「ロス疑惑」の三浦和義の妻として知られる三浦良枝さんですが、壮絶な生い立ちや異色な結婚生活も話題です。
今回は三浦良枝さんの年齢や生い立ち、家族と父親、三浦和義との結婚・馴れ初め、子供の情報と現在をまとめました。
この記事の目次
三浦良枝は「ロス疑惑」で逮捕された三浦和義の妻
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三浦良枝さんは、保険金目当てで妻を殺害した疑惑、いわゆる「ロス疑惑」があった三浦和義の妻です。
ただし、ロス疑惑で殺害された妻ではなく、事件後に結婚しており、三浦和義の4番目の妻になります。
ロス疑惑で日本中から三浦和義に疑いの目が向けられている中でも、三浦良枝さんは三浦和義と結婚生活を送っていました。
一度は離婚したものの、よりを戻して再婚しています。
また、疑惑の渦中にあった三浦和義について、三浦良枝さん自ら積極的にマスコミ(週刊誌)の取材を受けていたこともあり、一躍時の人として日本中の注目を集めることになったんです。
三浦良枝さんについて深く掘り下げていく前に、まずは基礎知識として夫・三浦和義とロス疑惑について簡単に確認しておきましょう。
三浦和義とは
三浦和義
生年月日:1947年7月27日
没年月日:2008年10月11日
出身:山梨県出身
身長:181cm
職業:実業家
三浦和義は、妻を保険金目当てで殺害したのではないか?と疑い(ロス疑惑)の目を向けられていた人物です。
事件後にロス疑惑が週刊誌・マスコミなどで連日のように報じられるようになると、ワイドショーなどに自ら積極的に出演して、疑惑を否定することも少なくありませんでした。
傷害事件については有罪判決が言い渡され、6年の実刑判決を受けましたが、殺人容疑は証拠不十分で無罪となっています。
出所後は妻の三浦良枝さんと生活していましたが、2008年2月にサイパンに行った時、アメリカ警察に殺人罪及び殺人の共謀罪で逮捕されました。
同年10月にロサンゼルスに身柄が移送されましたが、ロサンゼルスに到着した当日の10月10日、ロサンゼルス市警の留置所で、着用していたTシャツで首を吊って自殺しました。
ロス疑惑事件
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1981年、アメリカのロサンゼルスで日本人女性の傷害・殺人事件が起こりました。この犯人が三浦和義氏ではないか?という疑惑がロス疑惑です。
1981年8月に、三浦和義氏の当時の妻・三浦一美さんが、夫婦で滞在していたロスのホテルで突然アジア系女性にハンマーで殴られてケガをする事件がありました。
同年11月には、ロスで三浦夫妻は銃撃され、一美さんは意識不明の重体、三浦和義氏は軽傷を負います。一美さんはその後日本に搬送されたものの、1982年11月30日に死亡しています。
ここまでは、三浦和義氏は「悲劇の夫」という見方が強かったのですが、1984年に週刊文春が「三浦和義氏が保険金目的で妻を殺害した」と報道してから、一気に世論は変わりました。
実際、三浦一美さんには1億5500万円もの生命保険がかけられていました。さらに、最初の傷害事件は三浦和義氏が当時の愛人に妻を襲わせたことも報道で明らかになったのです。
しかも、妻が銃撃される前には三浦和義氏の愛人と見られる別の女性が、ロサンゼルスで行方不明(後に遺体で発見)になり、行方不明時には三浦和義氏もロサンゼルスにいたことも判明。
このロス疑惑の裁判で三浦氏は、妻への傷害事件(愛人に依頼して殴打)では有罪、殺人については一審では有罪になったものの、高裁で逆転無罪となり、無罪判決が確定しました。
明らかに怪しいのに無罪になったことで、裁判後も三浦和義氏に疑惑はつきまといましたが、その後、三浦和義氏が自殺したことにより、元妻が銃撃された事件は迷宮入りとなりました。
