韓国映画は純愛ものやコメディだけでなく、歴史や時代劇作品も沢山あり、時代劇初心者も楽しめるストーリーの映画もあります。
今回は歴史・時代劇系の韓国映画人気ランキングとして、おすすめ25選の見所やあらすじを紹介します。
この記事の目次
歴史・時代劇系の韓国映画人気ランキングTOP25-21
25位:王になった男
公開年月:2012年9月
キャスト:イ・ビョンホン、リュ・スンリョン、ハン・ヒョジュ、キム・イングォンなど
時は朝鮮王朝、光海君の時代となっています。
謀反の影におびえ、毒殺を恐れた王は自身の影武者を用意し、妓生宿で道化を演じる下賤の男、ハソンが選ばれました。
幾日か、王がぐっすり眠るための措置だったはずが、倒れた王が回復するまでハソンは身代わりを務めることになってしまい…。
影武者を務めるハソンが王として暮らすうちに、臣下の者や果ては王妃とまで心を通わせることとなり、王よりも王らしい偽王となっていくというお話です。
24位:代立軍 ウォリアーズ・オブ・ドーン
公開年月:2018年11月
キャスト:イ・ジョンジェ、ヨ・ジング、キム・ムヨル、イ・ソム、キム・ミョンゴンなど
1592年に壬辰倭乱が勃発し、王である宣祖は若き後継者である光海(ヨ・ジング)にその責務を押し付け、都を捨て明へと避難します。
残された光海は王の代わりに朝廷を率い、義兵を集めて戦うため遠方の江界へ向かうことに。
そして、彼の護衛をすることになったのは、生活のために他人の軍役を代わりに担う「代立軍」と呼ばれる農民たちでした。
戦渦の中で運命を共にすることになった光海と 代立軍。敵からの攻撃は激烈を極め、命の危険を感じた仲間たちからの反対の声が高まります。
そんな中、代立軍のリーダーであるトウ (イ・ジョンジェ)は、最後まで光海を守り抜くことを決断します。
初めは粗野で乱暴なトウに反発していた光海も、本気で国を守ろうとするその姿に心を打たれ、次第に強い絆で結ばれていきますが、その先にはさらなる激戦が彼らを待ち受けていて…。
幾多の困難を経て逞しく成長していく光海君の傍らで、名も無き人々が戦死していく姿に胸が熱くなること間違いなしでしょう。
23位:1987、ある闘いの真実
公開年月:2018年
キャスト:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ユ・ヘジン、キム・テリ、カン・ドンウォン、ヨ・ジングなど
今を生きる日本人必見!誰もが驚愕する、わずか31年前に起こった《民主化闘争》の全貌に迫る真実の物語となっています。
日本が好景気バブルに浮かれていた1987年の時代、韓国では、軍事政権の圧政にあえぐ民衆が怒りを募らせ、やがてそれは“強権国家 vs 一般国民”の死闘へと発展していました。
普通の人々がいかにして正義のために団結し戦ったのか、実在の人物を実名で明確に描き、徹底的なリサーチと時代考証により、1987年当時をフルスケールで完璧再現しています。
劇中、女子大生ヨニが目にするビデオ映像は、映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』に登場するドイツ人記者ピーターが「光州事件」を撮影した実際の映像を使っているそうです。
サスペンス映画のような畳み掛ける展開で、観る者を一気にその世界に引き込む社会派エンターテイメントの誕生とも言われました。
韓国で週末興収No.1の大ヒットを記録した、人気の映画となっています。
22位:花、香る歌
公開年月:2016年4月
キャスト:ペ・スジ、リュ・スンリョン、ソン・セビョク、キム・ナムギル、アン・ジェホンなど
妓楼で下働きをする孤児のチェソンが、パンソリの名人ジェヒョと出会い、その歌い手になろうとしますが、女性の歌い手は禁止されていたため多くの困難が待ち受ける、という話です。
スジさんの、のびやかで華のある圧倒的な美しさ、凛々しさが素晴らしい、と評判にもなったので是非注目してみてほしいです。
