踏切侵入による自殺と思われていた件が、実は暴行によってマインドコントロール状態に置き殺害したという卑劣な犯行だったと判明しました。
板橋踏切殺人事件の概要や場所、被害者の高野修さんの死因や生い立ち・経歴、犯人の佐々木学の会社・エムエー建装の評判や事件はなぜ起こったのか・動機や現在と判決をまとめました。
この記事の目次
板橋踏切殺人事件とは
板橋踏切殺人事件とは2023年12月3日に、犯人の佐々木学ら4人が被害者の高野修さん(当時56歳)を暴行等でマインドコントロール状態に置き、踏切内に侵入させて電車にはねられて死亡させた事件です。
この事件は犯人は自ら手を下さずに、暴行によって抵抗できない状態において間接的な方法で殺害した事件として注目を集めています。
高野修が踏切内に侵入して死亡
出典:jiji.com
2023年12月3日午前0時7分ごろ、東京都板橋区徳丸にある東武東上線の踏切で、遮断機が下り、踏切警報機が鳴り響きました。その直後、その踏切に高野修さん(当時56歳)が侵入し、線路上で立ち止まり、近づく電車に向かって両手を挙げます。
電車の運転士は人影に気づいて急ブレーキをかけますが、間に合わず、高野修さんは死亡しました。
高野修さんは駅員により心肺蘇生をされ、救急車が来たものの、死亡が確認されています。
自殺と思われていた
出典:nordot.app
近隣の防犯カメラの映像から、高野修さんは自ら歩いて1人きりで踏切に入り、踏切内の線路上で立ち止まって電車にはねられたことがわかっています。
また、現場になった踏切は人身事故が多い場所でした。
「ドーンって変な感じの音がして、ギーッと電車のブレーキ音が響きました。しばらくして救急車が来ましたが、ここは人身事故がよく起きる場所なので、ああ、またかと」(近隣に住む女性)
引用:「次にまた迷惑をかけたら死にます、と誓約を」“板橋踏切自殺強要事件”プロレス技、火傷、肛門に棒…4人の容疑者による悪魔の所業 | 文春オンライン
これらのことから、高野修さんは自殺をしたと見られていました。
2024年12月に犯人4人を逮捕
高野修さんは自殺とみられていましたが、事件から約1年経った2024年12月8日に、殺人と監禁容疑で次の4人を逮捕しました。
・佐々木学(当時39歳)
・島畑明仁(当時34歳)
・野崎俊太(当時39歳)
・岩出篤哉(当時30歳)
被害者の高野修さんは、12月の真冬の深夜にも関わらず、防寒着はなくサンダル履きの軽装で、スマホや財布なども持っていない状態で電車にはねられました。
また、警察の地道な捜査の結果、防犯カメラの映像から次のことが判明しました。
・高野修さんが2台の車に送られて、線路内に入った
・高野修さんが電車に跳ねられた後、その2台の車は現場から立ち去った
この2台の車が怪しいと踏んだ警察は捜査をした結果、上記4人の犯人が浮かび上がったのです。
スマホ解析などで殺人罪が成立
佐々木学ら4人が捜査線上に浮かびあがったことで、スマホ解析をした結果、犯人たちは被害者の高野修さんに対して、日常的に暴行を加え、マインドコントロール下に置いていたことが判明しました。
高野修さんが佐々木学らの指示を拒否できない状況下において、自殺に見せかけて電車ではねら
れるように仕向けたと見られています。
犯人の佐々木学たちは自ら直接手を下さなくても、間接的な方法で高野修さんを殺害した「間接正犯」として逮捕されました。
東京都板橋区の踏切で塗装会社元社員の男性が電車にはねられ死亡した事件で、警視庁は踏切内に立ち入るよう仕向けたとして、殺人などの容疑で同社社員ら4人を逮捕した。死亡につながる直接的な行為がない中での殺人容疑の適用は異例。
この間接正犯での殺人容疑の適用は異例のことで、被害者の高野修さんが死亡していることから立証のハードルは高いとのことです。
板橋踏切殺人事件の真相
犯人たちの言い分
板橋踏切殺人事件で逮捕された犯人たちが、逮捕前の任意聴取の時に供述した内容は次の通りです。
・高野修さんには借金などの金銭トラブルがあった