三浦良枝の年齢
三浦良枝さんは一般人ですので、年齢や生年月日などは明らかになっていません。
ただ、ロス疑惑でマスコミから追い回された時は、20代後半だったと思われます。
172:可愛い奥様
08/10/16 01:11:46 OnBHWcMl0
>>170
当時、26、7かなあ。ものすごーく申し訳ないけど、私の中で良枝はオノヨーコとかぶるイメージ。
良く言えば強い女、悪く言えば何かにかぶれた思い込みの激しい女。
写真を見ても、おおよそそのくらいと思われます。
また、三浦良枝さんは夫の三浦和義氏がロスで自殺した2008年、遺体(遺骨)を引き取りにロスに向かっており、その時に報道陣の前に姿を現しています。
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その時の写真を見ると、年齢は50歳前後かと思われます。1984年で20代後半と推測すると、おおよそ計算は合いますね。
ここから考えると、三浦良枝さんは現在、60代前半になっていると思われます。
三浦良枝の家族や父親
三浦良枝さんの父親は暴力団組長だったと言われています。ヤクザだったのはほぼ確実な情報で、自著の「ドラキュラの花嫁」で語っています。
父親は暴力的な人だったようで、酔っぱらうと母親に暴力をふるい、母親はひたすら耐え忍ぶような家族・家庭でした。また、父親は犯罪を犯して、刑務所に入っていたこともあります。
そのような家族だったこともあってか、三浦良枝さんの母親は良枝さんを連れて離婚しました。
その後、母親は違う男性と結婚しています。そのため、三浦良枝さんの父親は2人いることになります。
・義理の父親:母親の再婚相手
この後に紹介しますが、母親の再婚相手である義理の父親はかなりのクズでした。三浦良枝さんは家族にも父親にも恵まれず、かなりハードな子供時代・生い立ちだったようです。
三浦良枝の経歴① 生い立ち
ヤクザの父親は刑務所に
三浦良枝さんは家族・父親・家庭環境には恵まれていません。父親はヤクザで、傷害事件を起こして刑務所に入っています。
実の父親がヤクザで、しかも傷害で刑務所に入るなんて、かなりキツイ生い立ちですよね。
でも、良枝さんのハードな生い立ちはこれだけではありませんでした。
義父からレイプ
三浦良枝さんの母親はヤクザの父親と離婚した後、良枝さんを連れて再婚しています。この母親の再婚相手がさらにクズで、最低な男でした。
「ドラキュラの花嫁」という著作の中で、良枝さんは義父(母親の再婚相手)にレイプされていたと話しています。この父親(義父)からのレイプが、三浦良枝さんの初体験だったそうです。
高校時代は不良だった
三浦良枝さんは、神奈川県立小田原城東商業高校(現在は小田原東高等学校)に通っていたという情報があります。
地元では有名な不良で、3人組でいつもつるんでいたとのこと。そして、高校は中退したと著書の「ドラキュラの花嫁」の中で述べています。
ヤクザの父親を持ち、義父からレイプされたという生い立ちを持っていたら、非行に走るのも仕方がないと言えるかもしれません。
三浦良枝の経歴② 風俗嬢として働いていたという噂も
モデルをしていた
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三浦良枝さんはモデルをしていたことがあります。
写真で見ると分かりますが、確かにスラッとしている長身美人で、スタイルが良いですよね。
ただ、著書によると、モデル活動はあまり長くしておらず、ショーモデルを1回だけして挫折してしまったようです。
風俗嬢をしていたという噂も
インターネット上の噂では、三浦良枝さんはモデル業のほかに、風俗嬢をしていたことがあるようです。
具体的にどのような風俗で働いていたのかは分かっていませんが、その後の結婚相手や結婚後の仕事などを考えると、風俗嬢だったという噂はある程度は信ぴょう性があるようにも思えます。