唄とともに生きた稀代のヒロインの運命に、命のゆくえに、心が震えるはずです。
21位:天命の城
公開年月:2018年6月
キャスト:イ・ビョンホン、パク・ヘイル、コ・ス、キム・ユンソク、ソン・ヨンチャンなど
1636年、清が朝鮮に侵入し「丙子の役」が勃発。敵軍に完全包囲され、冬の厳しい寒さと飢えが押し寄せる絶体絶命の状況の中、朝鮮の未来を見据えた大臣たちの意見は激しく対立します。
平和を重んじ、清と和睦交渉を図るべきだと考える吏曹大臣チェ・ミョンギル(イ・ビョンホン)と、大義を守るべく清と真っ向から戦うことを主張する礼曹大臣のキム・サンソン(キム・サンソク)。
そして、対立する2人の大臣の意見に、王・仁祖の葛藤が深まっていきます。抗戦か、降伏か、
朝鮮王朝の運命はどうなるのでしょうか。
激動の時代を駆け抜けた男たちを、迫真の群像アクションで描く本格史劇エンターテインメントとなっています。
歴史・時代劇系の韓国映画人気ランキングTOP20-16
20位:JSA
公開年月:2000年
キャスト:イ・ビョンホン、イ・ヨンエ、ソン・ガンホ、シン・ハギュンなど
南北分断の象徴である38度線上の共同警備区域(JSA)で起こった射殺事件のお話です。
陳述書には、南北で全く異なる報告が記されていました。そして両国家の合意の下、捜査は中立国監督委員会の手に委ねられ、韓国系スイス人である女性将校・ソフィーが派遣されます。
彼女は事件の当事者達と面会を重ねながら序々に真相に迫っていきますが、そこには全く予想外の「真実」が隠されていたのです。
常に漂う何とも言えない緊張感、そして笑える場面もあるので、面白かったと評判の良い映画となっています。
19位:ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女
公開年月:2017年6月
キャスト:ソン・イェジン、パク・ヘイル、ユン・ジェムン、ペク・ユンシク、パク・チュミなど
「私の頭の中の消しゴム」「四月の雪」のソン・イェジンが、実在した大韓帝国最後の皇女・徳恵(トッケ)翁主を演じた作品となっています。
日本統治時代、大韓帝国の初代皇帝・高宗の娘である徳恵翁主は、政略に巻き込まれ、わずか13歳で日本へ留学させられてしまいます。
祖国への帰国を心待ちにしながら大人になった彼女の前に、幼なじみのジャンハンが現れます。
ジャンハンは大日本帝国に従事する一方で、徳恵と彼女の兄である皇太子の上海への亡命計画を秘密裏に練っていて…。
「四月の雪」「八月のクリスマス」のホ・ジノ監督が、徳恵翁主の激動の生涯をフィクションを交えて描いています。
18位:キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち
公開年月:2016年
キャスト:ユ・スンホ、コ・チャンソク、ラ・ミラン、シウミン(EXO)、チョ・ジェヒョンなど
「おばあちゃんの家」で一躍国民的子役スターとなったユ・スンホが、韓国でよく知られる伝説の詐欺師キム・ソンダルを演じるエンタテインメント時代劇となっています。
人気K-POPグループ「EXO」のシウミン映画初出演作でもあります。
舞台は戦の絶えない朝鮮時代。キム・ソンダルと3人の詐欺師は、神出鬼没に現れ、天才的な頭脳と大胆な手口で、権力者から金品を奪い取る詐欺師集団として、国中から追われていました。
当時、朝鮮随一の価値を誇ったたばこをターゲットにしたソンダルたちの計画は完璧に思われたものの、協力者の裏切りなどにより、逮捕寸前まで追い込まれてしまいます。
しかし、その背後に民を清へ売りさばく最高権力者の存在を知ったソンダルたち。国家をも巻き込む、前代未聞の大博打へと発展していきます。
スンホが主人公ソンダルを演じ、シウミンは詐欺師チームの末っ子的存在であるギョニ役を演じています。
16位:メモリーズ 追憶の剣
公開年月:2015年