・だから、その日に会社をクビにした
・従業員(島畑明仁と野崎俊太)が車で東武練馬駅近くまで送っていった
・踏切近くで車を停めたら、高野修さんが車を降りた
・降ろした後はそのまま帰った
・先に帰ったから高野修さんが電車に飛び込んだことは知らない
金銭トラブルが原因で事件当日に会社をクビになり、住んでいた寮を追い出された被害者の高野修さんを会社の社員たちが車で送っていった。勝手に車を降りて線路に侵入しただけで、自分たちは線路に飛び込んだことすら知らなかったという主張です。
高野修さんが踏切に侵入した真相
しかし、逮捕後に警察が捜査した結果、高野修さんが踏切に侵入した真相が判明しました。
・事件の2時間前に犯人4人が高野さんの自宅を訪問した
・高野さんを車で連れ出した
・高野さんの自宅から約3キロ離れた「笹目橋」に連れて行った
・笹目橋から川に飛び込ませようとした
・高野修さんが川に飛び込むのを拒否
・その後に板橋区の踏切に連れて行く
・高野修さんを踏切に侵入させ、自殺に見せかけて殺害した
4人のスマートフォンの解析では、野崎容疑者のスマホから、「川が嫌だから踏切に行きたいんだって」という事件当日夜の音声が確認されたという。警視庁は、4人が当初、高野さんを橋から川に飛び込ませる計画だったとみている。
犯人たちは高野修さんを川から飛び込ませようとしたけれど、高野さんが拒否したため、事件現場となった踏切に連れていき、拒否できない状況を作って、殺害したと見られています。
板橋踏切殺人事件の場所
板橋踏切殺人事件の現場となった踏切は東京都板橋区徳丸4丁目1にあるとても小さな踏切です。東武東上線の東武練馬駅と下赤塚駅の間にあり、車は横断できないようになっています。
おそらく、犯人たちはこの踏切近くの一方通行の路上に2台の車を停めて、そこで高野さんを降ろし、線路内に侵入させたと思われます。
板橋踏切殺人事件の被害者の高野修の死因
出典:bunshun.jp
板橋踏切殺人事件の被害者の高野修さんの死因は、多発性外傷です。
高野さんの死因は多発性外傷だった。
引用:自殺装い踏切で同僚殺害か、直接的行為がないのに異例の殺人容疑を適用…男性の「精神状態」が焦点に | ヨミドクター(読売新聞)
多発外傷とは体の複数の場所に重度の損傷がある状態のことです。
身体を,頭部・頚部・胸部・腹部・骨盤・四肢などと区分した場合に,複数の身体区分に重度の損傷が及んだ状態をいう。
電車にはねられたため、外傷が全身に及んだのでしょう。ただ、発生直後は駅員などによる心肺蘇生が行われたとのことですから、轢断状態だったというわけではなさそうです。
板橋踏切殺人事件の被害者の高野修とは
板橋踏切殺人事件の被害者の高野修さんは、どのような人物だったのかを見ていきましょう。
高野修の生い立ちや経歴
出典:youtube.com
高野修さんは北海道函館市出身で、事件当時は56歳でした。
父親は大工をしていて、出稼ぎに行っていたため、母親と妹の3人暮らしだったそうです。とても素直で騙されやすいタイプだったそうです。
元講師の女性(67)によると、友人にからかわれ、ジュースを買ってくるよう命令されることもあった。女性が「嫌だと言っていいんだよ」と声を掛けると、高野さんは「けんかは嫌だから言わない」と答えたという。「言えないのではなく、言わない子。気に掛けなければと思った」と女性は語る。
引用:踏切自殺に見せ掛け殺害された高野修さん「父を継ぎ、建設会社つくりたい」けんか好まず、優しい少年時代 | 文春オンライン
塾に通っていたけれど、勉強を覚えるには人一倍時間がかかるタイプでしたが、懸命に取り組んでいたそうです。
地元の公立高校を中退することになった高野修さんは塗装会社などで働くようになります。その後、20代半ばで上京して、土建業などを転々として、2014年ごろに佐々木学が経営する会社「エムエー建装」で働くようになり、翌2015年にはエムエー建装の社員になりました。
