難病の男性芸能人・有名人15名一覧

難病の男性芸能人・有名人一覧をご紹介していきます。それぞれの病気についても、簡単に説明していきますね。

1．今井翼｜メニエール病

元ジャニーズの今井翼さんは、難病のメニエール病を発症しています。メニエール病は内耳（耳の奥）に水ぶくれができてしまうことで、激しいめまいなどに襲われる難病です。

激しいめまい以外に、吐き気や耳鳴り、難聴などの症状もあり、メニエール病の発作が起こっていると、ベッドから起き上がれなくなりますし、発作が頻繁に起こると日常生活を送ることさえままならなくなります。

今井翼さんは2014年にメニエール病を発症し、舞台を降板して療養していました。その後、芸能活動を再開していますが、2018年3月に再発したことで再入院。芸能活動を無期限で休止し、同年9月にはタッキー＆翼を解散して、ジャニーズ事務所を退所しています。

2．坂口憲二｜特発性大腿骨頭壊死症

イケメン俳優として人気だった坂口憲二さんは、難病の特発性大腿骨頭壊死症を発症しています。

大腿骨頭壊死症は厚生労働省の難病に指定されている病気で、脚の付け根のところにある「大腿骨頭」の血流が悪くなることで壊死（腐ってしまう）してしまう病気です。大腿骨頭が壊死すると、本来なら丸い骨が潰れてしまうことで、体重を支えられなくなり、股関節の痛みが強くなり、さらにうまく歩けずに足を引きずるような歩き方になってしまいます。

坂口憲二さんはこの難病の治療に専念するために、2018年4月1日に芸能活動を休止して、所属事務所も退所することを発表しています。

3．星野仙一｜胸椎黄色靱帯骨化症

元プロ野球選手であり、中日ドラゴンズや阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を務めた星野仙一さんは、胸椎黄色靱帯骨化症という難病を抱えていました。

胸椎黄色靱帯骨化症は脊椎（特に胸椎）の靭帯が骨のように硬くなってしまう病気です。本来なら柔軟性がある靭帯が骨のような硬さになってしまうことで、下肢の脱力やこわばり、腰や下肢の痛みなどが出てきます。

星野仙一さんは2014年にこの胸椎黄色靭帯骨化症を発症しました。当時は、楽天の監督をしていましたが、チームの指揮を執るのは困難ということで、2ヶ月ほど療養に専念し、その年のシーズン終了後に監督退任を発表しています。

4．徳永英明｜もやもや病

ミュージシャンの徳永英明さんは、もやもや病という難病を患った芸能人です。「もやもや病」というと、なんとなく軽い病気というイメージがあるかもしれませんが、命に関わる難病です。

もやもや病はウィリス動脈輪閉塞症とも呼ばれる難病で、脳の重要な欠陥であるウィリス動脈輪が閉塞することで、それを補うための細くもろい血管が作られる病気です。

脳の重要な欠陥が閉塞するのですから、血流不足で手足の麻痺、言語障害が起こります。また、細くもろい血管から脳出血を起こすこともあるんです。

徳永英明さんは、2002年にもやもや病を発症し、一時的に芸能活動を休止しています。また、2016年にはもやもや病による脳梗塞の予防のために、バイパス手術を受けていますね。

5．安岡力也｜ギランバレー症候群

2012年に亡くられた安岡力也さんは、ギランバレー症候群という難病を患っていたことがあります。

ギランバレー症候群は自己免疫疾患で、自分の免疫機能が自分の神経を攻撃してしまうことで起こる病気で、四肢の麻痺が起こり、歩くことはもちろんできなくなり、寝たきり生活になってしまうこともあります。深刻な場合は、呼吸するための筋肉も動かなくなり、人工呼吸器を使わなければいけないこともあるんです。

安岡力也さんは2006年にギランバレー症候群を発症し、長く療養・リハビリ生活を続け、2010年にテレビ出演をしています。

6．原口一博｜骨形成不全症

現在は国民民主党に所属している衆議院議員の原口一博さんは、骨形成不全症という難病を抱えています。

骨形成不全症は骨がもろくなって骨折しやすくなる難病ですね。骨の変形が見られることもありますし、難聴や関節皮膚の過伸展、心臓弁の異常などが見られることもあります。

遺伝性疾患なので子どものころからこれらの症状が見られることが多いようですが、原口さんの場合は2014年に膝の骨折をしていますので、このあたりから発症したようです。そして、2016年に骨形成不全症と思われる「遺伝性の骨の難病」と診断されたことを告白しています。

