南海トラフ地震はいつで確率は?震源地や被害想定・予言・前兆を解説【2020最新版】

「南海トラフ地震が来るかもしれない」と言われています。南海トラフ地震が起こったら、2011年の東日本大震災以上の被害が出ると予想されているんです。

 

南海トラフ地震の被害を最小限にするためには、あらかじめ正しい知識を持ち、防災意識を高めておかなくてはいけません。

 

今回は南海トラフ地震の震源地やいつ起こるのか、確率は?さらに被害想定や予言、前兆などをまとめました。

南海トラフ地震とは

南海トラフ地震とは、「南海トラフ」によって発生する巨大地震のことです。南海トラフとは、日本列島のある陸側のプレートの下に海側のプレートが沈み込んでいる溝のような地形のことで、静岡県沖~九州沖にあります。

 

出典:fnn.jp

 

この南海トラフは陸側のプレートに海側のプレートが沈み込んでいる溝のことですが、この2つのプレートがぶつかっている部分には、少しずつ「ひずみ」が溜まっていきます。この溜まったひずみが限界を迎えると、一気にプレートがずれ動きます。

 

そうすると、南海トラフ地震が起こるんです。

 

この南海トラフ地震は、マグニチュード8クラスの地震が100~200年の間隔で繰り返し起こっていることがわかっています。

 

そして、歴史的にみると、そろそろ南海トラフ地震が起こる時期なのではないかと予想されているんです。

 

東日本大震災ではマグニチュードは9.0、津波の高さは15m以上(最大遡上高40.1 m)でしたが、南海トラフ地震が起こったら、次のような規模になると考えられています。

 

・マグニチュード:8~9(東日本大震災は9.0)
・津波の高さ:30m以上(東日本大震災は15m)

 

これを見ると、どのくらい南海トラフ地震がヤバイのかがわかると思います。地震の規模であるマグニチュードは東日本大震災と同程度ですが、津波の高さは東日本大震災の倍以上と予測されています。

 

南海トラフ地震が起こったら、日本は壊滅状態になるのではないかとも言われているんです。

 

 

南海トラフ地震の震源地

南海トラフ地震は、南海トラフに沿って地震が起こりますので、予想されている震源地は非常に幅広いものです。

 

出典:data.jma.go.jp

 

南海トラフ地震の震源地は静岡県~九州まで非常に幅広くなっています。静岡県から九州までの太平洋沿岸地域と言って良いでしょう。

 

出典:fnn.jp

 

ただ、南海トラフ地震の想定震源地は、3つに分けられます。

 

・東海=静岡~名古屋
・東南海=紀伊半島付近
・南海=四国~九州沿岸

 

南海トラフ地震の想定震源地は、なぜこの3つに分けられるのかと言うと、過去の南海トラフ地震からのデータもありますが、南海トラフのひずみが溜まっている量からもはじき出されています。

 

出典:news24.jp

 

この上の画像を見るとわかりますが、ひずみが溜まっている部分には差があるんです。ひずみが多く溜まっている部分が震源地になり得るということですね。

 

出典:weathernews.jp

 

南海トラフ地震の震源地は、あまりにも幅広いことが特徴なんですね。

 

 

南海トラフ地震はいつ起こる?確率は?

南海トラフ地震はいつ起こるのか?どのくらいの確率で起こるのか?気になる人は多いと思います。特に、震源地付近に住んでいる人は、南海トラフ地震がいつどのくらいの確率で起こるのかを知っておきたいですよね。

 

南海トラフ地震は30年以内に70~80%に起こると日本政府は予測しています。

 

 

南海トラフ地震はいつ起こるのか?

出典:nhk.or.jp

 

南海トラフ地震は、約90~150年間隔で起こっているのがわかります。今までわかっている南海トラフ地震の記録を見ると、中世以前は200~250年間隔で起こっていますが、戦国時代以降は90~150年間隔で南海トラフ地震が起こっているんです。

 

最後に起こった南海トラフ地震は1946年(1944年)です。それからすでに70年以上が経過していますので、これまでのサイクルを見ると、いつ南海トラフ地震が起こってもおかしくないということになるんです。

 

今までの南海トラフ地震が起こったサイクルと、想定された南海トラフのひずみの状態を考えると、南海トラフ地震発生の切迫性は高まっていて、「30年以内に南海トラフ地震は起こる可能性が高いとされています。

 

 

南海トラフ地震が起こる確率

出典:nikkei.com

 

政府の地震調査委員会が2019年に発表したところによると、南海トラフ地震が起こる確率は、30年以内に70~80%ということです。この数値を見る限り、30年以内にほぼ確実に南海トラフ地震が起こるということですね。

 

ちなみに、2018年までは南海トラフ地震が起こる確率は30年以内で70%とされていました。201年になって南海トラフ地震が起こる確率が引き上げられたということです。

 

南海トラフ地震の発生はすぐそこまで迫っている。切迫性が高まっているということになります。

 

 