キャスト:イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ゴウン、ジュノなど
『王になった男』で観客動員数1千万人の記録を打ち立て、世界的ワールドスターとなったイ・ビョンホン待望の主演最新作は、ファンが待ちに待った自身2作目となる歴史超大作です。
常に可能性の限界に挑んできた彼が、本作ではスタント無しの本格ソード・アクションに挑戦。ダイナミックかつ美しいワイヤー・アクションを披露しているので、是非注目してください。
共演には、『シークレット・サンシャイン』でカンヌ国際映画祭主演女優賞に輝き、「カンヌの女王」と呼ばれてきたチョン・ドヨンです。
さらに、映画『ウンギョ 青い蜜』でデビューし、大鐘賞映画祭青龍映画賞、韓国映画評論家協会賞など多くの新人賞を総なめにし、演技力とスター性を認められた新星キム・ゴウンです。
そして、日本でも絶大な人気を誇るK-POPアイドル「2PM」のジュノが映画デビュー作『監視者たち』に次ぐ出演と、豪華キャストが集結した愛と復讐の物語となっています。
歴史・時代劇系の韓国映画人気ランキングTOP15-11
15位:観相師 ―かんそうし―
公開年月:2015年
キャスト:ソン・ガンホ、イ・ジョンジェ、イ・ジョンソク、チョ・ジョンソクなど
「顔」を見るだけで性格から寿命まで全てを見抜く天才観相師ネギョン(ソン・ガンホ)は、 息子や義理弟と送る貧しい生活から脱する夢を抱き、都の芸妓に招かれて観相業を始めます。
その眼力は人々の運勢のみならず、殺人事件の真犯人をも暴くとあって、評判はたちまち宮廷に まで知れ渡ります。
やがて、“トラ”の異名を持つ優れた高官キム・ジョンソの信頼を得たネギョンは、 宮中の要職に抜擢されます。
しかし、皇帝の弟・首陽大君に“オオカミ”のように冷酷な「逆賊」の相を読み取ったことから、 国家の命運と自らの人生を左右する謀反へと巻き込まれてしまい…。
実在のクーデターを元に圧巻の迫力で描く歴史大作劇となっていて、朝鮮王朝史上最も凄惨な覇権争いが今始まります。
14位:神弓‐KAMIYUMI‐
公開年月:2011年
キャスト:パク・ヘイル、ムン・チェウォン、リュ・スンリョン、キム・ムヨルなど
最初から戦闘のシーンが多く、ハラハラドキドキの映画となっています。
逆賊とされた父を目の前で殺されてしまい、幼い兄妹が残されてしまいます。その後、難を逃れ山奥の家に助けられるのですが、10数年後にまた災難に遭ってしまうのです。
1人対10万人!愛する者を守るため、1人〈神弓〉を手に10万の大軍に挑みます。
1636年、”丙子(へいし)の乱”の戦いによって、50万人の朝鮮市民が清の戦争捕虜となったと言われる激戦の最中、歴史に残ることのなかった、ある伝説の弓士を描いています。
険しい山や荒地での戦いと必死の逃亡が、これでもかと襲いかかる展開、愛する者を守るため、1人の名もなきヒーローが命をかけて10万の大軍に立ち向かっていく姿を堪能ください。
13位:王の運命‐歴史を変えた八日間‐
公開年月:2015年
キャスト:ソン・ガンホ、ユ・アイン、ムン・グニョン、チョン・ヘジン、キム・ヘスクなど
18世紀の朝鮮王朝で、朝鮮第21代国王・英祖(ヨンジョ)と、実の息子・思悼(サド)の確執により起きたとされる史実を元にしたお話となっています。
王・英祖は、息子を優れた王位継承者に育てあげようとしましたが、芸術と武芸を好む自由奔放な青年へと成長した思悼に、英祖の期待は失望と怒りに転じてしまいます。
思悼もまた、父と子として接することのない英祖に憎しみを覚えるようになり、2人の心がすれ違う中、英祖は実の息子を米びつに閉じ込めようとしますが…。
見所は、王に疎まれ米びつに押し込められる悲劇の王子を演じるユ・アインさんの演技です。自然で、肉体的で、存在感と切ない眼差しが、観るものを揺さぶる力があると大絶賛です。
終盤になると、だんだん錯乱して狂っていく様子も凄いと話題です。
12位:風と共に去りぬ!?