三浦良枝の結婚歴まとめ
三浦良枝さんは三浦和義氏と結婚する前に、別の男性と結婚していた過去があります。その元夫は暴力団員でした。
三浦良枝さんはヤクザの情婦になり、それから結婚したとのことです。
この元夫は結婚後に犯罪を犯して刑務所に入ったことで、良枝さんは離婚しています。
実の父親もヤクザで刑務所に収監されていて、自分の夫にもヤクザを選び、その夫も刑務所に入っていた…。なんとも不思議な因果としか言いようがありません。
三浦良枝は三浦和義と2回結婚している 【馴れ初めとは】
三浦良枝さんは三浦和義氏と結婚しています。しかも、2回も結婚しているんです。
1回目はロス疑惑事件後
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三浦良枝さんが三浦和義氏と結婚した詳細な時期は分かっていません。しかし、三浦和義氏の3番目の元妻(三浦一美さん)が亡くなった後すぐであることは間違いありません。
三浦一美さんは1982年11月30日に亡くなっています。そして、1984年1月に週刊文春がロス疑惑を報じました。
ロス疑惑が報じられた時には、既に三浦良枝さんと三浦和義氏は結婚していたと思われます。つまり、先妻が亡くなってから約1年以内に結婚していたことになります。
報道が過熱してからは、嫁の良枝さんにもマスコミの目が集まりました。
最高裁まで争って獄中離婚
三浦和義氏と結婚した三浦良枝さんですが、三浦和義氏は1985年に妻への殺人未遂で逮捕され、その後、殺人罪と詐欺罪で再逮捕されています。
そして、三浦和義氏が拘置所にいる時に、良枝さんは離婚届を三浦氏に送りつけています。
週刊誌の報道によると、三浦良枝さんと三浦和義氏は離婚をめぐって最高裁まで争い、ようやく離婚が認められたとのことです。
つまり、三浦良枝さんは三浦和義氏と獄中離婚しています。
三浦良枝さんは父親も前の夫も、そして2人目の夫の三浦和義さんも刑務所に入りました。もちろん、三浦良枝さんが犯罪を犯したわけではありませんし、責任があるわけではありません。
しかし、そのような厳しい生い立ちがあると、いわゆる「悪い男」を引き寄せてしまう何かがあるのかもしれません。
釈放後に再会して再婚
週刊誌報道によると、三浦良枝さんは最高裁まで争って三浦和義さんと離婚しました。しかし、その10年後に再婚しているんです。
再婚したのは、三浦和義氏が釈放されてからになりますが、別に三浦良枝さんは三浦氏の釈放を待っていたわけではありません。偶然再会したそうです。
自著には「運命の再会から電撃再婚までの一週間」とありますので、偶然に(運命的に?)再会してから、たった1週間で再婚したということになります。
普通の感覚では、「なんでわざわざ疑惑の三浦和義と再婚するの?」と思わざるを得ませんが、三浦良枝さんと三浦和義氏には何か惹かれ合うものがあるのかもしれません。
三浦良枝に子供はいる?
三浦良枝さんと三浦和義氏の間には子供はいません。でも、三浦良枝さんに子供は2人いるんです。
前夫との間に息子あり
三浦良枝さんと前の夫(ヤクザ)との間には、息子が1人います。
著作によると、名前は「良弘」さんというようです。
前夫と離婚後は良枝さんが引き取り、再婚後は良枝さんと息子、三浦和義氏と連れ子、さらに良枝さんの育ての母と一緒に住んでいたようです。
葉月さんと一緒に生活
三浦良枝さんの実子は前夫との間の息子1人だけですが、三浦和義氏の娘とも一緒に住んでいました。
三浦和義氏の娘は「葉月」さんといい、ロス疑惑事件で死亡した一美さんとの間の娘です。
葉月さんは三浦和義氏からたびたび暴力を振るわれていたようで、三浦良枝さんが三浦和義氏と離婚したのは、この家庭内暴力も一因だったとのことです。
三浦良枝と三浦和義の結婚生活とは?
