東住吉事件の真相!青木恵子と朴龍晧の逮捕・息子の現在・娘の青木めぐみ死亡の経緯・冤罪確定まで

死亡した娘の実母と内縁の夫による保険金殺人だとされた「東住吉事件」は、現在は世紀の冤罪事件として有名です。

 

今回は事件詳細、青木恵子と朴龍晧の逮捕~冤罪確定まで、残された息子、現在残る疑問点や真相を紹介します。

 

「東住吉事件」とは青木恵子と朴龍晧の冤罪事件

 

「東住吉事件」は、1995年7月22日に大阪府大阪市東住吉区で発生した、事故及び冤罪事件です。

 

 

出典:https://news.yahoo.co.jp/

 

とある民家で火災が発生し、入浴中の女児(当時11歳)が死亡しました。

 

これにより、内縁の夫と女児の母親が逮捕され、取り調べの中で、保険金目当ての犯行と自供したことから、一度は無期懲役刑が確定しました。

 

しかし、裁判になると両被告は一転して無罪を訴え、再審の結果、2016年8月10日に大阪地裁で無罪判決が出され、検察は控訴権を放棄し、即日無罪が確定しました。

 

 

青木恵子と朴龍晧が焼死した娘に高額な保険金をかけていたことが判明

 

1995年7月22日、大阪府大阪市東住吉区の住宅の建物に組み込まれたシャッター付き駐車場という密閉空間で火災が発生しました。

 

その住宅の住人である母親の青木恵子さん(31歳)、内縁の夫の朴龍晧さん(29歳)、長男(8歳)は屋外に脱出して無事でした。

 

しかし、運悪くこの駐車場の隣の浴室で入浴中だった長女のめぐみさん(11歳)は逃げ遅れ、焼死してしまいます。

 

 

出典:http://livedoor.blogimg.jp/

 

その後の捜査で、青木恵子さんと朴龍晧さんは、

 

・亡くなっためぐみさんに対して、1500万円もの高額な生命保険金がかけていたこと

・めぐみさんが死亡した直後に保険金の支払いを請求していたこと

・青木恵子さんと朴龍晧さんには、当時200万円の借金があったこと

 

などが次々と明らかに…。

 

そして、1995年9月10日、警察はこの事件を保険金詐取目的の殺人事件と断定して、死亡した青木めぐみさんの実母である青木恵子さんと、その内縁の夫である朴龍晧さんを逮捕しました。

 

 

大阪府警察は、事件を以下のように推定しています。

 

青木恵子さんと朴龍晧さんが、娘の入浴中を狙って、駐車場のシャッターを閉めて密閉空間状態にした上で、自動車の燃料タンクから手動式ポンプでガソリンを吸引して、駐車場の床に散布。

 

その後、ライターで火をつけて火災を発生させ、その結果として住宅が全焼し、入浴中の青木めぐみさんが逃げ遅れて殺害された…とのこと。

 

 

警察は取り調べの過程で、連れ子保険金詐取目的で青木めぐみさんを殺害したとの供述調書を作成し、その旨が報道機関に公表されるや、日本中が大騒ぎとなります。

 

 

出典:https://news.yahoo.co.jp/

 

ちなみに1995年と言えば、年明け早々に阪神・淡路大震災が発生し、春先にはオウム真理教による地下鉄サリン事件が起きるなど、日本中が混乱していた年でもあります。

 

そんな中で起きたこの「東住吉事件」は、救いようのない事件として扱われるとともに、青木恵子さんは保険金のために実の娘に手を掛けた“鬼母”として、後ろ指を指されることになりました…。

 

 

「東住吉事件」の裁判では無実を主張し続けた青木恵子と朴龍晧

 

しかし、裁判になると青木恵子と朴龍晧は一転、取調べの際に拷問による自白の強要があり、警察の推定に合致する供述をさせられたと主張しています。

 

その後、控訴と上告を経て一時は2人に無期懲役刑が確定するのですが、再審による燃焼実験により、検察側が主張する証拠の科学的な根拠が薄れ、最終的に2人に無罪判決が下されました。