公開年月:2012年
キャスト:チャ・テヒョン、オ・ジホ、ミン・ヒョリン、ソン・ドンイルなど
時は、朝鮮王朝の後期にあたる1700年代。右議政イ・ソンホの庶子ドンムは学問に身を入れず、西洋かぶれの一風変わった師匠とつるんで気楽な毎日を送っていました。
そんな中、ドンムと師匠は氷の独占を企む左議政チョ・ミョンスの策略にはまり、反逆罪の汚名を着せられてしまいます。
非情な拷問の末、師匠は死亡し、さらに父ソンホまでもがドンムの放免と引き換えに朝廷を追われ、流罪となってしまいました。
一方、採氷を取り締まる西氷庫別監ペク・トンスも、その潔癖で実直な性格が左議政の反発を買い、無実の罪で職を失います。蟄居中の彼の元にやってきたのは、なんとドンムだったのです。
道楽の限りを尽くすチョ一族への復讐を誓い、氷の強奪を計画した彼はトンスを仲間にし、さらにはあらゆる分野の玄人を集め始めます。
耳の遠い爆弾製造のプロ、屁をこきまくる伝説の盗掘犯、変装・詐欺・引ったくりの達人、総勢11人のメンバーが集結し、決行は第22代王・正祖の即位式前夜に。
果たして彼らは無事、作戦を完遂することができるのでしょうか。
11位:雲を抜けた月のように
公開年月:2010年
キャスト:チャ・スンウォン、ファン・ジョンミン、ハン・ジヘ、ペク・ソンヒョンなど
圧倒的なカリスマ性のチャ・スンウォン、難役を快演するファン・ジョンミン、子役から演技派へ成長したペク・ソンヒョン、凜とした美貌のハン・ジヘが、激しく火花を散らす豪華作です。
スタントなしのダイナミックな殺陣、ユーモアあふれる描写、緊迫の人間ドラマが渾然一体となり、感情をぶつけ合う”心のアクション・バトル”が実現しています。
パク・フンヨンの傑作コミックを原作に、混沌とした時代を最後まで駆けぬけた者たちの、熱き闘いの物語となっています。
歴史・時代劇系の韓国映画人気ランキングTOP10-6
10位:宮女(クンニョ)
公開年月:2007年
キャスト:パク・チニ、ユン・セア、ソ・ヨンヒなど
李氏朝鮮時代の宮廷を舞台に、歴史の影に隠された“宮女”の謎の死をめぐる時代劇サスペンスです。
王以外、自ら死ぬことさえ許されない宮中で、一体何が起こったのか、歴史のベールに閉ざされた真実が今、明かされていきます。
監督のキム・ミジョンは、『王の男』演出部時代に知った宮女たちの人生に刺激を受けたそう。
宮中の秘密を守るため孤独な生涯を終えるしかなかった宮女が、実は歴史を動かす巨大な力を持っていたというサスペンスフルな秘話を、女性監督特有の纎細かつ精巧な描写で現代に甦らせています。
出演は、女医チョンリョンに<銭の戦争>のパク・チニ、自殺するウォルヨンに『連理の枝』のソ・ヨンヒ他、豪華女優陣が激しい演技の火花を散らしているのが見所です。
9位:黄山ヶ原
出典:https://kirikoro.exblog.jp/
公開年月:2003年
キャスト:パク・チュンフン、チョン・ジニョン、オ・ジミョン、イ・ムンシクなど
韓国には三国時代に関する歴史書がありますが、それには、黄山ヶ原の戦いの記録が、”1日に4回合戦があって、そのすべて、百済が勝った”と2行しか記載されていません。
実際の戦いはとても悲しく、惨劇であり、それを映画にすることも意味のあることだとは思いますが、社会的に辛い時期である現在の韓国社会において、悲劇を描くのを監督は迷ったそう。
そして、韓国社会に元気を与えられる、お祭り的な明るいものにしたいと監督は思い、この映画を作ったそうです。
悲しい話ではあるのですが、面白い場面、笑える場面も沢山でてくるので、おすすめ映画となっています。
8位:サウラビ
公開年月:2002年
キャスト:チェ・ジェソン、榎木孝明、イ・サンフン、梅宮方紗子、ナムグン・ウォン、ヤン・テッチョなど
日本に来た百済武士の末裔と日本の侍の対決を描いた作品です。
百済滅亡から450年後の11世紀初頭、故国百済の再興を夢見て日本に渡ってきたサウラビの末裔である17人の武士達と日本の侍の激しい戦いが繰り広げられます。
サウラビは、日本と韓国の合作映画ですが、撮影の半分以上は九州の熊本や大分などで行われたそうです。