三浦良枝さんもバッシングされた
三浦一美さんが死亡した後すぐに、三浦和義氏と結婚した三浦良枝さん。
結婚後すぐにロス疑惑が報じられたことで、なぜこんなに怪しい三浦和義氏と一緒になるのか?三浦良枝さんも「ロス疑惑」に加担していたのでは?とバッシングされました。
しかし、三浦良枝さんは週刊誌の取材を受けても、あまり意に介していないような飄々とした態度を保ち続けていました。
むしろ、マスコミの前に出る時はオシャレをして着飾り、自分の店のブランドをアピールしているようにも見えたんです。
インターネット上では、三浦良枝さんはヤクザに囲まれて育った生い立ちがあるから、三浦和義ごときに恐怖なんて感じなかった、むしろ掌で転がしていたのでは?とも言われています。
奔放な性生活を暴露
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三浦良枝さんと三浦和義氏は、奔放な性生活を暴露しています。
スワッピング・乱交パーティーに2人でよく参加していると三浦氏が語り、その乱交パーティーの様子が週刊誌で報じられたこともありました。
また、三浦良枝さんは1986年にはフライデーでヌードを披露したこともあったんです。
一般的な日本の夫婦とは全く違う、奔放な夫婦生活を送っていたようです。
フルハムロードを経営&風俗誌を発行
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三浦良枝さんは結婚後、三浦和義氏が以前から行っていた雑貨輸入会社「フルハムロード」を手伝うようになります。
その後、「フルハムロード良枝」と名前を変えて、湘南の平塚にお店をオープンさせています。
また、三浦和義氏がサイパンで逮捕された後には、サイパンに「フルハムロード良枝」の支店である「フルハムロード・サイパン」をオープンさせました。
旦那が逮捕された場所(しかも外国)で新しいビジネスを始めるなんて、良枝さんはとてもたくましいですよね。
このほか、三浦良枝さんは三浦和義氏と一緒に湘南地区の風俗情報誌を発行する仕事もしていました。
風俗情報誌を旦那と発行するなんて、一般的な感覚では抵抗がありそうなものですが、それができたのは若い頃に自分も風俗嬢をしていた経験があるからかもしれません。
本を出版
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三浦良枝さんは、三浦和義氏と結婚してから2冊の本を出版しています。
・Loverラブァ―なぜ彼女は二度「彼」を選んだのか(2001年)
逮捕された時に一緒にいた
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三浦和義氏は、ロス疑惑が報じられるようになってから20年以上もアメリカに足を踏み入れていませんでした。
アメリカで捜査対象になっていて、アメリカに入国したら逮捕されるリスクがあることを分かっていたのでしょう。
しかし、三浦和義氏は2007年5月に約25年ぶりにアメリカ領であるサイパンに行き、そのことをブログに書いていたようです。
アメリ捜査当局は三浦和義のブログを観察して、動きをチェックしていました。
そして2008年2月19日、良枝さんと一緒に再びサイパンに行った三浦和義は、出国日の2月22日に出国審査の時に逮捕されました。
三浦和義氏はサイパンがアメリカ領だと知らなかったようですが、普通なら知っていますよね。
さらに、なぜ良枝さんは「サイパンはやめておいた方がいい」と止めなかったのでしょうか?18ヶ月の間に4回もサイパンに行ったようです。
三浦良枝さんは夫の三浦和義が逮捕された後、月1回のペースでサイパンに向かい、三浦和義氏と面会していて、本やその他のものを差し入れしています。
ロサンゼルスで三浦和義氏が自殺した際には、三浦良枝さんは渡米して、遺骨を抱えて帰国しました。
三浦良枝の現在
フルハムロード良枝アゲインは閉店
三浦良枝さんは、「フルハムロード良枝」を湘南・平塚で輸入雑貨店を経営していました。途中からは店名を変えて、「フルハムロード良枝アゲイン」という店名になっています。
この「フルハムロード良枝アゲイン」では。脚長効果があるデニムが人気だったそう。
しかし、現在は看板を下ろしており、2018年時点で既に閉店していたようです。
野菜を育てながら暮らしている?
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三浦良枝さんは現在既に60歳を超えている年齢だと思われますので、第一線は退いて、「フルハムロード良枝アゲイン」を閉店したのかもしれません。
ただ、野菜を育てている可能性はあります。というのも、三浦和義氏がまだ生きていた頃は、かなり本格的に野菜栽培をしていたようなんです。
三浦氏の妻である良枝さんが、600坪の土地で畑を耕している事と、三浦氏の野菜が苦手という事からの質問。 50種類以上の野菜を作られているそうで、自家菜園を超えているのではないかと三浦氏は述べている。
引用:#探偵ファイル/探偵魂
600坪の畑で50種類以上の野菜を育てているとのことなので、かなり本格的ですよね。
ここまで本格的にやっていたなら、今でも野菜を育てている可能性は十分にあります。
三浦良枝のまとめ
三浦良枝さんの年齢や家族・父親・生い立ちについて、結婚歴、三浦和義との結婚や馴れ初め、子供について、現在などをまとめました。
三浦良枝さんはまだ60代と思われますので、ご存命の可能性が高いです。
かなり奇異な人生を歩まれてきたので、現在は穏やかに過ごせていると良いですね。