ただ、高野修さんの仕事での評判はあまり良いものではなかったようです。
「私のところにいた最後の頃、ある現場を『自分に全部やらせてくれ』と言い出したので任せたことがあるんですが、なかなか終わらなくて…」
赤字になってしまったばかりか、途中で仕事を放り出して現場に来なくなってしまったという。
引用:板橋・踏切殺人事件 被害者の「かつての勤め先社長」が告白「確かに問題がある人だったが殺されるようなことをする人ではない」(全文) | デイリー新潮
「仕事が遅いので教育のためにやった」
引用:高野修さん死亡後、和気あいあいと野球する社長と社員たち…「仲の良さが自慢」エムエー建装 あの夜何が:東京新聞デジタル
高野修さんは2020年8月ごろにエムエー建装を退職し、その後は約半年間生活保護を受けて生活していましたが、その後は警備会社で働いています。
2021年頃から再びエムエー建装で働くようになりましたが、2023年10月には社員ではなくなり、個人事業主(業務委託のような形?)としてエムエー建装の仕事をするようになります。
高野さんは2020年でいったん佐々木の会社を辞め、生活保護を受けていたが、2021年に復帰。昨年10月末で雇用保険を打ち切られると、個人事業主としてM社と関わっていた。
引用:(3ページ目)「次にまた迷惑をかけたら死にます、と誓約を」“板橋踏切自殺強要事件”プロレス技、火傷、肛門に棒…4人の容疑者による悪魔の所業 | 文春オンライン
そして、その2ヶ月後に間接的な殺人で殺されてしまいました。結婚歴もなくずっと独り身で、妹はいるものの疎遠な状態だったと思われます。
万引き癖があった?
被害者の高野修さんは盗癖・万引き癖があったようです。しかも、エムエー建装に入る前から、塗装業界では「高野さんは手癖が悪い」と噂になっていました。
「ウチにいた時も2回くらい高野さんがいた現場で職人の財布がなくなる騒動が起きました。高野さんがやったとハッキリしたわけではないんですが、周囲は『高野さんが怪しい』と言う。以前から業界では高野さんのいる現場でよく金品がなくなる話はあったのです」
引用:板橋・踏切殺人事件 被害者の「かつての勤め先社長」が告白「確かに問題がある人だったが殺されるようなことをする人ではない」(全文) | デイリー新潮
エムエー建装で働いている時も、万引きなどをやっていたと犯人の佐々木学は取材で答えていました。
・部長の財布から300円盗んだことがあった
・病気なのではと疑わせるくらい手癖がひどい
・「絶対に(盗みを)やめます」と言っていたが、12月1日にコンビニで万引きをした
・佐々木学から100万円近くを借金していた
・ほかの従業員にもお金を借りていた
・お金がらみで「高野いるか」などの電話があったり、人が訪ねてきたこともあった
犯人の佐々木学だけでなく、以前の職場の人も「手癖が悪かった」と話していることから、高野修さんは本当に盗癖があったと考えられます。
ただ、事件直前にコンビニで万引きした原因はエムエー建装での待遇の悪さも関係していたのでは?という報道もありました。
それでも佐々木容疑者は普段から高野さんに対して給料を現金で支給せず、弁当など『現物支給』で済ませていた実態も明らかになった。高野さんが日常的に万引き行為をせざるえなかったのも、そのためとみられています。
被害者の高野修さんは、給料を現金でもらうことができず、弁当などの「現物支給」だったとのこと。盗癖を擁護するわけではありませんが、元々盗癖のある人が働いてもお金をもらうことができず、好きなものを買うことができないなら、万引きをしようという思考回路になってしまうのは当然のことなのかもしれません。
板橋踏切殺人事件の犯人はエムエー建装の会社社長・佐々木学ら4人
出典:youtube.com
板橋踏切殺人事件の犯人は、被害者の高野修さんの会社の同僚たちでした。
・佐々木学(当時39歳・小平市栄町)
・島畑明仁(当時34歳・板橋区大門)
・野崎俊太(当時39歳・東大和市狭山)
・岩出篤哉(当時30歳・小平市仲町)