もう１つ正直にご報告することがあります。難病です。先日、検査の結果が出て私が骨の難病であることが正式に診断されました。遺伝性難病です。幸い子ども達には遺伝していないのですが母から私達、兄妹に遺伝した難病です。 https://t.co/aSRhiIGzP3

— 原口　一博 (@kharaguchi) December 10, 2016

この難病は治療法が確立されていませんが、現在も精力的に政治活動を行っています。

7．Ryoji｜特発性大腿骨頭壊死症

ヒップホップグループのケツメイシのメンバーであるRyojiさんは、特発性大腿骨頭壊死症を発症しています。

特発性大腿骨頭壊死症は坂口憲二さんと同じ難病ですね。脚の付け根の骨の部分が腐って潰れてしまうことで、下肢の激痛や足を引きずるような歩き方になる難病です。

Ryojiさんは2016年にテレビ番組の「情熱大陸」の中で、この特発性大腿骨頭壊死症であることを告白しています。

◆RYOJI 足を手術して全国ツアーへ
「月刊ローチケ(11月号)」にて、RYOJIが足の手術を受けることが明らかに。全国ツアーへの意気込みとして「足を手術して臨むツアーなので元気になった姿を見せられるのが嬉しい。なるべく頑張って動きたい。」と語っている。
なお、病名は「特発性大腿骨頭壊死症」。 pic.twitter.com/2LIK1j9Kn7

— ケツノタイムズ (@ketsumeishi_ktm) November 18, 2018

2019年のツアーにはRyojiさんは復帰して参加されています。

8．MATSU｜ベーチェット病

EXILEのメンバーで、パフォーマーは卒業しているMATSUさんは、ベーチェット病という難病と闘っています。

ベーチェット病は膠原病の1つで、口腔粘膜のアフタ性潰瘍（口内炎）、皮膚症状、眼のぶどう膜炎、外陰部潰瘍の4つを主症状とする難病で、全身炎症性の疾患です。慢性化し、再発を繰り返します。

ベーチェット病は、中枢神経症状、腹痛などの消化器症状、血栓性静脈炎、動脈瘤などを伴うこともありますし、重症化すると失明に至ることもあります。

MATSUさんは2007年にテレビ番組の「EXILE 〜6年目の真実〜」でベーチェット病にかかっていて、左目はほとんど失明していることを告白しています。ベーチェット病は慢性疾患の難病ですから、MATSUさんはまだこの難病と闘っていると思われます。

9．林家こん平｜多発性硬化症

笑点に長年出演されていて、「こんちゃん」の愛称でお茶の間に親しまれていた林家こん平さんは、多発性硬化症と闘っています。

多発性硬化症（MS）は、脳や脊髄、視神経のいたるところに、神経を覆って保護している髄鞘と呼ばれるカバーが炎症によってなくなってしまい、神経がむき出しになってしまう病気です。

神経がむき出しになってカバーがなくなってしまうと、きちんと電気信号が伝わらなくなってしまうので、しびれや感覚異常、運動や歩行の障害、視力の低下、頻尿、便秘、理解力・記憶力の低下などが見られます。

林家こん平さんは、2005年3月に多発性硬化症と診断され、2006年には焦点を降板しています。その後は心肺停止に陥るなど命の危機に瀕したこともありましたが、2016年には24時間テレビで元気な姿を見せています。

10．安倍晋三｜潰瘍性大腸炎

第90代、第96～98代内閣総理大臣の安倍晋三氏は、潰瘍性大腸炎という難病を患い、それが原因で、一度は内閣総理大臣を辞任しています。

潰瘍性大腸炎とは、大腸の粘膜に炎症が起きることによりびらんや潰瘍ができてしまう難病です。すぐに命に関わる病気ではないものの、厚生労働省の指定難病の1つであり、激しい下痢や血便、腹痛などが主症状になり、重篤な時期は日常生活を送ることが困難になります。