 

 

出典:http://www.tokyo-np.co.jp/

 

 

「東住吉事件」で青木恵子と朴龍晧が冤罪とされた理由

 

 

青木恵子と朴龍晧が無罪を主張する根拠

 

「東住吉事件」に関しては、青木恵子と朴龍晧は無実だと主張する声も少なくなく、公判当初から多くの弁護士や支援者らが立ち上がりました。

 

 

出典:http://livedoor.4.blogimg.jp/

 

そんな青木恵子と朴龍晧の弁護人、及び支援者が主張する、2人の無実の根拠と、検察が主張する証拠の不証明性、そして犯行動機の不自然性をまとめると、次の通り。

 

 

・犯行に使用したとされるガソリンを吸引した手動ポンプ、放火したライターは発見されていない。

 

・散布したガソリンの量、2人が犯行を共謀した時期・内容について、自白調書の内容に不自然・不整合な変遷が多数存在する。

 

・大阪府警科学捜査研究所員が行なった火災の再現実験の結果、火災発生当時はシャッターを閉めた密閉空間状態だった駐車場内に駐車されていたホンダ・ストリートの燃料タンクの不具合によりガソリンが燃料タンクから漏出して気化し、それが駐車場に接する風呂釜の種火に燃え移り発火した可能性が高いと判断された。

 

・2人と長男及び長女はいずれも円満な家族関係を形成していて、家族間に感情的な紛争・不和などの問題点は無かった。

 

・朴龍晧は、自分が軟弱で臆病だったため「否認したら死刑になる」との刑事の主張を真に受けて自白したとしている。

 

引用:東住吉事件 – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/

 

弁護側は無期懲役の最高裁判決に対して、物証も目撃証言もないにもかかわらず、自白の強要による自供だけを根拠とした冤罪として再審を請求し、2012年に再審開始が決定しました。

 

しかし、検察側の抗告によりその決定が取り消されていました。

 

「再審・えん罪事件全国連絡会」によると、実はこの期間に、弁護側も検察側もそれぞれが火災の再現実験を重ねていたと言います。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

そして実験の結果、供述通りに7.3リットルのガソリンを、浴室に隣接した密閉状態だった駐車場に撒くと、気化したガソリンにより、撒いた本人が火だるまになることが実証され、住宅の火災は自然発火だと証明されたそうです。

 

以上が、弁護人や支援者の主張となります。この意見だけを見ると、確かに青木恵子さんと朴龍晧さんは無実のようにも思えるのですが…。

 

 

「東住吉事件」前に朴龍晧が青木恵子の娘・青木めぐみに性的暴行していたことが判明 

 

朴龍晧が青木恵子の連れ子・めぐみさんに性的虐待をしていた!

 

「東住吉事件は本当に冤罪だったのかも…」世間にもそんな空気が流れ始めた頃、朴龍晧さんの手記が公表されました。

 

その中で被害者となった青木めぐみさんに対して、朴龍晧が性的虐待を行っていたとの内容が含まれており、ネットを中心に大炎上することになります。

 

 

出典:http://livedoor.blogimg.jp/

 

十年以上経っても、火事から子供を救助できずに死なせてしまった重い自責の念と性的虐待をした重い自責の念とが心に取り憑いていて、心が裂ける程激しく締め付けられます〉焼死した女児への許されざる行為が心の呵責となり、偽りの自白へと導いていったという理屈で、女児については、

 

本当に助けたかった(中略)熱くて中に飛び込めなかった自分が恨めしい。この命をあげてでも子供を生き返らせたい

 

引用:新聞は一切書かない東住吉放火冤罪「釈放男」が女児に許されざる暴行 https://www.dailyshincho.jp/

 

あまりにサラっと当然のように書かかれているので、思わず読み流してしまいそうですが、スゴいことが書かれていることがわかります。

 

