントで優勝した経験を持っています。

2008年に優勝を飾る

キングオブコントが初めて開催されたのは2008年なので、初代王者ということになります。

キングオブコントは、2009年の優勝者が「東京03」、2010年が「キングオブコメディ」と続いています。2020年の優勝は「ジャルジャル」でした。

名だたるお笑い芸人が名を連ねており、頂点を極めることが難しいことがわかりますよね。

ちなみに、オブコントで優勝すると賞金が1000万円もらえるのですが、授与されたのが4ヶ月後のことでした。

授与式に出席した2人は、連覇について質問をされると「出ないです。次はなんか1億％優勝できない気がする」と、即座に出場の可能性を真っ向から否定していました。

優勝したバッファロー吾郎は、地名度もアップして過去と比較すると3倍から4倍の仕事量になったと語っています。

バッファロー吾郎はイベントプロデューサーとして辣腕を振るう

吉本興行が主宰しているお笑いイベントである「ダイナマイト関西」ですが、イベントをプロデュースしているのが、バッファロー吾郎です。

ダイナマイト関西を成功させた

イベントのコンセプトは「ゴチャゴチャ言わんと、誰が一番面白いか決めたらええんや」で、大喜利の真剣勝負で競います。

出場条件は大幅に緩和されており、お笑い芸人だけではなく、一般人にも門戸が開かれていることが、他のお笑いイベントとは一線を画していると言われているようです。

第1回は収容人数100人程度の小さなライブハウスでの開催でしたが、回を重ねるたびに来客者が増えていき、2006年には、後楽園ホールで行う大きなイベントへと成長を遂げています。

大会の様子はニコニコ動画で配信されてきましたが、現在はDVD化もされているので、興味のある方はレンタルしてみてはいかがでしょうか。

バッファロー吾郎は若手育成に力を入れている

バッファロー吾郎は、若手の発掘に力入れる企画を立てており、才能溢れる後輩を世に送り出してきました。

バッファローファミリーと言わるようになった

バッファロー吾郎の2人には、吉本興行の若手育成プログラムの中で、売れそうにないと燻っていた若手芸人を見出す目利きの才能があるようです。

才能を見抜いた若手芸人を、自身のライブでネタを披露させる場を提供するなど、チャンスを与えています。

ちなみに、バッファロー吾郎が見出して大ブレイクを果した芸人には、ケンドーコバヤシさん、友近さんや南海キャンディーズがいます。

彼らは総称して「バッファローファミリー」と呼ばれるようになりました。この命名は、バッファロー吾郎が見出し、売れて行った芸人達が自身でそのように名乗るようになったそう。

バッファローファミリーとして世に名を知らしめた芸人は、一様にバッファロー吾郎の2人を尊敬し、今でも感謝の念を忘れていません。

バッファロー吾郎に恩を感じる芸人①  ケンドーコバヤシ

ケンドーコバヤシさんといえば「ケンコバ」の愛称で、お笑いだけではなく俳優としても成功している芸人です。

ケンドーコバヤシのプロフィール

地元大阪で育ち、高校を卒業後、1992年に大阪NSCへと入学。同期には中川家や陣内智則さんがいます。

約10年に渡るコンビ活動を経て、2003年からはピン芸人として「うめだ花月」をベースに再出発。

バッファロー吾郎に見出されて「ダイナマイト関西」に出演し、芸人最多の5回優勝という記録の持ち主です。

迷わず盾になる覚悟を持っている

バッファロー吾郎への尊敬の念が深いケンドーコバヤシさん。

インタビューで「バッファロー吾郎のために何ができますか？」という質問に、「死ねと言われたら躊躇するかもしれないが、銃弾が二人に飛んできたのなら迷わず盾になります」と回答。

売れっ子になった今も、若い頃にチャンスを貰った恩義は忘れられないのかもしれませんね。

バッファロー吾郎に恩を感じる芸人②  友近

友近さんは、独特の芸風で「おばちゃんキャラ」「おっちゃんキャラ」「クラブのママキャラ」などを自在に操り、1人芸コントや、モノマネを得意とする吉本興業所属のお笑い芸人。

現在でこそ、各バラエティ番組で毒舌を放つなど強いキャラクターで大人気ですが、かつて若い頃は不遇な時代を過ごしてきました。

友近のプロフィール

友近さんは、地元愛媛県で生まれ育ち松山東雲女子大学に進学。在学中からローカルテレビでレポーターとして活動してきた経歴を持っています。

大学卒業後は温泉旅館の仲居として就職しましたが、再び愛媛のテレビ局からのオファーを貰い、レポーターとして3年程過ごしました。

しかし、本当にやりたい仕事ではないと気が付いた友近さんは、26歳にして吉本総合芸能学院の門を叩き、お笑い芸人を目指すことに。

NSC入りするも周囲は年下の芸人だらけの上、活動拠点としていた「baseよしもと」の来場者の多くは若い女性が多かったことから、なかなか人気に繋がらないジレンマを抱えていたそう。

ブレイクのチャンスを貰った

通天閣でアルバイトしながら、観光客の言動を観察しては芸に取り込めないかとネタ作りに奮闘していた友近さん。

偶然、バッファロー吾郎のラジオ番組にゲスト出演した際、その才能を見出したバッファロー吾郎の「面白いやつがいる」という周囲へのアピールにより、深夜帯の番組に出演が叶いました。

こうしてテレビ番組への機会が増えると、徐々に名前が知られるようになっていきました。

知名度が上がると、2004年にはABCお笑い新人グランプリにおいて最優秀新人賞を獲得、なだぎ武との「ディラン&キャサリン」キャラクターで一気に大ブレイクに繋がりました。