また、作品名のサウラビという名前は、三国時代の武士を総称する純粋な韓国語だそうで、サウルは「戦い」をアビは「男」を意味するそうです。
サウラビが韓国で公開された時、サウラビという単語が日本の侍の語源になったという説がありましたが、日本では侍という言葉は「さぶらふ(貴人の傍に仕える)」が語源とされています。
西暦598年に百済威徳王が死亡し、王の護衛武士サウラビ達は位牌の前で割腹自殺しました。その後、サウラビの末裔である武士達が、国の再興を目指し日本へやってきます。
その30年後、コ・ウドとキム・ジノは、師であるファン・チュンヒョンの下、剣法の修行に励み、神剣の完成に注いでいました。ですが、念願の神剣はなかなか完成しません。
ファン・チュンヒョンはコ・ウドに、百済から来た刀鍛冶の達人に会いに行くよう指示します。
金丸に教わり、神剣の製作に取り掛かるコ・ウドですが、彼の目の前に細川領主安藤の許嫁が現れます。この2人は恋に落ちるのですが、なんと結婚式の前日に逃げ出してしまうのです。
その噂を聞いたファン・チュンヒョンとキム・ジノが駆けつけ、武士達との間に激しい戦いが繰り広げられるのです。
7位:尚衣院 ‐サンイウォン‐
公開年月:2015年11月
キャスト:ハン・ソッキュ、コ・ス、パク・シネ、ユ・ヨンソクなど
王室の衣服を作る部署、尚衣院<サンイウォン>を取り仕切るドルソク(ハン・ソッキュ)は、その功績が認められ、6ヶ月後には両班となる事が約束されていました。
ある日、王 (ユ・ヨンソク) の衣服を誤って燃やしてしまった王妃 (パク・シネ)は巷で天才仕立師として話題を集めていたゴンジン(コ・ス)の存在を知り、王宮入りを命じます。
王妃の美しさに心奪われたゴンジンは、生まれながらの美的センスと才能を発揮させ、たちまち王宮で活躍するようになります。
王妃に対して無関心だった王は、美しい衣服を纏った彼女に惹きつけられるのと同時に、ゴンジンは嫉妬に駆り立てられていきます。
規則と伝統を重んじるドルソクは、ゴンジンが生み出す革命的デザインが王宮内外で評判となっていくことに危機感を抱くようになり、そして密かにゴンジンを陥れようと企てますが…。
ハン・ソッキュ×コ・ス×パク・シネ×ユ・ヨンソクら、豪華キャストが夢の競演となっていて、絢爛豪華な宮廷歴史大作となっていて、人気のあった作品でもあります。
6位:神機箭(シンギジョン)
公開年月:2008年
キャスト:チョン・ジェヨン、アン・ソンギ、ホ・ジュノなど
1448年、世宗30年のお話で、朝鮮の新たな兵器開発を恐れた明は、火砲研究所を極秘裏に襲撃します。
火砲研究所の都監(トガム)であるカソンは、新型の火薬兵器「神機箭(シンギジョン)」の開発に関するすべてを記した「銃筒謄録(チョントンドゥンノク)」を隠します。
そして、娘のホンニを安全な場所へ逃がすと、自ら完成間近の「神機箭」とともに命を絶ってしまいます。
朝鮮に迫る大陸の脅威、そしてこれに立ち向かったのは王でも国家でもなく…。新型の火薬兵器”神機箭”をめぐり、李氏朝鮮と明との激しい攻防を描いた歴史大作となっています。
歴史・時代劇系の韓国映画人気ランキングTOP5-1
5位:純粋の時代
公開年月:2015年
キャスト:シン・ハギュン、チャン・ヒョク、カン・ハヌル、カン・ハンナなど
権力を巡る欲望が渦巻く、朝鮮建国初期の激動の時代を生きた3人の男と1人の女の波瀾万丈な運命を描く、骨太アクション時代劇の超大作となっていて、人気のあった作品です。
史実とフィクションを織り交ぜて描かれ、ベッドシーンがとても多い映画でもあります。
主演のシン・ハギュンさんは素敵な筋肉の持ち主で、この映画の見所の1つです。
その筋肉美はアクションシーンでも際立っており、剣を振るうシーンでは、その度に動く筋肉の美しさが倍増し、劇中の人物たちの魅力をさらにアップさせている、と評価が高いです。
また、純粋な愛を見せるガヒとのベッドシーンでも、その筋肉は輝いています。
単にいやらしく見せるためだけのベッドシーンではないということで、大きな長所の1つだそうです。2人のベッドシーンは、お互いの純粋な気持ちを表現する素敵なシーンとなっています。
