女優やタレントとして活躍する吉井怜さんは俳優の山崎樹範さんと結婚し話題ですが、子供が産めないと噂されています。
今回は吉井怜さんについて、旦那の山崎樹範さんとの結婚、若い頃の病気と子供が産めない理由、現在を紹介します。
吉井怜のプロフィール
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本名:山崎 怜(旧姓:飛知和)
生年月日:1982年3月18日
出身地:東京都
身長155cm
血液型:A型→O型(詳細は後述)
経歴:東京都立永福高等学校(現在は東京都立杉並総合高等学校)
所属事務所:ホリエージェンシー
では、まず初めに吉井怜さんのプロフィールについて紹介していこうと思います。
吉井怜さんは、女優・タレントとして活動しています。デビュー当時は、清純派のアイドルとして売っていました。
1996年、テレビ東京の情報番組である『IT’sアクセス』に出演したことをきっかけに、見事テレビ業界にデビューしています。
そして、2年後の1998年には、テレビ東京の特撮番組『仮面天使ロゼッタ』にて、ヒロイン・神あすか役に抜擢され、見事初主演を果たしました。
翌1999年、ホリプログループによる期間の限定ユニット「NITRO」のメンバーに選出され、優香さん・堀越のりさん・唐沢美帆さんとともに、アイドルグループとして活動していました。
そして同年、フジテレビビジュアルクイーンに選出されるなど、様々な場面で活躍していた吉井怜さん。
憧れの女優は山口智子さんとインタビューで答えている他、小さい頃にはよく観月ありささんが出ているテレビドラマを観ていたとのことで、観月ありささんのファンでもあるようです。
吉井怜の旦那・山崎樹範とは~馴れ初めや結婚までの経緯も紹介
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では、次に吉井怜さんの旦那さんである俳優の山崎樹範(やまざきしげのり)さんについて紹介していこうと思います。
吉井怜さんは、2005年に出演したテレビドラマ『着信アリ』で山崎樹範さんと共演したことで知り合っています。
その後、2015年春頃にお互いの共通の友人を介して再会したことをきっかけに連絡先を交換し、見事交際へと発展したようです。
約1年間に渡る交際期間を経て、2016年11月11日に婚姻届を提出して、見事ゴールインしました。
ちなみに、この時の山崎樹範さんからのプロポーズは「結婚しちゃう?」という言葉だったと言われています。
山崎樹範のプロフィール
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生年月日:1974年2月26日
出身地:日本 東京都足立区梅島
血液型:A型
身長:165cm
山崎樹範さんは、俳優・タレント・声優として活動しています。役者を始めた時、しばらくは全く売れていませんでした。
26歳の時、大学の先輩とお笑いコンビを組んでおり、ラ・ママのネタ見せなどに参加していたこともあるなど、一時期お笑い芸人としても活動していました。
元々は、所属劇団である「カムカムミニキーナ」で俳優活動をしていましたが、2000年以降〜はテレビ番組などでも活動をするようになり、劇団での活動からは離れているようです。
ドラマデビューは1997年『白線流しスペシャル 〜19の春』で、その後は味のある脇役として、ドラマ『天体観測』『Dr.コトー診療所』『限界団地』『半分、青い』など、出演作品は途切れていません。
最新出演作品として、2020年1月12日から放送予定の日本テレビ系日曜ドラマ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』に門田明宏役で出演予定です。
吉井怜の若い頃の病気とは~病名や闘病生活も紹介
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では、次に吉井怜さんが患っていた病気について紹介していこうと思います。
実は吉井怜さんは、2000年、奄美大島で行われていたグラビアカレンダーの撮影時、急性骨髄性白血病を発症したことで知られており、急性骨髄性白血病と闘ったアイドルです。
急性骨髄性白血病とは?
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そもそも急性骨髄性白血病とは、白血球の中でも特に顆粒球と呼ばれる、細胞に分化するはずの芽球ががん化してしまい、異常に増えるという病気です。
つまり、リンパ球以外の白血球・赤血球・血小板になる予定であった細胞が、がん化してしまった場合、急性骨髄性白血病となるのです。原因は不明となっています。
過剰な出血・痛みや傷がなかなか治らない・疲労・繰り返す感染症・脱力・食欲不振・歯肉の腫れや変色・アザができやすい・骨や関節痛(特に肋骨と胸骨)・高熱などの症状が現れます。
また、これらの症状は気づきにくいものがあり、ステージが進行してしまう患者も多い傾向にあるのです。
吉井怜の場合
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吉井怜さんの場合、病名は両親にだけ伝えられました。そして、医師からは骨髄不全症から来る再生不良性貧血と言われ、約3か月に渡る入院が必要と告げられたのです。
また、医師から「治療として使う抗がん剤の副作用で髪の毛が抜け落ちてしまう」と告げられた吉井怜さんは「もう私の芸能生活はおしまいだ…」と絶望感を味わったそうです。
しかし、当時の専務だった人物から「待っているから」という言葉に励まされたそうです。
治療の際には無菌室に入り、1回目の抗がん剤の投与によって髪の毛が抜け落ちるだけでなく爪が黒くなるなど、かなりの副作用が出たそうです。
そして入院から1か月後、吉井怜さん本人にも本当の病名が告知されたのです。
抗がん剤の投与は約4回行われ、退院まで5か月もの期間かかったと言われています。
吉井怜さんに対して、医師は「寛解維持療法と骨髄移植の2つの方法がある」と伝え、吉井怜さんは母親とヒト白血球型抗原(HLA)が一致することから骨髄移植をすることを勧めたそうです。
しかし、吉井怜さん自身は芸能界に復帰することができなくなることを恐れ、寛解維持療法を選んだようです。
しかしながら、自宅に戻るも芸能界には復帰することができなかった吉井怜さん。
そんな時に、兄から「生きてなかったら、仕事もできない」という言葉をかけられことにより、骨髄移植することを決意をしたと言われています。
そして、2001年7月11日に母親から骨髄提供を受け、骨髄移植を受けました。
移植後は移植片対宿主病が起こったことから、10日間ほど記憶を無くしてしまった上に、血液型がA型からO型に変わったそうです。
復帰後
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その後、吉井怜さんは急性骨髄性白血病に打ち勝ち、闘病記「神様、何するの… 白血病と闘ったアイドルの手記」という書籍を2002年に発売しています。
この書籍はベストセラーとなっており、2003年末にはフジテレビの番組で『金曜エンタテイメント』の中にて、宮地真緒さん主演でドラマ化されました。
また、2004年になると映画『「火火』に出演をした吉井怜さんは、無菌室に入院したがん患者の世話をする役を演じました。
自身が無菌室にて急性骨髄性白血病と闘ったことから、この役はかなり精神的に苦しかったそうです。
吉井怜が子供産めない理由とは
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では、次に吉井怜さんが子供を産めない理由について紹介をしていこうと思います。
実は、吉井怜さんは子供が産めないと噂されています。
その理由として、「急性骨髄性白血病を患っていたから」とされていますが、急性骨髄性白血病を患うと子供が産めない身体になってしまうのでしょうか。
急性骨髄性白血病は子供が産めない?