売れっ子になった友近さんはその後、バッファロー吾郎が開催する年末カウントダウンイベントに出演するために、全国放送の年末年始特番への出演を断ったというエピソードもあります。

バッファロー吾郎のメンバー・バッファロー吾郎Aの結婚した嫁・子供情報

ここから先は、バッファロー吾郎の2人のプライベートについて紹介します。やはり気になるのは、嫁がどんな人なのか？どんな馴れ初めだったのか？という点ではないでしょうか。

まずは、バッファロー吾郎Aさんについて見てみましょう。実は、過去に離婚した経歴を持っています。元嫁は、どのような女性だったのでしょうか。

バッファローの元嫁は一般人？

バッファロー吾郎Aさんは2002年に結婚、2009年に自身のブログで離婚を発表しています。

元嫁についてはこれまで、顔写真や氏名、職業などを一切非公開にしていました。このことから、一般人の女性が嫁だったのではないかと見られているようですね。

元嫁との離婚理由については、「いつしか夫婦間ですれ違いが生じてしまった。話し合いの上で結論を出しました」と2人の間の溝について示唆しました。

吾郎Aに子供はいるの？

バッファロー吾郎Aさんは、元嫁との間に子供がいたのか否かについて語っていません。

結婚期間は8年間あったので、誕生していてもおかしくはありませんが、子供が本当に生まれていない可能性もあります。

バッファロー吾郎のメンバー・竹若元博の結婚した嫁・子供情報

竹若元博さんは2005年に結婚。嫁とのエピソードが可愛らしいと噂になりました。

結婚後も嫁との不思議な関係が続いているのだとか。

告白するまでに4年かかった

竹若元博さんは若い頃から恋愛に対して奥手な性分で、嫁と初めて出会ったのは洋服屋さんの店員と客という関係だったそう。

店員の女性を一目見て「いいなあ」と思ったので、なんなく店に通い続けたものの、個人的に仲良くなれるはずがないと半ば諦めたり、なんとか話しかけたいと奮闘すること4年間。

長い年月をかけてやっと告白に至り、定員と客という関係から交際に発展。その後晴れて夫婦になりました。

嫁の旧姓は中野というそうですが、結婚後も「中野さん」と呼ぶという不思議な夫婦関係であることを明かしています。

竹若元博に子供はいるの？

竹若元博さんは、2007年11月22日に嫁が女児を出産したことを単独ライブのMC中に明かしています。

後に、自身のブログで娘とのツーショットを公開。とても可愛がっている様子がうかがえます。

バッファロー吾郎の現在①　消えた？解散の噂が流れた理由とは？

バッファロー吾郎の2人は、「消えた」という噂や「解散説」が流れています。最近テレビで見かけることがありませんね。2人の解散の噂を調査しました。

実質、活動休止状態に

2020年現在バッファロー吾郎は解散していません。

ただ、コンビの仕事ではなく、お互いのキャラや才能を活かしてソロでの活動を行っています。

2019年以降は、2人でコンビとしての活動を行った記録が残っていません。このことから、解散したのかと疑われることが多くなったのだとか。

解散についても本人たちから一切コメントがなされていないため「活動休止中」ということになります。

今後、コンビでの仕事を再開する日が来るのでしょうか。

バッファロー吾郎の現在②　バッファロー吾郎Aは再婚を発表

2019年12月、バッファロー吾郎Aさんは、自身のブログを更新して「結婚式」というタイトルで記事を起こし再婚したことを発表。

再婚相手の嫁は一般人女性であることが判明。顔が分かるような写真や名前等は非公開であるため、嫁への配慮をしているということでしょう。

2019年夏には入籍していたものの、仕事の兼ね合いで、挙式を取り行うまでに時間が掛かったそう。

地元の神戸で、親族のみの参列で行われた挙式について触れたバッファロー吾郎Aさん。「今回は必ず幸せになります」という決意でブログを締めていました。

バッファロー吾郎の現在③　竹若元博はDIY芸人として活動中

竹若元博さんはDIYが得意で、自宅を新築した際には、竹若元博さんが内装の大半を手掛けたことが話題になりました。

子供と嫁のために郊外の一軒家を建築

これまで都心部に住んでいた竹若元博さん家族。嫁と話し合いを重ね、子供のために郊外に一軒家を立てる事になりました。

あれもこれもと内装の希望を出してみると、全く予算内に収まらず、かと言って妥協もしたくなかったので、いっそDIYで家を建てることを決意。階段以外の内装を全て自身で手掛けたそう。

自慢の自宅は、Webやテレビなどメディアで取り上げられて、そのお洒落さや快適さに驚く人が後を絶ちません。

壁も床も家具も全て愛情を込めて作られた家は、内装だけで半年はかかっているそう。

DIYが人気を呼び、2020年現在では「吉本DIY部」を結成して、ワークショップの開催などの活動もしています。

まとめ

バッファロー吾郎は、バッファロー吾郎Aさんと竹若元博さんの2人で結成された吉本興行所属のお笑い芸人で、2008年の「キングオブコント」の初代王者として知られています。

このところ2人をテレビで見る機会がなく、2019年から実質活動をしていないため解散を疑われることもあるようです。

現在は、若手の育成やイベントの企画で能力を発揮しているようで、各々の特技を活かしてテレビ以外の場所で活躍しています。

プライベートでは、バッファロー吾郎Aさんは再婚を発表。竹若元博さんは自宅の内装を自身で手掛けてから、DIY芸人と呼ばれるようになりました。

この先、どのような活動をしていくのでしょうか。これからもバッファロー吾郎の2人の活動から目が離せませんね。