きちんと治療をすれば、寛解期を維持することができますが、寛解期と活動期を繰り返す場合もあります。

安倍晋三氏は先ほども少し説明しましたが、安倍晋三氏が2007年に総理大臣を辞任したのは、潰瘍性大腸炎が原因とされています。17歳の時に潰瘍性大腸炎を発症したとのことですが、この総理大臣を辞任するまでは寛解できたと思っていたとのことです。

2007年当時は「急性胃炎」のように説明されていましたが、2011年の週刊新潮のインタビューでは潰瘍性大腸炎だったことを告白しています。

11．大隣憲司｜黄色靭帯骨化症

現在は千葉ロッテマリーンズの投手コーチを務める大隣健司さんは、星野仙一さんと同じ黄色靭帯骨化症の難病に襲われました。

ソフトバンクホークス時代は2012年にシーズン12勝を挙げ、2013年のWBCの日本代表に選出されるほどエースとして活躍していましたが、2013年6月には黄色靭帯骨化症と診断され、戦線離脱を余儀なくされました。

すぐに手術を行い、翌年には1軍でに昇格し、422日ぶりの勝利をあげています。2017年にはソフトバンクホークスを戦力外通告になり、千葉ロッテマリーンズに移籍、2018年には現役引退されています。

12．萬屋錦之介｜重症筋無力症

歌舞伎役者であり、鬼平犯科帳や子連れ狼などで知られる萬屋錦之介さんは、重症筋無力症という難病を患っていました。

重症筋無力症は自己免疫疾患で、全身の筋力が低下し、重症化すると筋肉が麻痺してしまう病気です。そのため疲れやすくなったり、四肢の筋力が低下したり、構音障害、嚥下障害、咀嚼障害などの球症状、顔面筋力低下、呼吸困難などが出てきて、さらに重症化すると呼吸ができなくなってしまいます。

萬屋錦之介さんは、1982年に歌舞伎公演中に倒れて、重症筋無力症と診断されていますが、胸腺腫摘出手術を受けて、1983年にはこの難病を克服しています。

13．米良美一｜骨形成不全症

米良美一さんは、原口一博さんと同じ骨形成不全症です。

米良美一さんの場合は、難病の骨形成不全症の症状が生まれた時から強く出ていたために、身長が伸びずに著しく背が低い小人症になっています。140cm未満という身長が、いかにこの難病が大変なものかがわかりますよね。

原口一博さんと米良美一さんの症状の出方・出る時期の違いを見ていると、同じ遺伝性疾患でも、個人差が大きいと感じますね。

14．米津玄師｜マルファン症候群

ミュージシャンの米津玄師さんは、マルファン症候群という難病を患っている可能性があります。

マルファン症候群とは遺伝性疾患で、高身長や細く長い指など骨格の症状があるほかに、強い近視などの症状も特徴です。そして何より怖いのは心血管系の症状があることです。大動脈解離や弁膜症など命に関わる症状が出ることもあるんです。

米津さんはインターネットの記事のインタビューで次のように答えています。

ツイッターで言われて知ったんですけれど、マルファン症候群っていうのがあるらしくて。その疑いがあります、調べてみてくださいって言われて。検索してその特徴を見たら、画像にまんま俺みたいな人が出てくるんです。四肢が長くって。それが発覚して、自分は最初からそうだったんだなって思うようになりました。

 

引用：Highsnobiety.jp（ハイスノバイエティ） | 「Lemon」がミリオンDL突破米津玄師がオルタナティブを語る

この記事を見る限り、米津さんの場合はマルファン症候群の疑いはあるけれど、医療機関でマルファン症候群であると診断を受けたわけではなさそうですね。

15．安達了一｜潰瘍性大腸炎

オリックス・バファローズの遊撃手である安達了一さんは、安倍総理と同じ難病である潰瘍性大腸炎を患っています。

安達了一選手は2016年1月に潰瘍性大腸炎の診断を受けました。2016年4月には一軍昇格を果たしていて、その年の7月には月間MVPを獲得するほどの活躍をしています。