4位:朝鮮名探偵 トリカブトの秘密
公開年月:2010年
キャスト:キム・ミョンミン、ハン・ジミン、オ・ダルスなど
『ベートーベン・ウィルス』のキム・ミョンミン主演で、韓国で大ヒットを記録した痛快時代劇ミステリーとなっています。
正祖16年、公納不正を隠そうとする、官僚たちの陰謀を察した正祖は、朝鮮一番の名探偵(キム・ミョンミン)に、事件の背後を洗うよう密命を下します。
捜査初日から刺客の襲撃を受けた名探偵は、犬商人のソピル(オ・ダルス)の助けで、危機を免れます。
そして、ソピルと共に事件の決定的な手掛かりである、ヒメトリカブトを探しに、チャクソンへ向かうことになります。
そこで彼らは、朝鮮の商団を牛耳り、事件の鍵を握っていると思われる、ある客主(ハン・ジミン)に会いますが…秘密を暴くほどに現れる巨大な陰謀の実体に、最後まで目が離せません。
3位:チョン・ウチ 時空道士
公開年月:2009年
キャスト:カン・ドンウォン、キム・ユンソク、イム・スジョン、ユ・ヘジンなど
美形演技派カン・ドンウォンがスタイリッシュに躍動する、500年の時空を越える型破りなスーパーヒーロー登場で、盛り上がりを見せています。
道術の限りを尽くす闘いが、ついに始まります。
カンドンウォンのちょっと軽い感じの色男っぷりを充分に感じられる作品であり、カンドンウォンファンにはとてもおすすめです。
2位:美人図
公開年月:2008年
キャスト:キム・ギュリ、キム・ナムギル、キム・ヨンホなど
数多くの大ヒット作を残した18世紀朝鮮の天才シン・ユンボク、美人図をめぐる愛の軌跡を描いた豪華で素敵な映画となっています。
死んだ兄に代わり、男として育ったシン・ユンボクは、絵画の才能を見いだされ、画家として生きていました。しかし、ガンムと出会ったことから、シン・ユンボクの女心が開花するのです。
ほとばしる愛を絵筆にぶつけるシン・ユンボク。それを見た絵の師匠、ホンドは、そんな彼女の秘密に気付きます。
シン・ユンボクは実は女性で、彼女と運命の恋人、絵の師匠との複雑な関係をつづります。
シン・ユンボクに扮するのはキム・ミンソンで、彼女の恋人を、キム・ナムギルが演じています。
韓国動員230万人、4週連続1位を記録!ドラマ「風の絵師」でも話題になった、実在の天才絵師=女という大胆な仮説が、究極の愛と芸術の物語を生んだ作品となっています。
最もセクシーな俳優、「赤と黒」「善徳女王」のキム・ナムギルさんがそのすべて魅せる、命がけの愛に注目して視聴してみてください。
そしてもう1つの見所として、めくるめく愛に加え、人間国宝によって再現された名画や高額な文化財級美術など、韓流文化の美しさにもぜひ注目してみてください。
1位:私は王である!
公開年月:2012年
キャスト:チュ・ジフン、イ・ハニ、イム・ウォニ、キム・スロなど
国民に愛された偉大な国王は実は弱気な王子だったという、歴史上最も優れた国王<世宗大王>の即位秘話となっています。
兵役を終えたチュ・ジフンの復帰作でもあり、時代劇コメディに初挑戦でもありました。
忠寧は何をするにも1人ではできず、他人の協力を必要とする頼りない王子で、国王になりたくないと反発し、宮殿から逃げ出してしまいます。
そこで、偶然出会った忠寧そっくりの男性ドクチルが現れます。ドクチルと服を取り替え街の中へ、そしてドクチルは宮殿に連れていかれます。
「宮 ~Love in Palace」から7年、チュ・ジフンが再び宮殿に帰ってきたと話題になりました。
王子と貧しい青年という二役だけでなく、初めてのコミカルな演技にも挑戦し、”新生チュ・ジフン”が感じられるファン待望の復帰作となっています。
時代劇が苦手な方でも楽しめる作品となっていて、おすすめです。
まとめ
時代劇、史劇の韓国映画25作品を紹介してみましたが、どうでしたでしょうか。
完全なる時代劇なものから、コメディ要素が沢山入っているものまで、さまざまな作品がありました。
韓国時代劇をまだ見たことがない人にも、見やすい作品は沢山あります。今回紹介した中で、気になる映画があったら是非視聴してみてくださいね。