「美少女戦士セーラームーン」の作者として知られる漫画家・武内直子さんの現在に注目が集まっています。
今回は武内直子さんの漫画紹介、気になる年収や旦那の天才漫画家・冨樫義博さんとの馴れ初めや結婚、2人の間に生まれた子供や、現在の様子についてまとめました。
この記事の目次
武内直子(美少女戦士セーラームーン作者の漫画家)のプロフィール
武内直子のプロフィール
生年月日:1967年3月15日
出身地 :山梨県甲府市
血液型 :A型
武内直子さんはアニメ化やドラマ化もされた大ヒット漫画「美少女戦士セーラームーン」の作者の漫画家です。
高校時代から少女漫画雑誌「なかよし」に漫画投稿をはじめ、大学在学中の作品「LOVE CALL」が、1986年の第2回なかよし新人漫画賞に入賞しプロ漫画家としてのデビューを果たしました。
「なかよし」で1992年2月号から1997年の3月号まで連載された漫画「美少女戦士セーラームーン」が大ヒット作となり、人気漫画家の仲間入りをしています。
「美少女戦士セーラームーン」は2004年の時点で単行本発行部数が約1200万部を突破するという空前の大ヒット作となっており、2016年5月に六本木ヒルズ展望台・スカイギャラリーにて開催された同作の原画展では来場者が10万人を突破するなど、現在もなお絶大な人気を誇っています。
そんな武内直子さんは、家具や調度品集め、ドライブ、おまじないなど各種の占い、スケートや水泳など多趣味な事で知られています。特に実家が宝石店である事から、鉱物や宝石に関しては専門家も舌を巻くほどの詳しさです。
また、作家では三島由紀夫さんを敬愛し、もっとも影響を受けた漫画家は「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」などで知られる松本零士さんで、特に女の子の絵柄に影響を受けているとの事。
また、武内直子さんは、1999年に天才漫画家とも評される冨樫義博さんとの結婚を発表されています。今回はこの武内直子さんと冨樫義博さんの結婚についても触れます。
武内直子の漫画紹介
武内直子さんは代表作「美少女戦士セーラームーン」の他にも数々の作品を残されています。その一部を紹介します。
武内直子の漫画作品① 「ま・り・あ」
武内直子さんが、少女漫画雑誌「なかよし」で1989年から1990年にかけて連載されていたのが「ま・り・あ」です。
王道のラブストーリーで、主人公の冬海まりあは、幼い頃に父親を亡くし、病弱な母親のために薬剤師を目指す16歳の少女。貧乏な母子家庭のまりあでしたが、ある日突然、母から「あしながおじさんが現れたのよ」と言われ私立の名門「聖信濃苑学院」へと編入する事になります。
その、「聖信濃苑学院」のクラスメイトには特待生としてまりあの幼馴染の真家数馬がおり、やたらとまりあをからかって絡んできます。
しかし実は、この数馬こそが、自分の父親に「自分が特待生になるから、自分の分の学費を使ってまりあを『聖信濃苑学院』に入学させてほしい」と頼んだ、まりあにとっての「あしながおじさん」だったのです。
しかしその後、数馬は交通事故に遭い…とかなりオーソドックスなラブストーリが展開します。
武内直子の漫画作品② 「とき☆めか!」
2005年から2006年にかけて「なかよし」で連載されたのが本作「とき☆めか!」です。
主人公の朝田美々依(あさだ みみい)は、6歳の頃に別れた大切な友達・花星子に「美々依のピンチを救う頼れる友達を作る」と約束します。
それから7年後、美々依の13歳の誕生日に花星子から誕生日プレゼントとして、花咲芽歌というガールフレンドロボットが贈られてきます。
奇想天外な展開に期待が高まりましたが、単行本の1巻が出た時点で掲載がストップしており、未完のままとなっています。
武内直子の漫画作品③ 「PQエンジェルス」
「美少女戦士セーラームーン」の連載終了後の次回作として「なかよし」で連載がスタートしたのがこの「PQエンジェルス」でした。1997年9月号から1997年12月号まで4話が掲載されますが、そこで連載が突如ストップします。
この突然の連載ストップは謎を呼びましたが、その後、武内直子さんが1998年、月刊漫画誌「ヤングユー」で連載を開始したエッセイ漫画「武内直子姫の社会復帰ぱーんち!」の中で、この突然の連載ストップの理由が明かされました。
その理由は、なんと原稿の紛失とファンレターの未着が原因による「なかよし」の編集部とのトラブルだったそうです。大ヒット作「美少女戦士セーラームーン」の次回作という事でファンの期待も高まっていましたが、このトラブルが原因となって単行本も発売されずに終わっています。
武内直子の年収は?