しかし、潰瘍性大腸炎は完治することはない病気で、いかに寛解期を維持するかが重要な病気です。2017年9月には再び再燃し、入院を余儀なくされています。それでもこの難病を克服し、2018年からはずっと1軍で活躍し、オールスターにも出場しています。

難病の女性芸能人・有名人18名一覧

難病の女性芸能人・有名人一覧を見ていきましょう。あの女優さんも女性タレントも、難病と闘っています。

1．芳根京子｜ギランバレー症候群

NHKの朝ドラ「べっぴんさん」のヒロインを務めた芳根京子さんは、安岡力也さんと同じ難病のギランバレー症候群を患っていました。

中学2年生の時にギランバレー症候群を発症しています。療養生活を余儀なくされ、学校に通うのも難しい時期もありましたが、この難病を克服し、芸能界入りされています。テレビで拝見する限り、後遺症もないようですね。

2．高橋メアリージュン｜潰瘍性大腸炎

元CanCamの専属モデルで、現在は女優としても活躍されている高橋メアリージュンさんは、難病の潰瘍性大腸炎を患っていることを公表しています。これは、安倍総理や安達了一さんと同じ難病ですね。

高橋メアリージュンさんは2013年にこの病気であることを公表しています。

メアリージュンは「最初は、血便でしたね。それが水分のように漏れるというか…」と昨年8月に自身を襲った突然の症状を明かした。

その後、段々と症状は重くなり、一日20回以上トイレに行くこともあったという。メアリージュンは「酷くなると何も食べられず、白湯すらも食べられない」「死んじゃうのかなと思った。初めてだったので」と、恐怖を語った。

 

引用：高橋メアリージュンが「潰瘍性大腸炎」の壮絶な闘病生活を告白「オムツをはいてでも絶対やりきろう」 – ライブドアニュース

潰瘍性大腸炎の下痢は自分ではコントロールできないので、おむつを着用して仕事をしたこともあったそうです。20代の女性がオムツを履いて仕事をするなんて、どれほど大変だったのか想像を絶しますよね。

ただ、その後は順調に寛解されているようで、2014年12月31日のブログでは、次のように報告しています。

読者の方はご存知だと思いますが、

2013年の秋に私は潰瘍性大腸炎という難病にかかりました。

 

 

一時はどうなるかと思いましたが、皆様のお支えあって2014年から回復していき、今ではお薬無しでも病気になる前と同じくらい健康体です。

 

引用：Tバックという夢。 | 高橋メアリージュンofficial blog 「MARYJUN」 Powered by Ameba

3．美空ひばり｜特発性大腿骨頭壊死症

昭和の大スターである美空ひばりさんは、特発性大腿骨頭壊死の難病を抱えていました。坂口憲二さんと同じ難病です。

しかも、美空ひばりさんの場合は両側性、つまり両脚の付け根の骨が壊死する状態なので、両足の激痛に苦しめられていたようです。

美空ひばりさんはこの特発性大腿骨頭壊死以外にも慢性肝炎やアルコール依存症、間質性肺炎などの病気も抱えていて、晩年は満身創痍の状態だったようですね。

4．堀ちえみ｜特発性大腿骨頭壊死症

舌癌と食道がんを公表した堀ちえみさんは、2018年5月に特発性大腿骨頭壊死症であることを告白しています。坂口憲二さんと同じ難病です。

テレビ番組の「爆報！ＴＨＥフライデー」に出演した際に、3年前の2015年に特発性大腿骨頭壊死症を発症し、人工股関節を入れる手術を受けたそうです。現在は歩ける状態に回復されていますが、判明時は車いす生活の可能性もあったほど重篤だったとのこと。

堀ちえみさんはいろいろ深刻な病気と闘っていらっしゃる方なんですね。

5．若槻千夏｜潰瘍性大腸炎

タレントの若槻千夏さんは、2006年に潰瘍性大腸炎を患っていて、療養生活を送っています。この難病は安倍晋三氏や高橋メアリージュンさんと同じ病気ですね。

2006年の22歳の時には、若槻千夏さんはたくさんのレギュラー番組を抱えていましたが、すべてをキャンセルして2ヶ月間の療養生活を送らなければいけないほど深刻な状態だったようです。