この犯人は社長と従業員という関係です。佐々木学はエムエー建装という塗装会社を経営し、島畑明仁・野崎俊太・岩出篤哉の3人はエムエー建装の従業員でした。
この犯人4人のうち3人は、草野球仲間で、事件後も和気あいあいと草野球をしていた姿が報じられています。
高野修さんを死に追いやった後に、何事もなかったように楽しく草野球を行うなんて、鬼畜の所業としか思えません。一体どのような精神状態だったのでしょうか。
エムエー建装は評判が悪い
逮捕された佐々木学の会社「エムエー建装」は2013年頃に創業しましたが、評判は良くありませんでした。縦のつながり・横のつながりが大切な業界の中で、勝手に独立し、しかも同業から引き抜きもしていたようです。
そのため、業界内では「不義理をした」として、評判はよくありませんでした。
佐々木君は、そうした後ろ盾となる親方がいないままポンと独立した印象がある。業界のつながりよりも目先の金ばかり気にするという評判もあった」
引用:「逮捕の3か月前は『大丈夫です』と言っていました」板橋・踏切自殺強要事件“加害者グループと被害者を知る”塗装会社社長が独占告白(全文) | デイリー新潮
また、デイリー新潮の取材では佐々木学は「厚かましい」「マウントを取る」タイプだったことがわかっています。
板橋踏切殺人事件の被害者は犯人たちから壮絶ないじめを受けていた
板橋踏切殺人事件の被害者である高野修さんは、犯人たちから壮絶ないじめを受けていました。「いじめ」という軽い表現ではなく、「暴行」・「リンチ」などもっと強い表現を用いたくなるような内容です。
・手足を縛られて下半身をハンマーで殴られる
・熱湯をかけられて背中に火傷を負わされる
・プロレス技をかけられる
・顔を蹴ったり殴られたりする
・肛門に棒を突っ込まれる
・「笑うな」「敬語を使え」と命令される
・「人に迷惑を掛けたら死にます」という誓約書を書かされる
しかも、プロレス技は軽いものではなく、頭からベッドに落とされるような危険なもので、プロレス技を掛けられたり、殴られたりした時の動画が残っているとのこと。その動画や写真は、犯人たちのグループLINEで共有されていました。
しかも、佐々木学は肛門に棒を突っ込むことは、本人が希望したと答えていました。
俺が言い出したとかではなくて本人が言い出したんだ。もし何か仕事で失敗した時はケツの穴に棒を突っ込んでほしいって。
引用:(2ページ目)〈自殺偽装“いじめ”踏切殺人〉「本人の希望で“棒”を尻に突っ込んだ」「仲は良い」逮捕された社長が話した事件のあきれた“言い訳”60分 | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
しかも、「嫌がっているようには見えなかった」と話しています。
100歩譲って、自ら「肛門に棒を突っ込んでほしい」と希望したとしても、仕事で失敗したバツとして職場でやるものでしょうか。
高野修さんは助けを求めていた
高野修さんは佐々木学などエムエー建装の同僚から暴行を受けるようになりましたが、事件の4ヶ月前の2023年8月には「監禁されている」と110番通報をしたことがありました。
高野さんがSOSを発した形跡もある。昨年8月中旬、高野さんの携帯電話から「監禁されている」と110番通報があった。ただ、電話の電源はすぐ落とされ、通信指令本部が繰り返し電話をかけてもなかなかつながらなかったという。ようやくつながった電話に高野さんは「ふざけて大きな通報をしてしまった」と返答。電話はその後、つながらなくなった。
しかし、その後「ふざけていた」として事件化はしませんでした。ただ、上記の報道の形なら、明らかに犯人たちによって電話の電源が落とされ、「ふざけていたと言い訳しろ」と脅された状態だったことは容易に推測できます。
それでも、警察はこの高野さんからの110番通報をスルーしてしまったのでしょう。もし、この時警察が何らかの動きを見せていたら、事件は防げたのかもしれません。
板橋踏切殺人事件はなぜ起こった?動機は?