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実は、急性骨髄性白血病は骨髄移植前に行うとされる、大量の抗がん剤治療や放射線照射治療により、性腺いわゆる男性なら精巣が、女性なら卵巣がダメージを受けると言われています。
これは、子供を作ることが難しくなり不妊状態につながる上、女性の場合には女性ホルモンが出なくなることから、月経が止まり、更年期障害のような症状も出てくるようです。
しかしながら、これらの性腺の障害の度合いは、骨髄移植前の処置のやり方によって、かなり大きく異なってくるとも言われています。
再生不良性貧血に対してのシクロホスファミド単独での前処置であれば、女性の卵巣機能が元通り回復する可能性が半数以上となっているようです。
一方で、ブスルファンという抗がん剤を大量に使用してしまった場合には、性腺機能はほぼ回復しないと言われています。
また、シクロホスファミドと全身放射線照射の併用をした骨髄移植前処置の場合には、一部で性腺機能の回復が見られるとの研究結果が出ています。
ただ、どの場合にしても骨髄移植した時の年齢が若ければ若いほど、性腺機能が回復する確率はかなり高くなってくるようです。
当時吉井怜さんが骨髄移植を受けた時、まだ18歳だったことから、性腺機能が回復する見込みが十分あると予想されますし、まだ子供を産める可能性も残っていると言えるでしょう。
今後に期待
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以上のように、吉井怜さんは必ずしも子供が産めない身体になってしまったわけではありません。
吉井怜さんが結婚をしたのも、2016年とまだまだ最近であることから、今後妊娠の報告があってもおかしくはありませんし、まだ報告がなくても全くおかしくはありません。
吉井怜さんの今後の幸せな報告に期待していきたいですね。
吉井怜の現在
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では、次に吉井怜さんの現在の活動について紹介をしていこうと思います。
急性骨髄性白血病の闘病生活を終えてからは、吉井怜さんは無事芸能界へ復帰を果たしています。
2006年に公開された映画『LOVE MY LIFE』では、オールヌードを披露するなど、新しいことにも挑戦しています。
2009年4月に放送された昼ドラマの『エゴイスト 〜egoist〜』では、川島なお美さんが演じていたトップ女優の隠し子役として、見事11年ぶりに連続ドラマ主演を果たしています。
また、2011年になるとデビュー15周年を記念した写真集「ここから」を出版しており、この写真集では大胆なヌードを披露していることでも話題になりました。
同年11月に公開された映画『夕闇ダリア』ではヒロインに抜擢された他、『寄性獣医・鈴音 GENESIS×EVOLUTION』ではかなりハードなバトルアクションにも挑戦しています。
様々な役柄を演じ分けられている吉井怜さんは、女優として実力があると言えるでしょう。
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そして、2012年5月には写真集「SOSEXY 吉井 怜 “Falling Angels” by Shingo Wakagi」を出版しています。
それ以降も、吉井怜さんはテレビドラマ・バラエティ番組・映画・舞台・ラジオなど、様々なジャンルにて活躍しています。
1度は急性骨髄性白血病を患ってしまい、芸能界での活動を中断せざるを得なかった吉井怜さん。
急性骨髄性白血病と闘って見事完治させ、現在は昔と変わらず芸能界で活躍している吉井怜さんの頑張りは目を見張るものがあります。
同じ病気を患っている人にも、大きな希望となっていることでしょう。
まとめ
吉井怜さんについて、プロフィールや経歴、結婚した旦那・山崎樹範さん、子供が産めないと言われている理由と過去の病気、現在の活躍をまとめてみました。いかがでしたでしょうか。
吉井怜さんは、18歳で急性骨髄性白血病を患い、様々な苦しい思いや治療を乗り越えて、見事完治して芸能界に復帰されています。
病気だった過去から、子供が産めないのでは?と噂されているのも事実ですが、吉井怜さんが闘病していたのは10代という若い年齢だったことから、まだ妊娠の可能性は十分あるようです。
旦那さんである山崎樹範さんとお互いの仕事のタイミングを見計らって、きっと家族計画も立てていることでしょう。
今後の吉井怜さんの活躍、そして嬉しい妊娠報告などに期待しましょう。