6．酒井若菜｜膠原病

女優として活動している酒井若菜さんは、膠原病を発症していることを告白しています。膠原病は、自己免疫疾患の中のいくつかの総称で、酒井さんは具体的な病名は明らかにしていません。

ただ、19歳の時に膠原病を発症し、さらに2016年ごろになって違う膠原病を発症してしまったので、公表することにしたようです。

膠原病とされるのは、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎・多発性筋炎、結節性多発動脈炎、リウマチ熱、関節リウマチの6つの病気ですね。

2016年2月のブログでは、次のように話しています。

膠原病であることは事実です。

難病指定されている、というとおっかない感じがどうしたってしますけれど、当の本人は、至ってのほほんとしております。

 

引用：膠原病 | 酒井若菜オフィシャルブログ「ネオン堂」Powered by Ameba

7．間下このみ｜抗リン脂質抗体症候群

子役として活躍していて、現在は写真家としても活動している間下このみさんは、抗リン脂質抗体症候群という難病を患っています。

抗リン脂質抗体症候群とは、血液中自己抗体が存在し、動脈血栓症や静脈血栓症、習慣流産などを引き起こしてしまう難病です。血栓ができることで、脳梗塞や一過性脳虚血発作などが起こるので、非常に危険な難病です。

間下このみさんは妊娠中の2006年に死産したことがきっかけで、抗リン脂質抗体症候群であることが判明します。その後は、全身性エリテマトーデスも発症し、難病と闘いながらも2007年に無事女児を出産されています。

間下このみさんが抗リン脂質抗体症候群を公表したことで、この病気に対する理解が広まりました。

8．山田まりや｜クローン病

タレントの山田まりやさんは、クローン病という難病を患っていました。

クローン病とは小腸や大腸に炎症が起こってびらんや潰瘍ができる難病です。潰瘍性大腸炎と似ていますが、クローン病は小腸にも炎症が起こります。腹痛、下痢、血便、発熱、肛門付近の痛みや腫れ、体重減少などが主な症状で、周囲の理解がなかなか得られないことも多い病気です。

山田まりやさんは2003年ごろにクローン病を発症しましたが、確定診断には至らなかったとのことです。薬での治療に加えて、ハリ治療や食生活の改善などを行った結果、現在は症状をコントロールできているそうですよ。

9．大原麗子｜ギランバレー症候群

昭和の大女優である大原麗子さんは、難病のギランバレー症候群を患っていました。これは、安岡力也さんや芳根京子さんと同じ難病です。

1975年にギランバレー症候群を発症しています。さらに、1999年にもギランバレー症候群を再発したとして、芸能活動を一時休止されていますね。ギランバレー症候群を再発することは非常にまれなので、珍しいケースだと思います。

10．菊池桃子｜シェーグレン症候群

女優でタレントの菊池桃子さんは、難病のシェーグレン症候群を発症しています。

シェーグレン症候群は涙腺、唾液腺をはじめとする全身の外分泌腺に慢性的に炎症が起こることで、外分泌腺が破壊される難病です。外分泌腺が破壊されると、涙が出ないのでドライアイになりますし、唾液が出ないので、常に口がカラカラの状態になるんです。

シェーグレン症候群になると、ドライアイやドライマウス以外に、鼻の乾燥、耳下腺の腫れ、性交痛などの症状も出てきます。常に目薬や飲み水を手放せない状態ですね。

また、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原病と合併することも少なくありません。

菊池桃子さんは2012年にシェーグレン症候群であることを公表しています。離婚前からこの難病を患っていたとのことです。

11．ハイヒールモモコ｜メニエール病

ハイヒールモモコさんは、メニエール病を患ったことがあります。これは、今井翼さんと同じ難病で、激しいめまいが主な症状の病気ですね。

ハイヒールモモコさんは20歳の時に一度メニエール病を発症し、その後は症状が落ち着いていたのですが、41歳の時に再発をし、メニエール病であることを公表しています。

現在も芸能活動を続けていることを考えると、現在はメニエール病の症状は落ち着いているようですね。

12．和田アキ子｜シェーグレン症候群

和田アキ子さんは、難病のシェーグレン症候群を患っています。菊池桃子さんと同じ難病ですね。

和田アキ子さんは2016年10月22日のラジオで、自身がシェーグレン症候群の難病を患っていることを公表しました。

この時のラジオ番組では、水を飲まない修行の話題になった際に次のように語っています。

「私は無理。膠原（こうげん）病のシェーグレン症候群ですから。常に水がないと生きていけない」

 