当然、ネットを中心に大騒ぎに発展します。その主な声を拾ってみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再審が決定し、「東住吉事件」の公判が無罪へと大きく舵を切っていく中での、この事実。

 

なぜか多くのマスコミは、朴龍晧さんが青木めぐみさんに日常的に性的虐待を行っていたことについては、特に触れることはありませんでした…。

 

 

 

「東住吉事件」の真相

 

この「東住吉事件」では、警察が自白を強要していたことが問題となりました。

 

斎藤ともよ弁護士が、当番弁護士として青木恵子さんに最初に接見した時の様子について、次のように語っています。

 

 

出典:http://tamutamu2011.kuronowish.com/

 

 「やったのですか」

 

 「やっていません」

 

21年前の7年9月11日、大阪府警東住吉署の接見室。当番弁護士として駆け付けた斎藤ともよ弁護士(大阪弁護士会)に、青木さんはこう訴えた。

 

前日に逮捕され、すでに1回目の自白をしていた。容疑を認めていると思っていた斎藤弁護士は青木さんの言葉に驚き、「調書に事実と違う部分があったら、署名を拒否しなければ」と助言した。青木さんは力なくつぶやいた。

 

「怒鳴られるから怖いんです」

 

斎藤弁護士はその日の接見メモに「取り調べはかなり強引な様子。耳元で怒鳴ったり、脅したり。青木は憔悴しきっていて、しゃべる元気もない」と書いた。

 

引用:【東住吉女児焼死再審】怒鳴られて怖くて…「自白」と闘った弁護団の20年 青木さん、朴さん10日に再審無罪へ https://www.sankei.com/

 

青木恵子さんは、暴力こそ振るわれていなかったものの、屈強な刑事に連日大声で怒鳴られれば、その恐怖から逃れるためについ自白してしまった…なんてことは十分にあり得るでしょう。

 

しかも、朴龍晧さんに対しては、次のようなかなり酷い取り調べが行われた事実もあったことが分かっています。

 

 

出典:http://ol-spa.seesaa.net/

 

火災発生から50日後に警察に連行された青木さん、朴さんは、任意捜査であることも、黙秘権があることも告知されないまま事情聴取されました。否認すると刑事が大声でどなりつけ、「おまえがやった」と決め付けられました。

 

朴さんは、首を絞める、足をける、書類の束で頭をなぐるなどの暴行を受け、「否認すれば死刑になるぞ」という脅しを受け、犯人になったことを想像しながら「自白」をせざるをえませんでした。

 

引用:東住吉事件 検察、有罪立証せず/大阪地裁 再審公判始まる/朴さんの無罪 8月に判決へ http://www.jcp.or.jp/

 

しかも、前述の手記にもあったように、朴龍晧さんには青木めぐみさんに性的虐待をしていたという負い目もあったわけですから、その弱みにつけこまれた部分もあったと想像できます。

 

もしもこのような強引な取り調べが行われていたとすれば、警察側にもかなりの問題があったと言わざるを得ません。

 

 

「東住吉事件」で青木恵子と朴龍晧の無罪が確定!20年ぶりに息子に再会

 

無期懲役刑が確定し服役していた青木恵子さんと朴龍晧さんには、2016年8月10日に無罪が言い渡され、10月26日に20年ぶりに釈放されています。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

青木恵子さんは支援者から花束を渡され、待ち構える報道陣の前で「やっと当たり前の世界に戻れた」と喜ぶとともに「子供との時間を取り戻せない。それが悔しい」と顔を歪める場面も…。

 

そして青木恵子さんは、その足で大阪市東住吉区の火災現場に立ち寄り、「助けてあげられなくてごめんね」と、亡き娘・青木めぐみさんに手を合わせたと言います。

 

 

20年ぶりに息子に再会した青木恵子は念願だっためぐみさんの墓参りへ

 

そんな青木恵子さんが、事件後1人残された息子さんと再会できたのは、息子さんの仕事の都合で日付が変わった、10月27日の午前0時過ぎのことでした。

 

 