「美少女戦士セーラームーン」という歴史に残る大ベストセラー漫画を世に送り出した武内直子さんですが、その年収にも興味が集まっています。
残念ながら正確な年収額は公表されていないのですが、武内直子さん原作の「美少女戦士セーラームーン」は世界各国でアニメが放送され、関連グッズも世界中で売られ現在も絶大な人気を誇っています。この関連グッズの著作権料収入が莫大だと見られており、武内直子さんの年収は数億円はくだらないとも言われています。
旦那さんの冨樫義博さんも「幽遊白書」や「HUNTER×HUNTER」などの大ヒット作を持っており、その収入を合わせれば、武内直子さん、冨樫義博さん夫婦の資産は100億円規模ではないかと噂されています。
実は、武内直子さんの実家は元々かなりの大金持ちであり、漫画家としてブレークする以前から直子さんはポルシェを愛車にしていました。その事も考え合わせれば、武内直子さんと冨樫義博さん夫婦は国内でもトップクラスの資産家ではないかと予想されます。
武内直子の旦那は「HUNTER×HUNTER」作者の漫画家・冨樫義博
ここまででも何度か触れていますが、武内直子さんの旦那さんは、「幽遊白書」「HUNTER×HUNTER」などで知られ、天才漫画家とも称される冨樫義博さんです。
冨樫義博のプロフィール
生年月日:1966年4月27日
現在年齢:53歳(2020年4月時点)
出身地 :山形県新庄氏
血液型 :A型
武内直子さんの旦那・冨樫義博さんは、1989年に週刊少年ジャンプでラブコメ漫画「てんで性悪キューピッド」で連載デビューを果たすと、1990年にはバトル系漫画「幽遊白書」の連載をスタート。
「幽遊白書」は、1992年にアニメ化もされるなど大ヒット作品となり、冨樫義博さんも週刊少年ジャンプの看板漫画家の仲間入りを果たします。
SF作品「レベルE」の1995年から1997年にかけての連載を経て、1998年からは「HUNTER×HUNTER」の連載を開始。「HUNTER×HUNTER」は長期休載を挟みながらも、2020年4月現在も不定期に連載が続けられており、今なお多くの熱狂的ファンからの絶大な支持を集めています。
武内直子と冨樫義博の馴れ初めや結婚生活は?
そんな武内直子さんと冨樫義博さんの馴れ初めは、「BASTARD!!」などで知られる漫画家・萩原一至さんが主催した漫画家が集まるパーティだったそうで、以前から冨樫義博さんのファンだったという武内直子さんの方からアプローチをかけて連絡先を交換し、電話をかけた事で交際に発展したそうです。
その後、2人は順調に交際を重ねて1999年1月にめでたく結婚。
2人の結婚式では、司会を「美少女戦士セーラームーン」のアニメ版で主役・月野うさぎ役を務めた声優・三石琴乃さんと、「幽遊白書」のアニメ版の主役・浦飯幽助役を務めた声優・佐々木望さんの2人が担当するという演出もなされました。
武内直子さんと冨樫義博さんの夫婦仲はとても良い事が知られており、お互いの事を「姫」、「王子」と呼び合うようなラブラブぶりを見せています。武内直子さんのエッセイ漫画の中でも、結婚生活についての内容がよく描かれていました。
また、武内直子さんが冨樫義博さんのアシスタントを担当するなど一緒に仕事をする事もあり、2005年には、冨樫義博さんがイラスト、武内直子さんが文を担当した知育絵本「おおぼーぬーとちぃぼーぬー」を発表されています。
2011年には、武内直子さんが「美少女戦士セーラームーン」の公式サイトに寄せていた日記に「ダーリンと雪だるまを作った」という夫婦仲の良さをうかがわせる投稿があり、同年7月発売の「HUNTER×HUNTER」の28巻に、その時の写真が掲載されています。
2010年には、一部週刊誌の報道によって武内直子さんと冨樫義博さんの離婚危機が報じられましたが、上記のように2011年に仲の良い様子を見せていることから完全なガセネタでした。
2人は2020年4月の現在も仲の良い結婚生活を営まれている様子です。
武内直子と冨樫義博に子供はいる?