南海トラフ地震がヤバイとされる理由

南海トラフ地震は、ハッキリ言ってかなりヤバい地震です。「ヤバい」という表現は不適切だとは思いますが、本当にヤバいんです。

 

 

ヤバい理由① 範囲が広い

出典:asahi.com

 

南海トラフ地震がヤバイとされる理由の1つ目は、南海トラフ地震で被害が想定される地域が広いことです。東海~九州までの太平洋沿岸の地域は、南海トラフ地震によって多大な被害が出るとされています。

 

一概に比べることはできませんが、東日本大震災の主な被災地域は東北~北関東の太平洋沿岸だったことを考えると、南海トラフ地震による被害の大きさがよくわかると思います。日本の約半分が被災地になる可能性があるんです。

 

 

ヤバい理由② 津波がヤバイ

出典:homenet.seesaa.net

 

南海トラフ地震がヤバイ2つ目の理由は、津波です。東日本大震災の最大津波は約15mで、多大な被害をもたらしましたよね。

 

それに対し、南海トラフ地震による津波は最大34m超と予想されているんです。東日本大震災の倍以上の高さの津波が襲えば、どれだけの被害がでるかなんて考えたくないですよね(考えなければいけませんが)。

 

しかも、津波到達までの最短予測時間は3~4分。マグニチュード8~9(震度7)の地震が起こってから3~4分で30m超の津波が襲ってくるということになります。

 

 

ヤバい理由③ 連続して地震が起こるかも

出典:youtube.com

 

南海トラフ地震は、連続して地震が起こる可能性が高いとされています。震源地のところで説明しましたが、南海トラフ地震は主に3つの震源地に分けられます。そのうちの1つで地震が起こった場合、ほかの震源地に影響を与え、またすぐに地震が起こる可能性があるということです。

 

実際に、1854年の南海トラフ地震(安政東海地震)では、32時間後に安政南海地震が起こっています。32時間の間にマグニチュード8.4の地震が2回も起こったということです。

 

また、最後の南海トラフ地震である1944年の昭和東南海地震では2年後の1946年に昭和南海地震が起こりました。

 

だから、南海トラフ地震が起こると、その後すぐにまた同じような大地震が起こる可能性が高いということになります。

 

 

南海トラフ地震の被害想定

南海トラフ地震が起こると、どのくらいの被害が出るのか?被害想定を見てみましょう。

 

 

被害想定:死者数・避難者数

出典:nikkei.com

 

まずは、南海トラフ地震の死者数・避難者数です。

 

・死者数:32万3000人
・避難者数:950万人
・エレベーターの閉じ込め:2万3000人

 

出典:matome.naver.jp

 

最悪の場合、死者数は何と32万3000人にものぼり、地震発生から1週間後の被害者は950万人になるとされています。

 

32万3000人は東京都中野区の人口に近いです。そして、950万人は東京都の人口ですね。

 

これだけの規模の被害が、南海トラフ地震によって起こる可能性があるということです。この想定被害は、あくまでも最悪の場合を想定したものですが、それでも、これだけの被害が出る可能性はあるということですね。

 

 

被害想定:物資不足&インフラ被害

出典:twitter.com

 

次に、物資やインフラ面などでの被害を見ていきましょう。

 

・浸水面積:1015平方キロメートル
・全壊建物:238万6000棟
・停電:2710万件
・断水:3440万人
・都市ガス停止:180万戸
・固定電話不通:930万回線
 
これだけの被害が出るということですね。東海・近畿・四国は約9割が停電になる。さらに日本の人口の4人に1人が断水状態になるということになります。
 
被災者が多く、被災地域が広いということは、物資不足が深刻になります。各都道府県は南海トラフ地震に備え、備蓄をしていますが、それでも950万人も避難者がいますので、物資不足になることが想定されています。
 
・食料:9600万食が不足(地震後1週間で)
・飲料水:1憶4500万リットルが不足(地震後1週間で)
・毛布:520万枚が不足

 

もし、真夏に南海トラフ地震が起これば、飲料水はさらに不足することになります。真冬に南海トラフ地震が起こったら、毛布はさらに不足するになりかねませんね。

 

被害が少ない地域から物資を輸送するためには、道路や鉄道などが必要になりますが、南海トラフ地震では、それすらも難しくなるとされています。

 

・石油コンビナートの破損:890施設
・道路破損被害:4万1000ヶ所
・新幹線:被災地域は全線不通
・線路の破損:1万9000ヶ所
・港湾の破損:5000ヶ所
 
このような被害想定になっていますので、被災地に物資を運べない。被災地に救助に行くことができないという状態になるのです。
 
東日本大震災でも同じように被災地の物資不足が問題になりましたが、南海トラフ地震では被災地がそれ以上の物資不足になることは確実視されています。

 

 

被害想定:経済的な金額

出典:minakami.co.jp

 

南海トラフ地震では経済的な打撃も計り知れないとされています。南海トラフ地震が起こると、220兆3000億円の経済的な被害が想定されています。

 