出典:https://www.jprime.jp/

20年ぶりに息子と再会した青木恵子さん

 

火災事故当時、小学6年生の青木めぐみさんが焼死した時、息子さんはまだ8歳でした。その後、両親の逮捕により引き裂かれた親子は、20年ぶりの抱擁を交わしました。

 

 

抱きしめる母の顔はくしゃくしゃ。長男は「お帰りなさい」と声をかけ、長い抱擁の途中、遠くを見るような照れ隠しの表情もみせた。無理もない。29歳になって50歳を越えた母親と抱き合う姿をバチバチ撮られれば恥ずかしくてたまらない。

 

「8歳でしたから抱っこできたけど、29歳になって抱っこできない。逆に私が抱っこされる側になり、改めて離された時間を感じます」と、恵子さんは涙が止まらなかった。

 

引用:20年ぶりに釈放された青木恵子さん「一睡もできなかった」 https://www.jprime.jp/

 

一夜明けて、10月27日の正午ごろ、青木恵子さんと息子さんは、念願の親子揃ってのお墓参りを果たしています。

 

 

出典:http://up.gc-img.net/

 

青木めぐみさんの四十九日法要を済ませ、遺骨をお寺に預けた直後に逮捕された青木恵子にとっては、初めての青木めぐみさんの墓参りだったそうです。

 

 

「東住吉事件」の現在も残る青木恵子と朴龍晧に対する疑惑

 

しかし、この「東住吉事件」には、なぜか報道されない事実や、弁護人や支援者らの主張だけでは、青木恵子さんと朴龍晧さんが決して無実とは言えない疑問点も数多く存在するんですよね。

 

主な疑問点をまとめてみると…

 

・小6女児の膣内から朴龍晧の精液

・朴龍晧は性的虐待を繰り返してた

・集合住宅から一軒家に引っ越してすぐの火事だった

・支出が収入を上回る状態が続いていた

・なのに4050万円のマンションを購入している

・頭金の支払期日が近づいていた

・借金まみれなのに女児に1500万円の保険金

・めぐみさんの死亡直後に保険金を請求していた

 

まず、多くの人が最も疑問に感じているのは、朴龍晧さんによる青木めぐみさんに対する性的虐待に関して、大きく取り上げられていないことです。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

また、引っ越してすぐの火災だったこと、当時の家族の経済状況では無謀な高額なマンション購入など、弁護人や支援者の主張だけをもって、2人の無罪判決を素直に受け入れることは難しいと言えます。

 

 

青木めぐみさんに掛けられた生命保険について

 

また、青木恵子は釈放された後、実の娘である青木めぐみさんに掛けられた、高額な生命保険について、次のように説明してます。

 

 

生命保険と聞くと“殺ったのでは”と疑いがち。しかし、学資保険のようなもので、保険外交員に執拗に勧誘され、火事の3年近く前に加入している。

 

引用:20年ぶりに釈放された青木恵子さん「一睡もできなかった」 https://www.jprime.jp/

 

 

出典:http://livedoor.blogimg.jp/

 

一見すると筋が通っているようにも見えますが、当時の家族の経済状況を考えると、到底理解できないんですよね。

 

つまり、支出が収入を上回る状態だった苦しい生活の中で、子供の将来に備えた学資保険とは言え、子供に対して死亡時支払金が1500万円もの高額な生命保険をかける親がいるでしょうか?

 

そもそも、万が一にも子供が死亡すれば、その後の学費を用立てる必要もなくなるわけですしね。

 

また、この点について次のような鋭い指摘もありました。

 

 

生命保険は娘と同額以上、息子 母親 父親にもかけていたのかどうか?

これって最重要だよ。

娘だけなら当然、100%殺人事件だよ。

放火して焼き殺して保険金を取るなんてことがあるとしたら鬼畜だよ。

冤罪だろうがなんだろうが、大体、性的虐待していた奴を許せるか!!!