そんな仲の良い夫婦生活を見せている武内直子さんと冨樫義博さんの間には、2人の子供がいるようです。
複数のサイトにて上が女の子で、下が男の子という情報が出ていますがこちらは誤りで、実際には2000年頃に第一子となる長男が誕生し、2008年頃に第二子となる長女が誕生されているようです。
この子供の情報は、冨樫義博さんが「週刊少年ジャンプ」の2000年52号の目次の巻末コメントにて、「長男が生まれました。」とコメントしている事。
また、2009年12月25日発売の「HUNTER×HUNTER」の単行本27巻の表紙折り込み部分のコメントにて「第二子が生まれまして。いつのまにか一歳なわけで。」とコメントされている事などから、ほぼ確定情報だと言えそうです。
名前などの詳細情報は公表されていませんが、長男は2000年頃に誕生しているので、2020年現在は20歳くらい、長女は、2008年頃に誕生しているので、2020年現在は12歳くらいと思われます。
武内直子さんは、漫画エッセイにて、度々子供との生活のことを詳しく描かれています。
一方の冨樫義博さんも、2004年9号の「週刊少年ジャンプ」巻末目次のコメントで「息子が旅行先で覚えたのは七並べ、完全に父親似のインドア派」。2010年の23号の巻末目次で、「息子の授業参観に行きました。」など、度々子供さんに関するコメントをされています。
夫婦揃ってよき父親、母親のようですね。
武内直子の現在
武内直子さんは2020年の現在は53歳を迎えられています。
今現在の武内直子さんの情報はほとんど無いのですが、2016年7月2日に、ロシアの人気フィギュアスケート選手であるエフゲニア・アルマノヴナ・メドベージェワさんのInstagramに、武内直子さんとのツーショット写真が、投稿され話題になっています。
エフゲニア・アルマノヴナ・メドベージェワさんは「美少女戦士セーラームーン」ファンという事で、2016年の「ドリーム・オン・アイス」にセーラームーンのコスプレ姿で演技を披露し観客を沸かせました。
なんと武内直子さん直筆のイラストもプレゼントされたようです。上の写真の武内直子さんは2016年時点の姿ですが、相変わらず美しい姿を見せてくれました。
アイスショーと同じ衣装で武内さんと一緒に笑顔で2ショット。その手には武内さんから贈られたサイン入り色紙も抱えています。セーラームーンの直筆画に、ちゃんと「Dear Medvedeva」の宛名も! コメント欄にはロシア語のほか日本語で「武内直子先生!?!? すごい」「ついにこの日がきたー!」「サイン入り色紙羨ましすぎ!」「よかったねーー!!!」と、2人の対面を祝福する声が並んでいました。
まとめ
今回は、世界的に人気の高い漫画「美少女戦士セーラームーン」の作者として知られる漫画家・武内直子さんについてまとめてみました。
武内直子さんは「美少女戦士セーラームーン」で大ヒットを記録したのちの、1999年1月に、「HUNTER×HUNTER」で知られる天才漫画家・冨樫義博さんと結婚されました。その後は、2人の子供にも恵まれ、現在も幸せな結婚生活を送られているようです。
武内直子さんの代表作「美少女戦士セーラームーン」は、現在でも世界的に高い人気を誇り、ロシアの有名スケート選手・エフゲニア・アルマノヴナ・メドベージェワさんも同作品大ファンという事で、セーラームーンのコスプレ姿での演技を披露してくれました。
2016年、このエフゲニア・アルマノヴナ・メドベージェワさんのInstagramに、武内直子さんとのツーショット写真が投稿された事も大きな話題になりました。
現在は漫画家としての活動はされていない様子の武内直子さんですが、いつの日かまた新作が発表されるのを楽しみに待ちたいと思います。