引用：アッコさん「シェーグレン症候群」明かす…過去に菊池桃子さんも – NAVER まとめ

唾液が全く出ないのは、想像以上に辛いことだと思います。

13．北川悦吏子｜炎症性腸疾患

脚本家の北川悦吏子さんは難病の炎症性腸疾患を患っていました。炎症性腸疾患とは、潰瘍性大腸炎やクローン病ですね。どちらなのかは明らかにしていませんが、1999年の人間ドックで見つかったそうです。おそらく、安倍晋三氏とおなじ潰瘍性大腸炎だと思います。

さまざまな薬や、新薬も試し、再燃と寛解を繰り返しました。2010年6月にこの病気の最終手段とされる大腸全摘のオペをして、ようやく症状が落ち着きました。

 

引用：北川悦吏子が難病を告白「10万人に1人の病に」 (1/2) 〈AERA〉｜AERA dot. (アエラドット)

北川さんは大腸全摘のオペまでされたんですね。

14．三原舞依｜若年性特発性関節炎

フィギュアスケート選手の三原舞依さんは若年性特発性関節炎を患っていました。

若年性特発性関節炎は、簡単に言うと子供のリウマチです。全身性の場合、関節炎（腫れや痛み）と高熱、発疹などが起こります。さらに、全身のリンパ節が腫れたり、肝臓や脾臓が腫れたり、血液が固まらずに出血傾向になったり、多臓器不全になることもある難病です。

三原さんは2015年の全日本ジュニア選手権の1週間前くらいに発症しました。

「（’15年の）全日本ジュニア選手権の1週間くらい前に膝が痛くなりました。『怪我かな』と思ってテーピングとかしていました」

 

引用：フィギュア界のシンデレラ三原舞依。難病を乗り越え、幸せを伝えたい。 – フィギュアスケート – Number Web – ナンバー

入院して治療をした後も車いす生活になったそうですが、幸い順調に回復し、2016-17シーズンには復帰されています。

15．夏目亜季｜自己免疫性溶血性貧血（AIHA）

東京都荒川区の区議会議員であり、アイドル活動もされている夏目亜季さんは、自己免疫性溶結性貧血という難病です。

自己免疫性溶血性貧血とは、自己抗体ができてしまうことで、血液中の赤血球が破壊されることで貧血を起こす難病です。一般的な貧血の症状である倦怠感、動悸、息切れ、めまい、頭痛などに加えて、脾臓が腫れたり、胆石症を合併することもあります。

夏目さんは高校3年生の時に、この自己免疫性溶血性貧血と診断されました。ブログでは、次のように告白しています。

元々高校3年生のときから
自己免疫性溶血性貧血
という、赤血球を異常に壊してしまう
特定疾患（難病）にかかっており、
ステロイドを飲みながら生活してました。

 

引用：自己免疫性溶血性貧血 | 夏目亜季オフィシャルブログ「前向いてこッ！」Powered by Ameba

症状は一度落ち着いたものの、2013年にはまた再発してしまったとブログで述べています。

15．GENKING｜メニエール病

タレントのGENKINGさんは、自身のブログでメニエール病を患っていたことを告白しています。メニエール病は今井翼さんと同じ難病ですね。

「僕自身、メニエールに突発性難治で左右は殆ど聞こえないの」と続け、病気を患っていることを打ち明けた。

 

引用：GENKING、突発性難聴の苦悩を告白 – モデルプレス

GENKINGさんはメニエール病に加えて、突発性難聴も患っているんですね。

16．後藤邑子｜全身性エリテマトーデス（SLE）

声優の後藤邑子さんは、膠原病の1つである全身性エリテマトーデスを患っていることを公表しています。

全身エリテマトーデスは、自己免疫疾患で発熱、全身倦怠感などの全身的な炎症と、関節、皮膚、内臓などのさまざまな臓器の障害が起こる病気です。この病気は本当に色々な症状が起こり、患者1人1人によって症状が違うことが特徴ですね。