板橋踏切殺人事件はなぜ起こったのでしょうか?犯人たちを殺人罪で有罪にするには、動機の解明がカギと言われています。
生命保険などはなかったのでお金目的ではない
出典:bunshun.jp
なぜ高野修さんは殺害されたのでしょうか?
佐々木学たち犯人4人は高野修さんを自殺に見せかけて殺害することで、何らかの得をする。だから、殺害したと考えられます。殺人という大きなリスクを冒すには、それなりのリターンがあるはずです。
そのリターンで一番考えられるのは「お金」です。でも、高野修さんには死亡保険などはかけられていませんでした。
過去の判例では被害者に保険金が掛けられるなどしていたが、高野さんは保険金を掛けられておらず、同容疑者らの動機は今のところ明らかになっていない。
保険金が掛けられていなかったということは、この板橋踏切殺人事件の動機はお金目的ではなかったことになります。
洗脳状態でゲーム感覚での殺害か?
板橋踏切殺人事件の動機は、暴行がエスカレートしたことにあると考えられます。
被害者の高野修さんはエムエー建装で働くようになってから、日常的に犯人たちから暴行を受けていました。
日常的に暴行が続くようになったことで、抵抗する気力を失い、洗脳状態・マインドコントロール下に置かれることになって、犯人たちからの命令を拒絶できなくなったものと思われます。
そして、犯人たちはそのような状態になっていく高野修さんを眺めて楽しんでいたのではないでしょうか。
高野さんがどこまで自分たちの指示に従うのかを試してみたり、高野さんを暴行することでストレスを発散したりしているうちに、犯人たちの感覚も麻痺していき、最終的には殺害してしまったものと思われます。
板橋踏切殺人事件の現在
出典:mainichi.jp
板橋踏切殺人事件では、佐々木学ら犯人4人が2024年12月9日に殺人と監禁の疑いで逮捕されました。
しかし、島畑、野崎両容疑者は高野修さんが電車にはねれらた現場にいたものの、佐々木学と岩出容疑者は現場には行っていなかったことから、殺人・監禁で起訴されたのは島畑明仁、野崎俊太の2人だけで、佐々木学と岩出は監禁罪で起訴され、殺人罪では起訴されずに処分保留となっています。
そして、2025年1月8日には高野修さんにプロレス技などの暴行を加えた疑いで、佐々木学ら3人が再逮捕されています。
2025年1月時点で、次のような状態になっています。
・佐々木学:監禁(起訴)、暴行(逮捕)
・島畑明仁:殺人・監禁(起訴)、暴行(逮捕)
・野崎俊太:殺人・監禁(起訴)
・岩出篤哉:監禁(起訴)、暴行(逮捕)
今後、暴行罪で起訴されるかどうか、さらに余罪で再逮捕・起訴があるかもしれませんので、裁判はまだ始まっていません。
そのため、判決はいつになるかは全くの未定です。
ただ、高野修さんが死亡しているため、殺人罪での立証が難しく、殺人罪で有罪になるかどうかは微妙なラインのようです。
今後、裁判でどのような証拠が提示されるのか、どのように検察側が殺人を立証していくのかに注目が集まります。
板橋踏切殺人事件のまとめ
板橋踏切殺人事件の概要と真相、事件の場所や被害者の高野修さんの死因や生い立ち・経歴、犯人の佐々木学の会社・エムエー建装、なぜ事件は起こったのか、事件の動機や現在と今後の判決をまとめました。
板橋踏切殺人事件は本当に痛ましい事件です。犯人たちには厳罰を与えてほしいですね。