まして、焼き殺した可能性あるなら、なにがなんでも無罪だと確信できない限り、絶対無期懲役を維持するべき。

冤罪かもしれないなんてレベルで絶対、刑務所から出すな!

もし本当に焼き殺されて1500万円の保険金を詐欺詐取したのなら

殺された娘さんが無念でたまらない!!!!!

 

引用:【裁判】1995年に東住吉区で小6女児が死亡した火災、大阪高裁も再審開始認める…殺人罪などで無期懲役が確定した母親らの刑の執行停止★4 http://ai.2ch.sc/

 

 

証拠の矛盾で無罪を勝ち取る新手法がトレンド?

 

最後に、誰でも簡単に冤罪を勝ち取ることができる手法が紹介されていましたので、載せておきましょう。

 

まず、取り調べの段階で観念したと見せかけて、わざと事実と矛盾するような供述(警察が想定しているストーリーに沿っておくとなお良し)をしておきます。

 

そして、裁判で有罪判決を受けた後に…証拠(供述)の矛盾をタテに、無罪を主張し大騒ぎをします。

 

すると…なんと言うことでしょう!人権派の弁護士や支援者たちがホイホイ集まってくるではありませんか~!

 

その後は、ひたすら彼らからの同情を買うように心がけておきさえすれば、必ずやあなたは無罪を勝ち取ることができるでしょう。この人たちのように…。

 

 

出典:https://www.asahi.com/

 

一旦、嘘の自白をしておいて、

有罪判決後、証拠の矛盾で釈放無罪を得るのが

この頃のトレンドみたいだね。

捜査、証拠集めを打ち切らせる効果もあるし

逆転無罪の可能性は高いわな。

 

引用:【裁判】元被告2人、きょう中に釈放へ 大阪の女児死亡火災再審 大阪高裁 http://ai.2ch.sc/

 

以上、青木恵子さん、朴龍晧さんが冤罪か否かについての考察を含め、あくまで個人の見解に過ぎないことを、お断りしておきたいと思います。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

今回の記事をまとめると…

 

・東住吉事件は、1995年7月22日に起こった青木めぐみさん(当時11歳)が亡くなった火災事件(事故)

・東住吉事件はその後、焼死した青木めぐみさんに多額の保険金がかけられていることが判明し、保険金目当ての殺人事件として実母・青木恵さんと内縁の夫・朴龍晧さんが逮捕された

・青木恵子さんと朴龍晧さんは、裁判では警察に自白を強要されたとして無罪を主張するも、無期懲役が確定した

・内縁の夫・朴龍晧さんは青木めぐみさんに対して、日常的に性的虐待を繰り返していたことを手記で公表した

・2016年8月10日、青木恵子さんと朴龍晧さんに無罪が言い渡され、20年ぶりに釈放された

・事件後、1人残された息子は、青木恵子さんが釈放された翌日、親子揃って姉・青木めぐみさんの墓参りをした

 

出典:https://twitter.com/

 

果たして、「東住吉事件」の青木恵子さんと朴龍晧さんは本当に冤罪だったのでしょうか?

 

今回の事件は調べれば調べるほど、一旦は無期懲役との判決を導いた証拠が、よくよく調べてみると事実と矛盾していただけ…のように感じました。

 

つまり、あくまで無罪ではなく、有罪とは言えなくなってしまった…ってだけなんですよね。

 

「疑わしきは罰せず」の原則から、法律的には今回の結論に妥当性があるのでしょう。

 

が、しかし!少なくとも…

 

① 内縁の夫・朴龍晧が、連れ子である青木めぐみさんを日常的に性的虐待を繰り返していたこと

② 夫婦に200万円もの借金があったにもかかわらず、なぜか実娘に高額な生命保険をかけていたこと

 

この2点だけでも、まともな感覚を持っている人であれば、客観的に見て“殺ってる”としか思えないのではないでしょうか?あくまで個人の見解ですが…。

 

最後に、この「東住吉事件」によりお亡くなりになった、青木めぐみさんのご冥福を心よりお祈りいたします。

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