日本の国家予算は2019年度で101兆4564億円ですから、南海トラフ地震による経済的な被害は日本の国家予算の2倍以上にもなるということです。日本の国家予算の2年分が1回の地震で失われるということです。

 

南海トラフ地震は被災地が広範囲に及びます。しかも、名古屋・大阪という日本の経済上の重要都市も被災地になります。火力・原子力発電所もたくさんあります。

 

だから、南海トラフ地震による経済的な損失・打撃はとんでもない規模になるとされています。

 

ちなみに、東日本大震災での経済的な被害は16.9兆円ですから、その10倍以上の損失があるということですね。

 

南海トラフ地震によって、日本は世界最貧国に転落する可能性もあるとすら言われているんです。地震によって日本の国家予算の2倍以上の損失がある。しかも人的な被害も大きい。となれば、世界最貧国になるのも大袈裟なことではないんです。

 

 

南海トラフ地震に関する予言

「南海トラフ地震が来る!」、「南海トラフ地震が○○年に起こる」のように予言している人はたくさんいます。

 

・松原照子氏:2015年12月22日か、2016年11月23日に南海トラフ地震が起こる
・Love Me Do氏:2018年5月13日に南海トラフ地震が起こる
・未来人XU氏:2018年5月23日に南海トラフ地震が起こる
・ジュセリーノ氏:2018年6月21日に南海トラフ地震が起こる
・ジョセフ・ティテル氏:2016年〜17年春までに南海トラフ地震が起こる

 

パッと目につくだけでもこれだけの中居トラフ地震に関する予言があります。全部外れていますが、このような予言がSNSで発表されると、一気に拡散されてしまいます。

 

予言は絶対に嘘とは言いません。でも、現在の科学では、地震が起こることを事前に予知できないとされています。気象庁は次のように述べています。

 

現在の科学的知見からは、そのような確度の高い地震の予測は難しいと考えられています。

 以上により、一般に、日時と場所を特定した地震を予知する情報はデマと考えられます。

 

引用:気象庁|地震予知について

 

また、2019年5月11日には南海トラフ地震が起こると、複数の預言者が予言していたそうですが・・・。

 

 

2019年5月11日には予言通りには南海トラフ地震は起こりませんでした。ちなみに、次にご紹介するTwitterアカウントは、2019年5月11日の南海トラフ地震の予言を否定しています。

 

このTwitterアカウントの人が、現在のTwitterでは一番信じられる預言者とされているようです。

 

南海トラフ地震の予言を信じて、地震に対する備えをしておくことは良いことです。でも、その予言をTwitterなどで拡散して、不安をあおったり、地震が○日に来るからと何の根拠もないのに、仕事を辞めて引っ越したり、避難したりすると、日常生活に悪い影響が出ますので、その点では注意が必要です。

 

このような予言をしている人もたくさんいますが、偽情報に惑わされないようにしたいものですね。

 

 

南海トラフ地震の前兆は?

南海トラフ地震がいかにヤバイ地震なのかがわかったと思います。南海トラフ地震の予知はできない。また、予言に関しても外れているものばかりです。

 

でも、なんとか南海トラフ地震がいつ起こるのかを知りたいと思うものですよね。

 

出典:sankei.com

 

南海トラフ地震には、3つの前兆があるとされています。

 

1.半割れ:震源域の半分でマグニチュード8レべルの揺れを観測
2.一部割れ:震源行きの一部でマグニチュード7レベルの揺れを観測
3.ゆっくりすべり:揺れを感じない地殻変動を観測

 

この中で、一番怖いとされている前兆は半割れです。半割れは1854年と1946年に起こっている南海トラフ地震です。1回目の地震から時間を空けずに、2回目の巨大地震が来ています。

 

半割れが起こったら、西側の沿岸住民にはその地域で地震が起こっていない段階でも、津波に備えて避難を呼びかけるという計画もあります。

 

また南海トラフ地震に限ったものではありませんが、地震の前兆には次のようなものがあるとされています。

 

・地鳴り
・地盤の隆起・沈降
・海面の変動
・井戸水や温泉の混濁,枯渇,異常湧出
・ナマズなどの生態異常
・発光現象
・電磁気異常
・火山の噴火

 

これらの地震の前兆を知っておくことは、南海トラフ地震への備えをする上で大切なことになります。

 

 

まとめ

南海トラフ地震の震源地やいつどのくらいの確率で起こるか、被害想定や予言、前兆などをまとめました。南海トラフ地震は、30年以内に70~80%の確率で起こるとされている地震です。

 

そして、南海トラフ地震が起これば、今までにないほどの甚大な被害をもたらす可能性が高いのです。

 

地震が起こっても、しっかり備えがあり、さらに迅速に非難することができれば、被害を最小限に収めることができますので、南海トラフ地震の震源域に住んでいる人はもちろん、それ以外の人も一度、地震への備えを再確認しておくようにしましょう。

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