この全身性エリテマトーデスは寛解と増悪を繰り返しながら、慢性的な経過をたどることがほとんどで、完治することはありません。

後藤邑子さんは、2012年に全身性エリテマトーデスと診断されています。

おおまかに言うと自己免疫疾患です。
自分の免疫細胞が自分の体を攻撃して壊してしまう病気。
私は心臓と肺と血球がやられてしまっていました。
入院期間は最短で2ヵ月半になるそうです。

 

引用：お知らせ | 後藤邑子のTSUBUYAKI

また、中学生の時には、突発性血小板減少性紫斑病という難病を患っていたとのことです。

17．鷲尾いさ子｜ALS？パーキンソン病？

女優の鷲尾いさ子さんは、仲村トオルさんと御結婚されていますが、2004年ごろから家事や育児に専念されて、公の場には出てこなくなりました。2013年には一部メディアが「数年前から闘病中。1人での外出は困難」と報じています。

真相はわかりませんが、噂ではALS（筋萎縮性側索硬化症）やパーキンソン病ではないかと言われています。

18．池江璃花子｜白血病

競泳選手の池江璃花子さんは、白血病を公表しています。白血病は現代では難病とは言えないと思いますが、公表時は日本中に衝撃を与えたので、こちらの一覧に入れました。

白血病は簡単に言うと、血液のがんですね。急性なのか慢性なのか、リンパ性なのか骨髄性なのかでも違ってきますが、早く寛解することを祈らずにはいられません。

難病の海外芸能人・有名人3名一覧

難病の芸能人・有名人は海外にもいます。あの超有名な芸能人も、難病と闘っているんです。

1．レディー・ガガ｜線維筋痛症

世界的に有名なミュージシャンであるレディー・ガガさんは、筋線維痛症を発症しています。

筋線維痛症は強い痛みを感じる難病です。痛みの部位は全身だったり、体の一部だったりと流動的なことが特徴ですね。激しい痛みであるために、「体の中で火薬が爆発するような痛み」「万力で締め付けられるような痛み」「キリで刺されたような痛み」「ガラスの破片が（体の中を）流れるような痛み」などと表現されることがあります。

痛みのほかに微熱、疲労感、倦怠感、手指のこわばり、手指の腫脹、手足のしびれなどの症状が出ることもあります。

レディー・ガガさんはこの筋線維痛症を発症したために、2017年9月から活動を休止されていましたが、2018年5月には仕事に復帰されているようですね。

2．マイケル・J・フォックス｜パーキンソン病

バック・トゥ・ザ・フューチャーで有名な俳優のマイケル・J・フォックスさんは、パーキンソン病であることを告白しています。

パーキンソン病は脳内のドーパミンが減少することで体がうまく動かなくなり、歩行障害や姿勢反射障害が起こり、最終的には車いすや寝たきりの生活になってしまう病気ですね。ただ、現在は薬の開発が進んでいて、日常生活を自立して送れる状態を長く保つことができるようになっています。

マイケル・J・フォックスさんは30歳のころからパーキンソン病の症状が出始めていて、1998年にパーキンソン病であることを公表しています。また、パーキンソンの研究助成のための「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」も設立していますね。

3．セレーナ・ゴメス｜ループス

セレーナ・ゴメスさんは難病のループスを患っています。ループスとは、全身性エリテマトーデスのことですね。2015年にループスの治療をしていることを告白し、2016年には治療の副作用でパニック障害やうつ病を発症し、休養することを宣言しています。

また、2017年の夏にはループスの治療の一環として、友人から提供を受け、腎臓移植の手術を受けています。

まとめ

難病の芸能人・有名人一覧をまとめましたが、いかがでしたか？たくさんの芸能人や有名人が難病と闘いながら芸能活動を続けているんです。

その前向きな姿には頭が下がりますよね。芸能人や有名人など影響力のある人が病気を降雨評することで、その病気に注目が集まり、治療の研究が進むかもしれません。